<   2007年 05月 ( 27 )   > この月の画像一覧

2007年 05月 30日
サッカー:ユーベ、デシャン監督辞任へ ベッカムは代表復帰もLAギャラクシーは迷惑、他
 欧州サッカーも、白熱するリーガ・エスパニョーラを残すのみ。
 話題は早くもオフの移籍や去就の話題に集中している。
 その辺の気になった話をまた、いくつかまとめてみたい。


■ デシャン監督 ユーベを辞任

 辞任する辞任する、の報道に否定否定のユーベサイドだったが、最終節後、あっさり辞任を発表。当初の予想通り、デシャン監督はA通過のための、"つなぎ"出しかなかった。
 自分が長きに渡り袖を通したユーベの監督要請とあって、破格(安いという意味で)の契約金でオファーを承諾した青年監督も、文字通りいいように使われて捨ててしまった。
 ただ、ユーベサイドとしては、A復帰の初年度を実績の無い(モナコでの実績が無いわけではないが、セリエを舞台にした場合は無いと言わざるを得ない)デシャンで進めると言う訳にも行かず、やはり実力者を多くリストアップしている模様。
 熱心にラブコールを送り続けている相手はリッピだが、"今のところ"本人も否定(いつ覆るかわからないけど)。昇格初年度に指揮を取るのは確かにリスクが高いので断るのも当然といえば当然か。
 リッピが駄目だった場合の有力候補として挙げられているのは、現在はTV解説をしているジャンルカ・ヴィアリ、アレッツォ監督のアントニオ・コンテと言ったユーベOB中心。また、今季でサンプドリアでの任期を終える、ワルテル・ノヴェッリーノの名前が挙げられている。

 気になるデシャン監督の今後は、恐らくリーグ・アンでの指揮が濃厚だろう。
 リヨンにソショーのペラン監督が移り、他のチームも辞任などで空きが結構ある。どこかのチームに収まる可能性も少なくないだろう。



■ ベッカム、イングランド代表復帰もLAギャラクシーは"困惑"

 マクラーレン監督はまた1つ自分のポリシーを曲げて、レアル・マドリーで首位に留まらせる活躍をしているベッカムをついに代表へ復帰させる決断をした。これには、同じポジションでプレーをするスパーズのレノンの負傷も後押ししている事実はあるが、これで親善試合はベッカムがスタメンで復帰する可能性も出てきた。
 しかし、今シーズン終了後から所属するMLSのLAギャラクシーのGMは、
「ベッカムが代表に復帰すれば、9-10月のEURO予選に4試合出場することになる。そうするとこの時期の試合は殆ど欠場を余儀なくされることになる。ベッカムの加入が決まった後、シーズンチケットの売上が好調なのも彼のおかげ。その彼が試合に出場しないと言うのはファンにし申し訳ないよ…」
と、語っている。ただ、同GMは代表試合への貸出を拒否するつもりは無く、日程的に折り合いがつけば喜んで送り出す、とも付け加えている。

 もう移籍発表当時に散々言われていることだと思うけど…ホントにLAでいいのか?ディヴィッド!?ハリウッド気分は引退してからでも遅くないと思うぞ、賞味の話。

 後、代表にはFWオーウェンも1年ぶりに復帰を果たしている。この辺にも注目したい。



■ レアル・マドリーがDFのメッツェルダー(決定)とエインセ(可能性あり?)を獲得?

 ドルトムントで期待を裏切ったドイツ代表CBのメッツェルダーをレアル・マドリーが獲得した、と言う報道があった。
 もっともこの移籍はもう今シーズン半ばから公然の秘密となっていた内容で、本人も練習そっちのけ(?)でスペイン語の勉学に勤しんでいた言ううわさもあるほどだ。
 また、マンUでの起用方法に不満を募らせているエインセも、レアル・マドリーとの交渉が進んでいる模様。条件が合えば合意に達するだろう。マンU側もエインセを引き止めるつもりは無いようだ。
 二人共実力は折り紙つき。特にエインセはCBもLSBもこなすマルチ性はチームにとっても大いにプラス。ロベカルの後釜として、とりあえずエインセで繋ぐ、と言う考えは悪くないだろう。
 レアルにしてはまあまあいい補強だと思うが…これってカペッロの意向なのかそれとも…主スター監督の意向???



■ その他、気になる移籍情報

 ・フィオレンティーナCFトニ、チームが移籍承認へ

 チーム側がついに移籍を認める意向を示した。
 現状では噂どおり、ドイツでは報道もあったバイエルンへの移籍が濃厚。
 しかし、何故ドイツに行くのか?ドイツでいいのか、トニよ…


 ・インテルFWレコバを、アトレティコが狙う?

 今季で退団が濃厚(決定?)のレコバをアトレティコ・マドリーが真剣に獲得を検討しているとか。
 インテルのモラッティ監督はフリートランスファーでの移籍を了承したとか。
 それくらい具体的に話が進められている。
 しかし、レコバはアトレティコでポジションあるのかね?

 また、アドリアーノはチームの度重なる我慢にも改善の余地が見られず放出が濃厚(クレスポ次第)。逆にフィーゴはここに来て、インテル残留を匂わす発言が出てきている模様。
 意外に今シーズンとそんなに顔ぶれが変わらないかも。


 ・稲本は、ガラタサライからドイツのフランクフルトへ

 うーん、ドラマティックな移籍!!これで稲本は高原の同僚になることになる。
 何でも2年契約だそうで、チーム側も稲本にそれなりに期待しているようだ(いきなり2年契約だもんね、様子見なら1年+オプションだろうから)。
 稲本もすんなり移籍先が見つかってよかったねぇ。
 ただ、フランクフルトも高原の加入(+活躍)で、想定外の収入があったようで、日本人選手を抱えることによる商業的な美味しさを実感している模様。
 今年は念願の残留も余裕で決めて、来期に賭ける鼻息も荒い!?  
[PR]

by R-130 | 2007-05-30 04:04 | ∟Football otherissue
2007年 05月 28日
F1:第5戦 モナコGP決勝 マクラーレンが通算150勝を1-2フィニィッシュで達成
c0101167_9495740.jpg

Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・アロンソ マクラーレン 1:40:29.329
2 L・ハミルトン マクラーレン + 4.095
3 F・マッサ フェラーリ + 1:09.114
4 G・フィジケラ ルノー + 1 laps
5 R・クビサ BMW + 1 laps
6 N・ハイドフェルド BMW + 1 laps
7 A・ブルツ ウィリアムズ + 1 laps
8 K・ライコネン フェラーリ + 1 laps
9 S・スピード トロロッソ + 1 laps
10 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
11 J・バトン ホンダ + 1 laps
12 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 1 laps
13 H・コヴァライネン ルノー + 1 laps
14 D・クルサード レッドブル + 2 laps
15 J・トゥルーリ トヨタ + 2 laps
16 R・シューマッハ トヨタ + 2 laps
17 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 2 laps
18 A・デビッドソン スーパー アグリ + 2 laps
Did not finish
19 C・アルバース スパイカー + 7 laps
20 A・スーティル スパイカー + 25 laps
21 M・ウェーバー レッドブル + 59 laps
22 V・リウッツィ トロロッソ + 77 laps
(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)


