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2007年 08月 23日
サッカー:A代表はカメルーンに勝利、五輪代表はベトナムに辛勝…
 プレミアに続き今度は日本代表ダブルヘッダー(苦笑)

 カメルーン、来日メンバー豪華でした。
 さすが中津江村効果でしょうか。彼らも、大分で試合しなかったら来なかったでしょうね。エトーは、バルセロナに続き今月2度目の来日ですw絶対中津江村効果だと思います。
 地方の新聞では、カメルーン代表の訪問に対して、坂本代表を初めとする中津江村の面々が盛大におもてなしをしたと報じられています。
 02年W杯の時にも報じられた、編み笠の舞踊に、今回もカメルーン選手が飛び入りしているシーンが放送されていましたwなんか心が温まるシーンでした。

 その中津江村のメンバーは、九州石油ドームにカメルーンを応援にカメルーンカラーに身をまとってスタンドで声援を送っていました。日韓W杯が終わってもこんな絆の強い国とキャンプ地ってここだけじゃないでしょうか。

 しかーし、やはりヨーロッパはシーズン開幕間もない、もしくは開幕前とあってか選手のコンディションは良くなく、また所属チームにきつく言われてきたのか、肉体が躍動するようなアフリカの選手特有のプレーは見られぬまま90分が終わってしまいました。それでも、あっさり振り切られる日本代表の両SBや、未だにゴール前で思いっきり打てない問題は、まだまだ解決されそうにもありません。
 遠藤のFKからトゥーリオのゴール、山瀬のミドルなど得点シーンはきれいでしたが、しかしそれでも「なんだかなー」と思われた方は少なくないはず。田中達也や大久保など、それなりの収穫もありましたが、後半はあーあ、と言う展開だっただけに、もっと現状の問題点を解きほぐして、ブラッシュアップしてもらいたいものです。


 実はこの試合、大分と言うこともあって近いので、密かに生観戦を企てていたんですが、転勤命令が会社から叩きつけられて泣く泣く中止…
 ブログの更新が滞っているのもこのせいです(←しれーっと言い訳(^^ゞ)



 モヤモヤ感が失望に変わったのは五輪代表の試合。
 格下ベトナム相手にホームで1点じゃ、五輪には出られそうにもありません。
 しかも、得点シーンは、もはやこれしかないのではないかと思ってしまうセットプレーのみ。
 反町監督が期待を込めて使い続ける平山は不発で大ブーイングを浴び、後半はベトナムに押し込まれるシーンも目立ちました。

 翌日の新聞で、ベトナムの躍進は国内リーグの更盛にある、と言うような記事を見ましたが、サッカー後進国のベトナムに辛勝してそういう論調しか書けない日本のジャーナリズムにうんざり。もっと批判しろよ。今年は五輪代表は諦めた方が良さそうです。
 谷間の世代といわれ続けた彼らのより一層の奮起に期待するしかありませんね。
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by R-130 | 2007-08-23 22:54 | ∟サッカー日本代表
2007年 07月 30日
サッカー:アジアカップ 決勝 3位決定戦
■ 決勝

○ イラク 1 --- 0 サウジアラビア ●


■ 3位決定戦

○ 韓国 0 --- 0 日本 ●
  (PK 6 --- 5)



 地上波の各局が選挙速報をこぞって放映する中、非国民のようにBS2にチャンネル合わせてアジアカップの決勝を観戦w
 ここまで勝ちあがってきたイラクの実力がフロックでないことを証明して見せた試合だった。

 試合はほぼ互角の内容。
 ただ、実績を考えればサウジが圧倒的に上だし、イラクは国内情勢を踏まえればサッカーどころではないはず。
 
 しかし、勝負にかける情熱は、歴史を作ったイラクの方が上だった。
 日本戦を見た後に、この試合を見たからと言うのもあるかもしれないが、まさに"見せ付けられた"感じ。勝負にこだわるとはこうだ!!といわんばかりの気迫に満ち溢れたサッカーだった。

 この試合を見た日本代表の選手はどれくらいいただろうか。
 この試合を見て少しはインスパイアされて欲しいものである。



 その3位決定戦。
 試合内容や精神論は、多くのブロガー様が取り上げられていると思うのでここでは割愛して、大会全体を通しての、日本代表の問題点を考えて見たい。



◇ 問題点1 脆弱なDFライン

 今回のDFラインは正直言って守備力が低すぎた。
 中沢以外に守備のスペシャリストがいなかったのが、不用意な失点や何度も危ない場面を招いた大きな理由だろう。
 何度も言うように、阿部はCBが専門ではない。
 このまま彼が良いように使われれば、器用貧乏になって大成しないだろう。ポリバレントなんて横文字使えば聞こえが良いが、要は何でも屋さんでしかもスペシャリストがいないがために、穴埋めのように使っただけのことである。
 トゥーリオが戻れば阿部はLSBに回るのだろうか。それとも中村憲剛を外してボランチで使うのか?オシムはどう考えているのだろうか。

 また、SBも残念ながら守備力は低いとしか言いようがない。
 現在のフットボールにおいては、SBに求められるのは、タッチラインを何度もアップダウンできるスタミナ、瞬発力、守備力、出来ればフィジカル、そしてついで攻撃力である。
 チームカラー如何では攻撃力を優先することもあろうが、基本はディフェンダー、守備ありきなのだ。
 そういう意味では、駒野はフィジカルが弱く守備力も低い。セットプレーでは相手に振り切られ、ゴールも奪われてしまった。
 加地は論外。プレーが消極的過ぎるし、守備も当たりさわり無いプレーしか行わないので目立たないが、内容は最悪だ。
 今後は坪井をRSBで起用してみたり、今野を起用してみたりして欲しい。坪井はスピードもあり、CBもこなせるだけあってフィジカルもそこそこ。今野は身長が低く当たり負けしそうだが、プレーオン時のハードマークは定評があり、機を見たオーバーラップも悪くない。
 是非検討してもらいたい。



