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2007年 09月 29日
F1:第15戦 日本GPフリー走行1.2回目 いつもの出だし
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■ フリー走行1回目
1 K・ライコネン フェラーリ 1:19.119 26
2 F・マッサ フェラーリ 1:19.498 27
3 F・アロンソ マクラーレン 1:19.667 27
4 L・ハミルトン マクラーレン 1:19.807 24
5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:20.058 26
6 R・クビサ BMW 1:20.297 26
7 A・ブルツ ウィリアムズ 1:20.411 24
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:20.483 32
9 A・スーティル スパイカー 1:20.516 29
10 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:20.601 22
11 R・バリチェロ ホンダ 1:20.068 24
12 H・コヴァライネン ルノー 1:20.718 27
13 N・ハイドフェルド BMW 1:20.728 26
14 V・リウッツィ トロロッソ 1:20.808 29
15 R・シューマッハ トヨタ 1:20.828 28
16 G・フィジケラ ルノー 1:20.851 23
17 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:21.186 15
18 M・ウェーバー レッドブル 1:21.437 18
19 J・バトン ホンダ 1:21.541 22
20 S・ヴェッテル トロロッソ 1:21.854 18
21 D・クルサード レッドブル 1:22.436 18
22 山本 左近 スパイカー 1:22.902 17
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■ フリー走行2回目
1 L・ハミルトン マクラーレン 1:18.734 38
2 F・アロンソ マクラーレン 1:18.948 34
3 F・マッサ フェラーリ 1:19.483 36
4 J・トゥルーリ トヨタ 1:19.711 35
5 K・ライコネン フェラーリ 1:19.714 29
6 H・コヴァライネン ルノー 1:19.789 40
7 G・フィジケラ ルノー 1:19.926 39
8 D・クルサード レッドブル 1:19.949 33
9 R・シューマッハ トヨタ 1:19.969 40
10 R・クビサ BMW 1:20.069 45
11 M・ウェーバー レッドブル 1:20.006 35
12 A・ブルツ ウィリアムズ 1:20.233 37
13 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:20.270 43
14 J・バトン ホンダ 1:20.336 44
15 N・ハイドフェルド BMW 1:20.462 36
16 A・スーティル スパイカー 1:20.736 37
17 R・バリチェロ ホンダ 1:20.889 33
18 V・リウッツィ トロロッソ 1:20.985 44
19 S・ヴェッテル トロロッソ 1:20.997 38
20 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:21.007 34
21 山本 左近 スパイカー 1:21.305 38
22 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:21.352 34


 いよいよ始まりました富士スピードウェイでの日本GP。相変らずなんか変な感じです…
 開催地が変わるだけでこれだけ自分の気分が変わるのも珍しい。
 やはり自分が見たときから"日本GP=鈴鹿"という図式が意識の中に刷り込まれているからかも。映像で富士にF1マシンが走っている姿を見ましたが、やはり違和感が…今までFポンとか全日本GTとかしか走っているのを見たことがないからかもしれませんが…

 さて、愚痴はこれぐらいにして(^^ゞ
 FP1とFP2ではこの所お馴染みの展開です。土曜日にならないと本当の力関係は見えてこないでしょう。
 いつもと違うところはBMW勢がもたついています。もう少し速さを見せても良さそうですが…
 尚この所結果もさることながら光る走りを見せてくれているロズベルグは、エンジン交換が必要とのことで10グリッド降格の可能性が出ています…これは残念ですね。本人には、アロンソ絡みで更にトップチームへの移籍の可能性も報じられています。もともとロン・デニスはロズベルグにも興味があったみたいだし…今度のオファーにはフランク爺も首を立てにふるでしょうか???
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 資金難に喘ぐSuperAguriですが、地元と言うことでスポットスポンサーが付いてマシンのロゴが賑やかになっています。
 主なスポンサーは

フォーリーフ … 簡単に言えば健康食品や有機野菜の栽培、環境や福祉への貢献をテーマとした企業。うまく説明できないので詳しくはHPを。リンク貼ってます。日本GPのみのようです。

・パイオニア … かつてはフェラーリなどにもスポンサードしていた我が国の音響メーカー。carrozzeriaのロゴでおなじみですね(^^ゞ日本GPと中国GPの2戦のみのスポット。

・バージンアトランティック航空 … イギリスと主要27都市を結ぶ航路を持つ航空会社。こちらも日本GPと中国GPの2戦のみのスポット。

 
 と、言うことでここでいい結果を収めて来期のスポンサー獲得に光明を見出したいところですが…琢磨は午前中からトラブルでなかなか厳しい船出のようです。


 今日は終日仕事なので、夜i<録画した予選を楽しみつつ、明日の決勝は生で見られるように備えたいと思います(^^ゞ見るぞ!!生富士!!  
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 そう言えば、この写真、なんか寂しくないですか?
人がいない、と言うことではなくて、鈴鹿を初めとする各国でたなびいているチームの旗や国旗、横断幕と言った類の応援グッズが軒並み見当たりません…
 自分もきちんと調べていないんですが、懇意にさせていただいているブロガーの皆さんのエントリーを読んでいると、どうやらこれらの類のグッズが禁止されているらしいです…うわっ、興醒め。恐るべしTOYOTA…年に1回のお祭りなんだからそれくらいは許してやっても良いと思うけど…なんか寂しいぞ、スタンドも気持ちも!!
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by R-130 | 2007-09-29 06:53 | ∟F1 2007 Practice
2007年 08月 30日
F1:第12戦 トルコGP予選
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■ フリー走行3回目
1 L・ハミルトン マクラーレン 1:27.325 12
2 F・マッサ フェラーリ 1:27.366 15
3 K・ライコネン フェラーリ 1:27.506 16
4 F・アロンソ マクラーレン 1:27.743 13
5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:28.056 16
6 N・ハイドフェルド BMW 1:28.184 18
7 R・クビサ BMW 1:28.224 21
8 G・フィジケラ ルノー 1:28.261 20
9 M・ウェーバー レッドブル 1:28.337 15
10 H・コヴァライネン ルノー 1:28.364 17
11 A・ブルツ ウィリアムズ 1:28.413 16
12 D・クルサード レッドブル 1:28.448 14
13 R・シューマッハ トヨタ 1:28.481 20
14 J・トゥルーリ トヨタ 1:28.520 21
15 J・バトン ホンダ 1:28.548 16
16 R・バリチェロ ホンダ 1:28.715 18
17 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:28.755 16
18 V・リウッツィ トロロッソ 1:28.937 20
19 S・ヴェッテル トロロッソ 1:29.408 19
20 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:29.436 14
21 A・スーティル スパイカー 1:30.044 22
22 山本 左近 スパイカー 1:30.712 21

■ 公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:27.329
2 L・ハミルトン マクラーレン 1:27.373
3 K・ライコネン フェラーリ 1:27.546
4 F・アロンソ マクラーレン 1:27.574
5 R・クビサ BMW 1:27.722
6 N・ハイドフェルド BMW 1:28.037
7 H・コヴァライネン ルノー 1:28.491
8 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:28.501
9 J・トゥルーリ トヨタ 1:28.740
10 G・フィジケラ ルノー 1:29.322
11 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:28.002
12 M・ウェーバー レッドブル 1:28.013
13 D・クルサード レッドブル 1:28.100
14 R・バリチェロ ホンダ 1:28.188
15 J・バトン ホンダ 1:28.220
16 A・ブルツ ウィリアムズ 1:28.390
17 V・リウッツィ トロロッソ 1:28.798
18 R・シューマッハ トヨタ 1:28.809
19 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:28.953
20 S・ヴェッテル トロロッソ 1:29.408
21 A・スーティル スパイカー 1:29.861
22 山本 左近 スパイカー 1:31.479