 やっぱり、と言うか、当然、と言うか…第5戦モナコGP決勝は、予想通りマクラーレンが他車をぶっちぎって、1-2フィニィッシュを達成した。マクラーレンは通算150勝を達成。ポディウムの面子も予選グリッドと変わらず、1位アロンソ、2位ハミルトン、3位マッサで確定。
 ドライバーズポイントも、これで再びアロンソとハミルトンが38点で並び、優勝数の差でアロンソがトップに立った。
 それでは簡単にスタートを振り返りたい。


 スタート。
c0101167_984298.jpg

 ハミルトンが「直感的なスタートに賭ける」と言っていたのはマッサ封じだったのか。
 アウト側のハミルトンはマッサのノーズの頭にねじ込むようにステアリングを切り、マッサの飛び込みを潰す。この瞬間、針の穴ぐらいしかなかったマッサのチャンスは、ノーチャンスになってしまった。1位アロンソ、2位ハミルトン、3位マッサでサン・デ・ボーデへ。
c0101167_910524.jpg

 スタート時の接触といえば、このハイドフェルドとロスベルグくらい。しかし、大事に至らず。他もこれと言ったスタート時のクラッシュはなく、粛々とオープニングラップが進む。
c0101167_9121374.jpg

 が!!この、2台の軽い接触を経てハイドフェルドがロズベルグの前に出たことで、2ストップの連中は今回軒並みポイント圏外に沈むこととなる。
 ハイドフェルドが第1スティントで選択したのは何とエクストラソフト!!まったくタイムが上がらずに、6位ロズベルグ以下に蓋をしながらレースが進んでいく。2ストップを選択した連中は、重いタンクにグリップしないタイヤで走るハイドフェルドに進路を塞がれレースプランを台無しにされ、全員がポイント圏外に沈むことになった。ちなみにこのエクストラソフト。レースではまったく使えないタイヤだった。マッサも、マクラーレンに大きく水をあけられてしまったので、第2スティント第3スティントとソフトタイヤを使ってギャンブルに出たがまったくタイムは上がらず、結局1分以上の差をつけられてしまった。
c0101167_9214938.jpg

 ライコネンはスタートでこそ4台抜きをしたもののその後は我慢のレース。
 何とか8位フィニィッシュで1ポイントを獲得してレースを終えた。
 CS放送で今宮氏が「ライコネンはずっと他車のギアボックスを見ながらのレースでした」と言っていたが、本当にフラストレーションのたまるレースだっただろう。
 しかし、比較しちゃいけないんだろうけど、去年のミハエルのモナコでのレースはすごいんだなぁと改めて実感。あんな魂のこもった走りが出来るドライバーって、今のトラック上に何人いるんだろうか…
c0101167_9252714.jpg

 日増しにスピードが高まってきているレッドブルだが、信頼性は一向に上がってこない。ウェバーはまたもギアボックストラブルでリタイア。折角ポイント圏内を走っていただけに残念。クルサードはリウッツィのクラッシュのもらい事故でフロントウイングの左側のエンドプレートを破損してタイムが上がらず14位にとどまった。
c0101167_92820100.jpg

 この日唯一にして最大の見せ場は、第3スティントに移るピットストップだったと思う。
 1位アロンソを5秒程度の差で追いかけるハミルトン。この2台は直接見えないながらに、ものすごいタイムの応酬合戦を繰り広げていた。それは、先にアロンソがエクストラソフトにチェンジして、ピットアウトした後、何周後にハミルトンがピットに入るかが見えてこなかったからだ。
 もし、アロンソがエクストラソフトにチェンジした後、ハミルトンが長い間、イや5周でいい、コースに居座り続けることが出来れば、エクストラソフトでタイムの上がらないアロンソとしてはお手上げの状態になってしまうのである。よって、アロンソは少しでもマージンを稼ごうと躍起になってタイムを出すのだが、その勝負どころを知っているハミルトンも譲らない。
 両者、ものすごいドライブによるタイムの削りあい!!特にアロンソがマシンをスライドさせながらタイムを削っているのには身震い!!ここはモナコなのにっ!!と思わせるような鬼気迫る走り。
 ハミルトンも、ガードレールにヒットしながらタイムを削っていく(ん?これはミス?まあ、いいか)
 結局アロンソは1分15秒2のファステストを出し、ハミルトンは1分15秒3の自己ベストで追随する激しい見えない駆け引きが続いた。
 しかし、この争いに終止符を打ったのはチーム。
 アロンソが2回目のピットアウト後、何周ハミルトンがコースに留まるかに注目が集まったが、明らかに燃料を持っていたにもかかわらずその2周後にハミルトンをピットに呼び寄せる。
 150勝がかかっていたので無用の争いを避けたのか、こうして全世界が唯一固唾を飲んで見守っていたアロンソとハミルトンのモナコ対決はあっけなくアロンソの勝利で幕を閉じたのであった。

 ポイントまで後一歩の9位に、ベルガーに「冬眠している」と酷評されているSTRのスピードがつけた。惜しいレースだった。
 日本勢は散々。10位バリチェロ11位バトンのHONDA勢。15位トゥルーリ16位ラルフのTOYOTA勢。17位琢磨18位ディヴィッドソンのSuperAguri勢。琢磨はスタートで18位までポジションを上げるも、トゥルーリに塞がれてそれ以降のアップが出来なかった。


 さて、2週後は早くも北米シリーズ。
 モントリオール→インディアナポリスの連戦となる。
 ポールリカールのテストが本当なら、高速サーキットではフェラーリ有利、と言うことになるが果たして…まずはフェラーリはこの拙い流れを断ち切りたいところだろう。

 そう言えばモナコといえば有名人、と言うことで今年は例年以上に沢山の有名人が来られていたそうですが、個人的に2名の方についてちょっと一言。

 まずは、ルノーのCEOカルロス・ゴーン氏がルノーの現地視察に来ていたが、彼は今年のルノーの成績に激怒しているようだ。チームとしては、今年最高の4位フィニィッシュを果たすも、ゴーンハひと言。
「私は4位と言う成績じゃ満足しない」
ルノー、大丈夫でしょうか。

 次は世界的には著名じゃありませんが、日本で走らない人はいないであろう著名人、木村拓哉がCXのゲストとしてモナコ入り。地上波のオープニングで、セナとミハエルについて語ってくれていましたが…台本どおり???いやいや、多くは語らずにおきましょう。
 ただ、純粋にレースが見たい視聴者にとっては、彼のせいでただでさえカットされるレースのシーンが更にカットされるかと思うと…腹が立つんじゃないでしょうか。
 そもそも、視聴率アップに芸能人なんて、要らないんじゃないの?
[PR]

by R-130 | 2007-05-28 09:50 | ∟F1 2007 Final
2007年 05月 27日
競馬:第74回日本ダービー 64年ぶりに牝馬が制す!!
 前日、いつも懇意にさせていただいているブログの管理者様のMotohiroさまに、
「ウオッカが勝ったらいいですね」
なーんて、コメント入れていたんですが、まさかあんなぶっちぎりで勝つとは思いませんでした(^^ゞ。
 しかし、当日は3倍人気に支持された牝馬のウオッカが優勝した陰に、2番人気のヴィクトリーと1番人気のフサイチホウオーの"自滅"があったのも事実です。

