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2007年 01月 31日
F1:1/30 バレンシアテスト初日、初日は雨天、トラブルもボチボチ
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 スパイカーとトーロ・ロッソの2チームを除く9チームで30日からバレンシアで合同テストが開催された。ニューマシンを発表したチームが一堂に会するの最初の合同テストなだけに注目が集まった。尚、ウイリアムズとSuperAguriは暫定マシンでのテストとなった。

 初日はウェットセッションで雨は上がってもドライタイヤに履き替えるほどには回復しなかったようだ。タイムは以下のとおり。F1-Live.comより抜粋。

1. フェルナンド・アロンソ - マクラーレン・メルセデスMP4-22 - 1:12.538(+0.000) - 96周
2. キミ・ライコネン - フェラーリF2007 - 1:13.533(+0.995) - 48周
3. ネルソン・ピケJr. - ルノーR27 - 1:13.550(+1.012) - 31周
4. フランク・モンタニー - トヨタTF107 - 1:13.672(+1.134) - 38周
5. ヤルノ・トゥルーリ - トヨタTF107 - 1:13.722(+1.184) - 54周
6. ニック・ハイドフェルド - BMWザウバーF1.07 - 1:13.863(+1.325) - 56周
7. ジャンカルロ・フィジケラ - ルノーR27 - 1:13.871(+1.333) - 37周
8. ルーベンス・バリチェロ - Honda RA107 - 1:14.018(+1.480) - 35周
9. セバスチャン・ベッテル - BMWザウバーF1.07 - 1:14.047(+1.509) - 81周
10. 中嶋一貴 - ウィリアムズ・トヨタFW28 B - 1:14.527(+1.989) - 79周
11. ジェームズ・ロシター - Honda RA106 - 1:14.638(+2.100) - 43周
12. 佐藤琢磨 - SUPER AGURI Honda RA106 - 1:15.684(+3.146) - 31周
13. マーク・ウェバー - レッドブル・ルノーRB3 - 1:15.729(+3.191) - 32周
14. ルカ・バドエル - フェラーリ248 F1 - 1:16.388(+3.850) - 48周


 ハイドフェルドやウェバーはトラブルに見舞われた模様。また、ライコネンはF2007を初ドライブし2位とまずまずのタイムを記録している。トップタイムは、マクラーレンのアロンソ。ただ、路面状況などが見えてこないので何とも言えない所だ。
 ドライセッションでの力比べは明日以降に持ち越しとなった。
 今日は、他に2点の取り上げたい。


■ SuperAguri、東京で新車発表。タイミングは開幕戦の直前

 どうやら日程が3月12日(月)に決まったようだ。これは開幕戦のオーストラリアGPの4日前と言うぎりぎりのタイミング。カスタマーシャーシ問題で注目されているSuperAguriとSRSだが、SuperAguriはギリギリまで発表を先送りにしたのか、それともギリギリまでマシンの完成に時間がかかっているのか…いずれにしても開幕戦までには僅かな時間しか走れないことは間違いなさそうだ。
 HONDAの昨年型マシンのモディファイバージョンなのか、それてもまったくのブランニューマシンなのか、非常に気になるところだ。


■ ウイリアムズ、中嶋一貴を高評価。
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 TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プロジェクト)のF1候補生3人の中で、ウイリアムズが選択した中嶋一貴が密かに注目を集めている。
 中嶋一貴は日本人初のフルタイムF1ドライバー、中嶋悟の息子であることは富に有名。他にも、ネルソン・ピケやケケ・ロスベルグやマイケル・アンドレッティの息子らも続々とF1で走っており、2世ドライバーブームが巻き起こりつつある。
 ちなみに、ウイリアムズは中嶋一貴を3人の中から"テスト選抜"した。それは筆記や語学力と言ったテストで、その結果からウイリアムズは中嶋一貴を選択したという。事実、この3人の中で中嶋一貴が一番語学力が上と言う評価だ。
 しかもウイリアムズが中嶋を評価しているのは語学力などのコミュニケーションだけではない。チーム初のテストでもウエッコンディション明けの難しいシチュエーションにもチームがリクエストするテストを淡々とこなし、フィードバックも正確、ラップタイムも安定していたという。その評価としてチームは、テスト最終日には中嶋一貴に"タイムアタック"のご褒美が出たほど。これはテストドライバーに厳しいウイリアムズには極めて"異例"の出来事だそうだ。
 今回もウェットセッションながら、テスト1年生の中嶋をドライブさせている。これはチームから信頼を勝ち得ている証拠である。もし、技術に難のあるドライバーなら、ウイリアムズは中嶋にテストを任せなかったはず。しかし初日からステアリングを握っているのは如何に首脳陣や技術陣やクルーから評価されているかをうかがい知ることが出来る。TOYOTAエンジンの見返りとも言われていた中嶋一貴が、今や自分のポテンシャルをチームに認めさせ、F1への階段をまた1歩上ったようだ。彼の今後に期待したい。
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by R-130 | 2007-01-31 21:10 | ∟F1 2007 Test
2007年 01月 30日
サッカー:セリエA21節 マテラッツィ、またしても頭突きを喰らう
 今節のセリエAは話題が豊富だ。
 まずはおめでたい話。

 カターニャの森本がようやく初出場を果たした。初出場したのだが後半も39分。殆ど満足にプレーできない時間である。少しでもアピールできればいいと思っていたら何と、いきなりチームを同点に導く初ゴール!!DFに体を寄せられながらもボールを失うことなくゴールを蹴りこんでいた。フィジカルに強い森本らしいゴールだ。ヴェルディ時代から、最年少最年少、と周りが少し騒ぎすぎるきらいがあったが、初出場でこの結果は見事だ。カターニャはCL戦線にとどまる貴重な勝ち点1をアウェーで獲得した。

 ラツィオがいよいよエンジン全開か!?ここ10試合5勝2敗3分と調子が上向いてきた。開幕2連敗したときはどうなるかと思ったが、オッドをミランに放出しても勢いは止まらない。この日は3位パレルモを子ども扱いして3-0で快勝。ここに来てパレルモは息切れ状態。3強から脱落しそうな様相だ。ラツィオはこれで4位浮上。3位との勝ち点差は「9」。パレルモが4位集団に吸収される可能性も出てきた。

 ACミランはパルマ相手に苦しんだが、グルギュフの投入でリズムが変わって、インザーギが貴重な1点を後半30分にゲット。この虎の子1点を守りきり、ミランが辛勝。ミランは9位ながら4位との勝ち点差は3まで縮めてきた。ミランも渋い試合運びが多い中、いよいよCL出場圏内が見えてきた。

 そして首位インテルはサンプドリア相手に快勝し14連勝。しかしこの勝利にはちょっとしたオチがついていた。
 パルマのMFのデルベッキオ(昨年確かアズーリに初召集されたはず)が、インテルのDFの"あの"マテラッツィにハードマークと暴言に切れて頭突き!!前半7分、いきなりのレッドカードで退場となった。これでサンプドリアは10人となり予定以上に苦しむ結果なりインテルは余裕の2得点、14連勝を成し遂げた。
 後付で恐縮だが、マテラツツィは多分セリエAでも頭突きを受けるだろうなぁと思っていた。まさか半年後に喰らうことになろうとは…、さすがはマテラッツィ。本人も「チームが強ければ俺はどうだっていい。」とコメント。この辺もちっとも変わってないあたり、流石である。
 尚、頭突きを食らわしたデルベッキオは3試合出場停止。マテはお咎めなしと言うことだ。
 この辺の裁量は当然といえば当然だが…どうなんだろうか?
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by R-130 | 2007-01-30 17:35 | ∟Serie A 06-07
2007年 01月 29日
サッカー:日本代表に欧州組をどのように融合するのか?
 最近、欧州で試合に出場している日本人選手の活躍の報道が増えてきている。