 決勝も終わった週半ばに予選のことをアップするのもどうかと思いましたが、とりあえず慣例なのでアップさせていただきます…(^^ゞ

 中継が20:50からだと思い込み、ギリギリまで仕事してテレビに滑り込んだら…Q3の直前の映像が飛び込んできて悲嘆(苦笑)。ちゃんとチェックしていなかった自分が悪い。

 一生懸命流れをつかもうと解説陣の話に耳を傾けていたら、どうやらやはりフェラーリの方が地力で一歩リードしているような口ぶりだったのでほっ(←なにが?)。しかしQ2最速はFP2まではタイムを出していなかったアロンソ。今年のこの男のやり方は定着しつつあります。

 上位陣は2回アタックと言うことで、1回目はライコネンがトップに。1コーナーでラインを乱すというアクシデントもなんのその。ポールの期待が高まります。
 しかし、2回目ではそのライコネンが周回後半で細かいミスを出して(自分が目視できたのはWヘアピンのふらつきでしたが、他でもミスがあったみたいです)1回目のタイムを更新できず!!あちゃー、と思う間もなくハミルトンがトップタイム!!むむ、予想外の展開だ。
 ハミルトンのタイムに沸き返るマクラーレンピットを尻目に、マッサが猛然とアタック。昨年のPtoWの弦のよさを武器にノリノリのアタックでポール奪還!!マッサ、やる時はやるぅ!!
 そして最後のトリを務めたアロンソは…なんとハードタイヤでアタック!?アロンソもタイム更新はならずこれで上位4人の順位が確定。好調フェラーリにマクラーレンがどのように挑みかかるが注目でした…

 AD11番手だったのね、GJ!!
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by R-130 | 2007-08-30 07:18 | ∟F1 2007 Quaurify
2007年 07月 13日
F1:琢磨にTOYOTAからオファー!?
※ 今回はかなりゴシップ色の強いネタですのでふぅーん、と言う程度に読んでいただければ幸いです(^^ゞ


■ ピケJr.が今年3戦はスポット参戦の取り決め!?
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 実力は父親譲り、色男ぶりは父親以上との評判のネルソン・ピケJr.ですが、なんと今年の契約にテストドライバーとは別にルノーからの3戦のドライブが盛り込まれているとか!?これはあくまで噂の域なんですが、現在ウイリアムズで成績がパッとしないヴルツを放り出して、そこにコヴァライネンを押し込め、代わりにピケJr.が乗るという荒っぽい噂が出ています。
 最悪、ピケJr.がウイリアムズとか、コヴァライネンが交代などの手法も検討されているらしく、事実こういった契約条項が盛り込まれているのだとすれば、後半は非情の人事が行われる可能性も。
 これについては、コヴァライネンだけでなくフィジコも安穏としていられないですね。



■ 琢磨にTOYOTAがオファー!?
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 これまた、"いやいやいや"っと突っ込みたくなるような噂ですが、何でも来期TOYOTAはラルフに代えて琢磨を乗せようと画策しているという噂が出ています。
 それは実力もさることながら琢磨人気をTOYOTAが囲い込もうとする、マーケティング的な意味合いも濃いとのことです。
 本来は2ndドライバーに日本人を起用したいという意向はありますが、一番近い中嶋一貴ですら、まだまだレギュラーの実力には程遠いということで、琢磨に白羽の矢が立つとかたたないとか…

 ちなみにソースはドイツのビルトでした(^^ゞ



■ アロンソがルノーで復帰する!?
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 マクラーレンチームに不信感いっぱいと噂されているアロンソが、1年でルノーに復帰するなんてとんでもない噂が飛び出している。
 マクラーレンがイギリス系チーム、ハミルトンもイギリス人と言うことで、必然、ハミルトンへのサポートが厚くなるとアロンソが思っているようで(少なくともこの記事の中のアロンソはそういうことになっている)、今年のドライバーの競争力に満足していないルノーとしてもアロンソの復帰を歓迎。アロンソはルノーに戻りピケJr.とドライバーを刷新して来期に望むという話が出ている…

 これはレ・キップですね。

 …いくら発行部数伸ばしたいからってこんなにめちゃめちゃ書いていいんですかね?
 って、これを紹介する俺もどうなの?ってことですね(^^ゞ
 こういうネタは控えようと思います…(^^ゞ
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by R-130 | 2007-07-13 17:08
2007年 06月 13日
F1:第6戦 カナダGP決勝 不安、危機、絶望、そして歓喜…
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1 L・ハミルトン マクラーレン 1:44:11.292
2 N・ハイドフェルド BMW + 4.300
3 A・ブルツ ウィリアムズ + 5.300
4 H・コヴァライネン ルノー + 6.700
5 K・ライコネン フェラーリ + 13.000
6 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 16.600
7 F・アロンソ マクラーレン + 21.900
8 R・シューマッハ トヨタ + 22.800
9 M・ウェーバー レッドブル + 22.900
10 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 23.900
11 A・デビッドソン スーパー アグリ + 24.300
12 R・バリチェロ ホンダ + 30.400
Did not finish
13 J・トゥルーリ トヨタ + 12 laps
14 V・リウッツィ トロロッソ + 15 laps
15 G・フィジケラ ルノー + 18 laps
16 F・マッサ フェラーリ + 18 laps
17 C・アルバース スパイカー + 21 laps
18 D・クルサード レッドブル + 35 laps
19 R・クビサ BMW + 43 laps
20 A・スーティル スパイカー + 48 laps
21 S・スピード トロロッソ + 61 laps
22 J・バトン ホンダ + 70 laps

(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)

 とにかく色々な事がありすぎた2007年のF1第6戦カナダGP。
 御託は後から並べて、まずはレース展開を追いかけてみたい。
(今回はすげー長いです(-"-)それでも良いと言う方は是非付き合ってくださいましm(__)m) 


 スタート。
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 3番手のハイドフェルドが好スタートを切るが、ハミルトンがインを抑えてその後行き場を失う。
 アロンソはアウトから被せようとするも、コースコンディションが最悪でオフラインに乗ってしまいNoGripで曲がりきれずに直進…昨日の予選の2回目のアタックといいこのミスといい、アロンソには高くついてしまったミスになった。アロンソはハイドフェルドを先に行かせて、自身は3位に転落。これでハミルトンとの間に壁が出来てしまい、ハミルトンが1周コンマ5以上の差をつけて独走状態に。
 ライコネンは2コーナーの立ち上がりでマッサと軽く接触し、ここでロズベルグに前に行かれ6位。キミも悪い展開にはまり込む。この後も、クラッシュの破片を拾い、より難解なレースへと道が進んでいく…

 9周目。
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 スピードがヴルツと接触して、リタイアに追い込まれる。
 スピードはオールドピットヘアピン手前の芝生に車を止める。
 …これが惨劇の複線になるとは、この時点では誰も予想だに出来なかっただろう。

 19周目。
 アロンソとマッサが1秒以内の接近戦状態になっていたが、アロンソが1コーナーでまたもアウトのオフラインに乗り上げ直進。マッサが労せずに3位へとポジションアップ。

 20周目。
 ハイドフェルドが上位陣では先陣を切ってピットに。やはり軽かった!!
 21周目にはハミルトンも1回目のスケジュールストップ。今回のピットのプライオリティはハミルトンにあったため、ハミルトンは先にinを決断するもこれが大正解と判明したのはレースが終わってからのことだった。

 "この後上位陣が続々とピットインしながらも、アロンソはマッサにもふたをされてしまい、レースは淡々と流れてハミルトンが初優勝を飾るんだろうなぁ…"
と、まどろみながらそう思っていた自分。しかし、22周目のSCを機に、レースは大波乱の様相を呈することになる。

