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2007年 08月 23日
サッカー:A代表はカメルーンに勝利、五輪代表はベトナムに辛勝…
 プレミアに続き今度は日本代表ダブルヘッダー(苦笑)

 カメルーン、来日メンバー豪華でした。
 さすが中津江村効果でしょうか。彼らも、大分で試合しなかったら来なかったでしょうね。エトーは、バルセロナに続き今月2度目の来日ですw絶対中津江村効果だと思います。
 地方の新聞では、カメルーン代表の訪問に対して、坂本代表を初めとする中津江村の面々が盛大におもてなしをしたと報じられています。
 02年W杯の時にも報じられた、編み笠の舞踊に、今回もカメルーン選手が飛び入りしているシーンが放送されていましたwなんか心が温まるシーンでした。

 その中津江村のメンバーは、九州石油ドームにカメルーンを応援にカメルーンカラーに身をまとってスタンドで声援を送っていました。日韓W杯が終わってもこんな絆の強い国とキャンプ地ってここだけじゃないでしょうか。

 しかーし、やはりヨーロッパはシーズン開幕間もない、もしくは開幕前とあってか選手のコンディションは良くなく、また所属チームにきつく言われてきたのか、肉体が躍動するようなアフリカの選手特有のプレーは見られぬまま90分が終わってしまいました。それでも、あっさり振り切られる日本代表の両SBや、未だにゴール前で思いっきり打てない問題は、まだまだ解決されそうにもありません。
 遠藤のFKからトゥーリオのゴール、山瀬のミドルなど得点シーンはきれいでしたが、しかしそれでも「なんだかなー」と思われた方は少なくないはず。田中達也や大久保など、それなりの収穫もありましたが、後半はあーあ、と言う展開だっただけに、もっと現状の問題点を解きほぐして、ブラッシュアップしてもらいたいものです。


 実はこの試合、大分と言うこともあって近いので、密かに生観戦を企てていたんですが、転勤命令が会社から叩きつけられて泣く泣く中止…
 ブログの更新が滞っているのもこのせいです(←しれーっと言い訳(^^ゞ)



 モヤモヤ感が失望に変わったのは五輪代表の試合。
 格下ベトナム相手にホームで1点じゃ、五輪には出られそうにもありません。
 しかも、得点シーンは、もはやこれしかないのではないかと思ってしまうセットプレーのみ。
 反町監督が期待を込めて使い続ける平山は不発で大ブーイングを浴び、後半はベトナムに押し込まれるシーンも目立ちました。

 翌日の新聞で、ベトナムの躍進は国内リーグの更盛にある、と言うような記事を見ましたが、サッカー後進国のベトナムに辛勝してそういう論調しか書けない日本のジャーナリズムにうんざり。もっと批判しろよ。今年は五輪代表は諦めた方が良さそうです。
 谷間の世代といわれ続けた彼らのより一層の奮起に期待するしかありませんね。
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by R-130 | 2007-08-23 22:54 | ∟サッカー日本代表
2007年 07月 30日
サッカー:アジアカップ 決勝 3位決定戦
■ 決勝

○ イラク 1 --- 0 サウジアラビア ●


■ 3位決定戦

○ 韓国 0 --- 0 日本 ●
  (PK 6 --- 5)



 地上波の各局が選挙速報をこぞって放映する中、非国民のようにBS2にチャンネル合わせてアジアカップの決勝を観戦w
 ここまで勝ちあがってきたイラクの実力がフロックでないことを証明して見せた試合だった。

 試合はほぼ互角の内容。
 ただ、実績を考えればサウジが圧倒的に上だし、イラクは国内情勢を踏まえればサッカーどころではないはず。
 
 しかし、勝負にかける情熱は、歴史を作ったイラクの方が上だった。
 日本戦を見た後に、この試合を見たからと言うのもあるかもしれないが、まさに"見せ付けられた"感じ。勝負にこだわるとはこうだ!!といわんばかりの気迫に満ち溢れたサッカーだった。

