2006年 07月 16日
F1:第11戦フランスGP予選 フェラーリ、2戦連続フロント・ロー独占!!
f0058896_239184.jpg

P. No ドライバー チーム - エンジン タイヤ タイム 平均速度/Gaps
1. 5 M.シューマッハ フェラーリ B 1'15"493 210.345 Km/h
2. 6 F.マッサ フェラーリ B 1'15"510 210.298 Km/h
3. 1 F.アロンソ ルノー M 1'15"785 209.535 Km/h
4. 8 J.トゥルーリ トヨタ B 1'16"036 208.843 Km/h
5. 7 R.シューマッハ トヨタ B 1'16"091 208.692 Km/h
6. 3 K.ライコネン マクラーレンメルセデス M 1'16"281 208.172 Km/h
7. 2 G.フィジケラ ルノー M 1'16"345 207.998 Km/h
8. 4 P.デ・ラ・ロサ マクラーレンメルセデス M 1'16"632 207.219 Km/h
9. 10 N.ロズベルグ ウィリアムズコスワース B 1'18"272 202.877 Km/h
10. 14 D.クルサード レッドブルフェラーリ M 1'18"663 201.869 Km/h
undefined
11. 9 M.ウェバー ウィリアムズコスワース B 1'16"129 208.588 Km/h
12. 16 N.ハイドフェルド BMWザウバー M 1'16"294 208.137 Km/h
13. 15 C.クリエン レッドブルフェラーリ M 1'16"433 207.758 Km/h
14. 11 R.バリチェロ Honda M 1'17"027 206.156 Km/h
15. 21 S.スピード トロ・ロッソコスワース M 1'17"063 206.060 Km/h
16. 19 C.アルバース ミッドランドトヨタ B 1'17"105 205.948 Km/h
undefined
17. 20 V.リウッツィ トロ・ロッソコスワース M 1'17"164 205.790 Km/h
18. 17 J.ビルヌーブ BMWザウバー M 1'17"304 205.418 Km/h
19. 12 J.バトン Honda M 1'17"495 204.911 Km/h
20. 18 T.モンテイロ ミッドランドトヨタ B 1'17"589 204.663 Km/h
21. 23 F.モンタニー SAF1 Honda B 1'18"637 201.935 Km/h
22. 22 佐藤琢磨 SAF1 Honda B 1'18"845 201.403 Km/h

■ ロズベルグはエンジン交換のため10グリッド降格
結果についてはF1-Live.comを参照


 トップの写真は、決勝のようなシーンですが、予選のシーンです。今回の予選は違った意味で楽しかったですね。アロンソとミハエルの駆け引きがちょっと見所でした。
 それでは早速予選を振り返ってみましょう!!



 気温34度、路面温度は52度~54度まで上昇したフランスGPの予選コンディション。灼熱地獄にタイヤの寿命も更に縮まり、BS・MI陣営がどのようなタイヤを持ち込んできているのかに注目が集まった。
 FP3では、タイヤを温存するチームが続出し、アロンソもFP2で使用した1セットを永遠引っ張っていた。またフェラーリ陣営は両ドライバーともトラブルで、1桁周しか走行が出来ておらず、予選に不安を残した。戦前の予想ではルノー有利と言われていたが、果たして…

■ Qualify 1 
f0058896_2465742.jpg

驚きは、FP3でトップタイムを出したヴィルヌーブがノックアウトしてしまったこと。FP3のトップタイムをマークした人が、トラブル以外でノックアウトしたのはヴィルヌーブが恐らく初の不名誉な記録保持者となったはずだ。Q3で渋滞にはまったと言うのがお約束の弁論だが、もうそれって言い訳にならないんじゃ…
f0058896_2511060.jpg

そして、ここにも同じ言い訳をしている人が…
バトン、今年2度目のQ1落ち。この人は走りにムラがありすぎる。彼がトップドライバーになれないのはコンスタントに成績が残せないからだろう。どん底のルノーにいたときもそう。常にフィジコの後塵を拝していた。最初バリチェロが不振のどん底に喘いでいたのに、今や立場は全く逆転。ポイントもバトンとバリチェロは並んでおり、バトンへの風当たりが今後強くなりそうだ。
f0058896_2553485.jpg

バリチェロは何とかQ2まで進んだが、曲がらない車に悪戦苦闘。止まらない・曲がらない・グリップしないで、このような低中速テクニカルコースでは極めて厳しそう。ハンガリーもどん底に喘ぎそう…
Q1では、17位からリウッツィ、ヴィルヌーブ、バトン、モンテイロ、モンタニー、琢磨の順でノックアウトした。
f0058896_2575934.jpg