 22周目。
 
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 スーティルが4コーナーでヒットし、これを除去するためにこのレース初のSCが入る。
 ここで割を喰ったのがこの周終了後、スケジュールストップになっていたアロンソとロズベルグ。
 今年からSC時の新しいルールで、SC導入後は、SCがラップリーダーを抑えて隊列が整うまでピットレーンが閉鎖されるため(それを判断するのはレースコントロール)SC導入直後はピットに入っても給油が出来ないというルールに変わっていた。
 ところがアロンソとロズベルグは本当にガスが残っておらず、ガス欠の危機が迫っていたため、ペナルティ覚悟で給油を敢行。のちに2人には10秒間のストップアンドゴーのペナルティーが課せられることになる。

 26周目。レース再開。
 しかしこの周に、近年でも稀に見る大クラッシュが発生する。
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 オールドピットヘアピンの侵入前、トゥルーリに並びかけようとしたBMWのクビカが、トゥルーリと接触。マシンは制御不能になり、280km/hのスピードでイン側のコンクリートウオールに接触。この時、9周目にマシンを止めていたスピードの左フロントタイヤにクビカのマシンが乗り上げて宙に浮いて大クラッシュに発展!!
 その直後を走っていたリウッツィのオンボードが一部始終を捉えていた。
 あれを全て見せ付けられたリウッツィは集中を保つのが極めて難しかっただろう。
 実際リウッツィは56周目に最終シケインでマシンの左サイドをウオールに当ててリタイア。4回目のSC導入の原因となっている。

 クビカの救出と事故処理に長引き、34周目にレース再開。
 ここで琢磨はオールドピットヘアピンで、ミスをしたライコネンをパスして10位に上昇。
 3周後にアロンソとロズベルグがペナルティを消化。アロンソも12位まで落ち込むが、ここから怒涛の追い上げを見せていく。

 41周目。
 SCのスロー走行などで燃費をセーブし、ここまでピットに入らず3位まで上昇したラルフがピットへ。2回目のSCOut後、このラルフとその後のウェバーが3位以下をしっかりブロックして、ハミルトンとハイドフェルドの後に大きなギャップが出来ることとなる。
ラルフは、1ストップを選択するかと思いきや2ストップだった。

 43周目。
 アロンソは怒涛の追い上げで8位まで上昇。
 6位琢磨、7位ライコネンの背中を追いかけ猛チャージを続ける。

 48周目。ハイドフェルド2回目のストップ。
 最後はエクストラソフトに履き替えてコースin。ウェバーが後をホールドしてくれたおかげでウェバーの後の3位で復帰。

 49周目には、ハミルトンが2回目。こちらもエクストラソフトに履きかえる。
 スケジュールは54周目だったが、SCの導入を恐れて早めに招き入れたのが今回も大正解だった。

 51周目。
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 アルバースが7コーナーのシケインでミスをして自分でマシンにダメージを追う。
 大量のパーツが飛び散り、本日3回目のSC導入。
 この間に、琢磨がピットへ。もたつきはあったが、エクストラソフトに履きかえる「裏技(後述)」を使い、給油はペナルティーになるため行わずにコースへ復帰。一時的に大きく順位を落とす。

 52周目。
 何とマッサとフィジケラにブラッグフラッグの裁定。
 1回目のSC時のピットインの時の、ピットアウトの信号無視。
 しかし、失格とは厳しい裁定だった。
 マッサとしては、チャンピオンシップに暗い影を落とすノーポイント!!

 54周目。
 ピットレーンがオープンになると、コース上でライコネンに頭を押さえつけられていたアロンソと
ライコネンが同時にピットへ。クルーの根性勝負に。
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 クルーの気合はマクラーレンに軍配。先にピットinしたライコネンだったが、先にピットアウトしたのはアロンソだった。
 琢磨もこのタイミングでピットへ。タイヤをハードに戻して残り周回に命運をかけることに。

 55周目。レース再開。
 ADがアロンソにトラップを仕掛ける(コントロールライン通過前にアクセルを戻してスローダウンしアロンソに抜かせて、ペナルティーを取らせようと言う罠)も、アロンソはこのトラップに引っかからなかった。流石である。

 56周目。
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 前述の通り、リウツツィが最終シケイン出口でマシンをヒットさせてリタイア。これを除去するため本日4回目のSCが出動。

 59周目。
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 ピットレーンオープン後にトゥルーリがピットへ。
 ピットアウト後、コース合流点の右カーブでグリップ力を失い曲がりきれずにマシン左側をタイヤバリアに激突させてリタイアに追い込まれる。

 61周目。リウッツィのマシン除去に手間がかかりようやくレース再開!!
 しかし、ここからが真のレースのハイライトである!!
 まずアロンソがラルフを交わして7位。以下8位ラルフ、9位が琢磨。
 しかし3位バリチェロはもう1回のピットがあるため、実質の順位は4位のヴルツ以降が1つ繰り上がることになる。

 63周目。バリチェロがピットイン。ヴルツが3位に浮上。
 この時点で琢磨は8位へ。このまま終われば1ポイント獲得である。
 この辺から、国際映像が琢磨を捕らえる回数が飛躍的に増える。

 そして67周目。いよいよ琢磨のオーバーテイクショーが始まる。
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 まず、ラルフを最終シケインでしとめる。7位に浮上。
 この時のアロンソとの差は1.2秒。
 しかし68周終了時にはその差が0.4秒に縮まる。
 コース上の至る所でアロンソより速いところを見せ付ける琢磨。
 確かに、エクストラソフトを無駄遣いして(キミを追い回すため)グリップ力を失っているアロンソと、このサーキットではロングランで安定したラップを得られるソフトタイヤと言う格差はあったかもしれない。
 しかし、方や昨年最下位を走行していたチームと、2年連続ワールドチャンピオンのアロンソとの一騎打ちである。盛り上がらないわけがない。
 オールドピットヘアピンを抜群のコース取りで通過し相手のスリップに入る。
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インを守ろうとするアロンソに対して、果敢にアウトから仕掛ける琢磨、そして鮮やかにオーバーテイク!!
 琢磨が自力でレースをして6位3ポイントを掴み取った瞬間だった。
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 歓喜するサーキットの観客たち。SuperAguriの編み笠がとても渋い。



 リザルトは、優勝はデビュー6戦目でポールトゥウィンを果たしたハミルトン。2位にハイドフェルド、3位に大どんでん返しのヴルツ。第4位にコヴァライネン。以下ライコネン、琢磨、アロンソ、ラルフの順となった。
 予選のエントリーで、チームメイトに水を開けられているヴルツ、コヴァライネン、ラルフには頑張ってもらいたいという風にアップした矢先だけに、その人たちに聞こえたのだろうか?(そんなわけはないか…)


 まず気になったのはクビカの様態について。
 一時は骨折説も飛び出しが、結論は脳震盪と手首の捻挫と言う風に、見た目からすれば信じられない軽傷で済んだのは、不幸中の幸いだったと言えるだろう。
 月曜日にはドクターの許可をもらって退院。自力で運転して帰ったとか。
 BMW側も、クビカを起用するか、TDのヴェッテルやグロックにするかは発表を先送りにしており、6/14(木)に正式発表するようだ。
 本人はレースに出たくてうずうずしているようだが…流石に大事を取るべきではないかと思わずにはいられない。