 この試合を見た日本代表の選手はどれくらいいただろうか。
 この試合を見て少しはインスパイアされて欲しいものである。



 その3位決定戦。
 試合内容や精神論は、多くのブロガー様が取り上げられていると思うのでここでは割愛して、大会全体を通しての、日本代表の問題点を考えて見たい。



◇ 問題点1 脆弱なDFライン

 今回のDFラインは正直言って守備力が低すぎた。
 中沢以外に守備のスペシャリストがいなかったのが、不用意な失点や何度も危ない場面を招いた大きな理由だろう。
 何度も言うように、阿部はCBが専門ではない。
 このまま彼が良いように使われれば、器用貧乏になって大成しないだろう。ポリバレントなんて横文字使えば聞こえが良いが、要は何でも屋さんでしかもスペシャリストがいないがために、穴埋めのように使っただけのことである。
 トゥーリオが戻れば阿部はLSBに回るのだろうか。それとも中村憲剛を外してボランチで使うのか?オシムはどう考えているのだろうか。

 また、SBも残念ながら守備力は低いとしか言いようがない。
 現在のフットボールにおいては、SBに求められるのは、タッチラインを何度もアップダウンできるスタミナ、瞬発力、守備力、出来ればフィジカル、そしてついで攻撃力である。
 チームカラー如何では攻撃力を優先することもあろうが、基本はディフェンダー、守備ありきなのだ。
 そういう意味では、駒野はフィジカルが弱く守備力も低い。セットプレーでは相手に振り切られ、ゴールも奪われてしまった。
 加地は論外。プレーが消極的過ぎるし、守備も当たりさわり無いプレーしか行わないので目立たないが、内容は最悪だ。
 今後は坪井をRSBで起用してみたり、今野を起用してみたりして欲しい。坪井はスピードもあり、CBもこなせるだけあってフィジカルもそこそこ。今野は身長が低く当たり負けしそうだが、プレーオン時のハードマークは定評があり、機を見たオーバーラップも悪くない。
 是非検討してもらいたい。



◇ その2 オシムのメンバー招集と起用に対する疑問

 今大会のメンバーを見たとき、殆どの方が試合に出られる選手はメンバーの2/3しかいないことを悟ったはずだ。事実、交代はいかにもワンパターンで更に悪いことに事態を打開できる選手はゼロだった。
 これはレギュラー組、ないし準レギュラー組みに信頼を置いているというオシムのメッセージなのかもしれないが、もっと色々な選手をテストマッチで試す必要があったと思う。
 特にFWの人選はあまりにも隔たりがありすぎた。誤解を恐れずに言えば、好き嫌いだけで選んだ感が強い。怪我で間に合わなかった田中達也や大久保あたりは、是非次回以降の候補に挙げて欲しい。矢野も使うならじっくり使ってみて欲しい。
 中盤は頭数が沢山いたわりに、使える選手はごく僅か。経験を積ませるつもりで呼べるほど、今の台所事情は潤沢ではないはず。この暑さやコンディションを考えれば総力戦と言う位置づけで、小野のような実力者や家永、松井と言ったサイドのスペシャリストを呼んで欲しかった。
 少なくとも山岸や羽生よりは素晴らしい活躍を見せてくれたはず。

 特に羽生。PK外した挙句にメディアに「蹴りたくなかった」なんて言うヤツは二度と代表に呼ぶべきではない。もうこの時点で、代表失格である。



◇ 高原を活かすなら2トップを

 高原はCFのタイプとしてはペナルティエリアに張っているタイプ。たまーにサイドに流れたりもするが、基本的にはゴールゲッターである。
 このタイプを活かす場合、高原を1トップにしてしまうと2列目以降の攻撃の組み立てに非常に工夫がいる。しかし、今大会の2列目を担った遠藤、中村、山岸の場合仕掛けられる選手が山岸しかいないためどうしても最後の崩しが閉塞的になりがちだ。
 高原にトッティのようなうまい具合に引いてきてチャンスメイク…を求めるのはコクなので、やはりトップのマークをバラけさせる意味でも2トップにするのが良いだろう。高原の相棒は、大久保や佐藤のように裏に飛び出すのを得意とするタイプが良いだろう。
 2列目のゲームメーカーのパスの受けては、必然的にSBかアンカーの1枚になる。この流れは今大会でもそこそこ構築されていたので、より一層の成熟と最後の詰めの形を作れるようになってもらいたいものである。



