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2006年 11月 30日
F1:バルセロナテストにまつわるエトセトラ
 スパイカーMF1以外が参加しているバルセロナの合同テスト。現段階で2日目のテストが終了している。まずは、初日・2日目のタイム掲示と、いくつか出ている噂やトピックスをまとめたい。

◆◆バルセロナテスト 1日目◆◆

1. フェリペ・マッサ - フェラーリ248F1 - 1:17.160(+0.000) - 52周
2. ペドロ・デ・ラ・ロサ - マクラーレン・メルセデスMP4-21 - 1:17.455(+0.295) - 68周
3. ルカ・バドエル - フェラーリ248F1 - 1:17.555(+0.395) - 74周
4. ニック・ハイドフェルド - BMWザウバーF1.06 - 1:17.651(+0.491) - 62周
5. ルーベンス・バリチェロ - Honda RA106 - 1:17.932(+0.772) - 82周
6. ルイス・ハミルトン - マクラーレン・メルセデスMP4-21 - 1:18.239(+1.079) - 63周
7. ロバート・クビサ - BMWザウバーF1.06 - 1:18.519(+1.359) - 46周
8. ジェームズ・ロシター - Honda RA106 - 1:18.678(+1.518) - 85周
9. アレキサンダー・ブルツ - ウィリアムズ・トヨタFW28B - 1:18.691(+1.531) - 94周
10. ネルソン・ピケJr. - ルノーR26 - 1:18.852(+1.692) - 93周
11. アンソニー・デビッドソン - SUPER AGURI Honda SA06 - 1:19.112(+1.952) - 93周
12. ヘイッキ・コバライネン - ルノーR26 - 1:19.187(+2.027) - 93周
13. ビタントニオ・リウッツィ - トロ・ロッソ・コスワースSTR1 - 1:19.216(+2.056) - 78周
14. スコット・スピード - トロ・ロッソ・コスワースSTR1 - 1:19.380(+2.220) - 66周
15. マーク・ウェバー - レッドブル・フェラーリRB2 - 1:19.439(+2.279) - 45周
16. デビッド・クルサード - レッドブル・フェラーリRB2 - 1:19.692(+2.532) - 75周


◆◆バルセロナテスト 2日目◆◆

1. フェリペ・マッサ - フェラーリ248F1 - 1:16.406(+0.000) - 83周
2. ニック・ハイドフェルド - BMWザウバーF1.06 - 1:17.159(+0.753) - 72周
3. ルカ・バドエル - フェラーリ248F1 - 1:17.447(+1.041) - 71周
4. ペドロ・デ・ラ・ロサ - マクラーレン・メルセデスMP4-21 - 1:17.584(+1.178) - 77周
5. オリビエ・パニス - トヨタTF106B - 1:17.643(+1.237) - 78周
6. ルイス・ハミルトン - マクラーレン・メルセデスMP4-21 - 1:17.748(+1.342) - 47周
7. ルーベンス・バリチェロ - Honda RA106 - 1:17.922(+1.516) - 96周
8. マーク・ウェバー - レッドブル・フェラーリRB2 - 1:18.249(+1.843) - 44周
9. ネルソン・ピケJr. - ルノーR26 - 1:18.312(+1.906) - 86周
10. アンソニー・デビッドソン - SUPER AGURI Honda SA06 - 1:18.374(+1.968) - 86周
11. クリスチャン・クリエン - Honda RA106 - 1:18.383(+1.977) - 79周
12. デビッド・クルサード - レッドブル・フェラーリRB2 - 1:18.526(+2.120) - 72周
13. ヘイッキ・コバライネン - ルノーR26 - 1:18.757(+2.351) - 51周
14. ロバート・クビサ - BMWザウバーF1.06 - 1:18.778(+2.372) - 47周
15. アレキサンダー・ブルツ - ウィリアムズ・トヨタFW28 B - 1:18.876(+2.470) - 47周
16. スコット・スピード - トロ・ロッソ・コスワースSTR1 - 1:19.114(+2.708) - 50周
17. ビタントニオ・リウッツィ - トロ・ロッソ・コスワースSTR1 - 1:19.277(+2.871) - 66周
18. 小林可夢偉 - トヨタTF106B - 1:20.731(+4.325) - 81周


■ コバライネン、タイヤ移行は“難しい”…F1-Live.com

これは、ある程度予測できる話。なぜなら来期からBSの単独供給になるため、攻めたタイヤを供給する必要がなくなるから。あくまで個人的予想だが、以前にBS単独供給があったときと同じように、タイヤスペックはかなり限定される(当時はハード、ミディアム、ソフト、エクストラソフトの4種類のみ)のではないだろうか。今年のように、気温が○度~○度あたりで、理想的なグリップ力が得られる、と言ったような作動環境の幅が狭いタイヤなど、もう2度とお目にかかれないだろう。
 今年のラップタイムが去年と殆ど変わらなかったのは、タイヤの進化によるところが非常に大きかったことが改めてうかがい知れる。



■ 小林可夢偉、TOYOTAを初テスト…F1-Live.com

 マカオGPでP.P.を獲得した小林可夢偉が、ご褒美でTOYOTAF1で初テストを実施。81週を走りこなした。若干ミスなどもあったが無難に走り終え、順位も最下位ながら今回は慣熟が目的だったため、その点は度外視して考えていいだろう。
 来週もヘレス合同テストで、TOYOTAから走行予定とのこと。楽しみである。




■ ハッキネンがF1復帰を計画!?…F1-Live.com

 残念ながらその可能性は1%もないだろう。まず彼の年齢が既に38歳であること。今シーズンで引退したミハエルより更に1歳上だ。そして、彼が現役に復帰することで得られるメリットはゼロに等しい。彼のキャリアに傷がつくだけだろう。現にタイムは、3日目現地の午前中段階ではトップタイムに10秒近く遅れている模様だ。
 話題づくりなのか、ハッキネンの要望なのか、マクラーレンのプレゼントなのかは定かではないが、ハッキネンがマクラーレンでドライブするのは可能性があるとしてもまたテストに限られるだろう。
 彼がいなくとも、アロンソ、デ・ラ・ロサ、ハミルトン、パフェットと優秀なドライバーが沢山控えている。ちょっとした、オフシーズンの話題提供と考えておくべきだ。
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by R-130 | 2006-11-30 23:09 | ∟F1 2006 other issue
2006年 11月 30日
サッカー:アジア大会 U-21代表、パキスタン相手に辛勝
 3-0と突き放しておきながら、後半2失点を喫して追いまくられて終了…
 改めてU-21の選手の実力が疑問視される試合だった。
 前半見る限りでは楽勝かに思われた試合も後半の中盤辺りからは防戦一方に。しかも退場者まで出して10人での戦いを余儀なくされたこの試合、後5分から10分長かったら防ぎきれていたかどうか解らない(八百屋は後半からしか見ていないので余り偉そうなことは言えませんが)
 しかし平山、カレン・ロバートと動きはすこぶる悪くFWからの得点が期待できないのはA代表を含む歴代日本代表の"持病"となりつつある。ボールキープは出来ていながら、FWが点を取れないのは、FWの動きが悪すぎるからに他ならない。特に平山は、ヘラクレスをクビ同然で追い出されてから、コンディションが全くあがらいない。当初はヘラクレスの得点王をクビにするとは何事だ!!と、平山同情論を唱えていたが、ここまでセルフコントロールが出来ないとなると、解雇も致し方なかったのかもしれない。
 期待されている日本の逸材。しかし、それを活かすも殺すも本人にかかるところは大きい。是非国内で一皮剥けていただきたい。