 次にSC導入時の新ルールについて。 
 今回4回のSC導入により、今シーズンからのSC導入時のルールの改正点がよくわかった。隊列が整うまでは、ピットインでの給油は禁止(タイヤ交換はOK)ピットレーンがクローズ、と言う表現を実況ではよく用いていた。また周回遅れは、レースコントロールからの指示が出れば、SCを追い抜いて隊列の一番後ろについて同一ラップに戻ることが出来る。但し今回はレースコントロールの指示を待たずにニコやADがSCを追い抜いて勝手に列の最後尾につけていた。
 この件については私見を交えながら、別の日に改めて取り上げることにしたい。


 次に、ハミルトンのデビュー6戦目でのポールトゥウィンについて。
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 我々がまたしても偉大な歴史が刻まれようとしている瞬間の目撃者になりつつあることは間違いない。昨年まで、数多くのレコードを塗り替え長岐に渡りF1のトップであり続けたミハエル・シューマッハが刻み続けてきた歴史の目撃者になってきた。最後の2年間はアロンソにタイトルを奪われながらも、まだトラックの上では未だ最速、未だ最強を見せ付けてくれていた。
 その彼がいなくなった今年、F1界の更盛を危惧する意見もあったが、それはまったくの杞憂に終わった。アロンソでも、ライコネンでも、そしてマッサでもなく、デビュー1年目の新人が間違いなく今年のF1サーカスを引っ張っている。
 初戦から常にポディウムの上に立ち続け、あれに荒れた第6戦のモントリオールを、1人だけ"another planet"の世界で独走し、危なげなく初優勝をポールトゥウィンで飾る。新人とは思えない安定感すら感じる。
 チャンピオンシップは、1位ハミルトンで48ポイント。以下アロンソが40ポイント(-8ポイント)、マッサが33ポイント(-15ポイント)、ライコネンが27ポイント(-21ポイント)と、ここに来てポイント差が大きくばらけてきた。誰がこのような展開を予想したものか。
 個人的に、だからハミルトンがデビューイヤーにワールドチャンピオンになる、と言うつもりはない。しかし、ライコネンとの差は21ポイント。シーズンはまだ10戦以上残っているがこの差は早くも如何ともし難い差になりつつある。
 果たして、またも新たな歴史が刻まれるのか。我々がその目撃者になり得る可能性が充分に出てきたことは間違いない。


 そしてやはり触れずにはいられない、SuperAguri、佐藤琢磨の6位入賞について。
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 アロンソと琢磨の間に、タイヤを含めたマシンの色々な事情が横たわっていたとは言え、2年連続のワールドチャンピオンを、トラック上で堂々とオーバーテイクしての6位は素晴らしいのひと言だ。日本人だからだろうが、正直、ハミルトンよりインパクトの大きい出来事だった。昨年まで常にテールエンダーだったチームが、トップコンペティターと争えるまでに1年でレベルアップしたのだからただただ驚くしかない。
 本当にあのオーバーテイクは絶叫モノだった。ありがとう、琢磨!!
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 はいはい、クルーも思いっきり羽目を外しちゃってください。


 最後にTOYOTAの冨田会長の辞任について。
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 このレースを最後に冨田氏もサーキットに姿を現すことはなくなるだろう。 
 間違いなく近年の成績不振の責任を取らされた形だ。大企業にありがちなドライな人事である。
 後任には山科氏が決定しており、現状もすでに山科氏がチームを統制している。
 因みに冨田氏はこの後、FSWの会長に就任することが決定している。
 なんか、天下りみたい…


 さて今週末には第7戦USAGPがインディアナポリスで開幕する。
 連戦と言うことと、サーキットの特性が高速寄りと言う性質が若干似ているということもあり、似たような結果になる可能性が極めて高い。
 フェラーリは、ドライバー・コンストラクターズ選手権において赤信号が点滅している。
 彼らがこの危機をどう乗り越えようとするのかに期待したい。
 そして好調のSuperAguri。琢磨の思い出の地で、更に高みへと歩を進めることが出来るのかにも併せて注目していきたい。
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by R-130 | 2007-06-13 02:57 | ∟F1 2007 Final
2007年 05月 16日
F1:ポールリカール1日目
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Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time Laps
1 L・ハミルトン マクラーレン 01:05.699 98
2 R・シューマッハ トヨタ 01:06.920 96
3 N・ピケ・ジュニア ルノー 01:07.056 125
4 M・ウェーバー レッドブル 01:07.161 121
5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 01:07.189 127
6 F・マッサ フェラーリ 01:07.271 94
7 C・クリエン ホンダ 01:07.357 115
8 T・グロック BMW 01:07.712 114
9 J・ロジッター スーパー アグリ 01:08.026 129
10 S・スピード トロロッソ 01:08.143 53
11 F・ファウジー スパイカー 01:09.443 74
(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)

 スペインGPが終わって間もないんですが、早くも4日間のテストがポールリカールで行われています。個人的に八百屋は、マニクールではなく、ポールリカールでフランスGPをやってもらいたいと思っているうちの1人です。ポールリカールでのF1はオンタイムで見たのは90年の1度きりでしたが、ミストラルストレートと言う1.6km(?あやふやです、間違いの可能性あり)のストレートを名物とする中・高速コースで、昔は改修前のフランス・イギリス・ドイツを「夏の高速3連戦」なんて言っていました。オーバーテイクも多く、とても見応えのあるGPだったんですが…
 さて、前回のエントリーで恥ずかしくも書き漏らしていました。
 第4戦を終えて、ポイントリーダーのハミルトンが初日のトップタイムです。
 しかし、タフですねー。デ・ラ・ロサとかに走らせればいいのに、そうしないと言うことは、真剣にモナコに向けてのタイヤ選択をやっているんでしょうねぇ。
 噂では、モナコは今シーズン初の、ソフトとエクストラソフトがプライムとオプションになると言うことで、そういう意味では履き心地を、レギュラーが試すのは必要だと言うことになるかもしれませんね。
 でもやはりグランプリ終了から間もないと言うことで11チーム中6チームがテストドライバーでの参加となっています。
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 SuperAguriからはジェームス・ロシターが参加していますね(^o^)丿
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by R-130 | 2007-05-16 21:12 | ∟F1 2007 Test
2007年 05月 14日
F1:第4戦スペインGP決勝 SuperAguri琢磨がついにポイントを獲得
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Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:31:36.230
2 L・ハミルトン マクラーレン + 6.670
3 F・アロンソ マクラーレン + 17.456
4 R・クビサ BMW + 31.615
5 D・クルサード レッドブル + 58.331
6 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 59.538
7 H・コヴァライネン ルノー + 62.128
8 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
9 G・フィジケラ ルノー + 1 laps
10 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
11 A・デビッドソン スーパー アグリ + 1 laps
12 J・バトン ホンダ + 1 laps
13 A・スーティル スパイカー + 2 laps
14 C・アルバース スパイカー + 2 laps
Did not finish
15 N・ハイドフェルド BMW + 18 laps
16 R・シューマッハ トヨタ + 20 laps
17 V・リウッツィ トロロッソ + 46 laps
18 S・スピード トロロッソ + 55 laps
19 K・ライコネン フェラーリ + 56 laps
20 J・トゥルーリ トヨタ + 57 laps
21 M・ウェーバー レッドブル + 58 laps
22 A・ブルツ ウィリアムズ + 64 laps
(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)