 トルシエやジーコがアジアカップ勝てて、オシムは勝てなかったという現実は重く受け止めなくてはならない。続投するにしろ、交代するにしろ、今大会の結果を厳粛に受け止めて課題を確実に克服してW杯予選に取り組んでもらいたいものである。
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by R-130 | 2007-07-30 03:35 | ∟サッカー日本代表
2007年 07月 26日
サッカー:アジアカップ 準決勝
■ アジアカップ準決勝

○ イラク 0 --- 0 韓国 ●
   (PK 4 --- 2)

○ サウジアラビア 3 --- 2 日本 ●



 イラクと韓国の試合は、なかなかゴールが決まりそうで決まらない、良く言えば1点を争う好ゲーム、悪く言えば決定力にかけたグダグダゲームと言った感じだった。個人的には圧倒的に後者の感じがしたが…なんとも雰囲気が締まらない試合だった。

 韓国はそれでもPKまで持ち込めば勝てるという自身があったように感じた。
 特に、GKのイ・ウンジェのPK戦に入ったときの、意味不明の自信顔がそれを物語っていたと思う。イラクをPKで下してきたという自信もあったのだろうか。

 しかしその自信顔のイ・ウンジェはイラクのPKを1本も止める事が出来ず(触れることはできたが…)4-2で韓国が敗退。イラン、韓国と言う強豪を押しのけてイラクが決勝に勝ち名乗りを上げた。



 その後すぐに行われた日本vsサウジアラビア戦。
 結果は誰もが知っておりくどくど書いても仕方ないので、問題点だけを簡潔にまとめたい。



◇ パスにこだわりすぎているきらいがある

 これはアジアカップの本戦全てにいえることだが、パスを意識するあまりか妙に繋ぎすぎるきらいがあるように思えた。もっと強引に言っていい気がするシーンが幾度となくあった。サウジ戦も然り。うまくやれば流れの中から1-2点取れたように思える。特に追わなければならないときはシュートを意識することも必要かと。妙なパスがミスに繋がってカウンターを喰らったりするシーンも少なくなかった。攻撃の形は悪くないが、最後の詰めは再考の余地があるように思える。



◇ CBとしての阿部の能力の限界

 サウジ戦ではミスを帳消しにするゴールも生まれ、オフェンス面ではそれなりに評価される部分があるが、同じくサウジ戦の2点目3点目は阿部のミスも大きい。
 特に3点目は消さなければならないニアポストのシュートコースを阿部が開けてしまい、確かに角度の無い難しいシュートではあったが、ある程度の技術と今回のようにトーキックで川口のタイミングを外されるようなシュートを打たれれば、いかなキーパーでも対応は難しい。彼をそれでもCBとして使うようならそれ相応の経験が必要になるだろう。



◇ ボランチの守備能力とカバーリング

 攻撃大好き中村憲剛は、3列目からの飛び出しを武器とするだけあって、攻撃面にはなかなかいいアクセントをつけれるが、守備力ははっきり言って並以下である。
 そうすると必然鈴木に守備の負担が増えるわけだが、たまにー前がかりになるこの両者が自陣から消えることがあるので要注意である。鈴木の守備能力は、特に運動量の多さで相手のチャンスを未然に防ぐ活躍と言う意味では貢献しているが、如何せん非常に多い運動量を要求されているため、後半も半分を過ぎる頃には流石に序盤の動きは鈍ってしまう。その時の守備のバランスも再考の余地がありそう。ちなみに遠藤は、スピードと得点能力が無いので(FKを除く)中村憲剛と入れ替えるのもありかと。



◇ 加地はもう限界、巻も格下のみしか得点できない

 加地もう駄目だろう。いたずらにリズムを悪くし、ドリブルも出来ない、クロスの精度も低い、守備も出来ないでダメダメ。駒野を右に回して左に今野や、トゥーリオが帰ってきたら阿部をLSBに使って(この起用もワールドクラスでは無理がありすぎるがアジアレベルなら何とかなるかも)やはり右に駒野と言う選択肢が良さそう。加地はもう無理だと思う。
 巻はJでもさして実績を残しているわけでもなく、アジアカップでもベトナム相手にしか得点が出来なかった。実力を物語っているようなものである。
 佐藤や、今代表に呼ばれていない田中達也や大久保あたりを使ったほうがいいだろう。