 次節は12/3にシリア戦。その後は北朝鮮戦。まず間違いなくパキスタンよりは強い相手だ。今回の試合は試運転で、次回からが本当のU-21代表の実力…と言いたいので、是非とも内容も結果も良いものを期待したい。
 反町監督も頭が痛いなぁ…
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by R-130 | 2006-11-30 22:34 | ∟サッカー日本代表
2006年 11月 29日
F1:2007年のF1カレンダーからF1の未来を憂慮する
 さて、来年のカレンダーについては既に発表済みなのだが、ちょっと振り返ってみたい。


◆◆ 2007年F1開催スケジュール ◆◆

開幕戦 オーストラリアGP 3月18日  メルボルン
第2戦 マレーシアGP   4月8日   セパン
第3戦 バーレーンGP   4月15日  シャキール
第4戦 スペインGP     5月13日  バルセロナ
第5戦 モナコGP      5月27日  モンテカルロ
第6戦 カナダGP      6月10日  モントリオール
第7戦 アメリカGP     6月17日  インディアナポリス
第8戦 フランスGP     7月1日   マニ・クール
第9戦 イギリスGP     7月8日   シルバーストーン
第10戦 ドイツGP     7月22日   ニュルブルクリンク
第11戦 ハンガリーGP   8月5日  オンガロリンク
第12戦 トルコGP     8月26日  イスタンブール
第13戦 イタリアGP    9月9日   モンツァ
第14戦 ベルギーGP   9月16日  スパ・フランコルシャン
第15戦 日本GP      9月30日  富士 
第16戦 中国GP      10月7日  上海
最終戦 ブラジルGP    10月21日 インテルラゴス


 今年との変更点は
1.開幕はオーストラリアに変更(以前に戻るといった方が正しいか)
2.サンマリノGPとヨーロッパGPがカレンダーから抹消
3.ベルギーGPが復活
4.中国→日本 だったのが 日本→中国に順序が変更
5.サーキット開催地が変更
 ドイツGP ホッケンハイム → ニュルブルクリンク
 日本GP  鈴鹿  →  富士

と、なっている。
 バーレーンとスペインGPとの間に4週間ものブレイクが存在している。これは、ファンにとっては寂しい限りだが、チームとしては開幕前の2回のバーレーンテスト→直オーストラリア入りして開幕戦→セパンでテストのため直セパン入りして続けて第2戦→連戦のため直バーレーン入り→第3戦バーレーンGP、と言うことでこの8週間が休みがないためチームとしては貴重な春休み、と言うことになりそうだ。
 また、原則1国1GP開催に基づき、サンマリノGPとヨーロッパGPが消滅。サンマリノGPはサーキットの老朽化をFOMが再三指摘したにもかかわらず、2007年までにFOMを納得させるようなサーキットの改修がおぼつかないことからも、消滅が決定した。ドイツGPは、ニュルとホッケンハイムを5年おきに交互に開催することで合意が取られている模様だ。

 この1国1GPの原則は、日本にも暗い影を落とす。そう、富士と鈴鹿の同時開催の可能性が非常に低くなったのだ。八百屋も、一時は「どーせパシフィックGPかアジアGPで、鈴鹿が復活するだろう」をたかをくくっていた。しかし現実はそうは甘くなく、このままだと鈴鹿にF1が戻ってくるのにはしばらく時間を有することになるかもしれない。

 興行的に、日本でF1を開催することは美味しいはずだ。世界水準でみても高い観戦チケット代、スポンサー収入、テレビ放映権料…どれをとっても美味しいはずだ。しかし、かつては日本でも2度開催されていたF1サーカスが、現在ではFOMがその案件に見向きもしなくなったのは、新しい地域でのF1開催に、非常に多くの国と地域が名乗りを上げており、そしてその新規市場は日本で2度開催するよりも興行的に美味しいと言う試算が得られているからである。

 まず2010年に韓国GPの開催が正式に発表された。その他にも、インドGP、ロシアGP、ドバイGP等、アジアを中心に複数の地域でのGPが検討されている。これは、観客収入は日本には及ばないものの、スポンサー収入は日本を上回る収入が見込め、観客収入の不足分を補って余りある物があるといわれている。
 それは、欧米や先進国で取られているタバコ政策がそれほど厳しくないと言うこと。そして、グランプリ開催の糸を裏で引く、超大口スポンサーの存在が取り沙汰されている。これまで、ヨーロッパで主に開催されていたF1だがEUのタバコ政策で、タバコマネーが期待できなくなり、タバコマネーに頼らない開催をしていくために、世界に広く視野を向けた結果、タバコマネーより美味しい現状が転がっているといった実情が浮かび上がってきた背景がある。

 これは、欧州でのF1開催の将来的な減少を暗示している。
 現に、エクレストンはイギリスGPとフランスGPの隔年開催を提案。もちろん両者ともこのような提案を飲むようなことをするわけ無いが、ヨーロッパで開催の危機に瀕しているサーキットは、マニ・クールとシルバーストーンであることは誰もが知っている。
 また、FOMは年間20戦の開催を提案しているが、これはチーム側には相当の肉体的・金銭的負担を強いることとなり、実際には年間18戦くらいが最大開催数で落ち着くこととなる。今のカレンダーに、サンマリノGPが復活せずに韓国GPが開催されることで年間18戦。インドやロシア、ドバイで開催するとなれば、必然的にヨーロッパ(もしくはカナダ)のグランプリが減少することとなる。
 脱ヨーロッパは、グローバルな視点で見れば悪い話ではないかもしれないが、同時に伝統あるクラシカルサーキットが、グランプリカレンダーから姿を消すことをも意味する。オールドファにとってはこれほど寂しいことはない。

 そして、サーキット絡みでどうもきな臭さを感じるのは、ヘルマン・ティルケ監修のサーキットに潜む巨大な利権が動いているのではないかと言うこと。
 この所、ブランニューサーキットの至る所にヘルマン・ティルケの名がチラついている。彼が監修したサーキットは、セパン、上海、イスタンブール、そして、来年からカレンダーに加わる富士。この4つで、いずれもここ数年からF1の歴史がスタートしたばかりのサーキットだ。そして、わが国日本においても、TOYOTAがティルケを招聘し、富士の改修に彼を監修させたことで、鈴鹿からF1開催権を半ば強奪。このティルケ招聘、富士開催がらみに、実に巨額の金が動いたと一部では報じられている。そしてその金はほぼ全額TOYOTAが出資したものと見られている。