 まずはセリエA。カターニャの森本がデビュー戦初ゴール!!しかも後半39分からの途中出場と言うほぼワンチャンスを物にした、"good job!!"である。試合もこの貴重な1点で引き分けに持ち込んだ。デビュー戦ゴールは引退した中田英寿依頼の快挙である。

 続いてブンデスリーガ。フランクフルトの高原はシーズン11ゴール目を記録。試合はシャルケに1-3で敗れたが、シーズン11点目はこれまた中田英寿のセリエAシーズン10ゴールを塗り替える快挙である。まあリーグとポジションが違うので単純比較は出来ないがそれでも記録を塗り替えた、と言う意味では大きな意義があるだろう。何で去年爆発しなかったんだぁぁぁ!!という不満を持つ人も少なからずいると思います。八百屋もそのひとりです(^^ゞ

 ル・マンの松井大輔もフル出場、とはいかないもののコンスタントに試合に出場。今節もマルセイユ相手に勝ち点3を奪っている。ガラタサライの稲本もコンスタントに出場。彼について評価したいのは、02年自国開催のW杯で攻め上がりを持ち味としたアンカーで名を馳せたが、現在はそのプレースタイルを自重し、チームのために守備ありきのハードワーカーで頑張っているところである。今まで過去の実績にとらわれて自分を見失いつつあった稲本がトルコで新しい自分を見つけて頑張っているところにものすごく好感が持てる。

 そしてセルティックの中村俊輔については"言わずもがな"だろう。このブログでも散々取り上げているので詳しい説明も要らないだろう。今節もインバネス戦にフル出場し、ロスタイムの勝ち越しゴールを演出している。

 さて、これら"欧州組"と言われている欧州で活躍している日本人選手を、オシム監督はA代表でどのように融合していくのか?これが今年のA代表の課題であることは皆さんご承知のとおりだ。昨年は国内組の見極めのためか、一切海外組をAマッチに呼ばなかった。その半年をオシムは果たして有意義に使えたのだろうか。
 八百屋はそうは思わない。理由として、真剣勝負のAマッチが少なかったこと。格上との対戦が無かったこと、が挙げられる。これでは正直、問題点は隠れたままだ。
 例えばCBの人選。今季レッズに移籍した阿部をそのままCBで使い続けるのだろうか。いくら人がいないとは言え、阿部をCBで起用できるのは明らかに格下が相手だったからだと推測する。自国のレベル以上の相手では絶対に守備力としては通用しないはずだ。CBは国外でプレーする有力どころはバーゼルの中田浩二くらい。と言うことはCBの候補者探しは急務だったはず。それを阿部で"済ませた"のか阿部に"託したのか"真意の程はわからないが、もし"託した"のだとすれば今後の日本代表は不安で仕方が無い。
 また、欧州組のメンバーはいずれもクラブチームにおいて"明確な役割"を持ってプレーしている。しかし、オシム監督は方針の中に明確な役割を今のところ持たせていない。自分たちで考える、走りながら考えるサッカーの実践、と言うのがオシム監督のモットーらしいがそれで本当にA代表は06年の過ちを繰り返さないのだろうか?非常に心配だ。
 簡単に言えばゲームプランが著しく欠如しているような気がする。これと言った明確な方針が見えてこないのだ。この辺はジーコに通ずるものがあり非常に心配だ。
 特定の選手を贔屓しないのはいいことだが、選手たちがサッカーやりながら迷っている点は大きなマイナス評価。この問題点を、欧州からやってきた助っ人たちが埋めてくれるのか…とてもそうは思えない。

 近代のW杯の名将たちは、必ず基本となるシステムとゲームプランを持っていた。クラブチームのように長岐に渡って練習時間が確保できないA代表の場合、選手の特徴を見極めてその力を最大限に発揮するシステムを構築し、監督の信念の下にゲームプランを持つ。ホーで実績を残している監督の多くはこれに当てはまる。
 逆に日本代表がしばしばやる4バックと3バックの併用、これは裏を返せばシステムが決まっていない、と暴露しているようなものだ。有能な選手やマルチロールタレントを複数抱えている強豪国ならいざ知らず、CBも枚数不足、SBに至っては適任者がおらず、となっている我が国では早急にバックスを何人にするか決めてシステムを構築する必要があるだろう。バックスの人数が決まれば自ずと中盤の人数も限られたものになる。4枚なのか、5枚なのか、Wボランチなのかワンボランチなのか…システムが構築されれば、自ずとゲームプランも見えてくる。この辺が見えてこないオシム監督が非常に心配な八百屋である。

 06年、史上最強との呼び声の高かった日本代表も終わってみれば2得点7失点勝ち点は僅かに1。過去3大会で内容は最悪とも言える形でドイツW杯を終えている。その教訓を果たしてJFAは活かすことが出来るのであろうか。
 今年の結果如何では、いち早く後任の監督を探す必要があるのではないかと思えてならない八百屋である。
  
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by R-130 | 2007-01-29 17:07 | ∟サッカー日本代表
2007年 01月 28日
F1:ドライバー"2007年問題"!?
 "2007年問題"というほど大げさな話ではないが、今回は雑誌やサイトでは内容が露骨過ぎてあまり取り上げられない、ドライバー事情について少し。
 昨年、ミハエル・シューマッハが引退したとこにより、所謂"ドライバーの世代交代"が叫ばれ始めた。別にミハエルが引退したからベテランドライバーは引退しなければならない、なんて決まりはどこにも無いのだが、一部のメディアやジャーナリストは、ベテランドライバーへの"引退勧告"ともとれるような論調を展開している側面が発生しているのだ。
 これはGP2の盛況により、優秀なドライバーが目に留まりやすくなったこと、それから各メーカーが、ドライバーのスカラシップに力を入れており、ドライバーがF1へステップアップする階段が構築されつつある、という背景がある。
 ここ数年、例年になくテストドライバー(3rdドライバー)として、脚光を浴びているドライバーが増えているのは、上記のような"能力があれば脚光を浴びることが出来やすくなった背景"があるのは間違いない。
 
 さて少し話題を変えて、今年シート喪失の危機が噂されている"ベテラン・ドライバー"と言われる人たちを挙げてみよう。ちなみに厭味ではないが年齢も付け加えておく。

■ デビッド・クルサード 35歳  レッドブル・ルノー
■ ラルフ・シューマッハー 31歳 トヨタ
■ ヤルノ・トゥーリ 32歳 トヨタ
■ ルーベンス・バリチェロ 32歳 ホンダ
■ ジャンカルロ・フィジケラ 34歳 ルノー