 
◇ もっと身のあるフレンドリーマッチを組むように協会に求む

 核下ばかりの相手で、守備面の問題が一切浮かび上がらないまま1年が経ち、この大会は守備の問題が浮き彫りにされる試合になる、と公言したとおり守備に問題点が発覚した。それもこれも、協会がどうしようもない国しか日本に引っ張って来れないため。それがダメなら自分たちから出向け。もっと相手が格上とも言えるような相手と試合をしないと問題点は浮かび上がらない。格下相手に点を取っても、それは問題解決にはつながらない。



◇ そろそろGK川口も替えるべき

 ベスト8のオーストラリア戦は神がかり的なセーブで日本を救ったが、やはり不用意な飛び出しが多く、パフォーマンス的には極めて不安定といわざるを得ない。W杯のオーストラリアへの失点も、川口の飛び出しのまずさが原因で生まれたものもあった。
 それそろ後進に道を譲る時代なのかもしれない。


 まあそれでもサウジ戦は取ったらすぐ取り返した執念と、最後の15分くらいの何が何でも得点してやるという気迫だけは評価したい。厳しく言えばもっと前から気迫出して点を取っておけ、と言うことも出来るが内容は悪くはなかったので、よしとしよう。
 攻めて3位決定戦は、ぐだぐだの韓国をきっちり沈めて3位確保し、アジアカップの予備予選を免除してもらいたいものである。


  
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by R-130 | 2007-07-26 00:55 | ∟サッカー日本代表
2007年 07月 04日
サッカー:もうすぐアジアカップ!!
 7月7日よりいよいよアジアカップが始まります!!
 文字通り、アジアナンバー1を決める大会とあって、やっぱり見るほうとしても、こぶしをムムムっ、と握り締めながら毎日見ちゃうと思います。

 今回はインドネシア、マレーシア、ベトナム、タイの4カ国共催言うことでいきなり開催国が4つも埋まってしまうと言う珍しい大会でしたが、もちろん日本も実力で本大会出場を決めています。

 で、アジアカップに優勝すると漏れなくコンフェデレーションズカップの出場権がついてきます。これは、世界6大陸の覇者+前回優勝国+ホスト国の8カ国のナショナルチームが、世界一をかけて争うW杯の1年前に行われる前哨戦みたいなものです。世界の強豪と本気レベルで競り合うことが出来る数少ない国際大会なので、ぜひ優勝して参加してもらいたいものです(って本当はただ盛り上がって見たいだけなんですが…)。

 


■ 日本代表メンバー 23名


 それでは、日本代表の23人のメンバーを見て見ましょう。


GK
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(川崎)

DF
中澤佑二(横浜FM)
坪井慶介(浦和)
加地亮(G大阪)
駒野友一(広島)

MF
中村俊輔(セルティック/スコットランド)
橋本英郎(G大阪)
羽生直剛(千葉)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
鈴木啓太(浦和)
阿部勇樹(浦和)
今野泰幸(FC東京)
山岸智(千葉)
太田吉彰(磐田)
水野晃樹(千葉)

FW
高原直泰(フランクフルト/ドイツ)
播戸竜二(G大阪)
巻誠一郎(千葉)
佐藤寿人(広島)
矢野貴章(新潟)


 げげっ!!トゥーリオの名前が無い…何とも怪我で参戦できないそうです…これは日本のDFラインが心配ですね。阿部と坪井には頑張ってもらわないと…でもCBは3人と非常に頭数的にも心許無いです。これ以上怪我人が出るとやばいですよ…。

 今回、本田や家長、そして前評判の高かった前田を押しのけ、初選出された太田選手(磐田)。無尽蔵のスタミナで90分ピッチを所狭しと駆け回るプレースタイルをオシムも買っているようです。彼の活躍にも期待したいですね。

 全体的にMFの登録が多いのは、やはりオシムも中盤が試合の流れを変える"肝"であると言う認識をしているのでしょう。実に色々なタイプの選手を登録しており、あらゆる流れにも選手交代で対応出来る体制にしていると言ったところでしょうか。実際これまでのテストマッチでも、まずは中盤を変えてリズムを作り直す采配が非常に多かったです。この辺のオシム采配に、アジアカップ制覇がかかっているので、今回は本気モードの大会、必見です。