 つまりティルケサーキット絡みで多くの利権が動いており、最終的にはF1の興行収入以外でも、FIAやFOMがホクホクに潤う構図が近年出来上がってきているのだ。ティルケに大金をはたいてサーキットを監修させ、FOMに大金を払ってF1を招致する。この構図は今後一時続きそうな気配だ。
 簡単に言えば、1国1GP開催、と言う大義名分を縦に、ヨーロッパの多くのクラシカルコースでのF1開催が危ぶまれる、ということだ。以前は、1国2GPが黙認されていたのも、それには大きな収入におけるメリットが存在したから。中には、サンマリノGPやルクセンブルクGPのように、開催されるサーキットが冠がついている国にないのに、無理矢理引っ付けて開催した例もある。
 しかしもうそれも昔の話。金を求めて、F1がグローバル化していくのは何とも皮肉な話だ。

 これは、サッカーにおいても例外でない。チェルシーやウェスト・ハム、ポーツマスのように1部の金持ちがチームを買収して有力なスカッドを揃えるために、個人資金を惜しげもなく投入するような時代だ。世界にはほんの一握りの調勝ち組み企業が存在し、彼らが更なる利権を求めてF1の招致に暗躍する…

 F1がヒューマンスポーツからスポンサーやFOMのドル箱になりつつある、悲しい実態が年々浮き彫りになっているような気がしてならない。その中で、F1の中身を面白くするために、実に不可解なレギュレーション変更が断行されているのだろう。

 迷走しているような気がしてならないF1サーカス。
 頼むから、グランプリだけは、純粋でそして興奮するレースを期待したいものである。
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by R-130 | 2006-11-29 23:53 | ∟F1 2006 other issue
2006年 11月 28日
サッカー:カンナバーロがバロンドール受賞
 もう、バロンドールの時期なのね、としみじみ思う八百屋(^^ゞ
 今年のバロンドールは、レアル会長のフライング発言もあったが、大方の予想通りカンナバーロ(イタリア代表、レアル・マドリー所属)に決まった。
得票数は、以下のとおり。


<順位(得票数)>

1位(173):ファビオ・カンナバーロ(ユベントス、レアル・マドリー)
2位(124):ジャンルイジ・ブッフォン(ユベントス)
3位(121):ティエリ・アンリ(アーセナル)
4位(73):ロナウジーニョ(バルセロナ)
5位(71):ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリー、引退)
6位(67):サミュエル・エトー(バルセロナ)
7位(29):ミロスラフ・クローゼ(ベルダー・ブレーメン)
8位(25):ディディエ・ドログバ(チェルシー)
9位(17):アンドレア・ピルロ(ミラン)
10位(13):イェンス・レーマン(アーセナル)
11位(11):デコ(バルセロナ)、カカ(ミラン)
13位(9):フランク・リベリー(マルセイユ)
14位(5):クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)、ジェンナーロ・ガットゥーゾ(ミラン)、パトリック・ビエイラ(ユベントス、インテル)
17位(3):フランク・ランパード(チェルシー)、ルーカス・ポドルスキ(ケルン、バイエルン・ミュンヘン)、カルレス・プジョル(バルセロナ)
20位(2):ジュニーニョ(リヨン)、リオネル・メッシ(バルセロナ)、ジョン・テリー(チェルシー)、ルーカ・トーニ(フィオレンティーナ)、ジャンルカ・ザンブロッタ(ユベントス、バルセロナ)
25位(1):フィリップ・ラーム(バイエルン・ミュンヘン)、ダビド・ビジャ(バレンシア)


 アンリやロナウヂーニョを抑えて、カンナバーロとブッフォンのイタリア"カテナチオ"勢が入っている。これは今までの傾向からしても極めて異例の得票だ。これは、今年のW杯の優勝の要因が「堅守であった」と言うことを色濃く物語っている結果といえよう。
 ただ、バロンドールはW杯だけでなくクラブチームでの貢献・功績も得票に絡む。カルチョ・スキャンダルは選手たちには責任は無いとは言え、セリエBに降格したユベントスから2名が上位に選出されたことに疑問を投じる人もいるだろう。

 ちなみに、DFの受賞は過去に2人。ザマー('96)と、ベッケンバウアー('72、'76)のみだ。マテウスは90年に受賞しているが彼のそのときのポジションはDFではないので除外。しかもいずれもドイツ人。この辺に、ドイツのCBは屈強でドイツのチームは堅守だ、と言うイメージが今でも染み付いている所以かもしれない(最近はそうでもないが…)尚、イタリア人の受賞は93年、あのロベルト・バッジョ以来となる。うーん、そんなにイタリア人はこの勝から遠ざかっていたのか!!

 八百屋的私見。
 DFの受賞は個人的には歓迎。現状のサッカーの戦術・トレンドを見る限りでは、FWやMFらばかりが脚光を浴びるのはおかしい。そういう意味では正当な評価といえるだろう。ただ、やはりカルチョ・スキャンダル、もちろん選手に非があるという訳ではないのは百も承知だが、のあったイタリア・ユーベからの選出と言うことでは、100%素直に喜べない、と言うのが正直なところである。後、さらに個人的なことを付け加えさせていただければ、GKのブッフォンでも良かったんじゃないかなぁ、と思ってしまう今日この頃である。


---追記---
 いつも懇意にさせてもらっているfinal-fantasistaさんが、個人的なバロンドールランキングをやっていたので、ここは八百屋もその素晴らしい案を拝借して(←簡単に言えば、パクってます、ごめんなさいfinal-fantasistaさんm(__)m)、超私的、八百屋が選ぶバロンドール賞及び、次点4名を発表させていただきます。


■ 第1位 ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア代表 ユベントス所属)

 八百屋が10年見てきた中で、全ての技術が高い、現在世界最高峰のゴールキーパー。W杯での活躍からも最早説明も不要の10年の1人の"逸材"だ。
 八百屋の好きなGKの中には、オリバー・カーン(ドイツ)、アンジェロ・ペルッツィ(イタリア)、ピーター・シュマイケル(デンマーク・引退)、ボド・イルクナー(ドイツ)等がいるが、彼らはもちろん技術が高かったが、若干の欠点を有してもいた。しかし、ブッフォンにはその欠点が見られない。古くはパルマで頭角を現し、16歳でプリマベーラに上り詰め、そこから多くの経験を積んだブッフォン。経験も能力も、いまや世界一だと八百屋は自信を持って推薦する。


■ 第2位 ロナウヂーニョ(ブラジル代表 バルセロナ所属)