 色々と書き所の多いグランプリになった、第4戦スペインGP。
 早速スタートから振り返りたい。

 スタート前に、6番手のTOYOTAのトゥルーリがエンジンストールでピットスタートに。1周減算の65周でレースが行われることに。

 スタート。
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 この3戦なかなかスタートの良いマクラーレン勢。4位ハミルトンは3位ライコネンをあっさり喰って3番手。P.P.のマッサはアウトから並びかけるアロンソを1コーナーで弾き飛ばす!!
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 マッサに押し出されたアロンソは無理矢理被せるようにコースに復帰。BMWの2台が止まってくれたから大惨事にならなかったが、アロンソのドライビングは非常に危険だった。如何に母国グランプで何としてでも、と言うのはあるだろうがあれはペナルティものだろう。
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 唖然としたのは9周目。ライコネンがトラブルでストップ。ハイドロ系?電気系?まだサイトに情報は上がってきていないのでなんともいえないが、まさかここでノーポイントで終わるとは誰が思っただろうか。
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 ライコネンもフラストレーションがたまっているだろう。予選のタイムではまだ若干マッサが速い、と言うのもある。そして、去年まで在籍していたポコポコ壊れていたマクラーレンが今年はノートラブル。去年殆ど壊れなかったフェラーリに今年はマイナートラブルが多い…ライコネンが乗り切れていないと言うのもあるとは思うがまさかマシントラブルでノーポイントに終わろうとは…
 ライコネンの試練は続く。
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 散々な日本のメーカーワークス。
 HONDA勢は同士討ち。22周、バトンがタイヤ交換後の1コーナーでチームメイトのバリチェロと接触してバトンがノーズを破損。踏んだり蹴ったり。
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 本日はBMWにも不運が。
 3戦連続4位と安定した成績のハイドフェルド。ピットストップでアクシデント。
 左フロントタイヤをクルーが締めている途中でロリポップマンがロリポップを上げてしまい、ハイドフェルドスタート!!ナットがTOYOTAのクルーのところに転がる。
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 「おいおい、ナットが外れたままだぜ」
手を振るトヨタクルーを無視してコースに出て行くハイドフェルド。1周を超スロー走行を強いられて何とかピットに戻りタイヤを締めなおすも結局リタイアに終わる。

 最後にはドラマが待っていた!!
 変則3ストップ作戦に切り替えたフィジケラ。これで琢磨が8位に上がれるチャンスが巡ってきたのだ!!
 フィジケラが2ストップを終えた時点で、琢磨との差は8秒。それが1周1秒近く差を広げて3ストップ前にはその差を22秒にまで広げる。
 運命の3ストップ目。
 もちろんスプラッシュアンドゴー。
 ロスタイムを考えてタイヤ交換は無し。
 CS解説陣は4秒くらいでピットが終わるだろうと予測。
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 ピットに滑り込むフィジケラ。給油のみ。
 2秒…3秒…4秒…
 リグを抜くのにちょっとひっかかり、4秒9。

 琢磨はどの辺を走っているのか。
 ホームストレートの映像に切り替わる。
 …まだ来ない。
 …まだ来ない。
 …まだ来ない、ってえ゛え゛ーっ、フィジケラが先に画面に映ったぞ!!
 お゛お゛お゛お゛お゛ーっ、来た来た来たあーっっ!!琢磨来たぁぁぁッ!!
 がんばれーっ!!HONDAエンジン、このときだけは2万回転位回ってくれエーッ!!(それはレギュレーション違反です)
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 抑えたぁ!!琢磨抑えた!!いやーすごいっ。昨年まで(最終戦を除く)ダントツビリだったチームとは思えない。ストレートスピードもSuperAguri伸びているんですよね。本当にいいマシンです。何てったって昨年のチャンピオンチーム相手に競り勝ったわけですから!!
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 残り6周をしっかり抑えて、SuperAguri8位で待望の初ポイントゲット!!
 いやぁ、琢磨おめでとう。
 亜久里代表おめでとう!!腸ねん転で緊急入院して心配されたけど、いやいや良かった良かった。顔色は相変わらず浅黒いからよくわからないんだけど…いやいやホントおめでとうございますm(__)m
 最後、3速を失って満身創痍で走行していたデビクルに、ロスベルグが猛チャージを仕掛けるも、何とか1秒2の差を残して5位フィニィッシュ。相変わらずしぶい走りである。
 ヨーロッパラウンドの開幕戦は思った以上に荒れて完走14台、リタイア8台の結果だった。

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 プレカンの様子。マッサとハミルトンがニコニコなのにアロンソの表情は終始強張りっぱなし。ポディウムの時もマッサとハミルトンはニコニコ会話していたが、アロンソはひと言も会話をしていなかった…まあ結果を見れば当然といえば当然か。因みに、レース終了後、一番汗をかいていなかったのはハミルトン。これも何気にすごい。
 アロンソにしてみれば、スタートでマッサに押し出され、第2スティントのハードタイヤギャンブルも外れて踏んだり蹴ったり。そして、気になるのはレースでの安定感は既にハミルトンが上なんじゃないかって思うくらい、ハミルトンはレース巧者。何でも昨日のインタビューで、

「アロンソとのタイム差は燃料搭載量の差、そのものだよ」

なんて言っちゃったもんだからさあ大変。ハミルトン、本気でアロンソを喰おうとしているのかも…恐ろしい新人である。


 色々と見所の多かったスペインGPだが、やはりコース上でのバトルが少ないのが物足りない。それさえ増えれば本当に楽しくて仕方が無いグランプリシーズンだと思うのだが…
 モナコはオーバーテイクは期待できないけど、その分予選からの総力戦に期待したい。


 余談だけど…
 浜ちゃんって、何か幸運をもたらす力でもあるんかね?たまたまなんだろうけど…
 あと、これはあくまで憶測なんだけど…
 地上波の解説のマッチはCS放送の解説をそのままパクっている、ような気がする。
 現地にいるから放送を聴くことは出来ないだろうけど…今宮氏や川合氏から色々教えてもらってるんだろうなぁ… 
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by R-130 | 2007-05-14 00:42 | ∟F1 2007 Final
2007年 05月 10日
F1:第4戦 スペインGPプレビュー
■ ウエブサイト  http:www.circuitcat.com
■ アドレス  AP de Correus 27 08160 Montmelo Barcelona Spain
■ コース全長  4.655km(暫定)
■ 周回数(レース距離)  66周(307.104km)(暫定)
■ コースレコード  1'14"280/2005年 R・シューマッハー(TOYOTA)
■ 決勝ベストラップ  1'15"641/2005年 J・フィジケラ(ルノー)
■ 2006年 リザルト
  ・ポールポジション  F・アロンソ(ルノー)/1'14"648
  ・優勝  F・アロンソ(ルノー)/1h26'21"759
  ・ファステストラップ  F・マッサ(フェラーリ)/1'16"648

 と、言うことで久方ぶりにF1シーンが戻ってきます。いよいよヨーロッパラウンドのスタートです。
 序盤戦で4週間のインターバルがあいたのはあまり前例が無いような気がしますね。それくらいこの4週間は長かった…
 しかも、サンマリノGPがカレンダーが消滅し、ヨーロッパラウンドスタートがアロンソの母国であるスペインGPに変更になったのも今年からです。
 そのスペインGPのカタロニアサーキットですが、既報の通り最終コーナーとその前のコーナーの名物高速コーナーが取り払われて、シケインが新設。安全性向上のため、と言うことで致し方ないのですが、また1つ、グランプリのチャレンジングな名物コーナーが姿を消しました。ここをうまくまとめて、ストレートで相手のスリップを利用して…というスリリングな展開も見られなくなりそうです。かつて、セナとマンセルがここでやり合っていたのが思い出深いですね。

 さて、グランプリ前のテストではフェラーリが圧倒的な速さを見せていましたが、今回はそのフェラーリにミハエルが合流する、と言うことで話題を呼んでいます。本人曰く、"裏方の仕事に徹する"と言うことらしいですが、これがフェラーリにとってプラスに働くかどうか何ともいえないかもしれないです。マッサは歓迎のコメントを出していますが、ライコネンにとっては…ミハエルがやってくることがマイナスにならないことを祈るばかりです。

