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2007年 08月 23日
サッカー:プレミア3節 マンUやばいかも…
 本来なら第2週、という表現が正しいのかもしれないけどとりあえず3節と言う表現にしておきます。
 3節は、J-Sportsさんも5試合放送と言う大盤振る舞いだったんですが、自分が見たのはリバプール-チェルシー戦とマンチェスターダービーの連続観戦。今年もプレミアの季節を無事迎えることが出来て嬉しい限りです。プレミアを生観戦できる喜びを噛みしめながら観戦したんですが…



 まずは、マンチェスターダービー。
 しかし、マンCのスタメンを見てびっくり。去年の面影を探す方が難しくなりましたね。
 リチャーズ、ダン、ハマンくらいでしょうか(汗)
 MF、FWはなかなか魅力的ですね。エリクソンの戦術が浸透すれば、4強を脅かす戦力になりうると思います(今年のプレミアはそんなチームが沢山いますね)。エラーノ、ボジノフ、ビアンキ、そしてペトロフ…ツボにはまれば手がつけられなさそうです。欲を言えば、DFラインにもう少し核となり得る補強があればいいと思います。

 一方のマンUはご案内のように、ルーニーが骨折で長期離脱、クリロナもサスペンションを消化中でチーム力は大幅ダウン。
 新戦力のハーグリーブスとナニをスタメンに入れて何とか体裁を整えようとしましたが…

 しかし、試合はまだシーズン序盤と言うこともあってか残念ながらスペクタクルな試合とはいえませんでした。
 この試合唯一のジオバンニのゴールは、ヴィディッチに当たってコースが変わって入ったラッキーな代物で、それ以外にマンCがマンUゴールを脅かしたシーンはゼロ。まだまだ入れ替えが激しいだけに、連携や監督の指示の浸透には相当時間がかかりそうです。
 また、これがデビュー戦のボジノフはいきなり負傷で、復帰までに半年かかるそうです…まだビアンキ、エラーノ、ムペンザといますが…はっきり言って大誤算でしょうねぇ。

 一方のマンUは、昨年のような攻撃にスムースさと破壊力が感じられません。まあ、主力2枚+ネビルを欠き、テベスもコパ・アメリカ明けでコンディション悪と言うことを踏まえれば仕方がないんでしょうが、それにしても今回は両SBの出来が酷かった。エヴラもまだまだ、ブラウンに至ってはRSBはまるでダメですね。ハーグリーブスを回した方が良い様な気がする。

 そのハーグリーブスが加入した中盤ですが、守備に関してはまずまず機能するものの攻撃に関すると全員の位置取りが中途半端なんですよね。スコルジーも思い切って前に行くわけでもなく、キャリックも前に行っていいのかどうか迷っている感じで…この辺も連携ももっともっと深める必要がありそうですね。

 結局マンUの拙攻も手伝って、棚ぼたの1点を守りきったマンCが92-93シーズン以来の3連勝で首位。一方のマンUも92-93シーズン以来の2分1敗という予想外の低空飛行…
 しかし、この92-93シーズン、2分1敗だったマンUはリーグ優勝しているんですよね。歴史って意外と…ってそんな奇跡はないかw



 リバプールvsチェルシー戦は、ジェラードの素晴らしいバックスピンのかかったスルーパスに、トーレスが反応して、ベン・ハイムを一瞬の駆け引きで置き去りにして、素晴らしい右足のシュート!!反応がよかったツェフのボール1個分右を抜けて右ポストに当たってゴールと言う、美しいスタートで幕が上がりました。
 すごいです、トーレス。これで気をよくして活躍を続ければ、リバプールがマジで優勝してしまいそうな気がします。
 チェルシーは、前半は支配率こそ高かったものの攻撃面では今一歩。プレシーズンマッチでも試された、ライト・フィリップスを中盤の1角で使う4-3-3を使ってきましたが、LWGで起用されたマルダも周囲との連携が今一歩で、機能しているとは言いがたかったですね。

 後半は支配率もリバプールが高め、いよいよ防戦一方のチェルシーでしたが主審のロブ・スタイルズが、自身も誤審と認めるPKをチェルシーに与えてしまい、1-1の同点に。その後、リバプールは選手をガンガン入れ替えて反撃を試みるも、今回は打つ手無しと見たモウリーニョが逃げ切り采配を敷いてまんまと逃げ切り、リバプールが勝点3の内容のドローでした。
 しかしこのスタイルズと言う審判、あまりにもレフェリングがお粗末でした。(・_・)ノ□ イエローカード10枚が乱れ飛び、しかも後半、PKの誤審に続き、エッシェンに2枚目のカードを出したような仕草を見せて我々を混乱。結局あのカードはテリーに出されたものでしたが、あのような誤解を招くレフェリングは問題外です。好カードにはやはり審判もプレッシャーがかかるのか、誤審もついつい多くなるそうですがやはり、あの捌き方はプロフェッショナルとはいえませんでした。

 しかし、リバプールの今年の布陣は改めてすごいですね。
 後半左サイドで出てきたバベルも、ものすごいミドルがありました。あれたしか20歳ぐらいですよね。末恐ろしいですね。きちんと指導を受ければいい選手になりそう。
 昨年は危なっかしかったペナントもベナユンの移籍で奮起しているのか今年は序盤から好調そうです。中盤から前は申し分なく厚くなりました。
 …それだけにDFラインは相変わらず物足りなさ爆発です。ピーピアも移籍の話が出ていますが、現状の層では放出できるわけもありません。エインセもレアル・マドリーに奪われて尚も厳しい状態が続きそうですね。



 さて、3節を終わって首位は前述のシチズンズ。3連勝無失点!!またしてもエリクソンの株が上がってしまいそうです。たまたまだと思うんですけどねー。
 2位には負け試合濃厚を審判によって救われ大きな勝点1を稼ぎ2勝1分勝ち点7のチェルシー。運も実力の内、この勝ち点1は後々物を言いそうな気がしますねー。
 八百屋の気になるチームとしては、個人的に応援しているエバートンがとりあえず2勝1敗。いいですねー。FWのヤクブも獲得して、UEFACupに向けての補強も着々。今年もやってくれそうです、頑張れ!!アルテタ!!
 後、キーンが率いるサンダーランドは1勝1分1敗で11位。ダービーやバーミンガムら残りの昇格組みがいきなり降格圏にさまよっていることを考えれば見事ですね。

 後、超豪華なFWで話題沸騰だったスパーズは1勝2敗で、早くもヨル監督は更迭の危機です。なんと後任にリッピ監督の噂が出ています。後、レドナップも噂されていますね。果たしてスパーズはヨル監督が立て直すのか、それともいきなり監督更迭劇が飛び出すのか…こちらも早くも見物になってきました。

 今年もプレミアが楽しみですね~(^^ゞ
 
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by R-130 | 2007-08-23 21:52 | ∟Premierleage 07-08
2007年 05月 21日
サッカー:FACup決勝 ドログバの神通力でチェルシーが優勝
 日本時間の19日の夜に行われたFACup決勝。同時刻でJ-Sportsでブンデスリーガの最終節も行われていましたが、八百屋は浮気せずFACup1本に絞って観戦(^^ゞいきなり横道で恐縮ですが、ブンデスリーガは残念ながら今年もシャルケは優勝を飾ることが出来ませんでした。今年は4-3-3にシステムを変更し攻撃的なサッカーで見るものを楽しませてくれましたが、残念ながら攻撃的過ぎるが故の"取りこぼし(しかも負けが多い)"に泣きました。と言うことで、奇跡は起きずにシュトゥットガルトが優勝です。