 W杯では輝きを放てなかったものの、今をして尚「現代版ファンタジスタ」の名前をほしいままにしているの、まさにクラッキだ。先日もリーガでオーバーヘッドを披露。もう、不調だとは言わせないといったパフォーマンスを披露している。
 ノールックからのスルーパスなど、視野の広さは草食動物を思わせる。また、創造性に溢れながらも、エンターテイメント性を忘れない。彼のプレーは本当に見る物を引き込む。そして大事なのは、彼自身が楽しそうにサッカーをしていると言うこと。これが、我々をも楽しませてくれる最大の要因だろう。
 また、ファンタジスタにありがちな、フィジカルの弱さは彼には全く無い。鍛え抜かれた肉体は、イングランド代表のジョン・テリーをも弾き飛ばす。これが現代版ファンタジスタと呼びたい理由の一つだ。
 ただ、本当のファンタジスタとはどのような場面でも輝かなければならない。彼がバルセロナだけでなく、セレソンでも輝きを放つようになれば、バロンドールを獲得するのも時間の問題だろう。


■ 第3位 ファビオ・カンナバーロ(イタリア代表 レアル・マドリー所属)

 具体的な評価は、本文をご覧頂きたい。スペインでやや苦しんでいる感じも見受けられるが、そこはバロンドール受賞者として、イタリア同様鉄壁の守備を見せつけて頂きたい。


■ 第4位 ティエリ・アンリ(フランス代表 アーセナル所属)

 プレミアで3年連続得点王。5年間で4度得点王を獲得。この実績に異論を挟む余地は無い。W杯でも少ないチャンスを物にする決定力は健在。代表では活躍できない、というレッテルをある程度はがすことが出来ただろう。ストライカーとしてだけでなく、チャンスメイカーやサイドアタッカーとしても1流でプレーの幅は非常に広い。しかもFKも蹴れる。今やプレミアの顔にまで成長したアンリは、もっと評価されて然るべき選手かもしれない。


■ 第5位 ルカ・トニ(イタリア代表 フィオレンティーナ所属)

 1年の実績で5位に推すのは持ち上げすぎかもしれないが、セリエAで約30年振りとなる30ゴール越えの実績は、ハードなディフェンスで鳴らしているリーガにおいて、素晴らしい実績といえよう。
 もっとも彼の持ち味は、懐の深さである。1トップとしてのポストプレーとアクロバティックなプレーが同居し、身のこなしも柔らかい。スピードがあるわけではないので、ディフェンダーに走り勝って振り切るようなプレーはないが、ディフェンダーを背負いながら一瞬の身のこなしで反転やトラップをうまく使い、マークを外して素早く足を振りぬいて制度の高いシュートを打つ技術、また長身を生かした制空権は、まさに相手DFの脅威だ。
 今年はオフに移籍問題で揺れ、現在もトップフォームを戻していない。それでもフォームが戻ってきて、実績を更に積めば、彼にもこの賞を獲得できるチャンスはあるかもしれない。


次点として、これも実績は薄いが期待料込みと言うことで、フランク・リベリー(フランス代表 マルセイユ所属)を推して、この項を了としたい。
 
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by R-130 | 2006-11-28 23:20 | ∟Football otherissue
2006年 11月 27日
サッカー:セリエA13節 首位攻防戦はインテルがパレルモを下す!!
 セリエAも今節は首位攻防戦!!パレルモvsインテル戦が注目カードだ!!
 13節の結果を踏まえた順位表はこちらから

 ACミランは僅差でメッシーナを下し、リーガでは実に4戦ぶりの勝利。それでも順位は16位。トップとの勝ち点差は22。この差ではスクデットは最早絶望的だ。CL予選からの出場となる4位には勝ち点9の差。この差は行けなくはない。とにかく4位以内が今季のACミランの妥当な目標だろう。
 ローマもサンプドリアとの重要な1戦を、トッティの2得点(内1点は左足のスーパーボレー!!)を含む4-2で、打ち合いで制した。何とか、首位に勝ち点6差に踏みとどまっている。
 そして、今節のビッグカード、パレルモvsインテル戦。頑張って生観戦といきたかったが、時間帯があべしな時間だったため、録画で観戦と相成った(^^ゞ

 ホームパレルモは3-5-1-1的な布陣。ファビオ・シンプリシオ不在で、コリーニ、ディアーナ、そしてブレシアーノにゲームメイクのタスクが委ねられる。1トップは、好調アマウリ。
 インテルは、4-4-2の中盤ダイヤモンド。中盤の底に、スタンコビッチを抜擢。左にサネッティ、右にヴィエラ、トップ下ソラーリ。スタンコビッチのボランチはそれほど驚くに値しない。彼のサッカーセンスは飛びぬけたものがあり、中盤からウィングまで幅広くこなすマルチロールタレントだ。ヴィエラ・ダクール・カンビアッソには無い、パスの捌き方を心得ている。しかし、以前も指摘したとおり、トップ下のソラーリは厳しい。彼のポジションではない。
 2トップは、アドリアーノがトップで、イブラヒモビッチがセカンドトップ。アドリアーノが、復調の兆しをようやく見せ始めた。

 前半。試合はいきなりインテルが先制する。
 インテルのカウンター。自陣からのロングボールがアドリアーノへ。アドリアーノはダイレクトで、少し引いていたイブラヒモビッチにちょこんと返すと、イブラヒモビッチは走りこみながらそのボールをペナルティーエリアの外からダイレクトに蹴り込む!!強烈なシュートがパレルモゴールを襲い、GKフォンタナもややファンブルするような形でゴールへ。フォンタナのミスと言えなくもないが、ここは素直にズラタンを褒めたい。
 これで、パレルモは萎縮してしまったのか、今までの試合で見せていた小気味良いパスを繋いだ攻撃サッカーがなりを潜めてしまう。特に、ブレシアーノとアマウリが孤立してしまい。カウンターでもなかなかいい形が作れなくなってしまった。
 インテルは、その後も何度と無く決定機を作るが、最後の押しが足りずに追加点は奪えない。
 しかし、ロスタイム。パレルモが同点に追いつく!!
 左からの鋭いクロスに、ブレシアーノがヘッドで流し、これがアマウリの足元へ!!これをアマウリが右足のアウトサイドでダイレクトに叩き込んだ!!ジュリオ・セーザルも届かずインテルゴールへ!!前半で、パレルモが追いつき俄然盛り上がるかに見えた。

 ところが後半、両チームのエース、ズラタンとアマウリが揃ってベンチに下がるとややゲームは下降気味。特にパレルモは、その後殆ど決定機が作れなかった。
 後半もインテルのカウンターで勝ち越し点。
 アドリアーノのドリブル突破でパレルモ陣内に攻め込み、少しタメを作って、左サイドに走りこんでいたヴィエラにラストパス。これをインフロントでゴール左上隅に叩き込み、2点目。これで勝負あった。