 当日単勝2倍を切る1番人気に支持されたフサイチホウオー。
 パドックでもなんかうるさいところを見せていて、これはまあこれで、と思っていたら返し馬が終わっても暴れまくって汗をかきまくり、レース前に体力消耗しちゃってました。若い馬にはよくある話なんですが、これって結構致命的でもあったりするんですね。本当に実力のある馬ならこれでも勝っちゃうんですが、この辺が気になっていました。
 2番人気のヴィクトリーは、スタートで大きく出遅れ、道中で遅れを取り戻すべく"無駄足"を使ってしまいました。これでも勝つ馬は勝つんですが、相当の素質と実力がないと、勝ちは難しいです。
 案の定、この2頭は直線に入ってもほとんど伸びを欠き、道中、中段からやや後方のイン側を走っていたウオッカが直線をむいて満を持してスパート。
 四位騎手のムチに応えるようにぐんぐん伸びて、最後は突き抜けて2着に3馬身差の圧勝。ちなみに2着のアサクサキングスは先頭から逃げねばっての2着。今日の府中は逃げ粘りが覆いと言う珍しい展開が多かったらしく、またしてもGⅠは大荒れの展開になりました。

 しかし、四位騎手はうれしかったでしょうね。
 昨年一昨年と、3着に終わっていたダービーの悔しさを見事牝馬で晴らしてダービージョッキーの仲間入りです。ゴールした瞬間の人差し指を突き出したアクションもかっこよかったです。
 何でも、ウオッカは凱旋門賞にも登録しているとか。しかし、本当に強いかどうかと言う議論を払拭するためにも、日程的には厳しいですが、宝塚記念あたりでもう1勝して望んでもいいかもしれません(いやいや、日程的には相当厳しいか。)

 でも、歴史的瞬間をこの目で見届けることができたという意味では、とても有意義な観戦でした。
[PR]

by R-130 | 2007-05-27 19:40 | Sports
2007年 05月 27日
サッカー:移籍や監督の去就の話続々
 今週でセリエAも終了し、欧州の主要リーグは軒並み日程が終了。夏のバカンスに突入する。
 がっ!!選手の移籍や契約更新、監督の去就のニュースや噂がバンバンネット上をにぎわせているので、個人的に気になるニュースやネタをまとめていた。噂の域を出ない話もあるので、ガセだったらごめんなさい。


■ バイエルン、リベリー獲得で合意、と報道
 
 来期は、巨額の資金をつぎ込みトップチームへの再編成を目論むバイエルンが、マルセイユのリベリーを1500万ユーロ(25億円)で獲得した、と言う報道があったそうな。
 これ、多分ソースはビルド誌だと思うんだけど、眉唾だなぁ。だいたい、フィオレンティーナのトニも獲得した、なんて言っていたけど、その後全く音沙汰ないじゃんよ。
 だいたいリベリーが25億で獲得できるかってのも怪しい。もっと値段が釣りあがると思うけどなぁ。
 ちなみに、バイエルンはヤンセンやシュラウドラッフを獲得しているけど、まだまだパンチ不足。もっとビッグネームが欲しいでしょうねぇ。報道の通り、トニとリベリーが吊り上げられたらすごいことだけど、二人共ドイツに行く理由なんかないもんなぁ。


■ リヨン、ウリエ監督辞任、ジュニーニョ・Peは2年間の契約延長

 ニュースの順番は逆。ジュニーニョの契約更新が先に来て、その後ウリエ監督の辞任報道があった。
 しかし、ジュニーニョはウリエが続投しないとチームに聞かされたのが決め手で、契約を延長したんだと思う。もし、ウリエが続投していたら、ジュニーニョは移籍していただろう。
 要はそれくらい、ウリエとリヨンの選手たちとの間に深い溝が出来ていたということだろう。リヨンのブラジル人選手たちと揉めていると言う報道は前々からアッタガ、その他にもゴヴやマルダ、アビダルと言った主力とも険悪な雰囲気になっていたらしく、表向き辞任になっているが事実上の解任だろう。
 ウリエの首と引き換えに主力の留意に努めるだろうが、リヨンもチームとしてのサイクルに節目が来ているような気がする。反乱分子は売れるときに売り払って、チーム大幅刷新もありだと思うが首脳はどう考えているだろうか。
 ただ、ル・グエンの遺産を食い潰すだけでチームとして進化させることが出来なかったウリエの解任は正解。次はどういう手を打つだろうか。


■ タクシン前タイ首相 マンチェスター・シティの買収がほぼ確実に 監督候補にエリクソン!?

 前々から噂のあったマンCの買収が秒読み段階に突入した模様だ。タクシン前タイ首相が出したオファー額はおよそ1億ポンド(240億円)。これについて拒む理由もなく、着々と成立に向けた動きが進行している模様。
 これを受けて、前イングランド監督の、ズヴェン・ゴラン・エリクソン氏がマンCの監督候補に上がっているそうな。そこそこ有能な若手もおり、ボロボロのチームを立て直す、と言う意味ではやりがいがあるかもしれないが、非公式なコメントとして
「欧州のビッグクラブのオファーしか興味がない」
と漏らしているらしく、この話が本当ならマンCに納まるとは考えにくいだろう。
しかし、エリクソンが好きな金額を書き込める小切手を用意してオファーがあれば…ありえない話では無いだろう(エリクソンはお金大好きだから)。
しかし、プレミアのチームはは多くの投資家によって買収された。良し悪しは別として、プレミアに多くの資本が集まっているという事実が、今年のCL4強の内の3枠を占める、と言う事実と無関係ではないだろう。事実、イタリアの選手がこの所ヨーロッパに流れるという昔では考えられなかった現象が起きている。カルチョスキャンダルと言うあおりだけでなく、プレミアやリーガ・エスパニョーラの方が待遇が良いと言う事実を如実に表した動向だと思う。


■ アーセナルとリバプールが、この夏大幅なチーム刷新を計画???