 さて、イングランドの今季のトリを飾るFACup決勝。昨年はリバプールとウエストハムが死闘を演じましたが、今年は所謂2強の順当対決。どのような試合だったのか、簡単に振り返りたい。


■ マンチェスター・ユナイテッド  4-3-3

        ルーニー

ギグス             ロナウド

   スコールズ   フレッチャー

        キャリック

エインセ ヴィデッチ ファーディナンド ブラウン

        ファン・デルサール
【交代】

 フレッチャー   →   スミス ('92)
 ギグス   →   スールシャール ('122)
 キャリック   →   オシェイ ('122)

 個人的に、DFラインのこの並びは対人関係における守備力としてはマンU最強ではないかと思う。(RSBのポジショニングではネヴィルだが)ただ、エインセにしてもブラウンにしてもSBが本職ではないだけに、クロスの精度が悪すぎた。
 スールシャールとオシェイはPK要員か。PK戦はなかったが…


■ チェルシー  4-3-3

J・コール    ドログバ    ライト・フィリップス

     ランパード    ミケウ

          マケレレ

ブリッジ  テリー  エッシェン  フェレイラ

          ツェフ
【交代】

 J・コール   →   ロッベン ('46)
 ライト・フィリップス   →   カルー ('94)
 ロッベン   →   A・コール ('108)

 怪我人続出で、GKのイラリオをFW登録するのでは、とサイトに情報が飛び交うほど逼迫していた選手層だが、A・コール、ロッベンは不可能、といわれながら実際に試合に出た。戦前の登録問題はただの嘘なんだとすればがっかりな話だが、たまたま戻って来れたんだとすればすごい話である。ただ、ロッベンは試合中にさらに別の箇所を傷めて、これまた本調子でないA・コールと交代している。


 試合前には、選手の頭数が足りないと悲壮感を漂わせていたモウリーニョだったが、いざベンチを見れば、A・コールやロッベンが入っている。モウリーニョのスタンスとして、プレーできない選手はベンチに入れないので、ひょっとしたら出場の可能性があるのか…と仰天したが…
 マンUはネヴィルが間に合わなかったがその他はほぼベストの布陣。戦前の予想では、層の薄いチェルシーをマンUがボコボコにするような展開もあるかと思ったが…さすがはチェルシー、そんなやわなチームではなかった。

 試合は、中盤を激しく潰しあう試合に。強豪同士が、失点を嫌うとこのような試合展開によくなるが、プレミア特有の激しい守備も相まって(Jだと相当笛吹かれるんじゃないかってくらい、激しいプレーがオンプレーになるのがプレミアのいいところである)前半は一進一退の攻防だった。
 特にチェルシーの中盤から最終ラインの守備は、隙を見せなかった。集中し、マンUの決定的な攻撃を未然に防いでいた。ロナウドには常時2人ついて、中への切れ込みを警戒しコースを切ってサイドに流すように徹底していた。ある程度時間をかけさせれば、クロスについては対処できるという自信があったのだろう。それともモウリーニョの指示だったのかもしれない。実際ロナウドからのクロスはテリーやエッシェンがしっかり対応していた。
 一方のチェルシーの最近のお家芸(と言うかこれしかないというのもあるが)ドログバへのロングボールは、復活したヴィデッチとファーディナンドの鉄壁コンビがほぼ完封していた。マンUは、スコールズの組み立てを中心に攻撃を図るが、ルーニーが今日は若干コンディションが悪かったように見える、それでも良く動いて攻守にわたり活躍、チャンスメイクもしていたが…それだけチェルシーのDFが抜け目無かったのかもしれない。

 前半。
 最初のチャンスは22分。
 チェルシーのカウンター。中盤でJ・コール→ドログバ。守備が整っておらずずるずる下がるDFラインを尻目にドログバがドリブルで仕掛けてシュートコースを作り右にも誓えてシュートするも枠の上に。
 30分、今日最初の点が入ってもおかしくなかったシーンはチェルシー。
 ライト・フィリップスがマンUの右サイドでためて走りこんできたランパードにうまくパス。ランパードの相手DFの股間を抜くシュートは、ファン・デルサールが読んでいたのかしっかり対応していた。
 34分はマンU反撃。
 スコールズの柔らかいロングパスロナウドにピタリと渡って反転しシュートするが左へそれる。
 前半は潰しあいの中0-0で経過。

 後半。
 最初からいきなりJ・コールoutロッベンin。
 47分、マケレレのトラップミスをルーニーがスティールしてそのままチェイスするマケレレを振り切ってシュートするもツェフがグッドセーブ。マンU子の試合最初の決定的なチャンス。
 56分。スコールズのまたしても自陣からの正確なロングフィードが左サイドのギグスへ。ギグスはダイレクトボレーであわせるが若干ボールの下を叩いてしまい枠の上。
 62分には、ロッベンが左サイドから2人を交わして中に切れ込みシュートを放つもこれはファン・デルサールの正面。
 63分。ルーニーが対峙していたエッシェンと入れ替わり左サイドを突破。最後少しドリブルが長くなり、飛び出したツェフが辛うじて先にキャッチしルーニーが吹っ飛ばされるも、これはもちろんPKは無し。
 90分。キャリックが左サイドに流れていたルーニーへ。ルーニーがフェレイラを振り切りシュートするもこれはエッシェンが身を投げ出してカバー。そう言えばフェレイラは前半、ロナウドにも振り切られていた。
 後半は、両者が徐々に攻撃的に行きだしてスペースが生じ、攻守の切替が早くなりカウンターも見ごたえがあった。

 延長。
 92分にフレッチャーに代えてスミス。94分、ライト・フィリップスに代えてカルー。
 103分。マンU最大のチャンス。    
 カウンターから、右サイドに流れたルーニーが絶妙のグラウンダーのクロス。
 走りこんでいるスミスにはわずかに届かなかったが、ギグスにはバッチリ合うかに見えたがギグスのシュートは当たり損ねて、ツェフがキャッチ。しかし、走りこんだ勢いでギグスが体ごとツェフを押し込み、ボールはゴールラインを割っていたが当然ノーゴール。ギグスがツェフを勢いで体ごと押し込めたのはツェフがキャッチした後。審判は笛すら吹かなかったが、正確に言えばキーパーチャージになるだろう。もちろんノーゴールの判定だ。ただ、イングランドのホスト局が、よっぽど"ゴールだろう"と言いたげにリプレイを流しまくっていたので、ディレクターはマンU贔屓なのかと思ってしまった。
 120分。またもマンUに劇的なチャンス。
 スコールズのこの試合何度も見る、超正確なロングフィードが今度はゴール前のルーニーの足元に収まる。も、これもツェフが飛び出して間一髪先に触り難を逃れる。