◇ その2 オシムのメンバー招集と起用に対する疑問

 今大会のメンバーを見たとき、殆どの方が試合に出られる選手はメンバーの2/3しかいないことを悟ったはずだ。事実、交代はいかにもワンパターンで更に悪いことに事態を打開できる選手はゼロだった。
 これはレギュラー組、ないし準レギュラー組みに信頼を置いているというオシムのメッセージなのかもしれないが、もっと色々な選手をテストマッチで試す必要があったと思う。
 特にFWの人選はあまりにも隔たりがありすぎた。誤解を恐れずに言えば、好き嫌いだけで選んだ感が強い。怪我で間に合わなかった田中達也や大久保あたりは、是非次回以降の候補に挙げて欲しい。矢野も使うならじっくり使ってみて欲しい。
 中盤は頭数が沢山いたわりに、使える選手はごく僅か。経験を積ませるつもりで呼べるほど、今の台所事情は潤沢ではないはず。この暑さやコンディションを考えれば総力戦と言う位置づけで、小野のような実力者や家永、松井と言ったサイドのスペシャリストを呼んで欲しかった。
 少なくとも山岸や羽生よりは素晴らしい活躍を見せてくれたはず。

 特に羽生。PK外した挙句にメディアに「蹴りたくなかった」なんて言うヤツは二度と代表に呼ぶべきではない。もうこの時点で、代表失格である。



◇ 高原を活かすなら2トップを

 高原はCFのタイプとしてはペナルティエリアに張っているタイプ。たまーにサイドに流れたりもするが、基本的にはゴールゲッターである。
 このタイプを活かす場合、高原を1トップにしてしまうと2列目以降の攻撃の組み立てに非常に工夫がいる。しかし、今大会の2列目を担った遠藤、中村、山岸の場合仕掛けられる選手が山岸しかいないためどうしても最後の崩しが閉塞的になりがちだ。
 高原にトッティのようなうまい具合に引いてきてチャンスメイク…を求めるのはコクなので、やはりトップのマークをバラけさせる意味でも2トップにするのが良いだろう。高原の相棒は、大久保や佐藤のように裏に飛び出すのを得意とするタイプが良いだろう。
 2列目のゲームメーカーのパスの受けては、必然的にSBかアンカーの1枚になる。この流れは今大会でもそこそこ構築されていたので、より一層の成熟と最後の詰めの形を作れるようになってもらいたいものである。



 トルシエやジーコがアジアカップ勝てて、オシムは勝てなかったという現実は重く受け止めなくてはならない。続投するにしろ、交代するにしろ、今大会の結果を厳粛に受け止めて課題を確実に克服してW杯予選に取り組んでもらいたいものである。
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by R-130 | 2007-07-30 03:35 | ∟サッカー日本代表
2007年 07月 26日
サッカー:アジアカップ 準決勝
■ アジアカップ準決勝

○ イラク 0 --- 0 韓国 ●
   (PK 4 --- 2)

○ サウジアラビア 3 --- 2 日本 ●



 イラクと韓国の試合は、なかなかゴールが決まりそうで決まらない、良く言えば1点を争う好ゲーム、悪く言えば決定力にかけたグダグダゲームと言った感じだった。個人的には圧倒的に後者の感じがしたが…なんとも雰囲気が締まらない試合だった。

 韓国はそれでもPKまで持ち込めば勝てるという自身があったように感じた。
 特に、GKのイ・ウンジェのPK戦に入ったときの、意味不明の自信顔がそれを物語っていたと思う。イラクをPKで下してきたという自信もあったのだろうか。

 しかしその自信顔のイ・ウンジェはイラクのPKを1本も止める事が出来ず(触れることはできたが…)4-2で韓国が敗退。イラン、韓国と言う強豪を押しのけてイラクが決勝に勝ち名乗りを上げた。



 その後すぐに行われた日本vsサウジアラビア戦。
 結果は誰もが知っておりくどくど書いても仕方ないので、問題点だけを簡潔にまとめたい。



◇ パスにこだわりすぎているきらいがある

 これはアジアカップの本戦全てにいえることだが、パスを意識するあまりか妙に繋ぎすぎるきらいがあるように思えた。もっと強引に言っていい気がするシーンが幾度となくあった。サウジ戦も然り。うまくやれば流れの中から1-2点取れたように思える。特に追わなければならないときはシュートを意識することも必要かと。妙なパスがミスに繋がってカウンターを喰らったりするシーンも少なくなかった。攻撃の形は悪くないが、最後の詰めは再考の余地があるように思える。



◇ CBとしての阿部の能力の限界

 サウジ戦ではミスを帳消しにするゴールも生まれ、オフェンス面ではそれなりに評価される部分があるが、同じくサウジ戦の2点目3点目は阿部のミスも大きい。
 特に3点目は消さなければならないニアポストのシュートコースを阿部が開けてしまい、確かに角度の無い難しいシュートではあったが、ある程度の技術と今回のようにトーキックで川口のタイミングを外されるようなシュートを打たれれば、いかなキーパーでも対応は難しい。彼をそれでもCBとして使うようならそれ相応の経験が必要になるだろう。



