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2007年 08月 25日
F1:第12戦 トルコGPプレビュー
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■ ウエブサイト  http://www.msoisutanbul.com
■ アドレス  34959 Tuzia-isutanbul Turkey
■ コース全長  5.338km
■ 周回数(レース距離)  58周(309.396km)
■ コースレコード  1'24"770/2005年 J-P.モントーヤ(マクラーレン)
■ 決勝ベストラップ  1'24"770/2005年 J-P.モントーヤ(マクラーレン)
■ 2006年 リザルト
  ・ポールポジション  F・マッサ(フェラーリ)/1'26"907
  ・優勝  F・マッサ(フェラーリ)/1h28'51"082
  ・ファステストラップ  M・シューマッハー(フェラーリ)/1'28"005


 短い夏休みを経て、F1が帰ってきました!!
 今年も早いもので第12戦、トルコGPです。
 最近出来たサーキットの中ではなかなか面白いレイアウトで、ダブルヘアピンあり、4個の複合コーナーで構成された8コーナー、高速コーナーで繋がれたストレート、大きなアップダウン、そしてヨーロッパでは珍しい反時計回りのレイアウトと、見所満載です。

 それでは短い夏休みの間のニュースを、チラッと振り返りましょう。



■ トーロ・ロッソの来期のラインナップは、ヴェッテルとボーデ

 現職は二人共職を失います…シビアですね。
 今季修行地のBMWから戻ってきたヴェッテルに、2003年現GP2の旧F3000でワールドチャンピオンになり、その後チャンプカーで3年連続チャンピオン、今年もタイトルに届きそうなボーデと言う若生2人の才能が、来期のトーロ・ロッソのステアリングを握ることになりました。
 意外だったのはスピードだけでなくリウッツィもシートを失ったこと。リウッツィは、TOYOTAやウイリアムズと既に接触、テストドライバーでの残留の道を探っているようです。スピードは…アメリカでレースの道を探すことになりそうな気配です。



■ BMWの来期のラインナップもハイドフェルドとクビカで!!

 こちらも来期のシートが決定。現状の成績を考えれば変更する必要もないというのが実情でしょう。
 ドライバーを早めに確定させ、来期以降の開発に集中できる環境を整えつつあるBMW。しかし、3番手の位置を確保しつつある今季のパフォーマンスを来期も継続させることは容易ではないと思います。来期には初優勝を目論むBMWですが、まずはパフォーマンスの安定が今後の最優先課題でしょう。



■ プロドライブ参戦、発表!?暗礁!?

 12番目のF1参戦チームとして昨年承認されたプロドライブチーム。しかしその具体的な参戦内容は、いまだ我々の前に姿を現していない。
 噂では、実質のマクラーレンチームのナンバー2的位置関係だという内容が流れていたが、7月いっぱいを交渉期限としてデッドラインを設けていたマクラーレンからは何の発表もなく、ひょっとすると参戦は立ち消えになるのでは…と言う噂もありました。
 しかし、チームオーナーのリチャーズは参戦に自信を覗かせているようで、"近いうちに発表できる"と豪語しております。
 ドライバーの噂としては、マクラーレン所属のテストドライバーのデ・ラ・ロサやパフェットの他に、ヴルツ、フィジケラ、ラルフと噂は豊富です。特にベテランドライバーで現職を失いそうなドライバーには、格好の移籍先となりそう…
 果たしてプロドライブの全貌とは如何に???
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by R-130 | 2007-08-25 10:00 | ∟F1 2007 GP Preview
2007年 08月 04日
F1:第11戦 ハンガリーGP フリー走行1.2回目
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■ フリー走行1回目
1 R・クビサ BMW 1:22.390 25
2 F・マッサ フェラーリ 1:22.519 18
3 K・ライコネン フェラーリ 1:22.540 21
4 F・アロンソ マクラーレン 1:22.585 18
5 L・ハミルトン マクラーレン 1:22.654 19
6 N・ハイドフェルド BMW 1:22.891 24
7 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:22.983 19
8 J・バトン ホンダ 1:23.294 20
9 R・バリチェロ ホンダ 1:23.601 20
10 R・シューマッハ トヨタ 1:23.802 27
11 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:24.102 13
12 J・トゥルーリ トヨタ 1:24.318 30
13 A・ブルツ ウィリアムズ 1:24.321 12
14 D・クルサード レッドブル 1:24.474 17
15 H・コヴァライネン ルノー 1:24.733 18
16 S・ヴェッテル トロロッソ 1:24.905 26
17 G・フィジケラ ルノー 1:24.920 19
18 V・リウッツィ トロロッソ 1:24.976 20
19 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:25.307 13
20 M・ウェーバー レッドブル 1:25.584 14
21 A・スーティル スパイカー 1:26.332 29
22 山本 左近 スパイカー 1:28.118 30
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■ フリー走行2回目
1 F・アロンソ マクラーレン 1:20.919 29
2 H・コヴァライネン ルノー 1:21.283 39
3 L・ハミルトン マクラーレン 1:21.338 32
4 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:21.485 40
5 N・ハイドフェルド BMW 1:21.517 37
6 K・ライコネン フェラーリ 1:21.589 29
7 F・マッサ フェラーリ 1:21.620 39
8 G・フィジケラ ルノー 1:21.698 36
9 J・トゥルーリ トヨタ 1:21.857 35
10 R・クビサ BMW 1:21.906 37
11 R・シューマッハ トヨタ 1:21.912 29
12 A・ブルツ ウィリアムズ 1:21.987 35
13 M・ウェーバー レッドブル 1:22.325 28
14 D・クルサード レッドブル 1:22.483 33
15 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:22.510 41
16 J・バトン ホンダ 1:22.550 47
17 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:22.556 42
18 R・バリチェロ ホンダ 1:22.727 29
19 V・リウッツィ トロロッソ 1:23.136 42
20 S・ヴェッテル トロロッソ 1:23.148 39
21 A・スーティル スパイカー 1:23.673 34
22 山本 左近 スパイカー 1:26.307 29