 これまでの情報だと、アーセナルとリバプールは、大幅なチーム刷新がありそうだ。
 2チームで、現状構想外になっている選手を列挙したい。

--アーセナル--

 リュングベリ、レジェス、フラミニ、アルムニア、センデロス(!!)、アリアディエール、ソング、ジュリオ・バティスタ


--リバプール--

 ファウラー、M・ゴンサレス、デュデク、ゼンデン

 
 驚きは、アーセナルのセンデロス。まあ、構想外、と言ってもその選手が全員他チームに移籍させられるというわけではないので、移籍するしないは本人の意志だが、しかし、センデロスが構想外とは…
 また、レジェスとトレードでレンタルのバティスタも含めて2人と要らない、と言い切るヴェンゲルもすごい…
 リバプールはまあ納得と言うところか。ゼンデンはCL決勝まで使っておいて要らないっていうんだからなかなかシビアだねぇ。リバプールも資本が入ったから、今シーズン以上に大物を釣り上げる可能性は高いでしょう。

 アーセナルはアンリをどうするかなぁ。でも、ヴェンゲルはアンリを信用しているから(表面上はそういうことになっている)売らないだろうなぁ。なかなか売り時が難しい選手ですね。 
[PR]

by R-130 | 2007-05-27 00:28 | ∟Football otherissue
2007年 05月 26日
F1:第5戦 モナコGP予選 
c0101167_2328331.jpg

■ フリー走行3回目
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time Laps
1 A・スーティル スパイカー 1:36.612 12
2 K・ライコネン フェラーリ 1:36.739 12
3 L・ハミルトン マクラーレン 1:36.767 14
4 G・フィジケラ ルノー 1:36.784 16
5 S・スピード トロロッソ 1:36.954 15
6 F・アロンソ マクラーレン 1:37.020 16
7 H・コヴァライネン ルノー 1:37.214 15
8 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:37.388 15
9 J・バトン ホンダ 1:37.442 12
10 R・バリチェロ ホンダ 1:37.463 14
11 M・ウェーバー レッドブル 1:37.732 13
12 F・マッサ フェラーリ 1:37.997 12
13 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:38.121 14
14 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:38.180 17
15 D・クルサード レッドブル 1:38.302 6
16 R・クビサ BMW 1:38.463 13
17 A・ブルツ ウィリアムズ 1:38.876 14
18 N・ハイドフェルド BMW 1:38.899 18
19 C・アルバース スパイカー 1:39.935 14
20 R・シューマッハ トヨタ 1:40.677 17
21 V・リウッツィ トロロッソ 1:41.108 8
22 J・トゥルーリ トヨタ 1:43.417 22
c0101167_23285058.jpg

■ 公式予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・アロンソ マクラーレン 1:15.726
2 L・ハミルトン マクラーレン 1:15.905
3 F・マッサ フェラーリ 1:15.967
4 G・フィジケラ ルノー 1:16.285
5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:16.439
6 M・ウェーバー レッドブル 1:16.784
7 N・ハイドフェルド BMW 1:16.832
8 R・クビサ BMW 1:16.955
9 R・バリチェロ ホンダ 1:17.498
10 J・バトン ホンダ 1:17.939
11 A・ブルツ ウィリアムズ 1:16.662
12 V・リウッツィ トロロッソ 1:16.703
13 J・トゥルーリ トヨタ 1:16.988
14 H・コヴァライネン ルノー 1:17.125
15 K・ライコネン フェラーリ no time
16 D・クルサード レッドブル no time
17 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:18.250
18 S・スピード トロロッソ 1:18.390
19 A・スーティル スパイカー 1:18.418
20 R・シューマッハ トヨタ 1:18.539
21 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:18.554
22 C・アルバース スパイカー no time
(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)

 仕事から帰って来て、P3の結果を見ると、トップタイムが…すーてぃる???
 何の間違いかと思えば、どうもウエットセッションだったみたいで。
 タイムも昨日より20秒ほど遅くなっているし、納得してしまいました。

 さて、予選はその雨も上がって何とかドライセッションでのスタートです。
 Q1。
 何となくいやな予感がしていましたが、SuperAguriは2台とも落ちてしまいました。
 こういうところはドライバーの力量もさることながら、チームしての力量ももろに出るサーキットなんですよね。如何にトラフィックを避けて走れるタイミングをドライバーに提供するか…これはやはりチームの経験の差が物を言います。ある程度、トラフィックが予想されていたQ1。早めにスーパーソフト履かせてタイムアタックさせてもいいかと思いましたが、午前中のウエットでそうも行かず、やはりQ1の残り1分は大渋滞となっていました…

 Q2。
 ヨロヨロとライコネンがラスカスでインベタラインからストップ。まるで去年のミハエルを見ているようでした(誰もがそう思ったと思います)。ハンドル思いっきり左に切っているのに、左のフロントが反応していません。何とプールサイドシケインで、ヒットしていました!!ライコネンらしからぬ痛恨のミス!!車も時間内の修復が不能で、厳しい16番手グリッドからのスタートをライコネンは余儀なくされることに。チャンピオンシップポイントも、よほどの奇跡がない限りまた開くことになりそう。
 多くのファンがライコネンの優勝を予想し、木曜日の展開ではまずまずのスタートを切っていただけに…本当に痛恨です。
 また、好調のレッドブル・クルサードが、コヴァライネンのアタックラップを邪魔した(あれはそう見られても致し方ない走りだった、クルサードがアタックラップでなかっただけにすっと引いてあげればよかったと思うのだが…)と言う裁定で、ノータイムの結果となりレッドブルの2台進出はなりませんでした…。

 Q3。
 若造ハミルトンが、あわやモナコで初ポールかと思われましたが、あまりに完璧を期しようとしたためか、アタックラップ前に念入りにブレーキ踏んでタイヤ温めたタイムラグの間に、ウエバーに前に入られて、2回目のアタックラップでひっかかってしまいました。しかし、タイミングモニター見ていましたがひっかかる寸前に叩き出したセクター1のタイムは驚異的でした…
 その間隙を縫ってアロンソが逆転し、マクラーレンは今季初ポール(これって結構意外…)で更にフロントロー独占と相成り、つまらない言い方をすれば、マクラーレンの2台がよーいドンから78周を独走しそうな気配がプンプン漂う結果となってしまいました。
 一矢報いたいマッサですが、予想通りモナコではこの4戦に見られたシャープさがありません…Q3のタイムこそ、アロンソの2秒落ちですが、Q2ではコンマ6ぐらい離されていたので、マクラーレンより軽いことが予想されます。

 Q2では速かったBMWの2台が7番手8番手に下がっているところを見ると、この2台は相当ガソリンを積んでいるような気がします。マクラーレンは無視して、フェラーリ(マッサ)は喰って3-4位を狙う作戦だと思うんですが、意外に正攻法できたチームが多く、ルノー、ウイリアムズ、レッドブルにも前に行かれてしまいました。この辺は誤算でしょうか。第1スティントで、マッサにどれだけ差をつけられるのか…BMWも頭が痛いところでしょう。