 上記の方々はもうF1シーンに10年以上在籍している重鎮である。彼らに共通しているのはいずれも"次代のワールドチャンピオン"として将来を渇望されながら、夢半ばにして敗れようとしている面々である。さて、彼らの取り巻く状況を考察しながら、八百屋なりに2007年問題についての意見を述べていきたい。

■ デビッド・クルサード
 マクラーレンからレッドブルに移籍するあたりから、「今シーズン限りか」と騒がれ続けて3年目。ミハエルの引退により名実共にF1ドライバーの現役"長老"となった。
 デビューはセナの事故死により、ウィリアムズのNo2ドライバーとして抜擢。随所でNo1ドライバーのデーモン・ヒルより高いポテンシャルを披露。チームから「ヒルより速く走るな!!」という幾度と無い指示と、サラリーがヒルより大幅に少なかったことにブチぎれて、マクラーレン入りしたのは有名な話である。
 しかしその後マクラーレンでチームメイトとなったハッキネンとデビューイヤーはそこそこ争っていたもののその後完全にハッキネンにNo1を掌握されてしまい、事実上ハッキネンのサポートにまわっていたこと。また、ハッキネンの後継者ライコネンにも結局歯が立たず、ライコネンのサポートもままならなくなり、モントーヤの加入で追われるようにレッドブルに移り現在に至っている。
 レッドフルでは、クリエンやドーンボスといった若手相手に、老獪な走りでこつこつポイントを稼いで地位を保ったが今年は、ウェバーという今までに無いスキルを備えたドライバーが競争相手となり、事実上の正念場と成ることは間違いない。ウェバーは昨年結果こそ残せなかったが、ウィリアムズのマシンが壊れなければ間違いなく倍のポイントを稼ぐような走りを見せていた。予選の一発の早さにも定評がありこの部分でも、クルサードは大きく遅れをとっている。本人はまだまだ現役を続けられると声高に宣言しているが、F1でもトップに上り詰めようとしているレッドブルが、ドライバーラインナップをいじってくるのは想像に難くない。クルサードが今年でシートを喪失する可能性は低くはないと見られている。


■ ラルフ・シューマッハー
■ ヤルノ・トゥルーリ
 天才ミハエルの弟として脚光を浴びたラルフ。フォーミュラ・ニッポンのタイトルを手土産にジョーダンからF1デビューを果たした。後述のフィジケラとチームメイトになってチーム内で激しいバトルを繰り返し、フィジケラから走りが危険すぎると度々批判を受けていた側面を持つ。
 正直兄と違い走りは荒削りで、兄と決定的に違うのは精神的なムラか大きく、良い時と悪い時の差が激しすぎるのがネックになり、残念ながら兄の領域に足を踏み入れることも無くキャリアの晩年を迎えつつある。ウィリアムズ在籍時代には、2001年のカナダGPの兄弟対決は未だ語り草だが、気持ちが乗らないときはリタイアや低パフォーマンスに終始することも珍しくない。トヨタに移籍してもその癖は変わらず、トヨタではトゥルーリよりシートを喪失する危険性の高いドライバーである。
 今年の序盤3戦の走りを見て上層部はラルフと契約継続のオプションを行使するか決める模様だ。パドックでも、ラルフと契約しているトヨタに、首をかしげている人間が少なくないという。ラルフも今年でレギュラーのシートを喪失する可能性を充分に秘めたドライバーだ。
 ヤルノ・トゥルーリは、これまで多くのドライバーが経験しているミナルディからテビューの、"フラビオ・コネクション"トライバーである。当時、プロスト・無限ホンダのオリビエ・パニスのピンチヒッターでシーズン中にミナルディからレンタル移籍したトゥルーリがパニスに違わないタイムを出しことで一気に脚光を浴びた。その後、ジョーダンやどん底のルノーなどで陽の目を見ないままキャリアを棒に振りトヨタにたどり着き現在に至る。トヨタでは05年の躍進の原動力として各方面からの賞賛を集めたが、やはり彼もサーキットによる得手不得手が激しく、パフォーマンスが安定しないという欠点を抱えている。
 昨年は、ラルフより先に放出されるのではないかという噂が流れたが貢献が認められ何とか契約にこぎつけた。しかし今年ラルフより不甲斐ないパフォーマンスに終始すれば間違いなく放出されるであろうトゥルーリ。トヨタはこのレギュラー2人に過酷な椅子取りゲームを強いている。そして何より、今年のトヨタが低調に終われば、ドライバーはおろか、トップが全て入れ替わるという粛清人事が断行されるという噂がまことしやかにささやかれている。TF107の出来とドライバー次第でトヨタは大きく様変わりする可能性を秘めているのだ。


■ ルーベンス・バリチェロ
 デビュー当時から老け顔でベテランっぽく見えたバリチェロ。しかし、実力は折り紙つきで、非力なジョーダン・ハートで天候を味方につけたという理由はあれスパでポールポジョンを獲得したり、新興のスチュワートチームで99年にはドライバーズランキング7位等若い時代には大きな活躍を見せていた。それが認められフェラーリが、アーバインの後釜としてNo2ドライバーにオファー。バリチェロも当時相当悩んだと後に告白しているがこのオファーを受け、長きに渡りミハエルの下で屈辱を受け続けたのは有名な話である。
 その本人が我慢の限界に達し、ホンダに新天地を求め今に至る。
 しかしホンダに加入当初は、フェラーリとのタイヤやブレーキ特性の違いでバトンに大きく水をあけられていた。この点を厳しいジャーナリストは、「本当のプロフェッショナルならすぐに適応して見せるべきだ。しかもそのような言い訳をするとは、恥ずかしい話だ」とばっさり切り捨て、以降バリチェロの交代論は、チーム内外でくすぶり続けているという。昨年も、"デイヴィッドソンと交代しろ!!"という意見が一部から噴出し、ドライバー人事が紛糾しそうになったいきさつがあったらしい。シーズン後半、バリチェロがポイントに貪欲になったのは、車に慣れたというだけでなく、シート喪失の危機を背中に感じていたからだという。ハンガリーGPのエクストリームウエットでのスタートは、自分のシートを確保する為の"賭け"に出た、という噂もあるほどだ。
 昨年はバトンが初優勝を果たし、第3期ホンダF1活動においても初優勝を果たした。今年は昨年以上のリザルトが求められているし、何よりバリチェロにも優勝が求められるだろう。バリチェロも何かとバトンと比較されることが多くなるはずだ。今年、バトンにポイントで大きく水を空けられるような事になれば…、バリチェロのシートも危ういといわざるを得ない。