◇ ボランチの守備能力とカバーリング

 攻撃大好き中村憲剛は、3列目からの飛び出しを武器とするだけあって、攻撃面にはなかなかいいアクセントをつけれるが、守備力ははっきり言って並以下である。
 そうすると必然鈴木に守備の負担が増えるわけだが、たまにー前がかりになるこの両者が自陣から消えることがあるので要注意である。鈴木の守備能力は、特に運動量の多さで相手のチャンスを未然に防ぐ活躍と言う意味では貢献しているが、如何せん非常に多い運動量を要求されているため、後半も半分を過ぎる頃には流石に序盤の動きは鈍ってしまう。その時の守備のバランスも再考の余地がありそう。ちなみに遠藤は、スピードと得点能力が無いので(FKを除く)中村憲剛と入れ替えるのもありかと。



◇ 加地はもう限界、巻も格下のみしか得点できない

 加地もう駄目だろう。いたずらにリズムを悪くし、ドリブルも出来ない、クロスの精度も低い、守備も出来ないでダメダメ。駒野を右に回して左に今野や、トゥーリオが帰ってきたら阿部をLSBに使って(この起用もワールドクラスでは無理がありすぎるがアジアレベルなら何とかなるかも)やはり右に駒野と言う選択肢が良さそう。加地はもう無理だと思う。
 巻はJでもさして実績を残しているわけでもなく、アジアカップでもベトナム相手にしか得点が出来なかった。実力を物語っているようなものである。
 佐藤や、今代表に呼ばれていない田中達也や大久保あたりを使ったほうがいいだろう。


 
◇ もっと身のあるフレンドリーマッチを組むように協会に求む

 核下ばかりの相手で、守備面の問題が一切浮かび上がらないまま1年が経ち、この大会は守備の問題が浮き彫りにされる試合になる、と公言したとおり守備に問題点が発覚した。それもこれも、協会がどうしようもない国しか日本に引っ張って来れないため。それがダメなら自分たちから出向け。もっと相手が格上とも言えるような相手と試合をしないと問題点は浮かび上がらない。格下相手に点を取っても、それは問題解決にはつながらない。



◇ そろそろGK川口も替えるべき

 ベスト8のオーストラリア戦は神がかり的なセーブで日本を救ったが、やはり不用意な飛び出しが多く、パフォーマンス的には極めて不安定といわざるを得ない。W杯のオーストラリアへの失点も、川口の飛び出しのまずさが原因で生まれたものもあった。
 それそろ後進に道を譲る時代なのかもしれない。


 まあそれでもサウジ戦は取ったらすぐ取り返した執念と、最後の15分くらいの何が何でも得点してやるという気迫だけは評価したい。厳しく言えばもっと前から気迫出して点を取っておけ、と言うことも出来るが内容は悪くはなかったので、よしとしよう。
 攻めて3位決定戦は、ぐだぐだの韓国をきっちり沈めて3位確保し、アジアカップの予備予選を免除してもらいたいものである。


  
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by R-130 | 2007-07-26 00:55 | ∟サッカー日本代表
2007年 07月 23日
サッカー:アジアカップ ベスト8
■ アジアカップ 決勝トーナメントベスト8

○ 日本 1 --- 1 オーストラリア ●
  (PK 4 --- 3)

○ イラク 2 --- 0 ベトナム ●

● イラン 0 --- 0 韓国 ○
  (PK  2 --- 4)

○ サウジアラビア 2 --- 1 ウズベキスタン ●


 アジアカップも決勝トーナメントがスタート。
 大会前には、オーストラリアやサウジアラビアと並んで優勝候補だったイランが、ピリッとしない韓国にスコアレスドローに持ち込まれてPKで敗退するという波乱がありました。向こうのトーナメントはてっきりイランが決勝まで勝ちあがるものだとばかり思っていたのでかなり意外です。

 後は順当に勝ち上がったと思います。
 サウジアラビアとウズベキスタン戦は、F1終了後後半だけ見ていたんですが、やはりサウジは試合巧者。頑張るウズベキスタンをのらりくらりと交わしてカウンター一閃!!攻撃時、特に遅攻時にボランチが前がかりになりやすい日本にとって、サウジのカウンターは要注意だと思います。チームコンディションもオーストラリアとは比べ物にならないくらい良い。決勝まで、気の抜ける相手はまったくいませんね。


 さて、その日本vsオーストラリア戦。
 個人的にはかなり審判に助けられた試合だと思っています。

 川口がPKで2本止めたことが勝ちを引き寄せた最大の要因であることは認めますが、そんなの運否天賦だし、だいたいヨーロッパでフルシーズン戦って疲れている選手が多く、コンディションが悪く監督も凡庸なチームに、Jリーグシーズン途中に中断して臨むというコンディション良好、しかも相手が10名になったにもかかわらず120分で決着がつけられなかったのは、最悪の結果になってもおかしくなかったと思います。
 失点もいただけない。ニアサイドに蹴りこまれたCKからの失点は、以前の教訓が活かされているとはとても思えません。相手のミスを見逃さなかった高原の1発がなければ、1-0で敗れていてもおかしくなかった。この結果は厳粛に受けとめて、ベスト4以降も気を引き締めて戦ってもらいたいものです。

 まあ相手がベタ引きになったときの戦い方もまだ稚拙さが否めません。
 佐藤はもっと早く投入すべきでした。
 教え子の巻が予選3戦目に活躍したものだから期待したのもあると思いますが、今日の巻は点が取れる雰囲気がなかった。速めに見限って当たらし流れを作るのも、監督の役目。今日はその動きが遅すぎたように思えます。

 
 次戦はサウジアラビア戦。
 先ほども言ったとおり、ボランチはバランスに充分気を配らないといけません。中村憲剛はただでさえ攻め好きなので、鈴木はより一層攻めの自重が求められます。オーストラリア戦は、サイドに流れたりするシーンがあったので、本当に気をつけてもらいたい。
 今のままだと、カウンターの格好の餌食になりそうで怖いです。
 阿部と中沢のマークの受け渡しもしっかりして、守りには慎重を期してベスト4に臨んでもらいたいものです。