■ バリチェロ、ヘルメットを黒に染める
c0101167_23501932.jpg

 HONDAのバリチェロが、ヘルメットのカラーリングを黒に染めて登場しました。
 しかし、これはあくまで"真っ黒"と言うわけではなく、CS放送の中で、ある程度ヘルメットに温度を加えると、黒のカラーリングからもとのカラーリングが顔を覗かせる(違っていたらごめんなさい)と言う仕様らしいです。人肌位の温度でカラーリングが変わるらしいんですが…
 でも、HONDAって今年はレーシングスーツも黒でしたよね。
 何か、スパイダーマン3みたいですなぁ。
 あ、モナコでHONDA、多少速くなったようですね。それと、フランスGPで、全くのニューマシンがお目見えする予定らしいです。とにかく、そこまではガマンガマンですね。
[PR]

by R-130 | 2007-05-26 23:54 | ∟F1 2007 Quaurify
2007年 05月 26日
F1:第5戦 モナコGPフリー走行1.2回目
c0101167_8231061.jpg

■ フリー走行1回目
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time Laps
1 F・アロンソ マクラーレン 1:16.973 33
2 L・ハミルトン マクラーレン 1:17.601 14
3 N・ハイドフェルド BMW 1:17.616 31
4 G・フィジケラ ルノー 1:17.758 27
5 K・ライコネン フェラーリ 1:17.918 28
6 M・ウェーバー レッドブル 1:17.956 19
7 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:18.074 27
8 F・マッサ フェラーリ 1:18.189 29
9 R・クビサ BMW 1:18.675 28
10 R・バリチェロ ホンダ 1:18.676 22
11 A・ブルツ ウィリアムズ 1:18.869 29
12 S・スピード トロロッソ 1:18.967 27
13 D・クルサード レッドブル 1:19.095 16
14 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:19.203 27
15 V・リウッツィ トロロッソ 1:19.285 24
16 H・コヴァライネン ルノー 1:19.321 27
17 J・バトン ホンダ 1:19.332 27
18 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:19.337 22
19 J・トゥルーリ トヨタ 1:19.496 22
20 R・シューマッハ トヨタ 1:19.799 25
21 A・スーティル スパイカー 1:21.634 19
22 C・アルバース スパイカー 1:23.235 5

■ フリー走行2回目
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time Laps
1 F・アロンソ マクラーレン 1:15.940 40
2 K・ライコネン フェラーリ 1:16.215 43
3 L・ハミルトン マクラーレン 1:16.296 19
4 J・トゥルーリ トヨタ 1:16.354 39
5 G・フィジケラ ルノー 1:16.753 41
6 F・マッサ フェラーリ 1:16.784 37
7 R・クビサ BMW 1:16.848 48
8 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:16.852 34
9 M・ウェーバー レッドブル 1:17.292 16
10 D・クルサード レッドブル 1:17.414 16
11 R・バリチェロ ホンダ 1:17.449 40
12 J・バトン ホンダ 1:17.457 45
13 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:17.459 47
14 N・ハイドフェルド BMW 1:17.486 43
15 A・ブルツ ウィリアムズ 1:17.516 34
16 V・リウッツィ トロロッソ 1:17.898 42
17 H・コヴァライネン ルノー 1:18.086 41
18 S・スピード トロロッソ 1:18.233 40
19 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:18.328 25
20 R・シューマッハ トヨタ 1:18.662 38
21 C・アルバース スパイカー 1:18.820 35
22 A・スーティル スパイカー 1:19.358 29

(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)

 マッサのタイムが伸びないのが気になりますねー。
 何となく苦手なんじゃないかって思っていたんですが、今の段階ではあまりタイムが出せていないようです。今日のP3と予選を見守りましょう。
 レッドブルが2台トップ10に入れ込んでいるのも気になります。
 また、このところ精彩を欠いているラルフ。このままでは、シーズン中の更迭もありうるかもしれません…

 そう言えば兄ミハエルはモナコにも登場!!http://f1.gpupdate.net/ja/に写真がいっぱいあったのでアップします。
c0101167_8361345.jpg
 
 どこに言っても人気者ですな、マイケル先生。
c0101167_8363612.jpg

 マッサとは仲良く歩いている写真があるののに…
c0101167_8365581.jpg

 この構図は意地悪ですねー。何か煽っているみたいで…
 実際のところはどうなんでしょうかねぇ(^^ゞ
[PR]

by R-130 | 2007-05-26 08:38 | ∟F1 2007 Practice
2007年 05月 24日
サッカー:UEFAチャンピオンズリーグFinal ACミランが欧州制覇 
c0101167_1565714.jpg
 正直、欧州No.1を決める試合に相応しかったかといえば疑問である。
 自身が、今年のミランとリバプールに懐疑的な気持ちしか持っていないと言う部分を差し引いてもだ。
 まず覇者となったACミランはミスが多かった。怪我から復帰のマルディーニも含む、だ。
 一方試合のペースを握っておきながら両サイドハーフの球離れの悪さで、多くのチャンスを潰したリバプールには、攻撃の創造性があまり感じられなかった。

 それでも今年のFinalである。見所がないわけではない。
 両チームのファンには手に汗握る好ゲームだったかもしれない。自身がFACupの決勝を周囲の評価とは対照的に"好ゲームだった"と評価しているのと、感覚的にはなんら変わらないのかもしれない。
 06-07シーズンCLの集大成。Finalを簡単に振り返りたい。



○ ACミラン 2 --- 1 リバプール ●  at スピロス・ルイス(アテネ)
** ACミランは 02-03シーズン以来 3度目
(チャンピオンズカップ時代を含めれば7度目)のビッグイヤー獲得

【得点者】 インザーギ('45)('82) カイト('89)
【警告・退場】 ガットゥーゾ(b) ヤンクロフスキ(b) キャラガー(b) マスチェラーノ(b)


■ ACミラン 4-3-2-1

         インザーギ

  セードルフ         カカ

アンブロジーニ  ピルロ  ガットゥーゾ

ヤンクロフスキ マルディーニ ネスタ オッド

           ヂダ
【交代】
 
 ヤンクロフスキ   →   カラーゼ ('79)
 インザーギ   →   ジラルディーノ ('88)
 セードルフ   →   ファヴァッリ ('90+2)

 これ程までにシステムを頑なに貫き通して、と言うか、オプションを持たずして勝ち続けたチームも珍しいのではないか。このように、馬鹿の一つ覚えのような布陣で欧州を制覇出来たのもカカのおかげである。
  また、リーグ戦では好・不調の波の激しいセードルフも、CLでは経験を活かした活躍を見せてくれていた。特に後半は、ヤンクロフスキの守備が下手な左サイドのカバーにまわっていたのが印象的だった。
 そして最後はやはり、大舞台に強いインザーギにやられた。こうして見ると、確かにCLの経験値ではミランが一歩上だったといえる。ただ、先制されていれば…どうなったかわからないのもまた事実。


■ リバプール  4-5-1

          カイト

ゼンデン   ジェラード  ペナント

    マスチェラーノ アロンソ

リーセ アッガー キャラガー フィナン

          レイナ
【交代】

 ゼンデン   →   キューウェル ('59)
 マスチェラーノ   →   クラウチ ('78)
 フィナン   →   アルベロア ('88)