 スペインGPは当然アロンソの母国GPと言うことで、当人とマクラーレンには相当気合の入るグランプリになると思います。優勝をチームの勝利と換算した場合、ここまでの2強の直接対決は2勝1敗でフェラーリ。ここで当然、巻き返したいところだと思います。この2強以外にポディウムの頂点に立つチームが出るとは考えにくいので、この2強のマッチレースは当分の間続くものと予想されます。

 さて、開幕3戦で驚くべき進化を見せたSuperAguriですが、新型のギヤボックスとエアロパーツをテストに持ち込み、アップデートに勤しんでいました。彼らの新しいパーツの効果は現れるでしょうか、ポイント獲得の悲願にも期待がかかりますね。
 明日からいよいよヨーロッパラウンド開幕。スペインGPが待ち遠しいです。
 
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by R-130 | 2007-05-10 08:20 | ∟F1 2007 GP Preview
2007年 05月 02日
F1:バルセロナテスト 1日目
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1 . ラルフ・シューマッハ** - トヨタ TF107 - 1:20.479 (+ 0.000 ) - 92周
2 . キミ・ライコネン - フェラーリ F2007 - 1:21.195 (+ 0.716 ) - 97周
3 . 佐藤琢磨 - SUPER AGURI Honda SA07 - 1:21.858 (+ 1.379 ) - 98周
4 . ペドロ・デ・ラ・ロサ - マクラーレン・メルセデス MP4-22 - 1:21.906 (+ 1.427 ) - 100周
5 . ニック・ハイドフェルド - BMWザウバー F1.07 - 1:22.114 (+ 1.635 ) - 78周
6 . ルーベンス・バリチェロ - Honda RA107 - 1:22.655 (+ 2.176 ) - 131周
7 . ネルソン・ピケ - ルノー R27 - 1:22.763 (+ 2.284 ) - 125周
8 . ビタントニオ・リウッツィ - トロ・ロッソ・フェラーリ STR2 - 1:22.771 (+ 2.292 ) - 56周
9 . デビッド・クルサード - レッドブル・ルノー RB3 - 1:22.973 (+ 2.494 ) - 47周
10 . ファイルーズ・ファウジー - スパイカー・フェラーリ F8-VII - 1:23.343 (+ 2.864 ) - 43周
11 . ギド・ヴァン・デル・ガルデ - スパイカー・フェラーリ F8-VII - 1:23.466 (+ 2.987 ) - 37周
12 . 中嶋一貴 - ウィリアムズ・トヨタ FW29 - 1:24.248 (+ 3.769 ) - 31周
13 . ニコ・ロズベルグ - ウィリアムズ・トヨタ FW29 - 1:24.321 (+ 3.842 ) - 11周

*タイムリザルトはルノーより。

**タイムリザルトに記載されているラルフ・シューマッハのファステストタイムは、シケインカットのときのタイムであるとトヨタチームは認めている。実際のラルフのタイムは、ライコネンに0.788秒遅れの4番手となる。
(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)の


 バーレーンGPのあと、暫し中断していたF1サーカスも、バルセロナテストより再開。
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 トップタイムはTOYOTAのラルフ!!おおーっ。
 と思いきや、実は新設のシケインショートカットで実際は4位とのこと。
 実際の1位はライコネンです。フェラーリの好調ぶりは続いています。
 冬のテストではねマッサが1'21"1を出していましたが初日で既にこのタイムにライコネンは並びました。恐らく、テストで20秒前半から20秒を切るタイムが出るかもしれません。グランプリの予選も18秒から19秒台の争いになるのではないでしょうか。
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 SuperAguriの琢磨も好調。実質の2番手のタイム!!タイムもライコネンのコンマ5秒落ちと好調です。
 中盤戦にむけて、ポイントの可能性は狭まると思います。是非早いうちにSuperAguriにポイントを獲得してもらいたいものです。
 でも、バルセロナでの好タイムは好材料だと思います。
 今回は、期待しちゃってもいいのかな(^^ゞ
(まだ1日目だっツーの!!)
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by R-130 | 2007-05-02 00:03 | ∟F1 2007 Test
2007年 04月 28日
F1:開幕3戦を見終えて、"ここが驚いた"私撰ベスト5
 2007年のF1もフライアウェイの序盤3戦が終わり、ヨーロッパラウンドへの長いインターバルへと突入しました、が、F1をご覧の皆様にとって今年の開幕3戦はどうでしたか?
 ミハエルのいないGPと言うことで開幕前は色々と言われておりましたが、蓋を開ければハミルトンが3戦連続表彰台とかやっちゃったもんだから、早くも"チャンピオンの可能性もあり"なんて報道に火がついております。まだ、1勝もしていないと思うんですが…
 やはり、その時代時代のスタードライバーが引退しても、なんだかんだ言ってF1って盛り上がるんだなぁと、つくづく思ってしまいました。だって開幕したらミハエルの話題なんか殆ど出てきませんでしたから…特にもう現れることはないであろうミハエルの現役の走りを最初から最後まで見て、賛否両論あるかと思うけど、その走りや実績に関しては文句のつけようのないスーパードライバーとの引退とあって
「今年は(ミハエルが引退したことで)やっぱり色々と尾を引くかなぁ」
なんて言わなかったけど心の中では思っていました。でも、開幕してみれば見事なまでにメディアは取り上げなくなったので、ちょっとびっくりしています。


 さて、前置きがちょー長くなりましたが不満はこれくらいにしておいて、(前置きは"ここが驚いた"の番外編と言うことで(^^ゞ)2007年の開幕3戦を見終えての、○○に驚いたを私的に5つ選んでみました。皆さんはどうお思いでしょうか?結構似てしまっていると思いますが、よかったらご一読ください。


■第5位 : HONDAがあまりにも遅いのに驚いた

 斬新なカラーリングやエコロジーへの取組で、サーキット外では色々と注目を集めていたHONDAだったがトラック上では開幕前からあまりポジティブな噂は聞こえてこなかった。
 テストのでのタイムも、トップタイムから大体1.5-2秒落ちのところを走っていたので、大丈夫かなぁ、と思っていたら全然大丈夫じゃなかった。
 昨年に、体制変更して(ジェフ・ウィリス切って)中本STDを据えて風通しをよくした結果、風がよく通り過ぎてアイデアの良し悪しをよく吟味しないまま、ニューマシンに具現化した結果、こうなってしまったような気がする。
 風洞上の数値はなかなかよかったらしいが、風洞の数字だけではかれないのが空力の難しいところ。ピーキーな空力に、マシンの挙動が安定しないというのが、技術上の問題と言うことだ。
 しかし、よくよく考えたら、シャーシ屋さん、誰かいるんでしょうか?経験豊富なシャーシデザイナーがHONDAにどれだけいるのか首をひねってしまう。昨年の駄作ぶりの責任をジェフ一人に押し付けちゃったけど、それも違うんじゃないの?と思う。ジェフがいなくなってマシンが上向いた、なんて記事もありましたがあれはたまたまだと思う。ジェフが至ってマシンは向上していたと思うし、ジェフがいなくなったからRA107は大変なことになっているような気がする。
 後は、バトン。あんなチームのことを考えない発言をするドライバーはチームの士気を著しく低下させる。来年は交代させるべきだ。ヨーロッパのジャーナリストが最近、おとなしくエンジンだけ供給していればいい、なんて記事を書く人が増えてきている。そう言われない為にも、RA107Bは正念場のマシンになると思う。