  
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by R-130 | 2007-07-23 02:12 | ∟Football otherissue
2007年 07月 18日
サッカー:アジアカップとコパ・アメリカ決勝
■ アジアカップ ベトナムvs日本
 
 アジアカップ、グループリーグ最終節、ベトナムvs日本戦…
を見逃しました(^^ゞまた例によってビデオの仕込み間違い…最近これ多いですね。決して予約録画も出来ない時代遅れの人間、と言うわけではないです(苦笑)。
 ダイジェストで見たんで、滅多なことは言えないんですが、O.G.とは言え先制点を献上していたとは驚きました。超アウェー状態の中、さぞかしプレッシャーがかかったと思いますがその後4点を取り返したことは評価できると思います。巻が得点したというのも大きいですね。高原だけではやはり何かあったときに問題があるのでここで得点が取れたことは本人にとっても代表にとっても大きかったと思います。

 そして大健闘を見せているベトナムですがなんと!!決勝Tへと駒を進めることが出来ました。すごいことだと思います。もう1つの最終節でUAEがカタールを破ったために実現したもの。地元が盛り上がって、大変結構なことじゃないでしょうか。決してアジア各国のサッカーのレベルが縮まって来たと言うつもりはありませんが…
 ホスト国では、インドネシアも決勝T進出の可能性があると言うことで頑張ってもらいたいものです。韓国は崖っぷち。どうなっちゃうかは今夜決まります。

 その決勝Tの日本の初戦はオーストラリアに決まりました。
 各メディアで1年前の再戦だの、雪辱を果たせだの、変な煽り方をしていますが、そういうのは抜きにして共に監督も変わった新生代表同士、ガチンコ勝負をしてもらいたいものです。オーストラリアも、欧州組の不振や慣れない気候に苦しみ、あわやの予選落ちの危機でした。特に日本vsUAE戦の後にBS1で続けてイラクvsオーストラリア戦があってたので続けて観戦したんですが、どうにも勝ちきれないオーストラリアとイラクの痛快カウンターが決まる好対照のシーンで1-3で完敗したのを見たときには"どうしたのか?"と思っちゃいましたが、最終節はタイを圧倒していたので、やはり強敵であることに変わりありません。オシムJAPAN、初の同等かそれ以上の相手との真剣勝負。代表だけでなく監督としても真価が問われると思います。



■ コパ・アメリカ決勝

 CSの日テレG+でずーっと放映していたのは知っていたんですが、チャンネルに加入していないので見れずじまい、かと思いきや、注意深く地上波の深夜枠を覗いていたら、ありました!!決勝は録画放送してくれと言うことで、早速見させて頂きました。

 主力をバリバリ召集し本気モードのバシーレ監督率いるアルゼンチン代表と、カカとロナウヂーニョは辞退されたものの、層の厚さでコパ・アメリカ連覇を狙う若きドゥンガ監督率いるブラジル代表。この2チームの勝ちあがりは対照的でした。

 アルゼンチンは圧倒的な強さを見せ付けての勝ちあがり。
 ベテランのFWクレスポが負傷して離脱しても、メッシー・テベスがその不在を感じさせないような活躍で快進撃と言っていい内容で決勝進出。
 方やブラジルは苦戦続き。PKやら1点差やら薄氷を踏む思いで何とか勝ち進み、ロビーニョの決定力頼みでの決勝進出。

 戦前の下馬評は

"圧倒的アルゼンチン有利"

 逆にドゥンガ監督は「コパ・アメリカで優勝しなければ解任」的な記事が地元メディアを騒がしており、雰囲気的にもブラジルにはかなりのプレッシャーがあったと思います。


 しかし結果は3-0でブラジルの圧勝。
 これだから、サッカーはわかりません。だから面白いんだと改めて実感しました。
 内容的にはブラジルがすべてにおいて勝っていたとは言いがたいものがありました。
 メッシーの突破は相変わらず迫力があり、リケルメの前半の惜しい2本のシュートをポストとドニが防がなければアルゼンチンがペースを握っていただろう。

 しかし試合は開始早々に、ブラジルが中盤でアルゼンチンのミス(メッシーのパスミス)をすかさず奪ってエラーノのつなぎそれを大きく左サイドのバプティスタに展開。バプティスタが中に切れ込みながらDFとの対峙で、ワンクイックでボールを右に流してそのままシュート。これが見事に巻き込みながらゴール右枠上に決まり、まさに南米の個人技!!と言った感じのゴールでブラジルが先制しました。

 2点目は、インテルで更にスキルを上げたRSBマイコンの攻め上がりからのクロスをアジャラがO.G.してしまうアンラッキーもありました。

 後半にはダメ押しの3点目。
 カンビアッソのファールを受けて負傷したエラーノに代わって入ったD・アウベスがカウンターから見事にゴール右隅にゴールを流し込みこれで勝負あり。
 ブラジルは、ジウベルト・シウバの代わりに入ったミネイロに、リケルメのマンマークを貼り付けて、試合ではカウンターを執拗に狙い、スタメンもバティスタやワグネル・ラヴなどフィジカル中心のメンバーで構成した所謂"現代における当たり前すぎるぐらいスタンダードなフットボール"で強豪アルゼンチンを粉砕しました。

 王国ブラジルの面目は保ったが、個人的には94年や02年のW杯同様、現実的な采配をふるう監督に率いられたセレソンは強い、と言うイメージを更に強くしたように感じます。