 後、昨日の速報で播戸選手が怪我で出場が危ぶまれているそうです。大丈夫でしょうか…


■ 日本が入っているグループBの展望


 それでは各グループのメンバーと日本が入っているグループBの展望を簡単に。


◇ グループA

オーストラリア
イラク
オマーン
タイ


◇ グループB

日本
カタール
UAE
ベトナム


◇グループC

中国
IRイラン
マレーシア
ウズベキスタン


◇グループD

バーレーン
インドネシア
韓国
サウジアラビア

 上位2カ国が勝ち抜けです。面子的にはグループDが一番悲惨でしょうか。はっきり言っちゃいますとインドネシアは蚊帳の外で、韓国・サウジの2強にバーレーンがどう肉薄するか、という感じだと思います。しかし、サウジと韓国が同居すると言うことは…どちらか片方はシード国ではなかったということですよね。何とも恐ろしい…
 さて、日本が属するグループBも組み合わせ的にはあまり恵まれていません。
 と、言うのは過去の対戦成績。

・対カタール       2敗 2分(!!)  アジアカップ 第1戦 7月9日 
・対UAE      3勝 2敗 6分    アジアカップ 第2戦 7月13日
・対ベトナム    3勝    1分    アジアカップ 第3戦 7月16日

 何と!!カタールに勝ったことが無い!!これが意外でした。UAEとも星取ではほぼ五分なんですね。実力的には日本のほうが抜けているとは思いますが油断は出来ないっす。気の抜けないグループに入ってしまいました…


 日本の初戦は7月9日にカタール戦、いきなり難敵と当たります。是非とも勝利して決勝トーナメント出場に弾みをつけてもらいたいものです。
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 AFCのアジアカップイメージイラスト。
 おお、俊輔が真ん中に!?やはりアジアを代表する選手と言うことなんでしょうか。
あ、代表にも入っていない三都主アレサンドロが、右の方に…

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by R-130 | 2007-07-04 07:15 | ∟サッカー日本代表
2007年 06月 06日
サッカー:キリンチャレンジカップ vsコロンビア戦 またしても好対照の前・後半!!
 ちょっと生で見ることが出来ず、日付が変わる頃からビデオでの観戦と相成ったんですが…
 モンテネグロのメンバーががっかりだったので、コロンビアも大した事ないか、なーんて思ってあまり気にしていなかったら、おお、結構来ていたんですね。コルドバ見たかったなぁ…

 さて、予定通り欧州組が全員集合と相成った前半。疲れや連携不足から、かなり締まらない試合展開になるだろうなぁ、と思っていたら案の上の展開。
 特に中田浩二はポジション取りが曖昧で、守るには高いけど攻めるには低い、見たいな感じで45分をダラダラと過ごされ、フェレイラの標的にされていましたね。鈴木啓太のカバーリングが痛々しいくらいでした。
 稲本も、本来のアンカーのポジションより高めを任されたみたいで、こちらも動きに思い切りがない。攻めていいのか守るべきなのか…ボールの動きの悪さも手伝って、稲本の持ち味は殆ど活かせずに消えていきました。
 不調と言う意味では俊輔もそう。セルティックのリズムと、代表のリズムはまったく異なっており、セルティックではある程度自由にやらせてもらっているのに対し、代表ではオシムにあまり持たずにパスすることを要求され…ボールに多く触ってリズムを作ろうとする俊輔にとって、今の代表は決して居心地のいい場所とはいえないでしょうね。

 前半は、日本は攻撃らしい攻撃の形が作れず、駒野もこれだけ選手の動きや連携が悪いと右サイドからの攻撃も沈黙…逆にコロンビアの右サイド(=日本の左サイド、中田浩のいるところ)から再三つつかれ、危うい場面が多かった。コロンビアに、ニステルやドログバみたいなFWがいれば3点くらいやられていただろう。

 そんな前半の体たらく振りを見て、オシムもまったく見所のなかった欧州組2人はあっさり交代。俊輔も替えるかなぁ、なんて思っていたけど、俊輔はステイ。この辺は"特別視しない"とか言っておきながらやはり一目置いているんだろう。