■ ジャンカルロ・フィジケラ
 フィジケラも、ミナルディからデビューした"フラビオ・コネクション"の1員である。ジョーダン→(ベネトン)ルノー→ジョーダン→ザウバー→ルノー、と結構な苦労人でもある。
 ジョーダン時代はラルフと張り合いながらも将来の明るいドライバーだった。イタリア人としてワールドチャンピオンを期待されていた。しかし、落ち目のルノーに移籍したのが運の尽きか、その後はザウバーやチームが崩壊寸前のジョーダンに移籍したりと散々な道のりの中、03年インテルラゴスで雨天による大クラッシュによるレース中断→75%ルールによるレース成立をめぐるトラブルで一度は取り消されたが、最終的に運も味方につけてジョーダンで初優勝を遂げている。
 しかし、05年ルノーに返り咲きアロンソとコンビを組んだことでフィジケラの評価は急落する。何とアロンソは殆どのレースでフィジケラを寄せ付けない速さを見せ付けたのだ。アロンソが負けたレースの殆どが、内外のトラブルによるものでイコールコンディションではまず歯が立たなかった。これで彼は批判の矢面に立たされることとなる。
 今年は、大きな比較対象だったアロンソがマクラーレンに移籍し、ヘイキ・コヴァライネンとコンビを組む。フィジケラにとっては今年、今までに無いプレッシャーを背負いシーズンに臨む事になるだろう。勝利を義務付けられ、コヴァライネンの成績を常に上回ることが義務付けられているフィジケラ。ワールドチャンピオンや、コンストラクターずチャンピオンにルノーを導かなくてはならない。2年間アロンソにコテンパンに負け続け、負け癖のついているフィジケラに、このプレッシャーを力に変えられるだけの能力を有しているのだろうか。まさに彼は今シーズン試されている立場にあるのだ。
 コバライネンが今年の体制発表後に「ルノーは本当はライコネンが欲しかったんだ」と漏らされた。暗にフィジケラでは信用できないといわれているようなものだった今期のテストドライバー、ネルシーニョ・ピケの父であり、ワールドチャンピオンにも輝いたネルソン・ピケは「今年、フィジケラが不甲斐なければ、うちの息子がステアリングを握る約束をしている」と、方々に吹いて回っているそうだ。フィジケラの敵は身内にもいる…まさに四面楚歌のフィジケラに未来はあるのか?今期の見所のひとつであることは間違いない。


 さて、長々と否定的なことを書いてきたが、別にベテランドライバーは新鋭にシートを明け渡せというつもりは毛頭ない。ただし、条件がある。それは、やはりそれなりの結果を出さないことにはどうしようもない、ということだ。メディアの1部の論調がこうなってしまっているのも、ひとつはF1を盛り上げなくてはならないベテラン勢に不甲斐ない成績が続いているからである。それはミハエルという稀代の天才がいたという条件を差し引いても、である。
 やはりつまらないミスが多い、走りに覇気が感じられない。ベテランらしい老獪な走り、といえば聞こえがいいがただの運び屋になってしまっている感も否めない。
 世代交代論が叫ばれるのはこうした背景もあるからである。何も若手がいいからだけで、叫ばれたりはしないはずだ。
 八百屋も世代的には、ベテランドライバー世代である。リアルタイムに彼らの走りを見てきた1ファンとしては、1人また1人とこの世界を去っていくのを何かしら、こう寂しい気持ちで見つめているのも事実である。
 しかし、それと同時にF1はモータースポーツの最高峰でもある。言い訳の出来ない実力主義社会なのだ。
 彼らがまだまだ活躍するには、ヤングジェネレーションを成績で黙らせるしかないのである。
 速い者が遅い者を凌駕する…昨今のF1は金銭面も絡み純粋にその構図が成り立っているわけではないが、それでも淘汰の世界であることに変わりは無い。
 ベテランドライバーは自分の置かれている立場を良く考え、サラリーアップを目指して時間を浪費するのではなく、自らをもっと磨く術に時間を割くべきだろう。コスト削減が叫ばれている昨今、高価なベテランドライバーより安価な新鋭ドライバーを重用するチームが現れても何ら不思議ではない。
 八百屋としては、現状を認識してもらうことをお願いしつつ、更なる飛躍をベテランドライバーたちに期待したい。
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by R-130 | 2007-01-28 22:47 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 01月 27日
F1:HONDA、Red Bull 新車を"控えめに"発表
 スポンサー探しが難航し、暫定カラーとなる黒で発表に踏み切ったHONDAと、ある意味今シーズン最大の注目を集めていた、ニューウィー大先生デザインのレッドブルの新車がお披露目となった。日付順で追って行きたい。尚、毎度お世話になっております、写真はF1-Live.comより抜粋しております。


■ HONDA
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(以下、HONDAのプレスリリースより)

◇ニック・フライ(Honda Racing F1 Team CEO)

「われわれが、イギリスと日本との素晴らしい連携により、今回のマシンを開発できたことをうれしく思う。それぞれの異なる文化を持つエンジニアたちにより開発されたRA107は、まさに、これまで培ってきたコミュニケーション、チームワークそしてチャレンジスピリットによる成果と言える。われわれは昨シーズン後半に力強い走りを見せ、さらに他のチームより多くのマイレージをこなした昨年末のテストでも成果を収めることができた。われわれはドライバーやキーとなるスタッフが変わらないことをメリットとして生かし、昨年完成したフルスケールの風洞を用いてデザインされた新型マシンRA107のパフォーマンスを武器に、ワールドチャンピオンに向け、まい進していく」

「そして、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロという、F1ドライバーの中でも豊富な経験と高いレベルを備えた二人のドライバーは、共に連携し、チームでリーダーシップを発揮し、車体開発において重要な役割を担っている。ウィンターテストで好スタートを切った、クリスチャン・クリエン、ジェームズ・ロシターはマイレージを重ね、開発に役立つ重要なデータ収集に貢献。また、彼らは若く、経験もスピードも備えおり、期待どおりの走りを見せ、レースドライバーをサポートしている」


◇中本修平(Honda Racing F1 Team シニア・テクニカル・ディレクター)

「RA107は、幸先のいいデビューを果たすことができました。これから開幕まで、実走テストでやるべきことがたくさんありますが、マシンには自信を持っていますし、いい流れに乗っていると思います」

「このRA107は、10カ月にわたる設計、開発、そして製作過程における成果の結集です。実はRA106のレースデビュー直後に、RA107の開発に取り掛かりました。ブラックリーにあるHonda Racing F1 Team、ブラックネルにあるHonda Racing Development、そして日本の栃木にある本田技術研究所の間で行われた長期プロジェクトの集大成でもあります」

「新しい衝突テスト基準に合格するため、十分に安全性を確保すると同時に、空力面でのマシン効率を改善することが一番の課題でしたが、この2つの目標を達成すると同時に、マシンの軽量化も図ることができ、満足しています。また、排気系やラジエーターなどさまざまな刷新的なパッケージングを施し、よりシャープなマシンに仕上がりました」

「ブラックリーでのシミュレーションや、他チームよりも多くの距離を走りこなした昨年末のテスト結果により、われわれはブリヂストンポテンザタイヤの使い方や特性に関する有効な情報収集を可能にしました」

「2007年からエンジンを凍結するレギュレーションが導入され、これにより、エンジン開発は実にチャレンジングなものでした。1万9,000回転数という制限の範囲で、トルク特性の改善、燃費の改善もできたので満足です」

「今後も、テストでしっかりと開発プログラムを進め、3月18日(日)の開幕戦決勝レースまでに、RA107の性能をさらに高いものにしていきたいです」


◇ ジェンソン・バトン

「今日これからRA107をドライブするのが楽しみだよ。日本とイギリスで、数カ月間、チームとドライバーがこなしてきたハードワークの成果が試されるね」

「昨日、RA106をドライブして、新しいブリヂストンポテンザタイヤを初めて試したよ。今日は、まさに新車と比較できるチャンス。しばらく走行を控えていたけど、クリスマスからトレーニングも入念にして、体も鍛えてきたしね。コックピットに戻れて本当にうれしいよ」