 第11戦ハンガリーGPが始まりました!!
 やはり、と言うべきでしょうか、フェラーリ有利と言う下馬評ほど差はないのでは、と思っていたとおりマクラーレンが上位に位置し、むしろフェラーリがその後に陣取る格好です。
 コヴァライネンはいいセットが見つかったのか、FP2で上位に顔を覗かせています。ルノー勢はなかなか良いかもしれません。
 逆に今までの勢いが消えたかのような赤牛勢。弟チームも久々下位に沈みます。
 日本勢はTOYOTAがこの所頑張っていますが、HONDAはなかなか中段から抜け出せず、SuperAguriも前半戦のような快走がなりを潜めてしまいました。この辺は予算などを考慮すれば仕方のない話ですが、ファンとしては少し寂しい気も…

 フェラーリ、ライコネンとしてはホームグランプリともいえるハンガリーGP。
 母国フィンランドからも近いとあって毎年キミファンが大挙して押しかけてきます。
 そんなライコネンはハンドリングに満足がいっていないようでタイムが伸び悩み気味。
 ライバルのアロンソが連勝を目論むトップ快走のFP2でした。
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 そう言えば、左近に続きヴェッテルが、スピードと交代でトーロ・ロッソに収まりましたね。
 いきなり慣れない車に乗って、先輩リウッツィとほぼ同じタイムが出るんですからこのドライバーは本当にすごいですね。スピードも悪いドライバーではないと思うんですが…レッドブルのドライバー人事はドライですね。
 それに引き換え左近は…頑張れぇーっ!!
 また文句言われるぞー。
 
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by R-130 | 2007-08-04 07:45 | ∟F1 2007 Practice
2007年 07月 13日
F1:スパ・フランコルシャンテスト1.2.3日目
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■ ベルギーテスト1日目
1 L・ハミルトン マクラーレン 01:46.613 83
2 R・クビサ BMW 01:47.059 81
3 F・マッサ フェラーリ 01:47.469 65
4 R・シューマッハ トヨタ 01:47.878 70
5 N・ピケ・ジュニア ルノー 01:47.996 52
6 D・クルサード レッドブル 01:48.243 55
7 J・ロジッター スーパー アグリ 01:48.287 65
8 V・リウッツィ トロロッソ 01:49.179 63
9 N・ロズベルグ ウィリアムズ 01:49.288 60
10 C・クリエン ホンダ 01:49.419 63
11 G・ファン・デル・ガルデ スパイカー 01:49.712 53
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■ ベルギーテスト2日目
1 F・マッサ フェラーリ 01:46.698 56
2 F・アロンソ マクラーレン 01:47.012 68
3 H・コヴァライネン ルノー 01:47.754 44
4 R・シューマッハ トヨタ 01:48.534 31
5 A・スーティル スパイカー 01:48.873 49
6 D・クルサード レッドブル 01:48.915 42
7 J・バトン ホンダ 01:49.526 54
8 S・ボーデ トロロッソ 01:49.732 53
9 N・ロズベルグ ウィリアムズ 01:50.295 54
10 A・デビッドソン スーパー アグリ 01:52.438 56
11 R・クビサ BMW 01:55.155 32
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■ ベルギーテスト3日目
1 K・ライコネン フェラーリ 01:47.042 69
2 R・クビサ BMW 01:47.265 78
3 F・アロンソ マクラーレン 01:47.645 75
4 M・ウェーバー レッドブル 01:47.699 44
5 G・フィジケラ ルノー 01:47.724 76
6 A・ブルツ ウィリアムズ 01:48.437 91
7 J・トゥルーリ トヨタ 01:48.491 76
8 S・ボーデ トロロッソ 01:48.585 91
9 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 01:48.610 99
10 R・バリチェロ ホンダ 01:48.704 81
11 C・クリエン スパイカー 01:49.119 63