 さて、その替わって入った羽生と今野の運動量で、後半の日本は息を吹き返した。豊富な運動量で相手のマークを撹乱し、開いたスペースをうまく活用するサッカーが見られるようになった。また、高原や羽生が、高い位置から相手にプレッシャーをかけると言う、相手を焦らせる動きも前半にはなかったいい傾向だった。
 前半終了後の、高原とコロンビアDF陣のいさかいのせいかわからないが、コロンビアのDF陣が激しく高原を削っても高原が涼しい顔をしていたのが頼もしい。恐らくW杯前なら熱くなって自分のプレーが出来ずに自滅していたと思う。この辺もコンスタントに試合に出ることで成長したなぁと、つくづく感じた。

 この試合最大の見せ場は、左サイドからの連携シーン。流れるようなパス回しから最後は中村憲剛がシュートを放ったが残念ながら枠の上。これを、グラウンダーのシュートでファーサイドに決めれる技術と余裕があれば、日本はもっと上にいけると思うが、今はこの辺が限界なんだろう。後半は、見ててそれなりに面白かったが、それでも決定的なシーンはそう多くなかったように感じた。


 ただ、ジーコからオシムに替わって、代表のなにが変わったのかといわれると、今の段階では殆ど明確な答えを見出せないような気がする。メンバーはそれなりに変わったが、やはり個人的なスキルに頼りきったサッカーであることに変わりがないように感じる。代表メンバーに連携を求めるのはなかなか難しいことで、成果が出るまで3-4年かかるのかもしれないが、本当にこのままで成果が出るのだろうか。少なくとも、この後に行われるアジアカップでは優勝か、最低内容で我々を納得させるものを見せてくれないと、この先を大いに考える必要があるように感じる。

 攻めにしても最後は高原頼みじゃだめだし、守りにしても最後に中沢頼みではいつか破綻する。やりたいサッカーと言うのは未だ見えてこず、ある意味、自慢の守備陣で強固に守って、せめては人数をかけず個人技中心で攻めるコロンビアのほうが、戦術的には共感が持てた(しかし、残念ながらカウンターを可能にする決定力あるFWが今回は不在だったが)。
 
 とりあえず、ホームで1勝1分で何とかタイトルは確保したオシム監督。
 今度は是非アジアチャンピオン獲得のために頑張ってもらいたい。
 
 
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by R-130 | 2007-06-06 02:38 | ∟サッカー日本代表
2007年 06月 01日
サッカー:キリンチャレンジカップ vsモンテネグロ戦 好対照の前・後半…
 モンテネグロのメンバー見て、あー、やっぱりヴチニッチ来なかったかって思った。
 まあ、そんなにすごい選手じゃないからいいけど…
 でも、ローマでも大して試合に出てなかったから疲れなんか溜まってない筈なのに…
 新生モンテネグロの2試合目、しかもFIFA加盟承認後最初のゲームなんだから出てやれよ…愛国心無いのかっ!!って、ちょっと思いました。

 いきなり閑話休題、さあ、試合試合。

 Man of the Matchは駒野と言うことになるのだろうか。
 得点を取った中沢や高原より目立っていた。そして、左サイドより明らかに右サイドやった方がクロスの質が良い。
 4-4-2スタートながら実質3-5-2のような布陣も好印象。まだ明言は避けたいが、どうしてもW杯ドイツ大会のあの守備が忘れられず、駒野の守備能力には激しく疑問符。だったらしっかり3バック+1ボランチでやればいいよっ、ってつくづく思った。まあ、じゃあ、3バックは、坪井と中沢と阿部でいいのか?と言う疑問は付きまとうが…
 
 モンテネグロは、前半4-4-1-1みたいな布陣で8人が自陣を固める守備的な展開。
 しかし、右サイドの駒野にこっぴどくやられているのに、そこに選手を当ててこないのが非常に不思議。あれだけフリーでやれれば、精度の高いクロスも上がるということか。でも、ゾーンで守っているような雰囲気も無かったので、単純にモンテネグロの左サイドが下手だったということか。

 前半は、それなりになんかこうやりたいサッカーが見え隠れして、何より無闇にダイレクトや1タッチにこだわらないサッカーが出来ていたことに、ちょっと安堵。去年やっていたような闇雲に走ってパスまわして、猿回しみたいなサッカーが浸透してしまったらどうしようかと思ったが、左サイドは沈黙していたが、右サイドを行かすための動きが出来ていた(←まぐれじゃないよね?)ので、ちっとはよくなったのかなぁ、と思わなくも無かった。