 ただ、アルゼンチンのバシーレ監督の手腕もそれなりに評価しなければならないでしょう。
 監督就任時には懐疑的な声も少なくなかったですが、就任と同時にバランスよくメンバーを招集。ペケルマンはどうしてもユースを率いていたので世代が若手に偏りがちでしたが、アルゼンチンに帰還したヴェロンを代表に呼び戻して若手の手本にさせた他、代表の引退を表明していたリケルメをも復帰させて代表を活気付かせ、ブラジルのロナウヂーニョやカカのような"辞退"をさせない雰囲気作りに尽力し、大会へのモチベーションを高めました。
 決勝こそ、セレソンの現実的な作戦に敗れましたが、それまでの快進撃は流石アルゼンチン!!と思わせるような戦いぶりで、敗れこそしましたが、八百屋的には評価してしかるべきだと思います。

 ブラジルの連覇で幕を閉じたコパ・アメリカ。
 アジアカップも是非このような盛り上がりを見せてもらいたいものです。 
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by R-130 | 2007-07-18 13:55 | ∟Football otherissue
2007年 07月 14日
サッカー:アジアカップ 日本vsUAE 守備にまだ課題ありか
 得点は3点と申し分なく、しかも前半で試合を決めた(?)という意味では評価できる。
 高原が2得点と決定力の高さを見せつけ、今や代表には欠かせない存在になった。
 俊輔も流れの中での見せ場は決して多くなかったが、PKも決め、左足のキックフェイントからの惜しいシュートなど見せ場が無かったわけではない。

 
 攻撃の形としては、2トップで成果が出たから2トップが良い、と言う安易な言い方はしたくないが1トップよりは攻撃の可能性を感じるし、DFの枚数でトップの枚数を決めるとか下手な流動性を追及して連携を軽んじるくらいなら2トップでの連携を深めるべきである。少なくとも、山岸をスタメンで使うよりは内容も結果も出るような気がする。


 これは守備についても同様。4バックに固定することで連携を深めるべきだ。
 試合の中でアンカーの鈴木がDFラインに入る3バックの形もあったがそれは試合の中の流れの中で約束事。基本は4バック、にしたほうが約束事も明確になり連携が深まるはずだ。ただ、加地は2005年のような輝きが失せている。守備が出来るという訳でもないので(後半、マタルにさんざん狙われていた、見ていて一番守備が下手だから当然だろう)RSBに駒野、LSBに今野でも面白いかもしれない。


 ただ、以前から指摘していたようにこの大会はむしろ守備面の不安が顕著になるだろうという予想通り、守備面においての不安と言うか課題と言うか、はまだ残っているなぁと言う印象を受けた。


 やはり阿部と中沢の連携がうまくいっていないのか、それとも阿部が前回のファールを気にして消極的になりすぎたのか、妙な位置関係が多かった。はっきり言えばちくはぐ。アンカーの鈴木のカバーリングが光っていたので必要以上の危機には陥らなかったが、それでも後半は相手が1人減ったにもかかわらず後1点入ってもおかしくないシーンが目立った。


 特に中村憲剛が攻め上がった後のカウンターには注意が必要。
 後半の失点は彼が攻めあがってしまい中盤に大きくスペースを作ってしまったことと、中沢のポジショニングが中途半端だったことと阿部のマークが稚拙だったことが失点を招いている。


 阿部のDFとしての技量と中沢やボランチとの連携に不安を残す守備面。
 グループリーグではこれでも何とかなりそうだが、オーストラリアやサウジアラビアやイランと言った、フィジカルが強く攻撃もしたたかな国を相手にした場合、崩壊の危険を尚はらんでいるといって良いだろう。


 ただ、3得点して勝利したことで、総得点でベトナムを上回って首位に躍り出たことは好材料。これで最終節は最悪引き分けでも突破が決まる。
 しかし、1位通過をすれば準決勝までベトナムで試合をすることが出来るため、是非首位で試合を通過してもらいたいものである。
 過去の戦績も、負けた事の無いベトナムが最終節の相手。
 超アウェー状態での試合になるだろうが、試合は内容結果ともしっかり残して首位通過を果たしてもらいたいものである。
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by R-130 | 2007-07-14 00:54 | ∟Football otherissue
2007年 07月 11日
サッカー:アジアカップ 日本vsカタール これがよくも悪くも今の代表の現状か?
 課題を挙げれば限がないが、要約して箇条書きにすれば以下の様になるだろうか。

1.相変わらず決定力に欠ける
2.CB阿部の経験不足が露呈
3.W杯で散々指摘された集中の欠如再び
4.オシムは演技したのか、それとも単に底が割れただけなのか

枠外:中村を外してみるのも手


■ 1.相変わらず決定力に欠ける

 今更言うまでも無いが2点目が取れなかったことが最大の敗因。
 オシムのように6点取れとは言わないけど、中村、山岸、遠藤、羽生と"これは決めないかんでしょう"的なチャンスを悉く不意にするようでは、国際舞台では勝てないということだ。
 高原が数少ないチャンスをしっかり物にした反面、こういった詰めの甘さを見ると、全く成長してないなぁ~、と額に手を当ててしまう今日この頃。
 大きなお世話ついでにもう1つ加えれば、日本代表には1トップはやはり向いていないと思う。地上波の3トップなんて表記はお門違い。前半は相手の引いた守りに完全に高原が孤立していた。ASローマのトッティのように相手がベタ引きでもそれなりにチーム力を引き出せるようなクリエイティヴィティがないと現代の1トップは務まらないように思う。じっと我慢してトップに張っているタイプは、もはや1トップでは活きない時代のような気がする。