 そして、これらの危機を全て乗り越えた124分にチェルシーが決勝点。
 中盤のミケウからの構築。
 ドログバがゴール前でうまく受けて、右にいたランパードへショートパス。
 これをランパードか1-2で処理してドログバへ!!
 この1-2にヴィデッチ・ファーディナンドも一瞬対応が遅れ、最後慌てて飛び出したファン・デルサールも一歩間に合わずドログバのシュートがマンUゴールへ。
 これが決勝点となり、チェルシーが7年ぶり4度目のFACupの覇者となった。


 個人的にこの試合の感想を。
 ミケウはポジショニングは非常によくなった。後はパスの能力を高めれば、非凡な中盤として機能するかもしれない。モウリーニョはマケレレの後釜と考えているようだがうまく行けばマケレレ以上になるだろう。
 今年最大の驚きスコールズ。昔のプレースタイルとはガラリと変わって、視野の広さと正確なロングパスでこの試合もマンUを牽引していた。ベタなネタで恐縮だが、新しいウイイレでは彼のロングはス精度は95以上になることは想像に難くない。
 また、個々の選手のレベルが高く見ごたえのある試合だった。
 普通だったらタッチを割りそうなボールも割らない、それだけの技術がある。
 タックルも激しいけど、イタリアにありがちなダーティさがない。審判も必要以上に笛を吹かない(今回の審判は割りと吹いていたが)。だからプレー時間も長く、テンポも良い。
 今日の試合をつまらない、と形容する人も多いと思うし実際ブログに書かれている方はそういう人が多かった。
 でも、個人的には中々見ごたえのある試合だったと思う。

 今年のイングランドのサッカーシーンは、
 リーグ制覇 …  マンチェスター・ユナイテッド
 カーリングカップ … チェルシー
 FACup … チェルシー
 で、幕を閉じた。
 今週半ばに実施されるCL決勝で、リバプールはまたもビックイヤーを戴冠する事ができるだろうか?個人的には、ミランのチームとしてのピークが過ぎたような気がするので、その可能性は充分にあるように思える。
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by R-130 | 2007-05-21 12:40 | ∟Premierleague 06-07
2007年 05月 07日
サッカー:プレミア37節 マンU16回目のリーグ優勝を決める
 プレミアリーグは大詰めの37節。チェルシーとマンUの直接対決を待たずに優勝が決まってしまった。非常に残念である。
 しかも、勝負の行方は両試合ともPKによるものだった。

 土曜日に開催され、マンチェスターダービー。
 試合は、ロナウドが得たPKをしっかり決めてマンUが先制する。
 しかしその後は動きに精彩を欠き得点が出来ずに1-0のまま迎えた80分、今度はマンCがPK獲得するという、マンUにとっては悪夢のような展開が待ち受けていた。
 しかし、ヴァッセルのシュートをファン・デルサールが足で執念のセーブを見せて得点を許さずにそのままタイムアップ。
 マンUが王手をかけて、アーセナルvsチェルシーの結果を待つことになった。

 日曜日に開催された、アーセナルvsチェルシー。
 チェルシーは残りの試合3連勝しない限り優勝がありえなくなった。今節引き分けでも、マンUの優勝が決まってしまう。
 しかし、チェルシーは各選手の疲労を考慮して、ドログバ、A・コールをベンチにも入れなかった。FWは、左から、J・コール、カルー、ライト・フィリップスと言う純粋CFを欠く4-3-3の布陣に。CBはカルバーリョの穴を約2ヶ月ぶりスタメンのブラルースが埋める事となった。

 実はCLベスト4-2ndlegの前の試合で、カルバーリョを使わずブラルースを試すべきではないかとブログに書こうと思っていた。やはりカルバーリョにかかる負担が大きすぎで、いつ離脱してもおかしくない状況にもかかわらず、モウリーニョは大一番を控えた前の試合にもカルバーリョを起用。結果怪我を悪化させてしまったのだが、この試合を見て、ブラルースをどうしてモウリーニョが使わないのか改めてよくわかった試合になってしまった。
 モウリーニョのゲームプランを台無しにしたのは42分。ブラルースのバプティスタへの不用意な後方からのファウルだった。味方からの後方のパスに処理を誤ったブラルース。バプティスタに掻っ攫われそうになりたまらずファウル。これでブラルースは一発退場。勝たなければならない試合で、赤紙一発のPK献上と言う最悪のシナリオを書き上げて、ブラルースはエミレーツスタジアムを後にする。
 ブラルースの守備は前半からお粗末過ぎたがこんなオチまでついてくるとはさすがに予想しなかった。彼は来期間違いなく、チェルシーのメンバーから外れるだろう。

 PKをジウベルト・シウバがきっちり決めて1-0でアーセナルが前半を折り返し。敗色濃厚のチェルシーをこの男が発破をかける。
 その名は、ミカエル・エッシェン。ドログバ同様、ここぞと言うときにチェルシーを救ったチェルシーに必要不可欠の男である。
 10名と言う数的不利で防戦一方のチェルシーにあって、唯一のチャンスとなったCKのこぼれ球をライト・フィリップスが絶妙のクロス。エリア内に残っていたエッシェンがニアサイドで合わせて起死回生になりうる同点ゴールを叩き込む。
 この男の発奮に、諦めかけていたチェルシーイレブン(あ、ひとり少ないのでテン?)が発奮する。
 J・コールのレーマンの位置を見ての見事なシュートは残念ながらオフサイド。ロスタイムには、フレブのシュートを紙一重でふさいだツェフからのカウンターに、カルーが応え、逆転のシュートを放ったかに見えたがこれはレーマンの正面上に飛んでしまい、レーマンがパンチングで逃れ、万事休す。
 1-1でタイムアップ。10人のチェルシーが最後までアーセナルを追い詰めたが逆転には至らず、この瞬間、マンUの02-03ズン以来の16回目の優勝が決定した。

 しかし、モウリーニョ監督は素晴らしい。
 試合終了後、いきなりピッチに降り立ったモウリーニョは、アウェーシートに駆け寄ると、
"(チェルシーの)選手たちを褒めてやってくれ、拍手してくれ"
と言うジェスチャーを見せたのである。エミレーツに駆けつけたブルースファンは、全員スタンディングオーベーションでチェルシーの選手を迎えてくれた。
 モウリーニョもまた、選手一人一人に声をかけていた。この辺が選手たちに信頼されている所以だろう。

 カネに物を言わせて大物選手を吊り上げてくるチェルシーのやり方は嫌いである。
 しかし、モウリーニョの監督としての技量は本当に尊敬に値する。
 舌戦や心理戦を仕掛けすぎるきらいがあるが、それも勝ちたいがための彼なりのパフォーマンスである。是非、FACupでは今週で2つのタイトルを落とした無念を晴らしてもらいたい。
 そして、以前にも述べたとおり、脂モビッチは、モウリーニョをクビニしてはならない。彼をクビにすれば、有力選手の流出は避けられないだろう。

 最後にマンUの優勝について一言言わせてもらいたい。
 詳しい振り返りは後日行いたいが、 今シーズンのマンUは、特に攻撃力で絶大な力を発揮した。リーグで奪った得点はそれを物語っているし、正直それ以上に得点をとってもおかしくない位のパフォーマンスがあった。
 しかし、今シーズン開幕前に、マンUがここまで強さを見せるなんて予想した有識者は1人もいなかった。
 層は決して厚くないまま、今シーズンを迎えた感がある。