 全体的な結果としては順当なインテルの勝利といえよう。
 インテルとしては、スタンコビッチの能力の高さを改めて感じさせられた。ボランチでも、昨年のヴェロンを思わせるような正確なロングフィードが冴え渡り、またポジショニングセンスも秀逸。フィジカルが優れた選手と言うわけではないが、ポジショニングセンスでそれを補ってあまりある。まさに、サッカーセンスの塊だ。また、アドリアーノの復調もインテリスタの方には嬉しいニュースだろう。まだ体は重そうだが、2アシストの活躍。FKでもあの左足の猛威を垣間見ることが出来た。このまま行けば、後半戦は大きな戦力になりうるかもしれない。

 パレルモは、まず審判に恵まれなかった感がある。ホームながらパレルモに不利なジャッジが多く、これはいささか興ざめした感が否めない。特にインテルに勝ち越しゴールを許した場面は、ヴィエラがカラッチョロを潰したファールの場面を、審判がファールを取らなかった場面から生まれたもの(ただ、カラッチョロを潰したヴィエラがその後すぐに立ち上がって60メートルランニングして得点に絡んだところはすごいのだが)。実況は「流した」と表現したが、流すとは、この場合パレルモ側にアドバンテージがあって始めて意味が通じる言葉であって、あの時ファールを取られないと何の利点も無いパレルモ側に、流されたメリットなど何も無い。あれは、ファールを取らなかった審判のミスジャッジだ。
 ただ、それでもパレルモが勝ち越すことは難しかっただろう。
 特にアマウリからカラッチョロに替わった後半は、殆ど決定機を作れなかった。八百屋個人的には、次代のアズーリを担うと予想しているカラッチョロだが、今年はこれまでノーゴール。パレルモでもアマウリの完全に控え要員へと成り下がり、カラッチョロ本人もこの冬の移籍を志願している模様。それほど、今の彼の環境はどん底だ。プレーも、どこか歯切れが無く、後半唯一の決定機とも言えるCKからのヘディングもポストに嫌われ万事休す。彼のトンネルは、暗く長いものになりそうだ。
 線は細いが、身長190cm以上(194cm?)と高く、その割りに身のこなしも柔らかく、ポストプレーにもチャンスメイクにも絡める(一昨年と昨年までは)もちろん得点能力もある。過大評価すれば、ズラタンに近いプレースタイルのカラッチョロ。彼の奮起に期待したい。
 あと、最大の誤算はシンプリシオの不在。彼のゲームメイクは秀逸で、彼の不在がパレルモの小気味良いサッカーがなりを潜めたのは言うまでもないだろう。

 これでパレルモは3位に転落し、ローマが2位浮上。インテルは1試合落としても、首位を明け渡さないだけのアドバンテージを築いた。しかも、インテルはこれで9連勝。当たり前といえば当たり前なのだが、やはり強い。
 このまま、インテルが独走してしまうのか…今後の展開がちょっと寂しくなりそうな結果だった。
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by R-130 | 2006-11-27 23:20 | ∟Serie A 06-07
2006年 11月 26日
サッカー:プレミア14節 天王山は1-1ドロー!!
 今週は、セリエA、プレミアと首位攻防戦!!CLから引き続きテレビにかじり付きです(^^ゞ
 14節終了後の順位表はこちらから

 3位以降、14位のマンCまで、勝ち点8差の中にひしめく大混戦。毎週3位以降は順位が入れ替わっている。ポーツマスがまたまた復調しつつあるのと、レディング、エバートンも順位が上昇!!3位以降はしばらく混戦が続きそう。
 尚、今週はミッドウィークもプレミアがあります。が、4強が全て好カード!!どれを見ようか迷いまくり!!とりあえず、アウェーのチェルシーがボルトンに挑む1戦を見ようと思いますが、マンU・アーセナル・リバプール全てが好カード。しかし、残念ながら全て同時刻開催…

 さて、今週は何と言っても天王山!!マンUvsチェルシー!!
 マンUは、お馴染みの4-4-1-1。左SBにエインセは、守備力を買っての期用だろう。後はお馴染みのフォーメーション。ただ、スタメン=ベストメンバーと言う図式が色濃く、層の薄さが気になる。
 チェルシーは、右SBのジェレミをいれて、カルバーリョ・テリーのCB。左SBはA・コール。中盤はマケレレ・エッシェン・ランパード・バラック。2トップにシェバ・ドログバ。4-4-2ではベストに近い布陣か。ただ、4-4-2がどうしても収まりが悪いように見えるのは八百屋だけか。

 前半。試合は怒涛のマンUペース。
 C・ロナウド、ギグスがサイドから試合をつくり、スコールズはランパードを徹底マーク。4-4-2のチェルシーは、ランパードを封じられ攻撃の組み立てが出来ない。一方のマンUは、スコールズが引いている分ルーニーも下がってゲームメイク。ルーニーが得点能力も高く、1.5列目から2列目もでき、守備も怠らない。このマルチロール性がマンU躍進の大きな原動力になっている。
 ギグス・C・ロナウドの崩し、ルーニーのゲームメイク、これをカルバーリョとテリーが最後のところで止める。特にカルバーリョが利いていた。サハが好調とは言え若干迫力不足。また、C・ロナウドは突破は素晴らしいが、決定力が相変わらず低い。彼の決定力の低さにチェルシーは救われただろう。
 マンUの先制点はカウンターから。ルーニーのパスにサハがDF(テリー?)を背に受けて、細かいステップから、DFを前に置いたまま細かく振りぬいた左足のシュートは、インステップに掛かって、枠外から枠内に巻いてくる弾道になり、クディチーニも届かない。この後も前半はマンUペースで進むが、追加点は奪えず。この詰めの甘さがマンUにとっては残念だった。

 後半。ジェレミを下げてロッベン投入。エッシェンを右SBに下げる今年よく見られる采配で、システムを4-3-3に変更。このモウリーニョ采配がズバリ的中!!マンUは徐々に押さえ込まれる。特に、右SBのエッシェンが素晴らしい。ギグスが守備をしないのでエッシェンが上がりたい放題。エインセの上がったスペースを鋭く突いて、何度もチャンスメークに貢献。最後のクロスの精度が上がれば、SBでもエッシェンは一級品だろう。
 後半24分にはCKにカルバーリョがあわせて同点!!この試合の、Man of the Matchはカルバーリョだと八百屋は思う。守備で何度と無くピンチを防ぎ、同点ゴールをたたき出した活躍は特筆に価する。
 ジェバに替えてJ・コールを投入する頃にはチェルシーのワンサイド。必死にマンUがチェルシーの攻撃を凌ぐが、得点までには至らない。チェルシーは最後までマンUを攻めたが2点目が入らず、1-1のドロー。特に後半は、マンUも守りに徹したわけではなく、カウンターを繰り出して勝ち越しを狙おうとしたので、非常に緊張感のあるゲームで、流石は天王山と言ったゲームだった。
 あと、主審のウェブ氏の笛捌きも見事。この試合はアクチュアリー・プレータイムも非常に長かったのではないだろうか。