■ 2.CB阿部の経験不足が露呈

 常々このブログで指摘していた阿部のCBは経験値が低すぎてギャンブルに近い、と言うもの。今までのテストマッチがぬる過ぎた為、阿部が追い詰められたディフェンスと言うものを経験することなく大きな大会に直面して、いきなりその洗礼を浴びた格好だろう。
 相手はセバスチャン(なんか西洋の童話に出てきそうな名前だ)ただ1人が危険な匂いがしていたんだから、しっかり目を離さずに集中していれば、あのPKにもなりかねなかった危険なファールを冒す必要もなかったと思う。この辺は3にもも共通するけど。
 唯一の救いはこのミスが決勝T進出を決める瀬戸際のプレーでなかったこと。しかし日本代表は高い代償を払ったことになった。阿部にはもう面子もいないことだしより一層の成長をしてもらわないと困ることになる。


■ 3.W杯で散々指摘された集中の欠如再び

 後半得点後も、暫くは攻め続けていたが、段々ゴールが遠いということが広まってきたのか、プレーが散漫に。最後は中途半端に引いた結果、相手の速攻をファウルと言う手段でしかとめることができず、それで与えた絶好のFKを決められてドローに持ち込まれた。
 こういった国際大会になれば、内容だけでは評価されない。3階級ほどの差があってもドローはドロー。日本はまたしても1点を守れなかった。
 これはW杯の初戦からなんら変わっていないように思える。あのときからメンバーも半分以上変わったが、メンタリティはなんら変わっていない。
 それとも、崖っぷちに立つ事で初めて真剣になれるのか?
 まさか、W杯のときのように崖っぷちにたっても惨めな終わり方をするのではあるまいな?


■ 4.オシムは演技したのか、それとも単に底が割れただけなのか
 
 試合後の苛立ったインタビュー。
 そして、ドレッシングルームで激高していたと語っていた中村。
 あのオシムの姿の真意があるのか、それとも本当に激高していただけなのか。
 個人的には、あのオシムのポーズは"演技"であると信じたい。
 あのドイツの地から1年経った今も、弛緩しきったメンタリティーに活を入れるためにあのような激高した姿をメディアや代表メンバーに見せたんだと信じたい。
 別にオシムを擁護するわけではないが、ナショナルチームの代表監督たるもの、それくらいは計算づくでやれる力量があるものだと信じたい。まだ半信半疑だが…

 ただ…あれが彼の単なる素のリアクションだとすれば、オシムJAPANは大成しないだろう。
 自分が指導した成れの果てに激高するようでは、自身が代表の事態を把握していないことを露呈しているだけである。
 きっと、前回大会の川口のような神かがり的な要素でもない限り連覇はなしえないだろう。
 後任候補を早急に探すべきである。



番外:中村を外してみるのも手

 中村俊輔の出来が今一歩のような気がする。1試合だけでそれを判断するのはどうかと思うが、彼のところにボールが来るとテンポが悪くなる。やはりさわってリズムを作る選手なだけに、球離れの速さを求めるオシム監督の下では彼のよさは活き難い様な気がする。
 1試合ぐらい、彼のいない試合を見てみたい気もする。



 グループリーグのレビューは後にやろうと思うが、グループBは何とホスト国のベトナムがUAEを破るという大波乱で、現在ベトナムがトップ。きっとベトナムは御祭り騒ぎだろう!!
 これでもしベトナムが次戦でカタールに引き分けちゃったりすると…
 グループリーグ最終戦は、決勝T進出を賭けたベトナムとのもろアウェー決戦になるわけで…ウムム、これはこれで楽しみだ。ベトナムの番狂わせ期待したい!!
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by R-130 | 2007-07-11 03:05 | ∟Football otherissue
2007年 07月 04日
サッカー:もうすぐアジアカップ!!
 7月7日よりいよいよアジアカップが始まります!!
 文字通り、アジアナンバー1を決める大会とあって、やっぱり見るほうとしても、こぶしをムムムっ、と握り締めながら毎日見ちゃうと思います。

 今回はインドネシア、マレーシア、ベトナム、タイの4カ国共催言うことでいきなり開催国が4つも埋まってしまうと言う珍しい大会でしたが、もちろん日本も実力で本大会出場を決めています。

 で、アジアカップに優勝すると漏れなくコンフェデレーションズカップの出場権がついてきます。これは、世界6大陸の覇者+前回優勝国+ホスト国の8カ国のナショナルチームが、世界一をかけて争うW杯の1年前に行われる前哨戦みたいなものです。世界の強豪と本気レベルで競り合うことが出来る数少ない国際大会なので、ぜひ優勝して参加してもらいたいものです(って本当はただ盛り上がって見たいだけなんですが…)。

 


■ 日本代表メンバー 23名


 それでは、日本代表の23人のメンバーを見て見ましょう。


GK
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(川崎)

DF
中澤佑二(横浜FM)
坪井慶介(浦和)
加地亮(G大阪)
駒野友一(広島)

MF
中村俊輔(セルティック/スコットランド)
橋本英郎(G大阪)
羽生直剛(千葉)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
鈴木啓太(浦和)
阿部勇樹(浦和)
今野泰幸(FC東京)
山岸智(千葉)
太田吉彰(磐田)
水野晃樹(千葉)

FW
高原直泰(フランクフルト/ドイツ)
播戸竜二(G大阪)
巻誠一郎(千葉)
佐藤寿人(広島)
矢野貴章(新潟)


 げげっ!!トゥーリオの名前が無い…何とも怪我で参戦できないそうです…これは日本のDFラインが心配ですね。阿部と坪井には頑張ってもらわないと…でもCBは3人と非常に頭数的にも心許無いです。これ以上怪我人が出るとやばいですよ…。

 今回、本田や家長、そして前評判の高かった前田を押しのけ、初選出された太田選手(磐田)。無尽蔵のスタミナで90分ピッチを所狭しと駆け回るプレースタイルをオシムも買っているようです。彼の活躍にも期待したいですね。