 しかし、それでも優勝できたのには三つの偶然が重なっている。

① ギグス、スコールズと言ったベテラン勢が殆ど故障することも無く、しかもいいコンディションで通年働けたこと
② アーセナル、リバプールと言ったビッグ4の内の2チームがあまりにも不甲斐なさ過ぎたこと
③ チェルシーに、マンU以上に怪我人が続出したこと

 特に偶然①は、本当に出来すぎの内容だった。
 スコールズ、ギグス共に出色の出来だった今シーズン、しかもほぼ安定したパフォーマンスを見せるなんて誰が想像したか。
 これは一歩間違えれば、ユナイテッドもガンナーズやレッズの仲間入りをしていた可能性が高いのだ。はっきり言ってこの優勝は奇跡的に近かった。ファーガソンの見通しは甘いと糾弾されてもおかしくないシーズンだったのだ。

 ただ、ルーニーやロナウド、そして前半戦の立役者のサハや季節労働者になったラーションの活躍は見逃せない。特にロナウドはこの1年で本当に成長した。
 来期はいい補強が出来れば、今年同様、チェルシーと互角の戦いが出来るだろう。

 奇跡に近い、と批判を交えつつも、今年のユナイテッドは本当に勝負強かった。
 そういう意味では、優勝に心から拍手を送りたい。
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by R-130 | 2007-05-07 02:35 | ∟Premierleague 06-07
2007年 04月 30日
サッカー:プレミア36節 チェルシーの逆転優勝3連覇は遠のく
 大詰めを迎えたプレミア06-07シーズン。残りも4-3試合。マンUとチェルシーの一騎打ち、UEFA圏内の熾烈な争い、そして残留争いと例年以上に盛り上がりを見せている。CLにも4枠中3チームが残るなど、リーグに勢いがあると言うことか。
 2強の結果は後に回して、まずはまずはリバプール、アーセナル絡みの結果から。
 土曜開催のポーツマスvsリバプールは、ポーツマスが2-1でリバプールを下し再びUEFA圏内の7位に浮上した(今年はカーリングカップでチェルシーが優勝しリーグではチェルシーの2位以上が確定しているので、UEFA枠は5-7位に与えられる)。当然リバプールはCLを見据えて大きくメンバーを落としており、リーグ順位も4位以上を確定させている為、余裕と言えば余裕である。
 アーセナルvsフルアムの試合は、1-1で拮抗していた終了間際に、アデバヨールとジウベウト・シウバが決めて3-1で突き放し勝利。残留争いの渦中のフルアムは勝ち点を上積みすることは出来なかった。

 残留争いでホットだったのが、ウィガンとウエストハムの17位18位直接対決。ウエストハムは猛攻でアウェーながらウィガンに0-3で大勝。得失点差の関係で順位こそ変わらなかったが、勝ち点35でついにウィガンに並んだ。テベスとマスチェラー問題で罰金も課せられると散々のウエストハムだが、試合はこの所気合のこもった内容で勝ち点を積み重ねている。昨年旋風を巻き起こしたウィガン、中盤には降格争いを脱したかに見えたがまた失速して終盤に再び残留争いに巻き込まれている。
 チャールトンはアウェーのブラックバーン戦。攻撃的布陣で臨むも後半守備が破綻して1-4で大敗。勝ち点の上積みはならずウエストハムと順位が入れ替わり19位にダウン。
 シェフイールド・ユナイテッドは降格の決まったワトフォードに1-0で辛勝。唯一の得点も相手のO.G.となかなか締まらない内容だった。
 これで 15位シェフィールド・U 勝ち点38 16位フルアム 勝ち点36 17位ウィガン 勝ち点35 18位ウエストハム 勝ち点35 19位チャールトン 勝ち点33。シェフィールドは今節勝ち点3を積み上げたものの全然ほっとできない状況である。

 さて、マンUとチェルシーの2チームは同時刻開催。土曜日の早い時間帯での試合が組まれた。
 マンUはアウェーでエバートン戦。チェルシーはホームでボルトン戦。日本時間20時45分、現地時間12時45分と言う早い時間でのキックオフとなった(CLを考慮してのものと思われる)。
 マンUとチェルシーのフォーメーションを簡単に。

■ チェルシー  4-3-3

 カルー   シェフチェンコ   ライト・フィリップス

     エッシェン      ディアッラ

          マケレレ

ブリッジ  テリー  カルバーリョ  ジェレミ

          ツェフ
【交代】

  カルバーリョ   →   ランパード ('29)
  シェフチェンコ   →   ドログバ ('46)
  ディアッラ   →   J・コール ('15)

 CLを見据えて、ドログバ、ランパード、A・コール、フェレイラ、J・コールがベンチスタート。バラックは怪我でベンチ入りせず。
 カルバーリョが怪我を押して出場していたが、更に悪化させランパードと交代。エッシェンをCBで起用してランパードを中盤に。
 後半、シェバ→ドログバでリバプール戦の再来とばかりにロングボールを多用し、最後はJ・コールまでつぎ込んでスクランブル体制で追い詰めるも…


■ マンU  4-4-2

      ルーニー   スミス

ギグス                スールシャール

      キャリック   スコールズ

エヴラ  エインセ   ブラウン  オシェイ

        ファン・デルサール
【交代】

 エヴラ   →   フレッチャー ('56)
 スミス   →   ロナウド  ('63)
 スールシャール   →   イーグルス ('87)


 
 ロナウドをベンチスタート。
 CLには、怪我しているDF人が戻ってこれる?との噂があり、今は我慢の時か。
 しかし、まさかまさか2点先制されようとは…
 ところがロナウドを投入してから勢いが全然違う。この辺は流石マンUと言ったところか。


 チャンネルをコロコロ変えながら2試合を掛け持ち観戦していたんだけど、なかなか手に汗握る内容に。
 正直一番やきもきしたのはスタジアムで観戦している両チームのサポの皆さんじゃないでしょうか…
 2試合ごちゃ混ぜになるけど簡単に試合を振り返りたい。

 マンUvsエバートンの1戦。エバートンはUEFA圏内に入っており、少しでも勝ち点を上積みしてUEFAカップを確実にしたいところ。
 よってエバートンのモチベーションは結構高い。好不調の波が激しいチームだが、ハマれバ充分に上位陣に一泡吹かせるスカッドを有している。八百屋大好きのアルテタも、気分屋さんだけど仕事するときし凄い仕事するからなぁ…と思いながら見ていたらいきなり先制はエバートン。
 12分。エブラのファールでゴール前のFK。スタッブスの強烈なFKにキャリックの足が当ってしまいコースが変わってゴールへ!!エバートン先制!!観客沸騰!!首位マンUに早い時間帯でゴールを奪い意気高揚。
 マンUは例によってペースを握るが今日はロナウドの不在が響いてか攻撃に若干迫力不足。あのロナウドの敵に向かって仕掛ける高速ドリブルが無いからだろうか…
 