 前半と後半で、お互いのチームの特徴が良く出た、素晴らしい試合だったと八百屋は思う。
 今年は、セリエAよりプレミアが面白いと思う八百屋であった。
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by R-130 | 2006-11-26 23:32 | ∟Premierleague 06-07
2006年 11月 25日
F1:ルイス・ハミルトン、マクラーレンNo.2ドライバーに、他
■ マクラーレン、来季レースドライバーにハミルトンを起用…AUTOSPORT web

■ SAF1、オフシーズンテストでホンダRA106を使用へ 第3ドライバーは左近?…AUTOSPORT web

■ 中嶋一貴、ウイリアムズで走った! 立川祐路もトヨタF1をドライブ!…AUTOSPORT web



 今日は、ハミルトンネタを含む3点をピックアップ。

 やはりマクラーレンのセカンドシートに、ハミルトンが納まった。マクラーレン内でも、ハミルトン派とデ・ラ・ロサ派に2分されていたが、ハミルトン勢が優勢だった模様。そして、スポンサーの意向などもあり、話題性に富むハミルトンをセカンドに収める決定をチームが下した格好だ。
 GP2で実績充分のハミルトンだが、07年シーズンは3rdドライバーでよかったのではないかと個人的に八百屋は思うのだが、ミハエルの引退などで世代交代が急速に進んでおり、この転換期というゼンドライバーの経験値が若干下がる来シーズンにあわせてデビューすると言う方法も悪くもない。ただ、デ・ラ・ロサも決して遅くは無く確実なドライバーだっただけに、アロンソ、ハミルトンと言うドライバー総替えが吉と出るか凶と出るかは、何ともいえないだろう。

 2点目は、SAF1が来期RA106を使用する「かも」知れないと言う噂。よくよく読めば、現状は来週のテストでRA106を使用してテストに望むと言うこと。来期はSA06Bの正常進化ではなく、全くコンセプトの異なるマシンを使用する、との事だが、ここでSA06を使わずHONDAのRA106を使用する言うことは、来期のマシンは今年のHONDA色を色濃く繁栄したマシンでアルと言うことを事実上アナウンスしたようなものだ。流石に、RA106をそのまま使用することは無いだろうが、現状にモディファイを加えたRA106もどきが来期のSAF1のニューマシンになることは間違いないだろう。
 ディヴィッドソンの見返りはやはり大きいようだ…

 3点目は、26日のTOYOTAモータースポーツフェスティバルにウィリアムズ・TOYOTAのテストドライバー、中嶋一貴がドライブする「かもしれない」、と言う話。このフェスティバルには、ウイリアムズ・TOYOTAのマシンが持ち込まれている模様で、一足早く本日富士で、中嶋一貴はウィリアムズ・TOYOTAをドライブした模様。明日の、サプライズとして走る可能性が大きいようだ。
 公の場での中嶋一貴のF1ドライブは初との事で、もし実現すればファンとしても嬉しい1日になりそうだ。
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by R-130 | 2006-11-25 23:23 | ∟F1 2006 other issue
2006年 11月 24日
サッカー:UEFAチャンピオンズリーググループステージ第5節 観戦記
 今回は、CLグループステージ第5節の観戦記を簡単に。やはり、特にプレミア勢はリーガで天王山が週末に控えているためか、元気がなかったような気がした。後、現状のリーガの勢いがそのままCLの試合の趨勢に現れているチームも少なくなかった。それでは、簡単に振り返りたい。


○ 1 セルティック - 0 マンチェスター・ユナイテッド ●

 中村俊輔が出場+セルティックの決勝Tを占なう大事な1戦、と言うことで無条件生観戦!!八百屋的には引き分けで、最終節に望んでくれれば…と言う打算的考えだったので、この結果には驚きを隠せなかった。
 しかし、前半はセルティックは最悪に近い戦いっぷり。ボールが回らない。中盤以降前に出そうとするとユナイテッドのプレスに、すごすごと後退。または、簡単にインターセプトされてあっさりカウンターを喰らう始末。特に中盤のスノは、運動量はあるのだが、パス・ディフェンス共に水準以下でスコットランドでは通用しても、CLでは通用しないことを改めて実感。今後は彼は後半の守備固めで使い、前半はヤロシクやマローニーを使ったほうが攻撃面ではプラスになりそうだ。守備面では大いに問題が残りそうだが…しかし、バルデが復帰したことで、バルデをボランチに据えて前3人を攻撃的に振舞わせることも可能かと思われる。(CBの駒が不足しそうで過密日程をこなすのに難がありそうだが)
 実際、マローニーとヤロシクを投入した後半は、セルティックらしさが戻り、中村も左サイドから右サイドにポジションチェンジして、ヤロシクとの連携でチャンスメイクに貢献していた。
 特に、今回はヤロシクが利いていた。前線でのくさびやポストプレーもこなしつつ、右サイドで中村と連動を図ってチャンスメイクにも貢献。ヘッセリンクとの相性も良さそうだ。実際、スカパーの解説者が「今日のMVPはストラカン監督ですね」と言う言葉は、なるほど説得力があった。

 一方のユナイテッドは、よく言えば軽くプレー。悪く言えば、ゲームへの執着が薄かったと思う。これは、最近のチーム力の低下(選手によってはコンディションが上向いている人もいるが、チーム力としては低下しているように八百屋には見受けられる)と、今週末のチェルシーとの首位攻防戦を見据えて、モチベーションが上がらなかったのがあったと思う。実際、C・ロナウドのドリブルをセルティックのDF陣は誰も止められなかった。スコットランドリーグで現在あのようなドリブラーは存在しない。本当に彼に触ることすら出来なかった。しかし、C・ロナウドの最後のシュート精度が低いのに救われた感じだった。
 ただ、ギグス、スコールズと言ったロートルな選手と、キャリックと言うパス回しには定評があってもダイナミズムに欠ける選手で構成される中盤は、ギグス・スコールズが良かった序盤戦は機能したがここに来て段々勢いを落としている感がある。パク・チソン(現在離脱中)の不在は痛いし、フレッチャーやリチャードソンのような若手にこの1戦を託した方が、ユナイテッドとしては、より良い戦いが出来たかもしれない。少なくとも、ルーニーとサハは調子は良いのだから…

 やはり、よりモチベーションの高かったセルティックに軍配が上がった。中村俊輔の絶妙のフリーキックも、適度な緊張を持って蹴った結果だと思うし、ボルツのスーパーセーブはやはり、勝利への執念を見せたセルティック、及びホームサポーターの賜物だと思う。サハじゃなくてルーニーが蹴れば、そんな声が聞こえてくるが、前半の流れを悪い断ち切ることが出来たセルティックだったからこそ、出来たプレーだと思った。