「去年の後半から、僕たちの戦闘力は上がったし、なんといっても優勝は特別だよ。今年はホンダのフルワークス体制2年目のシーズン。ワールドチャンピオンに向けてまた一歩近づけると思うし、この目標は現実のものになるチャンスがあると思う。今からオーストラリアでの開幕に向けて、やらなければならないことはたくさんあるよ」


◇ ルーベンス・バリチェロ

「昨日、RA107に初めて乗って、とってもいい仕上がりだと思ったよ」

「僕のHondaデビューイヤーとなる去年一年間を振り返って、マシンとチームの進歩をとてもうれしく思う。RA107がさらに進化を遂げていくことは明らかだよ」

「RA107の新しいステアリングとサスペンションは、ブリヂストンポテンザタイヤとの相性もよくなっているし、改善されたトラクションコントロールもタイヤの性能を最大限に発揮しているよ」

「チームのキーとなるスタッフに変化がないことはチームにとってもすごいアドバンテージだと思っているから、今シーズンは自信があるよ。このマシンが、これまでチームメンバーによって、どれだけの過程を踏んできたかわかっているし、ワールドチャンピオン獲得に向けて、みんなの努力で前進できると思っている。今シーズンはこれまでとはちがった展開が期待できそうだから、今から開幕が待ち遠しいよ」




相変わらず、ニック・フライはトラブルが出ても「何の問題もない」と言い放っております。今年はもうそのビッグマウスは封印していただきたい。とにかく今年こそは!!の意気込み出来ているHONDA。風洞を2台稼動させ、エンジンはホモロゲ受けるため07年仕様のエンジンを鈴鹿・インテルラゴスに前倒しで何とか持ってきた(壊れたら一環の終わり、と言うほど瀬戸際な賭けだったらしい)、と言うことでマシン的には相当意気込んでいるようです。後は、ドライバーだけですかね。(←おっと、問題発言かな)やっぱりカーとで肋骨折っちゃ駄目だと思うんですが…


■ レッドブル
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(以下、F1-Live.comより引用)

レッドブルのデザイナーはルノーエンジンを搭載した新車RB3をまっさらな状態からスタートさせた。設計工程を率いたのは、レッドブルのCTO(最高技術責任者)であるエイドリアン・ニューイだ。

「ここ10年、F1マシンがどれだけ複雑になったかを示す1つの例は、1997年8月1日に私がマクラーレンに加入したことだ。そして、1998年2月にはまったく新しいマシンを披露した」と語るニューイ。

「それに対して、私がレッドブルに加入したのは2006年1月で、2007年の新車を今手に入れたところだ。これは9年前や10年前に比べ、F1の研究レベルがすさまじく進化したことを示している」

「RB3に関して、われわれはマシンモデルを2006年6月まで風洞に持ち込まなかったんだが、これは実際に望んでいた時期より、ずっと後のことだった。そのため、基本となるモノコックやギアボックスの公表日時に向けて、かなり忙しい日程となってしまったんだ。今年、われわれが走らせるマシンに搭載するエンジンが何になるのか、はっきりしない状態だったこととは関係ないがね」

「エンジンの選択について言うと、現行のV8エンジンの多くは導入ということに関して言えば、さして変わりはない。だから、どのエンジンを選ぶかにもよるが、設計理念に大きな違いはないのだ。タイミングは、これまでとは違う取り組みとなる2007年に向けて、チームが行おうとしていた事実に影響された。また、ベッドフォードの新しい風洞施設へ委託する必要性にも影響され、それと共にそれ自身の準備期間をもたらしたのだ。新車の開発はすべてベッドフォードで行われたが、今回の新車から始動したため、試運転が完了しただけである。新車モデルを投入する直前までは、風洞のシステムチェックを行うために旧型車を作動していたんだ」

その風洞施設について、テクニカルディレクターのマーク・スミスは、このように語った。

「ベッドフォード風洞施設はドライブウェイから見ると、最新設備には見えないかもしれないね! だが、エンジニアリングツールとしては確実に優れたピースの一部であり、空力担当者のベン・アガサンジェローは過去3年、多分の努力を尽くしてきた。そこから生まれた結果は生産性、精密度の点で満足できるものだ」

「マシンにはレギュレーションにのっとって取り組んでいる。チームは今年で3年目になるが、V10エンジンからV8エンジンへの移行がマシンのパッケージに大した影響をもたらさなかったのは驚きだった。空力のレギュレーションに関する限り、2005年シーズン前に行われた変更が、1番最後の大きなものだったね。それなりに、マシンは以前見られたアイデアの発展もあったが、われわれがさまざまな開発の可能性を持っていて欲しいと願ったことを、積極的にマシンに盛り込んだんだ。心に留めておいた別の要素は、2006年、ミシュランタイヤを使用していた他のすべてのチームと同じように、まだ慣れていないブリヂストンタイヤを装着して走るマシンをデザインしなければならないことだ」

「もちろんリサーチは行ったが、ブリヂストンタイヤに対応できるよう、マシンに多少柔軟性も取り入れたんだ。明らかにRB3の外観はいくぶん“マクラーレン風”だし、ある程度は私がマクラーレンにいた時に行った仕事の発展型だよ。他の部分では、レッドブルに移籍してから行ったものだね。もちろん、完全に斬新なアイデアもある。設計サイクルがすごく短縮されたんだ。エンジニアたちとファクトリーの両方で、自分たちにプレッシャーをかけたからね。でもプレッシャーに対するみんなからの反応は本当に驚くべきものであり、われわれが誇るべきものだ」

本来ならば、マシンデザイナーたちは、シャシーとギアボックス間の扱いやすいスペーサーとしての内燃エンジンに関して、それらの生成に動力を供給する設備には興味がない態度をとるのだが、ニューイはルノーとの関係を再開するのに熱心である。

「以外にも、最後に一緒に働いていた時の顔なじみが多くいるんだ! ルノーと再び働くことは素晴らしいこと。ウィリアムズ時代から彼らのやり方には、いつも感銘を受ける。彼らはいい人たちだし、とても実利的でパッケージを最大限、生かすことができるんだ。パーツはデザインの段階で互いに取引され、コースでマシンを走らせた際にコンセプトの段階で大きな違いを生むことになる」




 ニューウィー先生に、チーム代表のクリスチャン・ホーナー、そしてルノーからロブ・ホワイトと小数ながら肝心なところはびしっと抑えて新車発表に臨んだレッドブル。昨年の派手な発表からは一転、今年は気合が入っている、と言うことの現われだろうか。

 "RB3はマクラーレン風だ"