 チェルシーvsボルトン戦。ボルトンもUEFA圏内の5位に位置しており、自分たちの足場を確実にするためにも勝ち点がほしいところ。よって彼らもモチベーションは低くなかった。
 そして、スタンフォードブリッジでも悲鳴が…
 19分テイモリアンのCKをミハリクが押し込んでなんとボルトンが先制!!何と2強が先制されるという外野からしてみれば願っても無い展開に。

 しかし先に追いついたのはチェルシー。
 22分、左サイドからブリッジの正確なクロスがゴール前で待ち受けていたカルーにドンピシャ!!すぐさま1-1に追いつき、33分には、カルバーリョに代わり出場したランパードのCKをまたもカルーがヘッド。これがDFに当たってGKのヤースケライネンが自陣ゴールに入れてしまうというかわいそうな形のOGに。あっさりチェルシーが逆転。流石強いなぁ、と思ったんだが…

 マンUは試合を支配しながらなかなかゴールが生まれない。じりじりした雰囲気の中、前半はチェルシーvsボルトンは2-1でチェルシーリード。マンUvsエバートンは0-1でエバートンリードで折り返した。


 後半。
 シェバ→ドログバと勝ちに来た采配で後半を迎えたチェルーシに待っていたのは"悲劇"だった。
 54分。タルのFKをディヴィスがうまく押し込んで再びボルトンがイーブンに持ち込む。この後J・コールまで突っ込んでサイド勝ち越しを狙うもこの日の選手は明らかに疲労に取り付かれており後半運動量が激減。リバプール戦のような集中力も無く2-2のままタイムアップ。
 途中、グディソン・パークのマンU戦の途中経過がでるたびに大きなため息をついていたチェルシーファンが印象的だった。

 マンUは今シーズン見せ付けている底力をここでも見せる。
 50分にマヌエル・フェルナンデスにシュート決められ、2-0と突き放されたマンUはここからファーガソンが魂の采配をふるう。
 まず、イエローを1枚受けているエヴラに代わりリチャードソンを投入。ある程度守備を捨てて攻撃参加を指示されたのか上がりっぱなしに。ここで流れが代わり、61分、ギグスのCKをGKターナーがファンブル、オシェイが押し込んで1点を返す。ここで流れがガラッと変わった。
 次に温存していたロナウドを投入。行け行けのマンUを防ぎきれず、68分、CKから代わったばかりのロナウドのヘッドにフィル・ネビルが対処を誤ってOG。ついに同点となった。
 しかし、モイーズ監督も男だった。マンUの行け行けムードに、ビーティとマクファデンと攻撃的なカードを切って応戦。試合を盛り上げてくれる。
 それでもマンUの勢いをとめることはできず79分、ロナウドのクロスにエバートンDFが処理を誤りこれがルーニーの足元に。古巣相手に強烈なシュートを叩き込んで逆転の2-3!!これで勝負有り。
 ロスタイムには途中出場の若手イーグルスもゴールを叩き込み2-4でマンUが2点ビハインドを撥ね返す逆転勝利を収めた。

 これでマンUとチェルシーの勝ち点差は5。残りは直接対決を含む4試合。
 対戦相手的にはチェルシーやや不利。次節はアーセナル戦である。
 チェルシーとしては3連覇に"赤信号"である。
 また、最短ではあと2試合、そうマンUとチェルシーとの直接対決で優勝が決まる可能性もある。うーん、去年の逆パターン再現か。

 しかもCLではバラックに続き、カルバーリョも負傷欠場が決定。
 やばいぞチェルシー…
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by R-130 | 2007-04-30 07:21 | ∟Premierleague 06-07
2007年 04月 25日
【速報】:UEFAチャンピオンズリーグベスト4 1stleg①
日本時間の25日早朝に行われた、CLベスト4の1stlegの結果を記載しています。
結果を知りたくない方はこの先を読み進めないようにお願いします。
この先の内容は、"続きはこちらから"をクリックしてご覧頂きますよう、お願いします。

続きはこちらから
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by R-130 | 2007-04-25 06:54 | ∟UEFA CL 06-07
2007年 04月 25日
サッカー:UEFAチャンピオンズリーグ ベスト4の予想と願望
 もうすぐ始まるCLのベスト4。今年ももうここまで来たかぁ、早っっ!!と思いつつ、簡単に展望と願望と。いつも当たった試しがないので最近はするのを控えていたんですが、ちょっと開始まで時間もあるので簡単に。

◇ 4/24 1stleg マンチェスター・ユナイテッド vs ACミラン  at  オールド・トラッドフォード

-予想スタメン uefa.comより-

■ マンU 4-4-2

    ルーニー   スミス

ギグス            ロナウド

    スコールズ  キャリック

フレッチャー エインセ ブラウン オシェイ

       ファン・デルサール


■ ミラン 4-3-2-1

         インザーギ

     カカ         セードルフ

アンブロジーニ  ピルロ  ガットゥーゾ

ヤンクロフスキ マルディーニ ネスタ オッド

            ヂダ


 DFラインに怪我人多発で両SBが本職ではなく、攻撃面は良しとしても守備面に不安を残すマンUと、得点力不足に泣きながら抜群の守備力と中盤の制圧力でここまで勝ち進んできたミラン。好対照な両チームの戦いとなる。
 過去に98-99シーズン、マンUが「カンプ・ノウ」の奇跡で優勝した年、準決勝で当たったのがアンチェロッティ率いるユベントスだった。一方のミランは、ビッグコンペティションに過去11度準決勝まで勝ち上がり、その内9回が決勝まで駒を進めると言うデータが残っており、机上の空論ではミラン有利と言うことになりそうだ。

 ゲーム展開は、ミランはアウェーなので無理をせず守備的に徹し、カカの1撃やセットプレーにかけるスタイル。マンUはアウェーゴールはやりたくないからやはり守備的に行くのかなぁ、と言った中盤ガチガチのまったりとした(いや見ごたえのある中盤のせめぎ合いになるかも)展開が予想される。
 基本的に今までのミランはベスト8のバイエルン戦以外、アウェーではまったりやってきている。だから、バイエルン戦が彼らの本性なのか、バイエルンのルーズな中盤だったからあれだけ攻撃できたからなのかは何とも言えない所だ。
 マンUとしては、もう予想スタメン見ても攻めるしかない、と言うメンバーになっているが、今シーズンは本当にアウェーゴールに泣いているチームが多いだけに、Sir・Alexはどう考えているだろうか。
 マンUにとって警戒すべきは、カカとインザーギ、と言うことなのだろうが意外にやばいのがセードルフ。CLを3チームに渡り経験しているだけに老獪な1撃には要注意。キャリックとスコールズがどれだけ中盤を抑えられるか。彼らはどちらかといえば攻撃に持ち味を出すタイプ。ファーディナンドとヴィデッチの鉄壁CBが揃って不在で後ろを気にしながらのプレーでどれだけやれるだろうか。