 2トップはカイトと誰か?というメディアの予想を覆して、カイトの1トップにジェラードがトップ下のような布陣。この布陣はカカやセードルフにボールを配給するピルロを封じる、と言うベニテスなりの作戦が盛り込まれており、ある程度功を奏していた。
 しかし、相変わらずクラウチを後半途中から投入してからの、クラウチを活かす戦術への切替が出来ておらず、あれならまだベラミーを入れたほうがましと言うところか。最後に足がつって動けなくなったフィナンに代えてアルベロア…最後なんだから攻撃的なカードを切るべきだし(多分延長を睨んだ交代だと思うが)、如何せん今日のベニテスは腰が重すぎた。
 カカ封じは80点だったが、インザーギをちょっと軽視していたのと、自チームの両サイドハーフの出来が悪すぎて、ベニテスとしては負けた気がしないのではないだろうか。


 前半。
 間違いなく試合を支配していのはリバプールだった。特にミランはペナントを自由にさせすぎていた。そのペナントが非常に多くボールを持つが、如何せん判断が遅すぎて多くのチャンスを潰すと言う、最悪のパターンでリバプールはチャンスを潰していった。また、負傷明けのゼンデンも出来は悪く、スピードもなければ積極的なプレーもなく、しかも守備的な貢献度合いも低く、厳しかったといわざるを得ない。まあ、後半出てきたキューウェルもリーグ戦最後で気を良くしたのか独善的なプレーが多く、今思えばこの両サイドは問題だったと言うことになるだろう。ベストで見せたような、アルベロアをLSBに据えてリーセを上げても面白かったと思う。
 カカにマンマークを付けると言うわけでもなく、中盤を厚くしてパスコースを分断すると言う策をとったベニテスの戦術は8割がた成功した。特にピルロにジェラードを当てるようにし、ピルロに仕事をさせないことで効果的な配給を寸断する戦術は見事だった。
 ただ、カカの突破をファールで防ぐ、と言うようなシチュエーションは予想するはずもなく、カカの見事な突破をファールで止めてしまい、結果1点目を献上してしまったのは、成り行き上、仕方のないことである。しかも、この1点は、ピルロのFKがインザーギの肩に当たるというラッキーな側面もあった。
 "インザーギならではのゴール"
 なんていえば聞こえはいいが、10回やって1回当たるかもわからないようなラッキーなゴールである。これは交通事故のようなもので仕方がないといわざるを得ない。

 後半。
 ペナントを自由にさせすぎていた元凶のヤンクロフスキのカバーに1点を取ったことで守備的にシフトしたセードルフが入ることで幾分左サイドのクライシスは回避できた。アンチェロッティが、後にこの守備が下手なヤンクロフスキに代えてカラーゼを入れたのは中々いい采配だと思う。
 ゼンデンも故障明けだったが、これまでのCLでの実績を買って無理矢理使ったが、やはり歳と言うこともあり出来は最悪に近かった。キューウェルも無謀な突破が多かったが、リーセとのコンビネーションが悪くなかったので、最初からキューウェルでもよかったと思うし、前述のアルベロア-リーセのラインでも面白かったと思う。
 後半も、ミランが結構ミスしてくれたことで、ミドルレンジに大量のボールがこぼれたが、ペナントの判断ミスなどで殆ど後期を活かせなかった事が敗北に繋がった。決定的なジェラードの突破のチャンスも、変にまとまりすぎてコースを突いたのをヂダにあっさり読まれてしまい(いかにも、"そこ"を狙っていますオーラが出すぎていた)同点の最大のチャンスも不意にしてしまった。
 そして、ミランのカウンターに足が止まり始めたリバプールDFラインを見事に切り裂いたのが、カカからインザーギへのスルー。キャラガーも元気ならオフサイドを取りにいかず、インザーギについていっただろうが、あの時点ではインザーギに振り切られるのがわかっていたのでオフサイドを取りに行った、が、インザーギの動きの方が1枚上手だった。レイナをうまくひきつけてわきの下を通してゴールに流し込み2-0。こちらのゴールはまさにインザーギらしかった。
 これまで、幾度となくリバプールの危機を救い、今日もカカを1対1で止めるなど八面六臂の活躍を続けていたジェイミー・キャラガーも、ここで力尽きてしまった。

 その後は、ペナントのCK→アッガーのヘッド→カイトのヘッドと繋いで、1点返したのが89分。この瞬間は自身もひょっとしたら、に打ち震えたが、如何せん逆転するには時間が短すぎてタイムアップ。


 You'll never walk alone.の大合唱も届かず、
 ベニテスのロスタイムが短いことへの抗議も虚しく、
 
 ACミランが、見事にイスタンブールの雪辱を晴らす、優勝劇を見せてくれた。
c0101167_1624999.jpg

 最後に、データどおり、主審がミランに若干(?)甘かったことも付け加えておきたい。


 終わってみれば、カカはゴールこそ奪っていないものの、
 1点目のFKの獲得(カカに対するファールでFKを得た)。
 2点目のインザーギへのスルーパスのアシスト。
 と、2点に絡む活躍を見せた。ベニテスはこれまでのようにカカを自由にはさせなかったものの、それでもカカは仕事したのだから、これは前回公言したとおり、間違いなくバロンドールものだろう。そして、今年のCLはカカのためにあったようなものであり、ACミランは間違いなくカカがいないと凡庸なチームでしかなかった、と言うことも付け加えておきたい。これは、手厳しい言い方かもしれないが間違いのない事実である。
 そして、昨年のロナウヂーニョ同様、勢いのあるクラッキは、戦術で動きを束縛することができない事も改めて付け加えておきたい。

 戦術至上主義、と言われる昨今において、戦術をも凌駕する個人技は、いまだ存在しえると言うことを体現して見せた、カカによるCLFinalだったと言う、在り来たりな感想だが、これにてCL決勝の振り返りを終わることにしたい。


 来期は、カルチョスキャンダルも落ち着き、各選手W杯の疲れを引きずってシーズンin、と言うこともないだろうから、今シーズンよりはよりイコールの条件でのコンペティションが行われることを期待したい。
[PR]

by R-130 | 2007-05-24 16:10 | ∟UEFA CL 06-07
2007年 05月 23日
サッカー:UEFACL06-07 Finalの予想
 当たった試しのない今夜のFinalの予想を簡単に…
 今年のCLをずーっと見てきた、"個人的な主観"は次の通り。

A 怪我人の多いチームは負けている(当たり前)
B 層が薄く、選手を固定せざるを得ないチームは負けている
C CL前節で激闘を演じたチームは次の試合負けている
D 今季"会心の試合"をしたチームは次の試合負けている

 あくまでそういう傾向にある、というだけで全試合そうなったというわけではない。
 これらのフィルターに、ACミランとリバプールをふるいにかけると、該当するのは

ACミラン … B,C,D
リバプール … A,C

 と、言うことになる。
 ここで気になるのは、ACミラン。何となく彼らのCLにおけるピークはマンU戦だったような気がする。あの、恐らく持てる力を100%以上発揮したハイテンションを、決勝でも持続するとは考えにくい。
 逆にリバプールは、まだ持てる力があるように思える。
 ルイス・ガルシアの離脱は確かに痛かったが、マスチェラーノの台頭で、中盤はオプションが増えた。また、ゼンデンの故障にあわせるようにキューウェルが復帰。ひょっとすれば、今シーズン2試合しかリーグ戦に出ていないキューウェルが、大舞台の決勝に、ユニフォームを着ている可能性も否定できないだろう。