 全体的にMFの登録が多いのは、やはりオシムも中盤が試合の流れを変える"肝"であると言う認識をしているのでしょう。実に色々なタイプの選手を登録しており、あらゆる流れにも選手交代で対応出来る体制にしていると言ったところでしょうか。実際これまでのテストマッチでも、まずは中盤を変えてリズムを作り直す采配が非常に多かったです。この辺のオシム采配に、アジアカップ制覇がかかっているので、今回は本気モードの大会、必見です。

 後、昨日の速報で播戸選手が怪我で出場が危ぶまれているそうです。大丈夫でしょうか…


■ 日本が入っているグループBの展望


 それでは各グループのメンバーと日本が入っているグループBの展望を簡単に。


◇ グループA

オーストラリア
イラク
オマーン
タイ


◇ グループB

日本
カタール
UAE
ベトナム


◇グループC

中国
IRイラン
マレーシア
ウズベキスタン


◇グループD

バーレーン
インドネシア
韓国
サウジアラビア

 上位2カ国が勝ち抜けです。面子的にはグループDが一番悲惨でしょうか。はっきり言っちゃいますとインドネシアは蚊帳の外で、韓国・サウジの2強にバーレーンがどう肉薄するか、という感じだと思います。しかし、サウジと韓国が同居すると言うことは…どちらか片方はシード国ではなかったということですよね。何とも恐ろしい…
 さて、日本が属するグループBも組み合わせ的にはあまり恵まれていません。
 と、言うのは過去の対戦成績。

・対カタール       2敗 2分(!!)  アジアカップ 第1戦 7月9日 
・対UAE      3勝 2敗 6分    アジアカップ 第2戦 7月13日
・対ベトナム    3勝    1分    アジアカップ 第3戦 7月16日

 何と!!カタールに勝ったことが無い!!これが意外でした。UAEとも星取ではほぼ五分なんですね。実力的には日本のほうが抜けているとは思いますが油断は出来ないっす。気の抜けないグループに入ってしまいました…


 日本の初戦は7月9日にカタール戦、いきなり難敵と当たります。是非とも勝利して決勝トーナメント出場に弾みをつけてもらいたいものです。
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 AFCのアジアカップイメージイラスト。
 おお、俊輔が真ん中に!?やはりアジアを代表する選手と言うことなんでしょうか。
あ、代表にも入っていない三都主アレサンドロが、右の方に…

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by R-130 | 2007-07-04 07:15 | ∟サッカー日本代表
2007年 06月 06日
サッカー:キリンチャレンジカップ vsコロンビア戦 またしても好対照の前・後半!!
 ちょっと生で見ることが出来ず、日付が変わる頃からビデオでの観戦と相成ったんですが…
 モンテネグロのメンバーががっかりだったので、コロンビアも大した事ないか、なーんて思ってあまり気にしていなかったら、おお、結構来ていたんですね。コルドバ見たかったなぁ…

 さて、予定通り欧州組が全員集合と相成った前半。疲れや連携不足から、かなり締まらない試合展開になるだろうなぁ、と思っていたら案の上の展開。
 特に中田浩二はポジション取りが曖昧で、守るには高いけど攻めるには低い、見たいな感じで45分をダラダラと過ごされ、フェレイラの標的にされていましたね。鈴木啓太のカバーリングが痛々しいくらいでした。
 稲本も、本来のアンカーのポジションより高めを任されたみたいで、こちらも動きに思い切りがない。攻めていいのか守るべきなのか…ボールの動きの悪さも手伝って、稲本の持ち味は殆ど活かせずに消えていきました。
 不調と言う意味では俊輔もそう。セルティックのリズムと、代表のリズムはまったく異なっており、セルティックではある程度自由にやらせてもらっているのに対し、代表ではオシムにあまり持たずにパスすることを要求され…ボールに多く触ってリズムを作ろうとする俊輔にとって、今の代表は決して居心地のいい場所とはいえないでしょうね。

 前半は、日本は攻撃らしい攻撃の形が作れず、駒野もこれだけ選手の動きや連携が悪いと右サイドからの攻撃も沈黙…逆にコロンビアの右サイド(=日本の左サイド、中田浩のいるところ)から再三つつかれ、危うい場面が多かった。コロンビアに、ニステルやドログバみたいなFWがいれば3点くらいやられていただろう。

 そんな前半の体たらく振りを見て、オシムもまったく見所のなかった欧州組2人はあっさり交代。俊輔も替えるかなぁ、なんて思っていたけど、俊輔はステイ。この辺は"特別視しない"とか言っておきながらやはり一目置いているんだろう。

 さて、その替わって入った羽生と今野の運動量で、後半の日本は息を吹き返した。豊富な運動量で相手のマークを撹乱し、開いたスペースをうまく活用するサッカーが見られるようになった。また、高原や羽生が、高い位置から相手にプレッシャーをかけると言う、相手を焦らせる動きも前半にはなかったいい傾向だった。
 前半終了後の、高原とコロンビアDF陣のいさかいのせいかわからないが、コロンビアのDF陣が激しく高原を削っても高原が涼しい顔をしていたのが頼もしい。恐らくW杯前なら熱くなって自分のプレーが出来ずに自滅していたと思う。この辺もコンスタントに試合に出ることで成長したなぁと、つくづく感じた。

 この試合最大の見せ場は、左サイドからの連携シーン。流れるようなパス回しから最後は中村憲剛がシュートを放ったが残念ながら枠の上。これを、グラウンダーのシュートでファーサイドに決めれる技術と余裕があれば、日本はもっと上にいけると思うが、今はこの辺が限界なんだろう。後半は、見ててそれなりに面白かったが、それでも決定的なシーンはそう多くなかったように感じた。