 いずれにしても、セルティックは新しい歴史の1ページを作ることに成功した。ベスト16でも、優位に試合が運べるように是非とも1位通過を目指してもらいたい。



△ 2 レアル・マドリー 2 - 2 リヨン △

 共に4節でグループステージ突破を決めた両者の激突が、何故注目かといわれれば、リヨンはレアルに負けなし。しかも去年から続けて4戦目の戦い。そして、今年の第1節ではリヨンホームでボロボロにやられたから。
 しかし、リーガでも復調の兆しを見せ、戦術も固まってきたレアルがリヨンとの雪辱に燃えているのは誰もが期待していた内容。果たしてレアルが、第1節の借りを返すのか、それともリヨンの不敗神話は続くのか。やはり見届けたい1戦だった。

 ホームレアルは必勝を期す。4バックは、右からS・ラモス、エルゲラ、カンナバーロ、ロベカル。ボランチの起用に批判が集まるが、エメルソン、ディアッラはカペッロ不動の2人だ。前線は右からラウール、グティ、ロビーニョ。1トップは好調のニステル。グティをセンターにおき、左右を状況で使い分けるパターンが定着しつつある。後、特筆すべきはカッサーノがベンチ入りしている事!!カペッロを痛烈に批判し、練習にも帯同させなかったカペッロが何とベンチにカッサーノを招き入れているではないか!!カッサーノが謝罪したのか、カペッロが人材不足に苦しみ切り札としておいたのか…しかしこの決断は最終的に"吉"と出る事になる。
 リヨンは、フレッヂ、ヴィルトールが負傷。ディアッラはベンチスタート。右ウィングはSBが本職のクレルクと言う厳しい采配だ。

 それでも、サンチァゴ・ベルナベウはリヨンのホームなのか?疑いたくなるような試合展開でゲームは進む。
 まず、カリューが横1戦に並んでしまったレアルのDFラインをかいくぐり、先制点。カンナが迂闊に足を出してしまったのもあるが、ここはレアルDF陣がお粗末だった。しかし、カリュウも素晴らしいFWになったなあと言うのが正直な印象。今年のシーズン前に、世界的なFWの補強に奔走していたリヨンだったが、フレッヂがW杯を期に更に成長を遂げ、開幕から素晴らしい活躍を披露。しかしフレッヂが怪我で離脱した後、カリュウが見事にその穴を埋めた。いまや、2人はワールドクラスのFWに成長したと言っても過言じゃないだろう。現にカリュウの1点目は、彼の意表をついたタイミングでの"トーキック"だった。コントロールの難しいトーキックのあのコースに繰り出せるのは素晴らしい。
 2点目は、お家芸のジュニーニョのFKにマルダが後ろ回し蹴りであわせて2点目。一瞬ラツィオ時代のマンチーニを思い出させるような見事なシュートだった。しかも、ジュニーニョのFKがDFとGKの絶妙の間に落ちるボールで、DFは突っ込めず、GKのカシージャスも1歩届かない。素晴らしいFKからのゴールだった。
 しかも、レアルは前半にグティが負傷後退。ラウールを中央に回し、右レジェス、左ロビーニョにチェンジ。しかし、レジェスは右ではどうにもやりにくそう。まだ起用なロビーニョを右、レジェス左のほうが良さそうだ。
 レアルは、コーナーキックをニステルヘッド→ディアッラが頭で押し込んで1点を返すのが精一杯。グティがピッチから消えてからは、流れの中で点を取れそうな匂いが消えてしまった。

 後半。
 リヨンは、前半の華麗な攻撃が身を潜め、単調なサッカーに終始。よく言えば流している、悪く言えば集中力を欠いたゲームをしていた。それでも、レアルは最後まで攻めきれない。同点機は何度かあったが、モノにできず。そして、ついにカペッロはカッサーノをピッチに送り込む。
 後半38分、こぼれ球をニステルが押し込み同点。更に終了間際にはレアルがPKを獲得し、勝ち越しのチャンスだったがニステルが外して万事休す。レアルはリヨンに土を付けることは今回もお預けとなった。
 
 レアルはロビーニョやグティと言ったタレントに攻撃を任せ、最後はニステルの決定力で堅守+攻撃の形を紡ぎだしている。その為、ボランチはディアッラとエメルソンで守備専従。このスタイルが悪いとは言わないし、いかにもカペッロ流なんだが、このようなワールドクラスのコンペティションになると、攻め手に欠ける言わざるを得ない。ディアッラもエメルソンも、ゲームの組み立てに関与できるようなクリエイティビティが皆無なため、今回のようにグティと言う柱の1人が欠けると、もうチームは閉塞状態。どうにも迫力に欠けるのだ。
 しかし、じゃあ代わりに誰を使うか、と言われるとなかなか難しい。グティをボランチに下げるのが一番手っ取り早そうだが、そうすると、3センターは誰使うの?と言うことになる。一番期待したいのがカッサーノ。カペッロと言う恩師の前で再び羽ばたけるかに注目したが、早速の監督批判でそれも難しそう。そうすると…ベッカム!?
 うーん、レアルの再建にはまだまだ時間がかかりそうだ。

 一方のリヨンは、前半と後半、メンバーが総換えされたのではないかと思うほど別のチームと化していた。この辺が、いつもベスト8で止まってしまう要因かなぁと思ってしまう。結局、攻撃に苦しんでいたレアルに引導を渡すべく3点目、4点目を取ることも前半のチームの勢いなら可能だったはず。しかし、後半流してしまったことが結局引き分けに繋がった.この集中力の欠如は、昨年の05-06シーズンのベスト8のミラン戦の終了間際に同点に追いつかれ、ロスタイムに逆転を喰らうという構図から成長していないような気がする。リヨンが、欧州を制覇するのにはまだ時間がかかりそう、そんな気がしてならない。


 5戦まとめて載せ様と思ったんですが、久々に1戦1戦紐解いたら、昔の癖が出てしまい異様に長くなったので、続きはまた後日やります(^^ゞ
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by R-130 | 2006-11-24 23:02 | ∟UEFA CL 06-07
2006年 11月 23日
サッカー:UEFAチャンピオンズリーグ グループステージ第5節 悲喜こもごもの結果…
 いよいよ、グループステージも佳境に入った第5節。グループステージを決めたチーム、最終節に持ち越してしまったチーム、最終節に望みを繋いだチーム、本当に悲喜こもごもの結果となった。
 八百屋も5節は頑張って早起きして生で2試合、録画で3試合観戦。個別の観戦記は別エントリーであげるとして、このエントリーでは各グループをさらっと触れて、最終節の見通しを簡単に見ていきたい。順位表は、いつものごとくこちらから