これはある意味当然でしょうね。現状の空力トレンドなんて基本的な考え方はそう大差ないんだから。それくらいに詰まっていると思います。もう重箱の隅をつつくような細かいところまできていると思う。だから、同一設計者が、全くのブランニューデザインと言うのは考えにくいのが現状だと思う。05年のマクラーレンは速かった、鬼のように速かった。壊れていなければ絶対最速マシンだった。果たして、レッドブルのフルサポートを受けて、ルノーエンジンを手にして、ニューウィー先生はウィリアムズやマクラーレンで見せた、鬼のように速いマシンを作り上げたのか、シーズン開幕が楽しみだ。ちなみに念頭の八百屋の無責任予想では、マクラーレンを蹴落として4強の一角に滑り込むと予想しております(^^ゞ
 後、"ニューマシンは遅れている"と三味線弾きまくっていながら、よりテストでマイレージを稼ぐと言う現実的な手段に路線を変更したチーム首脳には拍手を送りたい。遅かれ早かれいいアイデアはコピーされる。ならば走りながらさらに先を追及するほうがより攻撃的で結果的に他の追随を許さないと八百屋は思う(注:資金があれば、と言う条件付)。



 後の発表日程(予定)は、
■ ウイリアムズ・トヨタ … 2月2日
■ スパイカー … 2月5日?
□ トーロ・ロッソ … 未定
□ スーパーアグリ … 未定 

と、なっている。トーロ・ロッソとSuperAguriはニックさんがエントリーで伝えている「カスタマーシャーシ問題」の絡みで発表が遅れに遅れ、ひょっとすればぶっつけ本番でレースに臨むことになるかもしれない。この辺の問題は八百屋も出来たら後述したいと思う。
 尚、SuperAguriのクラッシュテスト不合格が先走って報道されたが、どうやら真相は10項目中1項目で不合格だったとのことでこれで深刻なダメージを受ける、と言うことにはならないそうだ。いやはや、良かった良かった、まあクラッシュテストでぼつを喰らったと言うこと=HONDAのシャーシではない、と言う可能性が高まったと言うことか?今後の展開を見守りたい。
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by R-130 | 2007-01-27 07:30 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 01月 27日
スポーツ:星野仙一阪神SD、五輪野球代表監督へ
 2008年の北京五輪のベースボール日本代表監督に、阪神シニアディレクターの星野仙一氏が就任することとなった。
 八百屋は野球ファンではないが、これは非常に喜ばしいことだと思う。「闘将」という言葉がぴったりのこの星野監督は、ドラゴンズやタイガースを率いて、リーグ優勝に導いたこともあり、名将と言っても差し支えないだろう。何よりも、その闘志をむき出しにし、味方を鼓舞することに優れている数少ない監督だ。"カリスマ"という言葉がぴったり当てはまり、選手からの信頼も厚い。かつて五輪代表を率いた長嶋前監督や、昨年WBCの日本代表監督を務めた現ソフトバンクホークス監督の王監督からも"お世辞抜きの"エールを送られており、球界もこの決定にいいムードになっている。
 さて、獲得は望みうる最高の人事となった。後は、本当に、真の"ベストチーム"としてのオーダーが組めるかどうかに焦点は絞られたといっていいだろう。
 前回の五輪では、1チーム2選手、という取り決めの中で各チームに送り込む選手の"質"にばらつきがあったのも事実だ。また、ポジションがどうしてもかぶってしまう選手などもおり、選出に苦労が耐えなかったという事実も側面にあったようだ。
 今回は、そのような1チーム2選手といった決め事を撤廃。原則ベストメンバーを招集するため、そのような縛りを無くしたという事だ。果たして、星野監督が望みうるメンバーを召集することが出来るだろうか。
 昨年のWBCでも、辞退者が出たこの"日本代表"。サッカーと背景が大きく異なり野球の日本代表は非常な微妙な立場におかれている
 今回の大きなポイントを整理してみる。


■ メジャーリーガーはオリンピックに"出られない"可能性が高い

 別にオリンピック委員会がそのような規則を作っているわけではない。メジャー側が、オリンピックには出さない、としているだけである。と、言うことは、イチローや松井や松坂を始めとする日本を代表するメジャー軍団は、オリンピックの代表選考にすら入れられない可能性が高い。メジャーの選手を連れて行きたければ、メジャーリーグ機構とも話し合う必要があるだろう。


■ 予選の"タイミング"

 今回、北京オリンピックということで開催国の中国は無条件で出場が決定しており、この後のアジア予選での出場枠は「1」と非常に狭き門になっている。これを、隣国の韓国と争っていくことになる。この、アジア予選は日本のシーズン終了後の11月に予定されている。この日程なら比較的集めやすいことが予想される、それでも怪我もしていないのに"怪我"を理由に辞退する選手もいそうだが…
 しかし問題はこのアジア予選に敗退した場合。この場合、2008年の2月か3月に行われる"世界最終予選"に進むことになる。各大輪の予選2-3位のチームが集められて最終的に篩いにかけられ、3チームに絞られる予選だ。韓国に負けた場合は日本はここにコマを進めなくてはならず、この時期ともなると星野監督の意中の全選手の招集は極めて低くなると言わざるを得ないだろう。と,いうのも選手は来るべきシーズンに向けての調整の真っ最中。この3月に国の威信をかけての真剣勝負に挑む為には、例年とは違ったサイクルで早めに体を作ることを余儀なくされる。結果、シーズン中にコンディション調整に苦しむ可能性もあるのだ。それは、今年のWBCに出場した選手の中に何人か見られた。そして、WBCにおいても、それを予見して出場を辞退した選手は少なくないのだ。もし、日本が最終予選に進むことになった場合、この問題が大きなポイントになるだろう。


 日本代表というのは、招集を断る権利はもちろんある。彼らがプロである以上、雇われているクラブチームに全力を傾けるのは至極当然のことだ。彼らの決定を我々がとやかく言う権利などどこにも無い。
 それは判っているのだが、それでもやはりファンは最強の日本代表が、世界の強豪国を倒す、というシーンにあこがれる。サッカーも然り。普段はもりあがらないJリーグも、オリンピックやワールドカップとなると多くの人が熱狂するのは、国の代表が世界に挑み勝利して欲しいと熱望するからであろう。長らく野球はそういう歴史とは無縁だったが、WBCをキッカケに、国別対抗の歴史が生まれつつある。野球がグローバルスポーツとなりうるためには、この試みが成功するかどうかにかかっているといっても過言ではない。その、前哨戦とも言うべきオリンピックでも、野球が熱くなってもらいたいと願う、外野の八百屋の気持ちである。
 そして、五輪への参加が非積極的なのは、報酬の少なさも無関係ではない。この案件は、日本の五輪競技全てにおいて言えるだろう。世界各国の平均水準を見ても、日本の報酬は驚くべき低さだ。このままでは、日本代表が全競技世界に対抗できるわけが無い、という専門家もいるほどだ。これなら、報酬の高いクラブチームの競技を優先する選手が多くなるのも致し方ないというむきもある。これは、是非日本のオリンピック協会にも考えていただきたい命題である。