■ 予想スコア … 0-0 もしくは 1-1でドロー スコアレスドローか1-1ドローは意味合いが大きく違うが…



◇ 4/25 1stleg  チェルシー vs リバプール  at スタンフォードブリッジ

-スタメン予想 八百屋個人的-

■ チェルシー 4-4-2

  シェフチェンコ    ドログバ

        ランパード

   J・コール       ミケウ

         マケレレ

A・コール テリー ブラルーズ フェレイラ

         ツェフ

■ リバプール 4-4-2

   ベラミー     カイト

リーセ             ジェラード

    アロンソ   シッソコ

アルベロア アッガー キャラガー フィナン

          レイナ

 
 …自分で予想しろ、といわれると結構難しい…
 チェルシーの場合、エッシェンがサスペンション、バラックとカルバーリョが怪我というこれまたマンUに負けず劣らず悲惨な状況。DFラインは適正で言えばCBの1枚はブラルーズなのだが、最近使っていないのでフェレイラを真ん中、RSBにディアッラと言う線もありそう。しかしフェレイラの出来もあんまりいいとは言いがたかった(ニューカッスル戦)だけに…頭が痛そうだ。
 バラックの離脱(?)も大きな痛手になりそうで、コンディションから考えればこの4人が中盤を任されそう。リバプールの分厚い攻撃にポゼッションで応戦するためにも最初から4-3-3は使わないだろう。あるとすれば後半のある程度の時間帯からだろう。
 一方のリバプールは、プレミアは4位以内確保、故障者もルイス・ガルシア以外は僅か。と言うことで一番CLに集中できる環境下にある。メディアの予想もリバプールが絶対的に有利、と報じているが、今まで絶対的に有利と言われたチームが敗退していった姿を何度と無く目にしているので、あまり参考にはならない。
 FWはクラウチを使う可能性も充分にある、が、多分クラウチはプレミアでテリーらに攻略されているので、速さで揺さぶるベラミーを持ってきたほうが得策ではないかと言う八百屋の個人的主観。まあ、後半のスーパーサブ的に使うという選択肢も充分有り、ベニテスとしてはニヤニヤしながら考えているのではないだろうか。

 試合展開は、守備に不安を抱え、アウェーゴールを気にしながら慎重に戦うチェルシーを、リバプールが追い立てまくる試合になりそう。と言っても前がかりと言うわけではなく、バルサ戦で見せたような、中盤からの積極的なプレスにボールを奪ったら徹底したサイドからの速攻、と言う形だろう。ただ、先ほども言ったがメディアが言うほどこの両チームに大きな差は無いんじゃないかと思う。カルバーリョとバラックが戻れば、チェルシーのほうが断然上だ。これまで、窮地に立たされつつも、何度となく逆境を撥ね返してきたモウリーニョ。ついに隠れた功労者バラックを失ったモウリーニョが今回も結果を残せるのかに注目したい。

■ 予想スコア  0-1 か 1-2 でリバプール 引き分けはなさそうな気がする。チェルシー勝利?1stlegでの勝利は難しそう。頑張ってドロー?         
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by R-130 | 2007-04-25 03:18 | ∟UEFA CL 06-07
2007年 04月 17日
サッカー:プレミアとFAカップ、カップ決勝はマンUvsチェルシー
 今週はFAカップとプレミアの両方が開催。FAカップ勝ち残り組みは必然的にFAカップ優先となり、プレミアはお休み。このカラミで準決勝に残ったマンUとチェルシー、4/15に直接対決の日程が組まれていたが、5月9日に日程移動と相成っている。
 正直チェルシーとしてはここで直接対決をやりたかったのではないだろうか。先週マンUがポーツマスに敗れてチェルシーはトッテナムに勝利した為、今年初めて勝ち点差が3に縮まった。尚、マンUには怪我人による離脱も多い。この勢いに乗じてチェルシーはマンUを叩いて勝ち点で並びたかったところだろう。
 
 さて、プレミアの好カードは4位5位のCL圏争い。エミレーツスタジアムでのアーセナルvsボルトン。結果は2-1でアーセナルが逆転勝利。特に逆転ゴールを決めたセスクのゴールは本当に素晴らしかった。アーセナルはボルトンを"超苦手"としていただけにこの勝利は嬉しいだろう。ちなみに3位リバプールはマンCと引き分け…リバプールもあんまり悠長にはしてられないと思うんですが…早く4位以内を確実なものにすることが必要だと思いますけど…

 FAカップでは、14日土曜開催の、マンUvsワトフォード。プレミア最下位のワトフォードがFAカップでは頑張っていたが、マンU相手についに力尽きた。スコアも4-1とほぼ完敗。しかしここまで残ったワトフォードには素直に拍手を送りたい。マンUは、ルーニーが2ゴール、ロナウドとフレッチャーが1ゴールずつと相変わらず攻撃陣が絶好調。この勢いをCLやプレミアでも継続できるか。
 15日日曜開催の、チェルシーvsブラックバーンの試合は、バラックの決勝ゴールを含む1ゴール1アシストの活躍で、2-1で延長戦を制している。バラックについて非難轟々の方、この人ちゃんとやるんですから。チェルシーがバラックを取ったのは間違いではないとここに来て思えるようになりました。ちなみにチェルシーvsブラックバーンの試合、オールドトラッドフォードで行われました。準決勝からは開催地が決められているからです。更にプチネタだがにFAカップの決勝は、5月19日、新生ウエンブリースタジアムで行われる。杮落としはすでにイングランドのU-21代表とイタリアのU-21代表が試合をしており済んでいる。

 さて、FAカップの決勝がマンUvsチェルシー。そしてプレミアリーグもマンUとチェルシーの勝ち点差が3。イングランドの舞台でこの2強がしのぎを削る中、第3の舞台でこの2チームが見える可能性が出てきた。それはCLの決勝戦。アテネでも、マンUvsチェルシーが見られるかもしれない。まあ、そのためにはマンUはミランを、チェルシーはリバプールを破らなければならないが。
 もし、FAカップとプレミアリーグで痛み分けても、CLの舞台で雌雄を決する、なんてシナリオが生まれるかもしれない。

 そんな中、CLの4強の内の3枠をプレミア勢が占めたことを受けて、世論は"プレミアが世界最高峰のリーグになった"という論調をよく耳にする。しかし、これについては結論を出すのがまだ時期尚早のような気がする。
 と、言うのも未だリーガ・エスパニョーラにはプレミアをも凌駕するタレントが在籍しており、バルサやレアルにおいても、監督がもう少しマシな采配をふるっていればこのような結果になったかどうかは微妙だと思うからだ。来期以降もプレミア勢がCLを席捲すると決め付けるのはまだ早い。またUEFAカップでは、プレミア勢は全滅した。ベスト8でスパーズがセビージャに惜敗。やはりディフェンディングチャンピオンの強さは侮れなかった。この辺からも、最強と結論付けるのは早すぎる。そんな気がする八百屋である。
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by R-130 | 2007-04-17 23:55 | ∟Premierleague 06-07
2007年 04月 11日
【速報】:UEFAチャンピオンズリーグ ベスト8 2ndleg
※ 日本時間の11日早朝に行われた、CLの結果をアップしています。結果をご覧になりたくない方は、このエントリーをこれ以上読みすすめないでください。
 ご存知の方、結果を知っても良いと言う方は、"続きはこちらから"をクリックしてください。