■ グループA
 進出決定:チェルシー  敗退決定:レフスキ・ソフィア

 "予定通り"チェルシーが負けたため、バルサは最後まで苦しむことになった。ブレーメンは、CKから得た1点をしっかり守りきり勝利。最終節はバルサ戦。ブレーメンアウェーとは言え、数字上では「引き分け以上」での成績で決勝Tが手に入る。
 一方のバルサは厳しい展開が続いている。怪我人続出で満足なオーダーが組めず、特に決定力の面で精彩を欠いている。レフスキ・ソフィア相手に2-0で勝利したが、やはりどうもピリッとしない試合だった。エトー・サビオラ・メッシーの離脱、そして悩まされるであろうと言われたラーションの"亡霊"。最終節のバルサvsブレーメンは、間違いなく6節の超目玉カードとなる。


■ グループB
 進出決定:バイエルン・ミュンヘン インテル  敗退決定:スポルティング スパルタク・モスクワ

 勝ち抜けは決まったが、バイエルンはスパルタク・モスクワと引き分けたため首位通過はお預けに。決定機が何度もあっただけに、バイエルンとしては悔やまれる試合に。
 インテルは、連敗した後3連勝で決勝T進出は決定。最終節はバイエルンとの直接対決。ここでも勝利してインテルが4連勝して逆転首位をモノにするのか!?もし。そうなった場合バイエルンの立場は…リーガでも調子を上げてきたインテルとリーガでイマイチ調子が上がらないバイエルとの1戦。CLグループステージ初戦とは明らかに勢いの違う両チームの決戦に注目!!


■ グループC
 進出決定:リバプール PSV  敗退決定:ボルドー ガラタサライ

 ここは順当に2強が抜けた。リバプールはプレミアで大苦戦しているが、CLでは組み合わせにも恵まれた感があり現在首位。最終節はちょっとこのグループは見所を見出すのが難しい…が、リバプールは今回も負傷者が…ますます厳しい戦いを強いられそうだ。


■ グループD
 進出決定:バレンシア  敗退決定:オリンピアコス

 リーガでは、取りこぼしの多いバレンシアがここでは首位快走。一方のローマは、シャフタールに痛恨の敗戦で、勝ち点7のまま。シャフタールは勝ち点を5に伸ばし、決勝T通過に望みを繋ぐ。しかも最終節のローマの相手はバレンシア…バレンシアは通過を決めているので、手抜は予想されるがそれでも層の厚いバレンシア。ローマは結構ピンチだぞ。この試合も見逃せない。


■ グループE
 進出決定:リヨン レアル・マドリー  敗退決定:ステアウア・ブカレスト デイナモ・キエフ

 こちらも順当勝ち抜け。最終節は…見所なし。第5節のレアル・マドリーvsリヨン戦は観戦したので観戦記は後のエントリーで…


■ グループF
 進出決定:セルティック  敗退決定:コペンハーゲン

 速報でお伝えしたとおり、セルティックの1抜け。マンUは難しい試合を残してしまった。ホームでベンフィカを迎え撃つとは言え、ベンフィカも尻上がりに調子が上がってきている。楽な相手ではない。後、リーグでの失速気味も気になる。今週末チェルシーに叩かれて、その敗退のショックを引きずるようだと…マンUピンチ!!去年の2の舞だけにはならないでほしい。


■ グループG
 進出決定:なし  敗退決定:ハンブルガーSV

 大混戦のグループG。ハンブルガーの勝ち点0敗退と言う、誰も予想し得なかった結果が目前に迫っている中、更に躍進はCSAKモスクワが勝ち点8の3位に踏みとどまり。アーセナルとポルトが勝ち点10の同点首位。なんと3チームが僅差で並ぶ大混戦。しかも、アーセナルはアウェーでポルト戦、しかもアンリ出られず。アーセナルなにげにピンチ!?モスクワは、ハンブルガーなので勝機あり?ちなみにアーセナルとポルトが引き分け、モスクワが勝った場合、3チームが勝ち点11で並ぶんだけど、当該チーム同士の結果で何処が勝ち抜けるんでしょうか?
 

■ グループH
 進出決定:ACミラン  敗退決定:アンデルレヒト

 ミランが、AEKアテネのホームでまさかの敗戦。この所リーガも含めて4試合勝ち星から遠ざかっているミラン。決勝T進出は決めたが見通しは決して明るくない。AEKアテネは文字通り、望みを繋ぐ勝利でリールとの2位通過を争う。次節はアテネはアンデルレヒト。ミランはリールと。CLの常連アンデルレヒトは今年も敗退が決まった…



☆☆☆ 次節の注目カード ☆☆☆

12月5日 バルセロナ        vs ブレーメン  まさに通過をかけた死闘の予感
       バイエルン・ミュンヘン vs インテル   1位通過を狙う両者のプライドの激突
       ASローマ         vs バレンシア  ローマの通過なるか!?
12月6日 マンチェスター・U    vs ベンフィカ   マンUは悲劇を繰り返すのか?
       FCポルト         vs アーセナル  アンリ出場停止で絶体絶命!?


次のエントリーでは、CL5節の観戦記を簡単にお伝えしたい。        
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by R-130 | 2006-11-23 23:29 | ∟UEFA CL 06-07
2006年 11月 22日
サッカー:【速報】セルティック、決勝トーナメント進出決定!!
 どひゃあー!!誰が1抜けでセルティックが決勝T進出を予想したでしょうか!!
 CLグループステージ第5節の注目のカード。セルティック対マンUの試合は、中村俊輔のFKが一閃!!マンUゴールに突き刺さり、1-0で勝利!!試合内容は正直よくありませんでしたが、勝利は勝利!!ベンフィカがコペンハーゲンに勝ったので、最終節を待たずにセルティックの決勝T進出が決定しました!!

 しかし、中村俊輔がFK決めたのが81分!!その後終了間際に、マンUにPKを献上してしまい、絶体絶命の同点の危機だったんですが、サハのPKをセルティックのGKボルツが超スーパーセーブ(超とスーパーをつなげて使いたくなるくらいすごいセーブでした!!)で防ぎ、最大のピンチを乗り越えて1-0で勝利。セルティックの歴史にまた大きな1ページが刻まれました。
 そしてその歴史に中村俊輔は大きく貢献。シーズンオフに移籍か残留かで大きく悩んだようですが、CLに出場したいと言う意志を選んで残留した選択は、大正解だったと思います。

 しかし、中村俊輔は、マンU戦でFK2戦連発!!またセルティックは、ホーム、セルティック・パークでのCL戦績を9勝2分1敗とし、ホームでの無類の強さを見せ付けた格好になりました。

 これまで、スコットランドでは強豪のセルティックもCL決勝Tの壁はなかなか破れませんでした。しかも、ライバルのレンジャースは昨年一足早くベスト16に名を連ね、セルティックも早くこれに続きたかったと思います。それが、今年マンUを破ってという最高の形で結実しました!!

 おめでとう!セルティック!!
 ありがとう!!ボルツ!!!! 
 そして、すげーぞ!!!!!!中村俊輔!!!!!!!!
 
 早起きして見た甲斐があったよぉ~(^o^)丿
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by R-130 | 2006-11-22 07:05 | ∟UEFA CL 06-07