 色々と、マイナス要因を今まで書いてきたが、それでも、野球最強の日本代表を見てみたい。セ・パ両リーグの猛者どもが集うナインを一度でいいから見てみたい。そしてその競演を是非観戦したい。
 プロ野球の選手の皆さん、是非、星野監督が日本代表として召集された暁には、何かしらの理由が無い限り、参加してもらいたいと思う今日この頃である。
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by R-130 | 2007-01-27 06:29 | Sports
2007年 01月 26日
サッカー:セリエA ロナウドがついにACミラン入り決定!!
 ついにロナウドがACミランに移籍する運びとなった。
 ロナウドに移籍金を払ってでも獲得する意志のあるチームはミランしかいない、と噂されていた通りの結果となった。何でも移籍については合意済みで、後はレアルとミランの間で移籍金がいくらになるかの折衝が、長い間続けられていたようだ。17-18億円で売りたいレアル側と、10億程度にとどめておきたいミラン側との激しい駆け引きがあっとされているが、結局売り損じを恐れていたレアル側が結局10億前後(推定は情報元でまちまちで9億~12億の間と見られている)で売り捌いた格好だ。
 ロナウドについての辛辣な報道は、随所でなされているのでここでは触れないが、はっきりと言えることは、ロナウドにとって、ミランでのプレーが正念場になることは間違いないだろう。彼の年齢を考えても、これが欧州の大舞台での最後のチャンスになる可能性はきわめて高い。彼のパフォーマンス次第では、来期以降放出される可能性もあるだけに、その辺を肝に銘じてプレーして欲しいものだ。
 ロナウドはかつて、ACミランの永遠のライバルであるインテルにも在籍していた。イタリアの地に馴染むのに問題は少ないだろう。また、同胞のカカやカフー、ヂダやオリベイラといった選手も在籍しており、孤立を深めることも無いだろう。後はアンチェロッティ監督や首脳陣が、いかに甘やかさずにモチベーションを引き出してミランをCL出場権を獲得できる4位に引き上げるかが今後の絶対命題となるだろう。
 もっとも、2006年W杯の酷評の中でも、3ゴールをあげたその能力に疑いの余地は無い。残念ながら今のウエイトでは、全盛期のDFを一瞬で置き去りにするようなスピードは望むべくも無いが、それでも足元の技術やシュート精度などはまだまだトップクラスのはずだ。カカやセードルフが、絶妙なパスを送ればロナウドにもまだまだ一仕事できると八百屋は確信している。また、ロナウドのコンディションが上がりコンスタントに活躍するようになれば、ロナウドのマークが厳しくなり、今までマークに苦しんでいたカカやジラルディーノ、インザーギといったスコアラーのマークが薄れて、彼らが輝きだすといった相乗効果も期待できる。
 ボッリエッロが薬物使用で出場不可能になり、ジラルディーノ、インザーギ、オリベイラもなかなか浮上のキッカケが掴めないミランFW陣。いずれにしろ、2007年のACミランの浮沈は、ロナウドがある程度握っているといっても差し支えないだろう。
 尚、前述したがミランは他にもラツィオよりSBのオッドを獲得している。

 またセリエAではないが、アストン・ヴィラ所属のチェコ代表、バロシュがフランス・リーグアンのリヨンに移籍することが決まった。フレッヂ、カリュウ、ベンゼマと立て続けにFW陣に故障が発生し層の薄さを補う格好での補強だ。
 しかし、このバロシュが面白いコメントを発表して話題を呼んでいる。

 「本当なら俺は今頃、チェルシーに移籍しているはずだった。チェルシーに移籍できなかったのは、ショーン・ライト・フィリップスがアストン・ヴィラに移籍しなかったからだ。」
と、暗にショーン・ライト・フィリップスを批判しているとも取れるようなコメントを残しながらも、
「でも、フランスの名門チームの1員になれることを誇りに思うし、自分の判断は間違っていなかったと確信している。」
とも、付け加えていた。八百屋的にも、バロシュはチェルシーに行くよりはリヨンでよかったと思っている。あのチームのプレッシャーは半端ではない。バロシュがチェルシーで成功する可能性は低かっただろう。
 しかし、モウリーニョにとっては頭の痛い話だろう。結局モウリーニョがリクエストしていたCF1人補強は、叶えられないままになりそうだ。故障者が多く、層の薄さが今後の過密日程にどう影響するか。FWはカップ戦でシェフチェンコが2ゴールと復調の兆しを見せているらしいが、今後もドログバに大車輪の活躍を求めることになりそうだ。
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by R-130 | 2007-01-26 23:59 | ∟Serie A 06-07
2007年 01月 25日
F1:各チーム、続々新車を発表!!
本当は、TOYOTAとフェラーリが発表した時点でエントリーにしたかったんですが書きそびれちゃって…(^^ゞ今週ぞくぞく新車がデビューしているのでこれを機に前の分も含めて取り扱います。
 ちなみに写真はF1-Live.comより引用しています。

 まずTOYOTA。
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 1月12日発表。正直、昨年から外観そんなに変わっていない感じ。早々にデビューさせるチームは正常進化型が多いのがこれまでの常識なだけに今年のTOYOTAはどうだろうか。
 体制は近々変更がありそう。本社役員を迎え、日本人色が強まるような気配。



 次いでフェラーリ。
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 1月14日発表。ペーター・ザウバー曰く、「リア周りがユニークだ」とのこと。現在バレルンガでテスト中。マッサがF2007=新車をドライブ。ライコネンは248F1=昨年型をドライブしてフェラーリマシンを学習中。F2007に乗るのは次回のテストからだそうだ。
 また、マイクロソフト社とのスポンサー契約も発表されている。



 次にマクラーレン。
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 1月15日発表。マシンが宙を浮いています。
 フロントウィングの横の形状が面白いですね。また、エアインテイクから後方の3次元処理もかなり複雑。空気の流れをうまく活用しようとするとこうなってしまうのでしょうか。もう、素人には全然わからない世界です。
 そして…マクラーレンでいただけなかったのはこのレーシングスーツ…
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 ボーダフォン、腹巻き仕様…アロンソも頭を丸めたのがさらに間抜けな構図に拍車をかけています(^^ゞ今年のマクラーレンは、この丸刈り腹巻き隊が努める模様です…



 次いでBMW。
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 1月16日発表。正面は昨年のHONDA似で、ウィングあたりはマクラーレンに少し似ているかな。でもなんかこの写真の中で一番速そうに見えるのは八百屋だけだろうか。クビカにも期待したい。




 次はルノー。
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 1月24日発表。INGをメインスポンサーに迎えてカラーリングも一新。もうちょっと黄色っぽくなるのかと思っていたけど、そうでもなかった。フィンの形が複雑で超3次元なのと、リアウイングの形状も面白い。この辺は今後のテストでのパフォーマンスに注目したい。



 まだ正式に発表されていないけどHONDA。
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 バルセロナでレッドブル(こちらも新車!!26日に発表会)とシェイクダウンした模様。HONDAも25日に発表の予定だ。ぱっと見、ノーズがマクラーレン風の絞った感じになっているのと、エアインテイクより後ろの処理がなんかすごい。よく見えないんですけどでかいボードが沢山ついてます。スポンサー探しも難航しており、まさかこのまま黒で今シーズンを迎えるんでしょうか?黒はカッコいいのはカッコいいんですけど、スポンサーがつかないのはファンとしては心配で心配で…まさか、グリーンなんて変な噂が立ってるけど、よもや緑ではあるまいな!?それも心配で心配で…