 フランス・イギリス2連戦のあと、慌しくベルギーのスパ・フランコルシャンで合同テストが行われています。
 今季のプレビューにも書きましたが、安全性の理由でバスストップシケインが撤去され、右→左の大きなカーブに改修されました。バスストップシケインもここの名物コーナーだったんですが、それを犠牲にすることで(それだけじゃありませんが)チャレンジングな数々のコーナーを有すこのサーキットが復活するのなら我慢しなくてはならないかもしれないですね。
 さて、トップタイムのメンバーはまあ、そんなものか的な感じでさらっと流して、トーロ・ロッソからはボーデがテストに参加しています。そして、初日HONDAで参加していたクリエンが、3日目にスパイカーで登場???これは下枠で取り扱うことにします。



■ アルバース、スパイカー更迭
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 アルバースといえば、フランスGPの給油ホース引きずり事件が記憶に新しいですが、そのアルバース。ラルフと共に更迭説の非常に強いドライバーでしたがついに更迭されてしまいました。
 過去のお歴々からも"危険だ""走らせてはいけない"等と批判を受けていたアルバース。本人はチームを相手に訴訟も辞さない構えですが…
 この突然出た空きに、どのドライバーが座るんでしょうか。

 現在、カーティケヤンやヴァースタッペンの名前が取り沙汰されていますが…次に出てくるドライバーがあっさりその座を射止めるかもしれないです…



■ クリエン、スパイカーをテストドライブ
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 実はこの取り合わせ、突拍子でも何でもありません。
 モナコでクリエンがスパイカーのモーターホームで長々と話しこんでいる姿が目撃されています。その時にこのような話が交わされたかどうかは定かではありませんが、グリッドに戻りたいと強い気持ちを抱くクリエンの執念が来週末には実る可能性が出てきました。HONDA側も、"クリエンのマイレージが増えるのはいいことだ"とテストへの参加には歓迎の意を示していますが、レースとなった場合はどうなるのでしょうか?この話は来週早々にも結論が出そうです。



■ ピットレーンが狭すぎると不評
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 バスストップシケインの改修に伴いピットの入り口も改修されたんですが、写真の通りかなり狭い!!ということでドライバーたちからは再改修の要求が噴出。なんでも、もしトラブルで止まっても交わす幅すらないとの事。なるほどごもっともで。
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by R-130 | 2007-07-13 16:08 | ∟F1 2007 Test
2007年 04月 06日
F1:第2戦 マレーシアGP フリー走行1.2.
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■ フリー走行1回目
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Laps
1 F・マッサ フェラーリ 1:34.972 17
2 F・アロンソ マクラーレン 1:35.220 24
3 L・ハミルトン マクラーレン 1:35.712 22
4 K・ライコネン フェラーリ 1:35.779 20
5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:36.308 21
6 M・ウェーバー レッドブル 1:36.522 20
7 J・トゥルーリ トヨタ 1:36.597 25
8 中嶋 一貴 ウィリアムズ 1:36.885 15
9 R・シューマッハ トヨタ 1:37.052 22
10 R・クビサ BMW 1:37.121 12
11 D・クルサード レッドブル 1:37.484 7
12 S・ヴェッテル BMW 1:37.837 39
13 V・リウッツィ トロロッソ 1:37.882 20
14 H・コヴァライネン ルノー 1:38.143 24
15 G・フィジケラ ルノー 1:38.300 26
16 A・スーティル スパイカー 1:38.720 29
17 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:38.966 10
18 S・スピード トロロッソ 1:39.130 9
19 R・バリチェロ ホンダ 1:39.234 21
20 J・バトン ホンダ 1:39.331 17
21 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:39.357 9
22 C・アルバース スパイカー 1:40.074 25