 選手層の違いから、試合が膠着したときに打開を図れるのはリバプールが上手。ただ、逃げ切りを考えた場合、これまでの実績からミランが有利(イスタンブールの奇跡は例外)。
 
 ちなみに、決勝の主審に決まったドイツのファンデル氏。彼が笛を吹いた場合、リバプールは1点も取ったことがなく、ミランは5戦全勝、と言うデータも残っている。審判の相性は、結構関係ないようであるので無視できない…

 が、最後の結論としては、決勝は

2-1 でリバプールがビックイヤー

 と、予想。もし、ACミランが優勝すれば、カカは間違いなくバロンドールだろうが…優勝しなければバロンドールは混沌とするでしょうね。(それでもカカなのかなぁ、C.ロナウドの線もありそうだけど)。もし、ベニテスの雁字搦めの"カカ封じ"を打ち破って、カカが決勝点でも挙げようなら、カカは本当に歴史に名を残す選手になるでしょうね。
 後、大きな声では言えないけど八百屋が予想すると悉く反対の結果になるため、
この瞬間、ACミランの優勝が決定
との見方も…
 今夜を期待しましょう(^^ゞ
[PR]

by R-130 | 2007-05-23 07:53 | ∟UEFA CL 06-07
2007年 05月 23日
F1:第5戦 モナコGPプレビュー
■ ウエブサイト  http://www.amc.mc
■ アドレス  23 Boulevard Albert 1er BP 464 98000 MC Monaco
■ コース全長  3.340km
■ 周回数(レース距離)  78周(260.520km)
■ コースレコード  1'13"532/2006年 K・ライコネン(マクラーレン)
■ 決勝ベストラップ  1'14"439/2004年 M・シューマッハー(フェラーリ)
■ 2006年 リザルト
  ・ポールポジション  F・アロンソ(ルノー)/1'13"962
  ・優勝  F・アロンソ(ルノー)/1h43'43"116
  ・ファステストラップ  M・シューマッハー(フェラーリ)/1'15"143

 今週末は"モナコでの優勝は普通のコースの3勝分の価値がある"と言われているモナコGPです。
 ここは、普通のグランプリと違う点がいくつかあるので紹介しておきます。


◆ 開催日が、木・土・日と変則的

 いつものグランプリウイークは金・土・日ですが、モナコは木曜始まりで金曜日1日空いて土・日の開催となります。いつもより開始が1日早いですね。


◆ 決勝の走行距離が305kmに満たない

 普通のサーキットでの決勝は305km以上の走行が義務付けられていますが(フォーメーションラップの再走行などで減算はあり得るが)、モナコは最初から走行距離が260km 程しかありません。これはコースレイアウトが"超低速"であるため、305km走ろうとすると、もう1つのルールである"2時間ルール(グランプリの走行はどれだけ長くとも2時間を越えたらその周で打ち切り)"を超えるからです。


◆ 近年では唯一の純然たる"公道コース"ガードレールにコースが覆われている箇所が多い

 純然たる公道コースといえばここ最近ではモナコしかなくなりました。1部公道、となると、アルバートパーク、スパ・フランコルシャン、モントリオール(モントリオールはちょっと違うかな)等がありますが、全コース公道で、グランプリ期間中にグランプリのために封鎖されるのはモナコだけです。公道と言うことで、パーマネントサーキットにあるグラベルやランオフエリアは殆どありません。わずかにエスケープゾーンがあるだけで、殆どがガードレールに覆われているため、色々なドラマが巻き起こります。


 さて、モナコはそのコース特性ゆえ色々なドラマが起こることでも有名です。昨年では、ミハエルの予選時の"とうせんぼ事件"がありましたが今年はどうでしょうか。
 個人的には、雨の荒れたレースを制した1996年のパニスの優勝が思い出深いです。その他にも本当に色々なドラマを紡ぎだしているモナコGP。
 今年はどんなドラマが待っているのでしょうか? 
[PR]

by R-130 | 2007-05-23 07:31 | ∟F1 2007 GP Preview
2007年 05月 21日
サッカー:FACup決勝 ドログバの神通力でチェルシーが優勝
 日本時間の19日の夜に行われたFACup決勝。同時刻でJ-Sportsでブンデスリーガの最終節も行われていましたが、八百屋は浮気せずFACup1本に絞って観戦(^^ゞいきなり横道で恐縮ですが、ブンデスリーガは残念ながら今年もシャルケは優勝を飾ることが出来ませんでした。今年は4-3-3にシステムを変更し攻撃的なサッカーで見るものを楽しませてくれましたが、残念ながら攻撃的過ぎるが故の"取りこぼし(しかも負けが多い)"に泣きました。と言うことで、奇跡は起きずにシュトゥットガルトが優勝です。

 さて、イングランドの今季のトリを飾るFACup決勝。昨年はリバプールとウエストハムが死闘を演じましたが、今年は所謂2強の順当対決。どのような試合だったのか、簡単に振り返りたい。


■ マンチェスター・ユナイテッド  4-3-3

        ルーニー

ギグス             ロナウド

   スコールズ   フレッチャー

        キャリック

エインセ ヴィデッチ ファーディナンド ブラウン

        ファン・デルサール
【交代】

 フレッチャー   →   スミス ('92)
 ギグス   →   スールシャール ('122)
 キャリック   →   オシェイ ('122)

 個人的に、DFラインのこの並びは対人関係における守備力としてはマンU最強ではないかと思う。(RSBのポジショニングではネヴィルだが)ただ、エインセにしてもブラウンにしてもSBが本職ではないだけに、クロスの精度が悪すぎた。
 スールシャールとオシェイはPK要員か。PK戦はなかったが…


■ チェルシー  4-3-3

J・コール    ドログバ    ライト・フィリップス

     ランパード    ミケウ

          マケレレ

ブリッジ  テリー  エッシェン  フェレイラ

          ツェフ
【交代】

 J・コール   →   ロッベン ('46)
 ライト・フィリップス   →   カルー ('94)
 ロッベン   →   A・コール ('108)

 怪我人続出で、GKのイラリオをFW登録するのでは、とサイトに情報が飛び交うほど逼迫していた選手層だが、A・コール、ロッベンは不可能、といわれながら実際に試合に出た。戦前の登録問題はただの嘘なんだとすればがっかりな話だが、たまたま戻って来れたんだとすればすごい話である。ただ、ロッベンは試合中にさらに別の箇所を傷めて、これまた本調子でないA・コールと交代している。