モンタニー:「ワタシノヨセンハ、ココマデデース。シンシャ、ハシラセタカッタデース。(何故カタカナなの?)」


■ Qualify 2
終盤に、クルサード、クリエン、ウェバー、ロズベルグ、ハイドフェルド、バリチェロの激しい9位10位争いが勃発。1位~8位まで、フェラーリ・ルノー・マクラーレン・トヨタが独占していたので、残る枠は2つ。
f0058896_331161.jpg

激しいサバイバルが繰り広げられたが、ベテランのクルサードと、グリッド降格が決まっているロスベルグが意地を見せ、残りの4人はあえなくノックダウンとなってしまった。しかしこの枠が少ない中の争いって、チームメイト同士で10番手を争ったりしてなんか切ない…これも実力主義なだけに仕方が無いんだけど…
マクラーレンのモントーヤの代役デ・ラ・ロサも8位で通過。
f0058896_341353.jpg

デ・ラ・ロサ「あちぃー、車まがんねー…」

BS勢5台、MI勢5台のイーブンの状況で、タイヤファクターの絡んだQ3へと続いていく。


■ Qualify 3
 今回、いつもと違った見せ場が合ったのはQ3。写真で流れを追いたい。
 まず、アロンソがトップで走ろうとピットを出ようとした瞬間…
f0058896_355336.jpg

 フェラーリのミハエルが、アロンソの前にノーズをねじ込む。嫌がらせとも言える駆け引き。ここに、アロンソvsミハエルの激しい戦いが始まる。
f0058896_37143.jpg

 一度は前に出たミハエルだが、このごアロンソはミハエルの横に車をつけて、グリーンフラッグを待つ。意地でもミハエルの前に出るつもりだ。
 Q3スタート。タッチの差でアロンソがトップを奪うQ3の出足でこんなにスリリングだなんて今までかつてあっただろうか。しかし、今度はミハエルが逆襲に出る。
f0058896_3291189.jpg

 何とアロンソのスリップから、アデレードヘアピンでアロンソのインを突いてパス!!明らかにやったりやり返すミハエル。なんか凄い事になってきた…
f0058896_3293065.jpg

アデレードヘアピンを抜けた後も、クロスラインでやりあう二人。あのー、予選なんですが(^^ゞ

しかし、ペースが上がってきたアロンソ。今度はアロンソがまたまたやり返す。
f0058896_3111080.jpg

アデレードヘアピンで今度は、アロンソがミハエルをパス。
f0058896_3114623.jpg

その出口以降、またクロスラインでやりあう二人。これ予選ですよね…(滝汗)
f0058896_3121926.jpg

結局この2人はピットも同時、その後もタイムアタックもほぼ同時に行っていた。

タイムアタックは、デ・ラ・ロサのピットインから始まっていく。
フェラーリ・ルノー・マクラーレンは2回アタックに対して、トヨタは1アタック。ロズベルグとクルサードはニュー温存で、タイヤ交換せずにアタックをしていた。
 アロンソとミハエルはアロンソが若干先を走りながらもほぼ同時にアタックラップに突入。アロンソが刻んだタイムを更にミハエルがコンマ2~3秒塗り替えて2回のアタックが終了。ミハエルがアロンソを完全に抑えた。そして2番手にマッサが飛び込んできて、フェラーリは1-2を形成!!
f0058896_3173077.jpg

フロントローの独占に、ピットクルーも盛り上がる。
逆にルノーは、フィジコが7番手。タイヤ選択やストラテジーの違いも指摘されているが、展開しだいでは援護が望めないかもしれない。
f0058896_3183125.jpg

葉巻のおじさんも苦笑い。こんなはずじゃなかった…
何でマッサはいるのに、フィジケラはいないんだっ!?

トヨタ勢好調!!4位5位は今年2回目の表彰台も充分射程圏内だ!!

今回のタイヤは、BSが思いっきり攻めたタイヤ、(プライムがソフトと言うことからも攻めの姿勢が窺える)MIは10スペックも持ち込みながらちょっとコンサバなタイヤだったのが予選の結果に現れた。
しかし、レースペースはどうだろうか?レースペースは若干MI有利と予想されている。
その予想を後押しする1つのファクターは、Q3のバーンアウトラップ。1度抜かれたアロンソが、セッション中頃にミハエルを抜き返したシーンを根拠にしているようだ。
ロングランは、MIが良いと予想している人が多いようだがはたしてどうだろうか?

明日も間違いなく、高温なので、タイヤの要素は明日、全貌が見えてくるだろう。
ルノー+ミシュラン、両陣営の母国GPでまたしてもフェラーリに屈するのか?
それともアロンソが意地で、両陣営に母国Winをプレゼントするのか?
決勝は日本時間17日21時。
明日もイタリアvsフランス!!楽しみな1戦だ!!
[PR]

by R-130 | 2006-07-16 21:53 | ∟F1 2006 Quaurify


<< F1:第11戦フランスGP決勝...      日々の雑記:結婚記念日 >>