 ただ、ジーコからオシムに替わって、代表のなにが変わったのかといわれると、今の段階では殆ど明確な答えを見出せないような気がする。メンバーはそれなりに変わったが、やはり個人的なスキルに頼りきったサッカーであることに変わりがないように感じる。代表メンバーに連携を求めるのはなかなか難しいことで、成果が出るまで3-4年かかるのかもしれないが、本当にこのままで成果が出るのだろうか。少なくとも、この後に行われるアジアカップでは優勝か、最低内容で我々を納得させるものを見せてくれないと、この先を大いに考える必要があるように感じる。

 攻めにしても最後は高原頼みじゃだめだし、守りにしても最後に中沢頼みではいつか破綻する。やりたいサッカーと言うのは未だ見えてこず、ある意味、自慢の守備陣で強固に守って、せめては人数をかけず個人技中心で攻めるコロンビアのほうが、戦術的には共感が持てた(しかし、残念ながらカウンターを可能にする決定力あるFWが今回は不在だったが)。
 
 とりあえず、ホームで1勝1分で何とかタイトルは確保したオシム監督。
 今度は是非アジアチャンピオン獲得のために頑張ってもらいたい。
 
 
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by R-130 | 2007-06-06 02:38 | ∟サッカー日本代表
2007年 06月 01日
サッカー:キリンチャレンジカップ vsモンテネグロ戦 好対照の前・後半…
 モンテネグロのメンバー見て、あー、やっぱりヴチニッチ来なかったかって思った。
 まあ、そんなにすごい選手じゃないからいいけど…
 でも、ローマでも大して試合に出てなかったから疲れなんか溜まってない筈なのに…
 新生モンテネグロの2試合目、しかもFIFA加盟承認後最初のゲームなんだから出てやれよ…愛国心無いのかっ!!って、ちょっと思いました。

 いきなり閑話休題、さあ、試合試合。

 Man of the Matchは駒野と言うことになるのだろうか。
 得点を取った中沢や高原より目立っていた。そして、左サイドより明らかに右サイドやった方がクロスの質が良い。
 4-4-2スタートながら実質3-5-2のような布陣も好印象。まだ明言は避けたいが、どうしてもW杯ドイツ大会のあの守備が忘れられず、駒野の守備能力には激しく疑問符。だったらしっかり3バック+1ボランチでやればいいよっ、ってつくづく思った。まあ、じゃあ、3バックは、坪井と中沢と阿部でいいのか?と言う疑問は付きまとうが…
 
 モンテネグロは、前半4-4-1-1みたいな布陣で8人が自陣を固める守備的な展開。
 しかし、右サイドの駒野にこっぴどくやられているのに、そこに選手を当ててこないのが非常に不思議。あれだけフリーでやれれば、精度の高いクロスも上がるということか。でも、ゾーンで守っているような雰囲気も無かったので、単純にモンテネグロの左サイドが下手だったということか。

 前半は、それなりになんかこうやりたいサッカーが見え隠れして、何より無闇にダイレクトや1タッチにこだわらないサッカーが出来ていたことに、ちょっと安堵。去年やっていたような闇雲に走ってパスまわして、猿回しみたいなサッカーが浸透してしまったらどうしようかと思ったが、左サイドは沈黙していたが、右サイドを行かすための動きが出来ていた(←まぐれじゃないよね?)ので、ちっとはよくなったのかなぁ、と思わなくも無かった。

 しかーし、後半になり選手が代わりだすと、まったく別のチームに変わっていく…
 今までの試合は後半選手が代わって動きがよくなることが多かったが、今回は逆。攻撃も単調になり、何よりモンテネグロもエンジンがかかってきたのか、狭い区域でのパスからの突破を何度も許し、ピンチを招いていた。
 高原が相手選手を倒してPK献上(←書いてて状況想像しても非常に違和感がある、何故高原が相手を倒してPK献上なの?相手に倒されてPKGetじゃなくて?)したのをブルザノビッチ(10番背負っているだけあってなかなかいい選手だった)が外したのは結構救われたと思うぞ。あれで失点取られてがたがたーって言う展開も無くはなかったような危なさが後半はあったもんなぁ。

 結局3点目が遠く、2点とって満足すべきなのか、いやいやとどめの3点を取りに行ってよ、と叱咤すべきなのか、いまいち微妙な感じで試合は終了。
 楢崎も、復帰初戦としては物足りない試合じゃなかっただろうか。

 しかし、やっぱり思う。

協会は、もっと強い国をつれてくるべきだ!!

 はっきり言って今日のモンテネグロは、稚拙な中央突破以外、攻めを持たない国だった。
 サイドを攻略されることも無く、だからあんなに駒野は自由に上がれたのだ。
 日本が恐らく潜在的に抱えているであろう、そう、W杯のオーストラリア戦やブラジル戦で見せた、緊張に糸が切れると立て続けに失点する勝負弱さ、は、まだ克服できていないはず。それを強い国とすることで、常にディフェンスが攻撃の緊張にさらされた段階で、どーなの?と言うところを見ていたい。個人的には阿部をDFラインに組み込むなんて、有り得ないと思っている。そんなのもってアジアレベルまでだ。高原が成長したことで、今は攻撃よりも守備に抱えている問題の方が少なくないはず。そこを早急に洗い出すべき。
 そのためにも強化試合で強い国を是が非でも引っ張り出してきて、現状の潜在的な問題点を引っ張り出してもらいたい。

 だって、今のままじゃ、ホームに弱い国招いてコンディションも整わないのにポコポコ叩いているだけじゃない…
 
 頼むよーJFA…
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by R-130 | 2007-06-01 23:47 | ∟サッカー日本代表