■ フリー走行2回目
Pos. ドライバー コンストラクターズ Time Laps
1 F・マッサ フェラーリ 1:35.780 34
2 G・フィジケラ ルノー 1:35.910 36
3 H・コヴァライネン ルノー 1:36.106 37
4 K・ライコネン フェラーリ 1:36.160 33
5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:36.523 31
6 A・ブルツ ウィリアムズ 1:36.621 21
7 R・クビサ BMW 1:36.717 18
8 R・シューマッハ トヨタ 1:36.760 28
9 L・ハミルトン マクラーレン 1:36.797 30
10 N・ハイドフェルド BMW 1:36.862 25
11 M・ウェーバー レッドブル 1:36.906 18
12 F・アロンソ マクラーレン 1:37.041 26
13 D・クルサード レッドブル 1:37.203 25
14 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:37.282 30
15 J・バトン ホンダ 1:37.578 29
16 J・トゥルーリ トヨタ 1:37.712 34
17 V・リウッツィ トロロッソ 1:37.855 26
18 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:38.334 27
19 A・スーティル スパイカー 1:38.419 28
20 S・スピード トロロッソ 1:38.650 20
21 R・バリチェロ ホンダ 1:38.713 20
22 C・アルバース スパイカー 1:39.807 23

(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)


 いよいよマレーシアGPが始まりました!!
 懸念されていた雨も、金曜日は大丈夫だったようで、ドライコンディションでの走行となっています。
 噂どおり、フェラーリがここでも好調。マッサがP1、P2とトップを堅持しています。気になるライコネンのエンジン交換の噂ですが、今のところ積み替えられたというアナウンスはありません。
 それに続くのは新パーツが好調のルノー勢。メルボルンで好調だった、マクラーレンやBMW勢はマシンバランスに苦しんでいるみたいで中位に沈んでいます。その代わりウイリアムズ勢が台頭。彼らの快走はあるのでしょうか?
 SuperAguriも開幕戦ほどのインパクトはありませんがそれでもQ2進出は充分に狙える位置につけています。開幕戦で背中を負傷したディヴィッドソンは、まだ完治していないそうですが今グランプリは出走を決めたそうです。
 そしてまたもやSuperAguriの後塵を拝しているHONDA。TOYOTAもあまり芳しくありません。
 日本が世界に誇る自動車メーカーの迷走はまだまだ続きそうです…



■ コレス、今度はトーロ・ロッソに異議申し立て

 スパイカーのコリン・コレスは、SuperAguriに引き続きSTRにも異議申し立てを行った模様です。
 これを受けてレース・スチュワードはSTRのパーツを押収し精査された模様だが、金曜日のスチュワードの見解は"認められない"とのこと。
 STRは欧州各国の有能な弁護団を多数引き連れてきており、今回のスパイカーの意義に対する対策を万全に整えている模様だ。
 コレスは、SuperAguriに続きSTRも訴えたが、即効性のある回答はなんら得られることは出来なかった。しかし、最終的にはスポーツ裁判所の判断に委ねられることになり、楽観的に構えていられる、と言うわけではないようだ。



■ 今年の予算額トップは、マクラーレンの"593億円"