■第4位 : ルノーがあまりにも遅いのに驚いた

 HONDA以上に遅くてびっくりしたのがルノー。ドライバーが変わればこうもマシンって遅くなるの?と間違って捕らえられちゃうほど、アロンソの離脱とともにマシンのポテンシャルは著しく低下した。
 技術的な理由は、BSタイヤがうまく使えていない(昨年のルノーはMIタイヤを1番うまく使っていた)、昨年のギャップに苦しんでいる、と言うことらしいが、マシンそのものが駄作だ、と言う可能性も否定できないくらい今年のマシンは遅い。もともと、エンジンがパワフル、と言うわけではなくトータルバランスで勝負のルノー、だっただけにある1線を超えると著しく挙動がナーバスになる今年の車、全体的なタイムの落ちが激しいのは言うまでもない。
 可愛そうなのは、そのマシンの悪さを隠すかのようなコヴァライネン批判。ハミルトンがしっかり走ってしまったせいもあり、特に開幕戦はクソミソ言われていたけど、あんなふらふらするマシンをミス無く走らせるほうが難しいわけであって、コヴァライネンが悪いわけじゃないと思うぞ。昨年のテストではレギュラードライバーに勝るとも劣らないタイム連発していたんだから。
 アロンソも結果論だけど、いいタイミングでマクラーレンに移籍したいとうことか…


■第3位 : マクラーレンが驚くほど早く、フェラーリとのギャップを縮めてきたことに驚いた

 テストや開幕戦のアルバートパークを見る限り、フェラーリがマクラーレンより2歩くらい先を行っているなぁ、と言う印象があったが、なんのなんのセパンでは大きく巻き返し、バーレーンでも思ったほどフェラーリとの差は無かったマクラーレン。開幕後はもたつくのがマクラーレンのお家芸だったが、今年は壊れることも無くコンストラクターズでも、フェラーリをリードしてヨーロッパ凱旋するという、予想以上の出来を披露した。
 この理由は、

① ニューウィーが離脱して、良い意味でワンマン体制から脱却でき、クルーの多くが良い緊張感を持って仕事が出来ている
② アロンソ効果

と言うことだろうか。ニューウィーの離脱は非常に大きいと思っていたが、今年のマシンはニューウィーの遺産を上手に活かしているだろう。過激な部分は過激に、コンサバな部分はコンサバに。うまくバランスの取れたマシンだと思う。
 そして、アロンソがモチベーターとなってチームを鼓舞しているシーンが多く見受けられるのも好材料だ。これはバトンとは全く逆で本当に素晴らしいと言わざるを得ない。ある意味ミハエルにも通ずるものがあるんじゃないだろうか。
 この辺は、ライコネンも見習って欲しい気もする。性格が違いすぎるから無理だろうけど…。


■第2位 : ハミルトンが3戦連続表彰台に登ったのが驚いた

 ある程度実力があることは予想できたとしても、2強4人のドライバーがいながら3戦とも3位以内を確保しているのに驚きを隠せない。
 しかもアルバートパークでは、スタートでアロンソをぶち抜くシーンを見せ付けての3位。セパンでは、マッサを撃墜しての2位。シャキールでは老獪にミス無く走って2位と、安定感は正直、2強4人のドライバーの中で1番だった。今年はデ・ラ・ロサで…なんていっていた自分が恥ずかしくなるくらい、この人は速かった。デ・ラ・ロサなら3位2位2位なんてリザルトは不可能だったと思う。
 しかし、まだ優勝はしていないわけだし、将来的にF1を背負って立つ人材だとは思うけど今年のワールドチャンピオン候補とか祭り上げちゃうのはどうかと思うぞ。本人は、あのレース運びを見る限り、メディアのそんなアゲアゲムードに乗ってしまうような若造ではなさそうなのでさほど心配していないが、開幕3戦では見せていない、GP2時代の切れ味鋭いオーバーテイクをライコネンやマッサに挑めるのかどうか、非常に注目している。F1は非常に抜きにくいとは思うが、そういうシーンを今年見られるのかに注目したい。


■第1位 : SuperAguriが開幕戦でQ3まで残ったことに1番驚いた

 2007年と言う現代においても、F1に痛快サクセスストーリーはあったということだ。
 グランプリウイークが始まろうとする火曜日にニューマシンの全体お披露目。11チーム中当然一番最後のニューマシン発表。もちろんシェイクダウンもままならず(RA106ハイブリッドでパーツ類はテストしていたけれど)、そのマシンがQ3に残るなんて、世界中の誰もが予想していなかったはずである。
 それが、金曜日から走り始めたら速い速い。常に中位以上のタイムで我々を盛り上げてくれ、
「初のQ1突破なるか!!」
なーんて期待もピークに達していたら、とんでもない!!琢磨はQ2で10位から落ちなかったもんだからさあ大変。
誰も給油準備していない。作戦も立てていない。でも嬉しい!!
Q3後は、優勝したかのようなクルーのお出迎え。琢磨はクルーに担がれて満面の笑み。こんな痛快な絵物語が開幕戦で見られたことは、本当に驚きだった。
 スパイカーなんか、シコシコテストしていたのにSuperAguriの影さえ踏めなかったわけだから、この躍進は本当にすごい。
 ただ、ポイントが取れるのは開幕3戦までかなぁと思っていただけに、ノーポイントとはちょっと残念。ヨーロッパラウンド以降は各チームマシンの熟成度も上がるだろうから、ポイントは段々ハードルが高くなるんじゃないかと思う。
 でも、また我々に夢を見せてほしいなぁ…


 こんなことを書いていても、スペインGPは後2週間後。
 待ち遠しいですねぇ…
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by R-130 | 2007-04-28 17:40 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 03月 18日
F1:第1戦オーストラリアGP予選 ライコネンがP.P.そして予想外の大健闘SuperAguriは…
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Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 K・ライコネン フェラーリ 1:26.072
2 F・アロンソ マクラーレン 1:26.493
3 N・ハイドフェルド BMW 1:26.556
4 L・ハミルトン マクラーレン 1:26.755
5 R・クビサ BMW 1:27.347
6 G・フィジケラ ルノー 1:27.634
7 M・ウェーバー レッドブル 1:27.934
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:28.404
9 R・シューマッハ トヨタ 1:28.692
10 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:28.871
11 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:26.909
12 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:26.914
13 H・コヴァライネン ルノー 1:26.964
14 J・バトン ホンダ 1:27.264
15 A・ブルツ ウィリアムズ 1:27.393
16 F・マッサ フェラーリ 1:26.712
17 R・バリチェロ ホンダ 1:27.596
18 S・スピード トロロッソ 1:28.305
19 D・クルサード レッドブル 1:28.579
20 V・リウッツィ トロロッソ 1:29.267
21 A・スーティル スパイカー 1:29.339
22 C・アルバース スパイカー 1:31.932

(文中のタイムや写真はF1-Live.comを参照)

 ほぼ快晴のコンディションで始まった予選。
 Q1では、お馴染みの昨年のワースト3チームが最初にコースインして、その後続々とコースインする恒例の展開。最初はSuperAguriの2台もタイムが伸び悩み、やはりQ2進出は難しいかなぁと思っていた矢先、2回目のアタックラップでディヴィッドソンが8位、琢磨12位と余裕の通過ラインに。そして、今回のQ1はトップから17位までが1秒1の間に入る大混戦となった。その混戦の中、HONDAのバリチェロがノックアウト。レッドブルのクルサードもマシントラブルか、トップから1秒9遅れてノックアウト。その他、スピード、リウッツィ、スーティル、アルバースがノックアウトして行った。かつて3チームでテールエンダーを温めていたうちの2チーム、スパイカーとSTRはSuperAguriの大躍進をどのような気持ちで眺めていたのだろうか…
 そして、参戦2年目にして2台ともQ2進出を開幕戦でやってのけたSuperAguriには更に劇的なドラマが待っていた…