 また、新しく出たら取り上げようと思います(^^ゞ
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by R-130 | 2007-01-25 16:42 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 01月 24日
サッカー:セリエA20節 インテルは13連勝 4位争いが白熱!!
 しばらく見ていなかったセリエAも20節。インテルは13連勝で2位ローマとの勝ち点差は11に広がった。
 アーセナルvsマンUの前に、インテルvsフィオレンティーナ戦があり観戦。トニが先制したときはひょっとすると連勝も途切れるかと期待して見ていたが、スタンコビッチ、アドリアーノ、イブラヒモビッチがいずれも個人技で叩き込み(3点目のズラタンは、フレイのこぼれ球を押し込んだだけ)3-1で逆転勝ち。フレイの健闘も虚しく、ヴィオラ敗戦。インテルは13連勝。
 インテルを追うローマ。モンテッラをフルアムに放出し、タヴァーノとヴィルヘルムションを獲得。金が無いなりに戦力を立て直しつつリヴォルノの1戦に臨むも、1-1のドローでトッティ退場のおまけ付。トッティの切れる性格は相変わらずのようで…
 同じローマ勢では、オッドをACミランの奪われそうなラツィオはそのミランとの1戦。オッドをベンチから外して臨んだ1戦は、ラツィオが意地を見せて0-0のドロー。オッドはその後ACミラン入りした。
 3位パレルモはレッジーナに引き分け。今年レッジーナは良いサッカーをしていると思っていたが、またも強豪相手に引き分けを披露。スキャンダルの勝ち点マイナスが無ければなかなかいいところにつけているはず。
 インテルが勝ちながら2位以下強豪が軒並み引き分けでさらに勝ち点差は広がり、今年はもう見所はCL出場権をかけた4位争いに焦点が絞られた格好だ。

 21日の結果で暫定4位にエンポリが浮上。しかし、ミッドウィークにカターニャvsエンポリ戦があり、カターニャが勝利してカターニャが4位に浮上した。しかし、4位カターニャから13位トリノまでの勝ち点差はわずかに7。今後も4位は日替わりで変わることになるだろう。ちなみにACミランは、勝ち点24で9位タイ。カターニャとの勝ち点差は5。最短で後2週でミランは4位に浮上することも出来るが果たして4位に上がってくるのだろうか?
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by R-130 | 2007-01-24 15:32 | ∟Serie A 06-07
2007年 01月 23日
サッカー:プレミア24節 アーセナルvsマンU
 ビックマッチ2戦目は、アーセナルvsマンU。エミレーツスタジアムでマンUを迎え撃つホームアーセナル。最後にドラマが待っていた。

スタメン

■ アーセナル 4-4-2

       アンリ   アデバヨール

ロシツキー              フレブ

       フラミニ   セスク

クリシー センデロス  トゥーレ エブエ

          レーマン

 ジウベルト・シウバをサスペンショで欠き、4-4-2の布陣。エブエが久々スタメン。フラミニとセスクの中盤の連携が見所に。


■ マンチェスター・ユナイテッド 4-2-3-1

          ラーション

 ルーニー   ギグス     ロナウド

      キャリック  スコールズ

エブラ ファーディナンド ヴィディッチ ネビル

        ファン・デル・サール 

 2列目の3人は頻繁にポジションチェンジ。ルーニーはサイドからの切り崩しが目立った。



 アーセナルは、今季ホームで負けなし。一方のマンUはアウェーでホームで唯一の黒星がアーセナル戦。アーセナルは、勝って上位との差を少しでも縮めたいところだ。

 前半。
 最初の10分はマンUがボールを支配。ラーションを前線のくさびに、2列目のロナウド、ルーニーがサイドから切りくずしにかかる。ギグスはトップ下でボールを散らし、スコールズは掃除役とボール捌きの"アンカー"に徹する。勢いのあるマンUが試合を支配するかに見えた。
 一方のアーセナルは、ジウベルト・シウバの不在の不安がもろに出て中盤の守備がおぼつかない。しかし、ここでフラミニが中盤の掃除役に徹することで、セスクも効果的な上がりができるようになり、アーセナルもボールが落ち着いて回せるようになった。このあたりが10分過ぎたところ。
 この後はアーセナルペースで試合が進む。中盤でのポゼッションは非常に高いのだが決定機がなかなか作れない。マンUもペースが握れないとわかるや否やカウンターにスタイルを切り替える。アーセナルの上がったスペースを突く様なサッカーを見せ始める。すると、アーセナルのサイドバックはオーバーラップを自重。強豪同士にありがちな、中盤の潰しあいで前半戦を終える。全体的にはアーセナルペースと言えそうだが、マンUも守りだけでなく攻めへの切替が早く、なかなかスリリングな内容だった。

 後半。
 先制はユナイテッド。中盤でボールをキープしていたギグスを超高速でLSBのエブラが追い抜いていく。ギグスがエブラにスルー。エブラがサイドをえぐってダイレクトでセンタリング。トゥレの頭をかすめた先にルーニーが待ち受けており、フリーでルーニーが押し込んで先制!!エブラの動きとクロスは見事だった。トゥレは、あのボールを触っていなければゴールはなかったと思うが結果論、仕方がない。
 これでマンUが1点を守りきり、首位の座を固めるのかと思ったが…今日のアーセナルは死んでいなかった。
 ベンゲル、フレブに代えてファン・ペルシー、フラミニに代えてジュリオ・バプティスタ。超攻撃的布陣を敷いて点をとりに行く構え。サイドは右ロシツキー、左にファン・ペルシー。
 そしてさらに攻勢を強めるアーセナルに同点弾が生まれたのは後半38分。ロシツキーの右サイドからのクロスに、中央でアンリとCB1枚がつぶれて手薄になったファーサイドにファン・ペルシーが飛び込んでダイレクトで蹴りこみゴール!!同点!!エミレーツスタジアム沸き返る沸き返る。
 さらにドラマは続く。後半ロスタイム。RSBのエブエが攻め上がり、ロシツキーとの1-2で右サイドを攻略。絶妙のクロスを上げるとそこに待っていたのはアンリ!!見事なヘッドで逆転弾!!エミレーツスタジアムはお祭り騒ぎ!!マンUにとっては悪夢…

 後半のベンゲル采配が見事に的中してアーセナルが逆転で勝利。ちなみに200ゴール以上決めているアンリだが、ヘッドでのゴールは11ゴール目だとか…ユナイテッドはほぼベストを揃えながら完全に力負け。まあ、アウェーなので仕方ないか。もうちょっと守備に貢献できるパク・チソンをリードしているところに入れても良かったと思う。

 解説の加藤さんは、最後守備がためにロナウドに代えてハインツェを入れてしまい、左サイドの守備がSB2枚と言う形で連携がうまく取れなかったのが勝負のあやだったのではないか、と言っていた。確かにリプレイ見ると、エブラもエインセも中途半端な守備をしていた。この辺も、ユナイテッドが引き分けに持ち込めなかった要因かもしれない。

 多くのファンの望みどおり、トップ2が負けて4強の勝ち点差が縮まる構図になった。チェルシーはお気の毒と言うしかないチーム状況で、好調マンUもアーセナルに土をつけられプレミアの流れも変わるのだろうか?
アーセナルファンにとってはさあこれから!!と息巻きたいところだが何とファン・ペルシーが足の功を骨折して約6週間の離脱。CLにも間に合わないと言う緊急事態に。チームの得点王でもあり、チャンスメイカーを欠き、アーセナルにとってはアンリも復帰してうまく行きかけていただけに、厳しい主力の離脱となってしまった。  
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by R-130 | 2007-01-23 09:57 | ∟Premierleague 06-07