 表題の通り、去年のフェラーリやTOYOTAを抜いて、マクラーレンの予算がトップになったことが報じられている。アロンソとの契約が、予算額が増えた背景としてあるようだ。また、昨年の予算に対して増額されているチームにHONDAの名前も挙げられている。
 逆に昨年より予算額が減少しているチームは、フェラーリ、TOYOTA。特にTOYOTAは、昨年、投資額をポイントで割る"費用対効果"が非常に悪いチームとして、こき下ろされていたが、今年は若干減額されたという。それでも、フェラーリを超えて2位に座に留まっているということは想像に難くない。今年こそ、と言う言葉をTOYOTA首脳は口にするが、その悲願が達成される可能性は今のところ、非常に低いといわざるを得ないだろう。 
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by R-130 | 2007-04-06 22:25 | ∟F1 2007 Practice
2007年 02月 15日
F1:トーロ・ロッソの新車はやはり"RB3"の赤牛ペイント
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 やはりと言うか、当然と言うか、がっかりと言うべきか…STR2の新車発表会に訪れた人々はそう思ったはずだ。
 2月13日。予定通り、バルセロナで控えめに発表されたSTRの新車STR2。かねてからの噂どおり、STR2はRB3の赤牛ペインティングで発表された。フェラーリエンジンを積んでいるので細部は異なるかもしれないが、パッと見は全く一緒である。
 また、ドライバー人事はリウツツィのみの発表。セカンドドライバーは、スピードが一番近いが…と含みを持たせる形に留まった。正式な発表は、メルボルンの直前になるとも言われている。
 発表会当日の午後にシェイクダウン予定だったが、BMWのハイドフェルドの赤旗中断などで初日の走行はお預け。14日に初走行を行い、トップから5秒落ちの最下位のタイムながら、43周をトラブルフリーで走りきり、バルセロナを後にすることになった。
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 一部噂された、ノンタイトルでの参戦やTV放映料の分配受け取りの放棄などについて、STRの首脳陣はきっぱり否定し、あくまで合法の範囲内であることを改めて主張している。
 コンペティティヴなマシンが2台増えた、と言う見方も無くはないがやはり、極めてイリーガルに近い形での参戦となるSTR。周囲の反発は避けられそうにないというのが正直なところか。

 近い将来はこのカスタマーシャーシが合法となるF1。チームのデザインは似通ったものとなり、所謂没個性を生み出すレギュレーションが、来年から施行される。

 回顧主義とか古い考えだとか指摘されるのを覚悟で言えば、1990年、八百屋が見始めたときのF1は実にユニークだった。30台以上を超えるマシンが参戦し、金曜日の午前中に、予備予選なる、予選の前に弱者がふるい落とされるセッションがあったほどF1は活況だった。エンジンも、当時は規制が緩く、V型だけでなくW型や、スバルの水平対抗12気筒エンジンも走り、多くのプライベーターが色々な個性を見せたマシンを走らせていた。故ハーベイ・ポストレスウエイトが手がけたティレル019はアンヘドラルウィングを採用、以降のハイノーズトレンドの基礎を作った。空力の鬼才、ニューウィーは当時レイトンハウス(マーチ)に在籍、非力なジャッドV8エンジンを搭載しながら、低μ(ミュー)サーキットでのみ強烈な個性を発揮したニューウィーのマシンは、当時ポールリカールが舞台だったフランスGPでイヴァン・カペリがあわや優勝の大激走を見せてくれた。ジョン・バーナードの置き土産となったセミ・オートマチックトランスミッションは、当時信頼性に泣いたがそれでもそれは以降のトレンドとして全てのチームが採用した、画期的デバイスだった…

 この他にも、大小問わず色々な個性のあるアイデアがF1では生み出されてきた。それも、プライベーターが無い資金や知恵を最大限に絞って生み出されたものであり、画期的であったり、痛快であったり、ただのギャグに終わったものもあったりもした。しかし、それが"F1"であったことは間違いない。

 今後は、カスタマーシャーシを使用した、メーカーのBチームがサーキットを走ることになる。個性は失われ、そのうち淘汰されて4-5の大きな自動車メーカーによる"寡占的な"トップ争いに変わることになるだろう。また、メーカーの撤退は、Bチームの存続の危機にも発展する。1メーカーの撤退が、2チームや3チームの撤退に発展しかねない危機的状況を孕んでいるのだ。
 遅かれ早かれ、このような時代になるとは言え、全チームがバラバラのシャーシを使うことになるはずであった最後の年が、このような形でなし崩し的にカスタマーシャーシが導入されてしまうことは本当に残念でならない。
 SuperAguriが日本の意地を見せて、オリジナルのSA07を発表してくれることを心より願っている。参戦2年目は内容も問われるだろうが、他人のふんどしでレースは戦ってほしくない。
 是非、自前のふんどしで土俵た上がってもらいたいものである。
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by R-130 | 2007-02-15 23:07 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 02月 09日
F1:2/8 ヘレステスト3日目 降雨で各チームテスト切り上げ
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1. ニック・ハイドフェルド - BMWザウバー F1.07 - 1:29.486(+0.000) - 36周
2. アレキサンダー・ブルツ - ウィリアムズ トヨタ FW29 - 1:30.061(+0.575) - 69周
3. ティモ・グロック - BMWザウバー F1.07 - 1:30.213(+0.727) - 27周
4. キミ・ライコネン - フェラーリ F2007 - 1:30.628(+1.142) - 89周
5. ニコ・ロズベルグ - ウィリアムズ トヨタ FW29 - 1:30.684(+1.198) - 64周
6. ルーベンス・バリチェロ - Honda RA107 - 1:30.684(+1.198) - 47周
7. フェリペ・マッサ - フェラーリ 248 F1 - 1:30.746(+1.260) - 44周
8. ヤルノ・トゥルーリ - トヨタ TF107 - 1:30.981(+1.495) - 89周
9. フランク・モンタニー - トヨタ TF107 - 1:31.027(+1.541) - 75周
10. デビッド・クルサード - レッドブル ルノー RB3 - 1:31.166(+1.680) - 66周
11. マーク・ウェバー - レッドブル ルノー RB3 - 1:31.405(+1.919) - 68周
12. ペドロ・デ・ラ・ロサ - マクラーレン メルセデス MP4-22 - 1:31.479(+1.993) - 71周
13. フェルナンド・アロンソ - マクラーレン メルセデス MP4-22 - 1:31.573(+2.087) - 9周
14. マルコ・アンドレッティ - Honda RA106 - 1:32.387(+2.901) - 62周