続きはこちらから
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by R-130 | 2007-04-11 08:15 | ∟UEFA CL 06-07
2007年 04月 09日
サッカー:プレミア32節 ついにマンUに土!!チェルシーとの勝ち点差は3に!!
 今節のプレミアはなかなか見所が多かった。
 首位の話はちょっとおいてい置いて、まずは4位アーセナルの話題から。
 アーセナルは、ホームエミレーツスタジアムで初黒星!!降格争い真っ只中のハンマーズに足元をすくわれて勝ち点を伸ばせず。5位ボルトンがアネルカの2得点などでウィガンを3-1で退け、いよいよ5位ボルトンとの勝ち点差は2に!!恐れていたCL圏脱落が現実味を帯びてきた。聞けば、試合を支配しながらゴールが奪えず、そうこうしているうちにザモラの一発に沈むと言う、得点力不足がモロに響いた試合内容だった模様だ。
 ちなみに、残留争いはここのところ、ウエストハムやチャールトンがCS実況の金子氏曰く「魂のこもった試合」を見せているようでここに来て勝ち点が伸び始めた。ワトフォードは降格が濃厚だが、残り2チームは混沌。16位ウィガンが33 17位チャールトンと18位シェフィールド・ユナイテッドが31 18位チャールトンが29 この辺はまだどうにでも引っくり返りそう。ちなみに、15位フルアム35 14位マンCが37。この辺もうかうかしていられなさそう。以上、残留争い情報でした。
 リバプールは、アウェーで難敵レディングと対戦も、1-2で勝利。終了間際にカイトが値千金の勝ち越しゴールを上げている。この所リバプールが好調だ。

 首位争いは今節動きがあった。
 まず土曜の早い時間に行われた、チェルシーvsトッテナムのロンドンダービー。
 
■ チェルシー 4-3-3
 カルー     ドログバ    ライト・フィリップス

     ランパード     ミケウ

          マケレレ

ブリッジ  テリー   カルバーリョ   フェレイラ

          ツェフ

 最初から4-3-3で臨む。トッテナムはレノンがいなかったのがチェルシーにとっては救い。今のブリッジ(もしくはフェレイラ)では、レノンを止めるのは難しかっただろう。
 チェルシーは、過密日程の中比較的余裕を持って使われているライト・フィリップスが絶好調。右サイドをきれのあるドリブルで駆け上がり積極的なクロスをあげる。しかし、最後をリカルド・ローシャ率いるスパーズ最終ラインが食い止め、チェルシーに得点を与えない。
 後半に入り、意外な形で先制したのはチェルシー。後半7分。最近ここぞと言うところで攻め上がりを見せていたカルバーリョが、ここでもオーバーラップを仕掛け、ミケウの横パスをドリブルで持ち込んでミドルシュート!!今日は、グッドセーブを連発していたロビンソンも、ローシャのブラインドに入って一瞬反応が送れ、ゴールを許す。チェルシー先制。思わず「カルバーリョッ!!」と叫んでしまった。
 トッテナムも、ブルガリアのモンスターレフティ、ベルバトフを投入して反撃を試みるもチェルシーが、バラック、シェフチェンコを入れて4-4-2にシステム変更をして守備力を高め、何とか逃げ切った。
 内容が悪いなりにもしっかり結果を残す、いかにもモウリーニョらしいサッカーだった。

 CSではLIVE放送が無かった(なぜ放送しないの?)ポーツマスvsマンUの試合。
 最近前半の勢いが無くなり、8位にまで転落したポーツマスだが、依然上位泣かせの難敵であることに変わりは無い。マンUは過密日程+選手層薄い+怪我人多いで、選手の疲労もピークだろうが、ここでついに連勝記録がとまることとなった。
 八百屋が密かに推す、マシュー・テイラーがリバウンドを押し込みゴールでポーツマスが先制すると、その後もホームポンペイがゲームを支配する時間が多く、後半終了間際には、ファーディナンドのオウンゴールで万事休す。連勝は7で止まり、チェルシーとの勝ち点差はついに「3」にまで縮まった。いよいよ展開次第では1試合で並ぶところまで来た。
 やはりマンUは前々から指摘していた、層の薄さから来る選手への負担による失速が現実のものとなりつつある。
 今後も日程は、ミッドウイークにCL、週末にFACupと過密日程が続く。マンUがこの3足の草鞋を履きこなすことが出来るのかに注目が集まる。
 また、チェルシーはやはりCLにプライオリティーを置いているようだ。リーグ3連覇と言う偉業もかかっているが、やはり未だ勝ち取れていないビッグイヤーの方に重点を置くのは当然だろう。如何に取りこぼしをなくすか、と言うリーグ戦とは異なり時には大胆な用兵も必要となるビッグトーナメントで、モウリーニョがどのような用兵を繰り出してくるのかにも注目したい。
 くどいようだが、プレミアの首位争い、マンUとチェルシーの勝ち点差は「3」に縮まった。
 CLも、プレミアから久々にチャンピオンが出そうな気がする今日この頃。リーグ戦の残り試合は「6」である。見逃せない戦いが5月まで続きそうだ。
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by R-130 | 2007-04-09 22:21 | ∟Premierleague 06-07
2007年 04月 05日
サッカー:UEFAチャンピオンズリーグ ベスト8 1stleg ②
 日本時間の本日早朝に行われた2試合は、プレミアのマンU・チェルシーが、ASローマとバレンシアと戦った。早速振り返りたい。


△ チェルシー 1 --- 1 バレンシア △  at スタンフォードブリッジ
【得点者】 シウバ('30) ドログバ('53)
【警告・退場】 ドログバ(b) ディアッラ(b) シウバ(b) アルベルダ(b) アジャラ(b)


■ チェルシー 4-3-3?(4-4-2っぽくも見えましたが微妙 シェバの位置が特に…)

カルー     ドログバ    シェフチェンコ

     ランパード    バラック

           ミケウ

A・コール テリー カルバーリョ ディアッラ

           ツェフ
【交代】
カルー → ショーン・ライト・フィリップス ('75)
ミケウ → J・コール ('75)

 ロッベン、エッシェンが怪我で苦しい布陣。RSBはディアッラで先発。
 75分に勝負をかけるべく、4-4-2(4-2-4?)の布陣にチェンジするも、J・コールはまだまだフィットに時間がかかりそう。


■ バレンシア 4-4-1-1

                 ビジャ
        シウバ
 ビセンテ                ホアキン

        アルベルダ  アルビオル

 デル・オルノ モレッティ アジャラ ミゲウ

             カニサレス
【交代】
ホアキン → ウーゴ・ヴィアナ ('87)
ビジャ → ホルヘ・ロペス ('90+2)

 マルチェナを出場停止、バラハを再度負傷でボランチを欠くバレンシア。CBのアルビオルをボランチに回してモレッティをCBに起用。
 デル・オルノは古巣対決。フローレス監督にチェルシー攻略法を教えたという話題がメディアをにぎわせていたが果たしてどうか。