 Q2は、ピットでトロリージャッキを引きずってスタートしたトゥルーリ、そしてギアトラブルでスローダウンしているラルフと、TOYOTA勢の不振が、Q2の荒れた展開を予想させる。
 そして、優勝候補最有力のフェラーリ・マッサがギアボックスのトラブルでまさかのノータイムに終わり騒然とする中、更にはルノーのコヴァライネンがタイムアタックに失敗。もともと一発のタイムに難があることが指摘されていたルノーだが、コヴァライネンがそのジレンマにはまりQ2でノックダウンしていく。
 そして圧巻はSuperAguri。ギリギリまで琢磨とディヴィッドソンが10位以内に残る健闘を見せていたが、最後の最後でディヴィッドソンが11位に脱落するも、琢磨は10位を死守し、なんといきなりSuperAguriは開幕戦でQ3に挑むという奇想天外な展開が待っていた。
 チームがQに進まないだろうと見て、給油機を用意していなかったのが、このチームの慌てぶりを最大限に表現していたといっていいだろう。チームですら、Q3は夢物語だと思っていたのだ。まさに大波乱である。
 Q2のノックダウンは、その他にブルツ、バトン、ロズベルグ。ワークスHONDAはまさかのSuperAguriに完敗。ラルフはギアボックストラブルを克服してトゥルーリと共にQ3に生き残れたことにメディアもチームも驚きを隠せなかっただろう。どうやら、バーレーンの後にプライベートテストを行ったヘレスでの結果が非常に良かったということらしい。

 Q3では、フェラーリのライコネンが圧倒的なタイムでP.P.を獲得。2位アロンソよりコンマ4以上速いタイムで、燃料の軽さを予想させるタイムだ。2位アロンソ、4位ハミルトンに割って入ったのがBMWのハイドフェルド。戦前の予想通り見事な速さで3位に食い込んだ。クビカも5番手である。
 ただ、タイムを見る限り26秒台はハミルトンまで。5位クビカはハイドフェルドと燃料搭載量が違うのか1秒近い差がある。事実上、フェラーリ・ライコネンをアロンソとハミルトンが追いかける展開になりそうだ。早くも今年の主役と目される二人のマッチレースが見られるのか。
 そして琢磨は燃料をたっぷり積んで10番手。明日は堅実な走りで、後ろをブロックして、あわよくばポイントを稼ごうと言うストラテジーだろう。考えていない割にはなかなか現実的な作戦だろう。


 予選では、ほぼ戦前の予想通りの結果となった。
 3強+BMWの構図は変わらない。ルノーはこのように非パーマネントサーキットでは、尚の事一発のタイムが出にくいだろう。この辺が課題になりそうだ。いくらレースペースが優れていても、前に遅い車に頭を抑えられたらストラテジーも台無しになりかねない。
 テストでふるわなかった、レッドブルとTOYOTA。この2チームは、バーレーンの2週に渡るテストの後ヨーロッパで居残りテストを実施している。それが功を奏しているのかもしれない。フェラーリも同様である。
 
 そして、最大の驚きはSuperAguri。まさかまさかのQ3進出、しかもワークスHONDAを抑えての大激走は誰も予想し得なかった"快挙"である。
 今年のSuperAguriに八百屋は厳しい目を向けていた。
 以前のエントリーでも指摘していたようにSA06BがブラジルGPで激走したのは、BSタイヤの恩恵が大きいと思っていた。しかも、今年のマシンはRA106のコピーだと騒がれていた。実際冬のテストはHONDAからRA106をハイブリッド化して借り受けての走行だっただけに、その噂は現実味を持って受け入れられていた。
 今年は2年目のSuperAguri。去年は1年目だったこと、参戦を急遽1年前倒ししたことで、ある程度の甘えが許されるような風潮があった。しかし、今年は2年目。甘えは許されないと思っていた。その矢先にカスタマーシャーシの噂が浮上。もしSuperAguriがRA106改を持ち込んだら、流石の日本チームでも糾弾しようと思っていた。そんな甘い考えでF1を戦ってほしくないと言う気持ちもあり、それでは、海外のメディアからSuperAguriはただの道楽である、と言う意見に反論できなくなるからでもあった。
 クラッシュテスト不合格や、スポンサー獲得の難航など、非常多くの困難を抱えながらも今週半ばにようやくSA07が発表。RA106(1部RA107)に酷似しているところもあったが、フロント周りなどは違っていたため、八百屋的にはこれならOKだと思った。(少なくともRB3とSTRよりは全然いいと思う。)しかし、テストが全く出来ていないことから、とにかく序盤はテールエンダーから免れないだろうと思っていた。

 しかし、蓋を開けてみればどうだ!!
 まだまだこんな新興チームが夢を見られるような土台がF1にもあったというのか。並み居る有力チームを押しのけて、更にはワークスHONDAも眼中にない、と言った感じで次元の違う走りを見せて(次元=去年との比較と言う意味での次元)琢磨がQ3まで生き残るという快走劇を披露してくれた。
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 琢磨もこのグランプリウイーク、常にディヴィッドソンの後塵を拝していただけにここぞと言う時に前に出られたのはことのほか嬉しかっただろう。もし順位が1つでも違えば、Q3進出は無かったのだから。
 SuperAguri、恐れ入りました。あなたたちのことを過小評価していたことを謝ります。もう10年以上も前になるような気がするこの下位チームの快走。この下克上を今シーズン1戦でも多く見せてもらいたい!!

 そして琢磨。明日の決勝はバトルもしてもらいたい気もするが、クレバーな走りも心がけて欲しい。明日は何と言っても開幕戦。波乱の可能性も充分にある。10番手と言うポジションから考えても、走っているだけでポイントが転がり込む可能性もあるのだ。淡々と走れ、とは言わないが不用意に仕掛けて自滅だけは避けてもらいたい。彼が、色々な意味で更に上の階段に上がる為の大きな試練だと思う。ファイターも素晴らしいが強くないとポイントは取れない。日本人がF1と言う第一線で少しでも長く活躍してもらいたいためのお願いでもある。

 そして、噂にあがっていたコリン・コレス率いるスパイカーは、SuperAguriのみを異議申し立ての行動に出た。RB3とSTR2については、同シャーシを使用しているかどうかの確認が取れなかった、と言うのが理由らしいが、あんなのエンジンとその周り、ギアボックスと後方処理以外は酷似しており、あちらの方がコピーと言われても仕方ないと思うが、SuperAguriのみの提訴と言うことは、やはりコリン・コレスはSuperAguriの大躍進がことのほか気に入らなかったからだろう。これを"クロ"と判定すれば、RB3とSTR2もクロになるだろう。そうすれば3チーム6台が最悪グランプリから除外される可能性もある。それを考慮すれば、そしてSA07は前述の2台のようにコピーだ、とは言えない形状も持ち合わせており、恐らく裁定は"シロ"だと思う。思う、としか言えないのはこれを決めるのはFIAではなく裁判所である、と言うところ。この辺の諸々の事情が加味されない可能性が高いので、絶対シロとはいえないのが実情だ。

 SuperAguriを取り巻く環境はポジティヴなものばかりではないが、まずは明日の決勝に集中してもらいたい。ディヴィッドソンも11位なのだ。うまくすればどちらかがポイントにありつける可能性は高い。
 ライコネンとアロンソを初めとする新勢力の対決を楽しみつつ、SuperAguriの快走にも期待したい、明日の決勝である!!
 (生で観戦できないのが何とも悔やまれます。今日の予選も生で見られませんでしたし…くうぅーっ!!)
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by R-130 | 2007-03-18 00:02 | ∟F1 2007 Quaurify