* タイムリザルトはヘレス・サーキットより
(文中のタイムや写真はF1-Live.comを参照)


 タイムチャートの1番上にハイドフェルドがきたのを見て、おおっ!!ついにBMWが来たかっ!!と思ったら、何と何と昨日からの雨で、コンディションはウエットだったみたいで…このタイムはあんまり当てにはならないだろう。ドライバーの周回数にもかなりのバラつきが見られるし…
 今年はテストの走行距離が制限されているのもあり、ウエットコンディションでの走行を控えて距離を温存するチームが続出。ヘレスでのテストを早めに切り上げるチームが相次いだ。

 新車がほぼ出揃ったバレンシアのテストから見ている限り、マクラーレンが速そうな感じはひしひしと伝わってくる。連日好タイムをマークしており、誰が乗ってもそれなりにいいタイムが出るのは好印象だ。
 フェラーリもそこそこいいタイムを出している。若干トラブルもでているが、初期トラブルは早めに出尽くしたほうが良い。
 ルノーはテストをほぼノートラブルで走りきっている。信頼性の高さは早くも折り紙つきだ。タイムは模様眺めなのか本気で走っているのかわからないようなぼけたタイム。去年もそんなに最初から飛ばしていなかったので、ポテンシャルはそこそこあるといっていいだろう。
 後、期待したいのがBMW。随所に光る走りを見せてくれている。今年は4強をも切り崩すのか?サーキットによってはトップに肉薄するタイムも出せそうだ。

 次回は2/12からバルセロナでの合同テストとなる。
 あらゆる要素が揃ったこのサーキットでのタイムは一つの基準となることは間違いない。ここで各チームのある程度の実力が見えてくるものと思われる。
 今回目立たなかった、HONDA、TOYOTA、レッドブルもどのようなタイムを叩いてくるのかに注目したい。



■ トロ・ロッソ、新車発表日程を公表

■ ベルガー、法廷闘争も辞さず 2007年のマシンは合法と主張


 STRの新車は13日にバルセロナで発表するということが公式にアナウンスされた。
 まだ、ドライバーの起用については明言されておらず、合わせて発表される見込みだ。
 どうやら憶測されたよりも早期の発表と言うことで、RB3もどきの新車が見られる公算が高くなってきた。しかもFIAのOKのお墨付きをもらった可能性も高い。
 STRのオーナーの一人、ベルガーも「彼らが訴えたければ、それでもいいさ。判決を聞いてやろうじゃないか」と、あくまで強気だ。ここで言う彼らとはスパイカーとウイリアムズで、特にスパイカーのコリン・コレスは似通った部分が確認されれば、メルボルンで法的手段に訴えると鼻息が荒い。

 今年はまだカスタマーシャーシは認められていない。
 あと1年の辛抱なのでオリジナルシャーシで参戦してもらいたいものだ。
 もし、法廷闘争になって、参戦が禁止でもされようものならそれこそ興醒めである。
 同じことはSuperAguriにも言える。

 カタロニアでは、赤牛にペイントされた"RB3"を見ることになるのだろうか…
 
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by R-130 | 2007-02-09 23:10 | ∟F1 2007 Test