 試合は予想通り非常に守備的に進み、特にアウェーのバレンシアはなかなか攻めに人数をかけない展開。チェルシーはポゼッションで上回るもなかなかバレンシアに風穴を開けられない。
 そんな守備的な展開の中、得点が動いたのは前半30分。
 シウバが単独で左サイドを突破し、左斜め45度、距離にして30メートル強の所から強烈なロングシュートを放つ。これはいかなツェフでも弾くことができず思わぬ形でバレンシアが先制。スタンフォードブリッジも予期せぬ失点に静まり返る。
 後半、両チームとも選手交代はなし。やはりチェルシーがポゼッションを高めて攻め込むもなかなかゴールを割る事ができない。そんな中またしても予期しない形で同点弾が生まれる。
 後半8分。カニサレスのゴールキックが、A・コールに渡る。これをすかさずA・コールがロングフィードでバレンシア陣内に蹴りこむ。焦ったバレンシアDF陣、ラインを上げており急なフィードに対応が完全に後手に。それをドログバが見逃さず、バレンシア陣内めがけて走りこみワンバウンドしたボールをそのままダイレクトに頭でカニサレスの頭を越すベティングシュート!!いきなりチェルシーも追いつく。
 フローレスは流石にアウェーで1-1と言う状況では勝負を仕掛けず守りを固める作戦に。
 モウリーニョは残り15分で、ライト・フィリップスと病み上がりのJ・コールを投入し、得意のサイドアタックから活路を見出そうと勝負をかける。
 最後はカルバーリョまで上がって得点を目指すも、フローレスも選手交代をうまく使ってしっかり時間稼ぎ。1-1でタイムアップ。バレンシアが同点でアウェーゴール1をメスタージャに持ち帰る結果となった。



○ ASローマ 2 --- 1 マンチェスター・ユナイテッド ●  at スタディオ・オリンピコ
【得点者】 タッディ('44) ルーニー('60) ヴチニッチ('66)
【警告・退場】 ペロッタ(b) スコールズ(b/s) スールシャール(b) エインセ(b)
※ ペロッタが次節サスペンションで出場停止

■ ASローマ 4-5-1

           トッティ

マンシーニ ペッロッタ タッデイ ヴィルヘルムション

          デ・ロッシ

パヌッチ  キブ     メクセス   カッセッティ

            ドニ
【交代】
ヴィルヘルムション → ヴチニッチ
タッディ → ロージ

 ピサロがサスペンション。トネットが怪我。RSBは守備に若干の不安があるカッセッティ。中盤はちょっとわかり辛かったが、ペッロッタとタッディが交互に引き気味、マンシーニとヴィルヘルムションはサイドに張り出していた。
 移籍してあまりパッとした成績が出ていないヴチニッチの交代がなんとなんと…


■ マンチェスター・ユナイテッド 4-4-2

       ルーニー  スールシャール

  ギグス                  ロナウド

        スコールズ  キャリック

エインセ ファーディナンド ブラウン オシェイ

           ファン・デルサール
【交代】
スールシャール → フレッチャー
ギグス → サハ

 ヴィデッチ、ネビル、エブラ、シルベストル・パク・チソン…怪我人続出でもうラーションもいない。スールシャールとサハとフレッチャーは病み上がりと言う厳しい状況のユナイテッド。帯同メンバーにも聞きなれない名前の選手が含まれており現状のメンバーがベストでありながら交代枠に効果的な選手がいないという、逆風吹き荒れる状況。冷静に考えればマンU有利と言う下馬評は本当か、と疑いたくなるがどっこいリーグ戦では本当に勝負強いところを見せている。この強さをCLでも見せ付けるのか。ロナウドの高速ドリブルはローマ陣内をキリキリマイにさせるのか、見物だ。


 前半。
 キックオフからいきなりマンU陣内に攻め込むローマ。早速奪ったコーナーキックも、トッティが息もつかずに蹴りこみ(カメラが間に合わないほど)明らかに主導権を握ろうとするスパレッティの積極策が見て取れた。この手法が功を奏し、ローマが優勢な時間帯が多かった。
 そんな中、積極的な守備を見せていたスコールズのプレーが仇に…前半34分に2枚目のイエローでいきなり退場!!マンUはリーグ戦でもあまり経験のない10人でのプレーを余儀なくされることに…これがマンUのゲームプランを大きく狂わせたことは言うまでもない。
 必然的に数的有利となり、更に攻め込むローマに先制点が生まれたのは前半42分。
 ショートコーナー→トッティがボールを受ける→縦に走りこむマンシーニに絶妙のパス→マンシーニがマイナスのクロス→タッディがゴール!!見事な先制点だった。

 後半。
 メンバーの交代は無し。ただ、マンUはスコールズと言う中盤の配給役を失い、実質カウンターに全てを賭ける戦術に変更。
 その戦術が活きたのが60分。セットプレーでローマの選手がマンU陣内に多く残っていた時の鋭いカウンターが炸裂。
 ロナウドが高速ドリブルで自陣から右サイドを駆け上がる→右に開いたスールシャールにパス→スールシャールセンタリング→フリーのルーニーがワントラップして落ち着いてシュート!!ゴール!!
 後半も怒涛の攻めを見せていたローマに風穴を空けた瞬間だった。
 しかし、ここでスパレッティが采配をふるう。
 いまいちフィットしていなかったヴィルヘルムションに代わってヴチニッチを投入。シーズン前半を怪我で棒にふるい、復帰後もなかなかインパクトを残せなかった彼がいきなり大仕事をやってのけようとは誰が思っただろうか。
 交代の4分後、後半21分。マンシーニの鋭いシュート→ファン・デルサールが辛うじて弾く→そこにヴチニッチが詰める→強烈な弾道がマンUゴールに突き刺さる!!ゴール!!勝ち越し!!
 ローマに蔓延していたいやぁな流れを僅か6分で引き戻しその後もローマは行け行けどんどんで攻め立てる。
 ファーガソンは、フレッチャーを入れて守備のバランスを取り、サハを入れて一縷の望みを繋ぐも叶わず。一方最後までローマが押しに押すも追加点を上げるには至らず、結局2-1でタイムアップ。ローマとしては、もう1点がほしかった試合、マンUとしてはスコールズの退場もありながら2-1で終えられたのは悪くない結果ではないだろうか、と言う試合に思えた。

 この試合のポイントは、スパレッティがよくマンUを研究していたと言うことに尽きそうだ。
 まず、ホームの地の利とマンUに主導権を握らせないために試合開始直後から積極的に攻めたこと。これが良かった。あまりマンUの時間帯になることなく試合は進み、想定外のスコールズの退場まで引き出せたのだから、スパレッティとしてはしてやったりではなかっただろうか。
 また、ロナウドとギグス対策もしっかり出来ていた。自陣内にこの2選手が入ってくれば、必ず2人がかりで潰しに行くというルールを徹底し、突破を許さなかったこと。特にロナウドはカウンターのとき以外殆ど何もさせてもらえていなかった。リール戦での教訓をうまく活かしている。
 これだけ戦術がハマりながら、2得点に終わったのは何とも悔やまれるだろう。勢い的にも、1-2点は取れそうだっただけに、この甘さが致命傷になる可能性は否定できない。

 マンU陣営にしてみれば、スコールズが退場になった時点でお手上げだった。
 オプションらしいオプションも持ち合わせず、采配もへったくれも無い状況下で、10人になってからアウェーゴールを奪ったのはチームとしての底力を感じる内容だった。
 2ndlegも非常に楽しみな試合が楽しめそうだ。

 2ndlegは間髪あけず次週に行われる。
 いよいよベスト4が決定する。来週も見逃せない1戦になりそうだ。


    

 
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by R-130 | 2007-04-05 23:56 | ∟UEFA CL 06-07