 試合前には、選手の頭数が足りないと悲壮感を漂わせていたモウリーニョだったが、いざベンチを見れば、A・コールやロッベンが入っている。モウリーニョのスタンスとして、プレーできない選手はベンチに入れないので、ひょっとしたら出場の可能性があるのか…と仰天したが…
 マンUはネヴィルが間に合わなかったがその他はほぼベストの布陣。戦前の予想では、層の薄いチェルシーをマンUがボコボコにするような展開もあるかと思ったが…さすがはチェルシー、そんなやわなチームではなかった。

 試合は、中盤を激しく潰しあう試合に。強豪同士が、失点を嫌うとこのような試合展開によくなるが、プレミア特有の激しい守備も相まって(Jだと相当笛吹かれるんじゃないかってくらい、激しいプレーがオンプレーになるのがプレミアのいいところである)前半は一進一退の攻防だった。
 特にチェルシーの中盤から最終ラインの守備は、隙を見せなかった。集中し、マンUの決定的な攻撃を未然に防いでいた。ロナウドには常時2人ついて、中への切れ込みを警戒しコースを切ってサイドに流すように徹底していた。ある程度時間をかけさせれば、クロスについては対処できるという自信があったのだろう。それともモウリーニョの指示だったのかもしれない。実際ロナウドからのクロスはテリーやエッシェンがしっかり対応していた。
 一方のチェルシーの最近のお家芸(と言うかこれしかないというのもあるが)ドログバへのロングボールは、復活したヴィデッチとファーディナンドの鉄壁コンビがほぼ完封していた。マンUは、スコールズの組み立てを中心に攻撃を図るが、ルーニーが今日は若干コンディションが悪かったように見える、それでも良く動いて攻守にわたり活躍、チャンスメイクもしていたが…それだけチェルシーのDFが抜け目無かったのかもしれない。

 前半。
 最初のチャンスは22分。
 チェルシーのカウンター。中盤でJ・コール→ドログバ。守備が整っておらずずるずる下がるDFラインを尻目にドログバがドリブルで仕掛けてシュートコースを作り右にも誓えてシュートするも枠の上に。
 30分、今日最初の点が入ってもおかしくなかったシーンはチェルシー。
 ライト・フィリップスがマンUの右サイドでためて走りこんできたランパードにうまくパス。ランパードの相手DFの股間を抜くシュートは、ファン・デルサールが読んでいたのかしっかり対応していた。
 34分はマンU反撃。
 スコールズの柔らかいロングパスロナウドにピタリと渡って反転しシュートするが左へそれる。
 前半は潰しあいの中0-0で経過。

 後半。
 最初からいきなりJ・コールoutロッベンin。
 47分、マケレレのトラップミスをルーニーがスティールしてそのままチェイスするマケレレを振り切ってシュートするもツェフがグッドセーブ。マンU子の試合最初の決定的なチャンス。
 56分。スコールズのまたしても自陣からの正確なロングフィードが左サイドのギグスへ。ギグスはダイレクトボレーであわせるが若干ボールの下を叩いてしまい枠の上。
 62分には、ロッベンが左サイドから2人を交わして中に切れ込みシュートを放つもこれはファン・デルサールの正面。
 63分。ルーニーが対峙していたエッシェンと入れ替わり左サイドを突破。最後少しドリブルが長くなり、飛び出したツェフが辛うじて先にキャッチしルーニーが吹っ飛ばされるも、これはもちろんPKは無し。
 90分。キャリックが左サイドに流れていたルーニーへ。ルーニーがフェレイラを振り切りシュートするもこれはエッシェンが身を投げ出してカバー。そう言えばフェレイラは前半、ロナウドにも振り切られていた。
 後半は、両者が徐々に攻撃的に行きだしてスペースが生じ、攻守の切替が早くなりカウンターも見ごたえがあった。

 延長。
 92分にフレッチャーに代えてスミス。94分、ライト・フィリップスに代えてカルー。
 103分。マンU最大のチャンス。    
 カウンターから、右サイドに流れたルーニーが絶妙のグラウンダーのクロス。
 走りこんでいるスミスにはわずかに届かなかったが、ギグスにはバッチリ合うかに見えたがギグスのシュートは当たり損ねて、ツェフがキャッチ。しかし、走りこんだ勢いでギグスが体ごとツェフを押し込み、ボールはゴールラインを割っていたが当然ノーゴール。ギグスがツェフを勢いで体ごと押し込めたのはツェフがキャッチした後。審判は笛すら吹かなかったが、正確に言えばキーパーチャージになるだろう。もちろんノーゴールの判定だ。ただ、イングランドのホスト局が、よっぽど"ゴールだろう"と言いたげにリプレイを流しまくっていたので、ディレクターはマンU贔屓なのかと思ってしまった。
 120分。またもマンUに劇的なチャンス。
 スコールズのこの試合何度も見る、超正確なロングフィードが今度はゴール前のルーニーの足元に収まる。も、これもツェフが飛び出して間一髪先に触り難を逃れる。

 そして、これらの危機を全て乗り越えた124分にチェルシーが決勝点。
 中盤のミケウからの構築。
 ドログバがゴール前でうまく受けて、右にいたランパードへショートパス。
 これをランパードか1-2で処理してドログバへ!!
 この1-2にヴィデッチ・ファーディナンドも一瞬対応が遅れ、最後慌てて飛び出したファン・デルサールも一歩間に合わずドログバのシュートがマンUゴールへ。
 これが決勝点となり、チェルシーが7年ぶり4度目のFACupの覇者となった。


 個人的にこの試合の感想を。
 ミケウはポジショニングは非常によくなった。後はパスの能力を高めれば、非凡な中盤として機能するかもしれない。モウリーニョはマケレレの後釜と考えているようだがうまく行けばマケレレ以上になるだろう。
 今年最大の驚きスコールズ。昔のプレースタイルとはガラリと変わって、視野の広さと正確なロングパスでこの試合もマンUを牽引していた。ベタなネタで恐縮だが、新しいウイイレでは彼のロングはス精度は95以上になることは想像に難くない。
 また、個々の選手のレベルが高く見ごたえのある試合だった。
 普通だったらタッチを割りそうなボールも割らない、それだけの技術がある。
 タックルも激しいけど、イタリアにありがちなダーティさがない。審判も必要以上に笛を吹かない(今回の審判は割りと吹いていたが)。だからプレー時間も長く、テンポも良い。
 今日の試合をつまらない、と形容する人も多いと思うし実際ブログに書かれている方はそういう人が多かった。
 でも、個人的には中々見ごたえのある試合だったと思う。

 今年のイングランドのサッカーシーンは、
 リーグ制覇 …  マンチェスター・ユナイテッド
 カーリングカップ … チェルシー
 FACup … チェルシー
 で、幕を閉じた。
 今週半ばに実施されるCL決勝で、リバプールはまたもビックイヤーを戴冠する事ができるだろうか?個人的には、ミランのチームとしてのピークが過ぎたような気がするので、その可能性は充分にあるように思える。
[PR]

by R-130 | 2007-05-21 12:40 | ∟Premierleague 06-07