 しかーし、後半になり選手が代わりだすと、まったく別のチームに変わっていく…
 今までの試合は後半選手が代わって動きがよくなることが多かったが、今回は逆。攻撃も単調になり、何よりモンテネグロもエンジンがかかってきたのか、狭い区域でのパスからの突破を何度も許し、ピンチを招いていた。
 高原が相手選手を倒してPK献上(←書いてて状況想像しても非常に違和感がある、何故高原が相手を倒してPK献上なの?相手に倒されてPKGetじゃなくて?)したのをブルザノビッチ(10番背負っているだけあってなかなかいい選手だった)が外したのは結構救われたと思うぞ。あれで失点取られてがたがたーって言う展開も無くはなかったような危なさが後半はあったもんなぁ。

 結局3点目が遠く、2点とって満足すべきなのか、いやいやとどめの3点を取りに行ってよ、と叱咤すべきなのか、いまいち微妙な感じで試合は終了。
 楢崎も、復帰初戦としては物足りない試合じゃなかっただろうか。

 しかし、やっぱり思う。

協会は、もっと強い国をつれてくるべきだ!!

 はっきり言って今日のモンテネグロは、稚拙な中央突破以外、攻めを持たない国だった。
 サイドを攻略されることも無く、だからあんなに駒野は自由に上がれたのだ。
 日本が恐らく潜在的に抱えているであろう、そう、W杯のオーストラリア戦やブラジル戦で見せた、緊張に糸が切れると立て続けに失点する勝負弱さ、は、まだ克服できていないはず。それを強い国とすることで、常にディフェンスが攻撃の緊張にさらされた段階で、どーなの?と言うところを見ていたい。個人的には阿部をDFラインに組み込むなんて、有り得ないと思っている。そんなのもってアジアレベルまでだ。高原が成長したことで、今は攻撃よりも守備に抱えている問題の方が少なくないはず。そこを早急に洗い出すべき。
 そのためにも強化試合で強い国を是が非でも引っ張り出してきて、現状の潜在的な問題点を引っ張り出してもらいたい。

 だって、今のままじゃ、ホームに弱い国招いてコンディションも整わないのにポコポコ叩いているだけじゃない…
 
 頼むよーJFA…
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by R-130 | 2007-06-01 23:47 | ∟サッカー日本代表
2007年 04月 23日
サッカー:オシム監督「メンバーは固まった」とは言うものの…
 サッカー日本代表のオシム監督が
「選手を見極めるときは終わった」
と、報道陣に漏らしたことが話題になっている。就任から約8ヶ月。テスト期間を経て、アジアカップへの陣容は大体固まったと言うことか。
これまでの召集メンバーから、色々な問題点を検証してみたい。


■ 全体的な印象として

 オシム監督就任後、第1戦、第2戦と大幅に人員を刷新した事で、いかにも「新生」が強調されていたが、実のところこれまでのメンバーを見れば、06W杯の登録メンバーが結構多い。

-06W杯登録メンバーで出場した選手-
FW  巻  高原
MF  中村  遠藤 
DF  中澤  坪井  加地  駒野  サントス
GK  川口

 全員が同時にピッチにたった時間は恐らくゼロだと思うが、復帰組の中澤、欧州組の中村・高原、ザルツブルグに移籍したサントス以外は割りとコンスタントに召集されていた。
 また、オシム監督就任以降、コンスタントに呼ばれている選手は、

FW  佐藤
MF  阿部  鈴木  
DF  トゥーリオ

 と、まあ06W杯出られるかなぁ出られなくとも時代は間違いなく主力だよね、と言われていた面々で、これはこれで驚かない、というか、当然そうなるよな、というメンバーが出場していた。
…結果、なんかそれ程変わってないな、と思わずにはいられないメンバーが名を連ねている。オシム監督ならではの"オシム人事"を期待していたが、おお、呼ばれたかと言うような選手が割りとコンスタントに呼ばれなかったのが非常に残念。まあ、ペルー戦のようにU-22代表を飛び級入りさせる方が、よっぽど戦力になるのかもしれない。反町監督の指導もなかなか理に叶っているだけに…
 このメンバーだと主力を含めた10人後半が確定。後は、今期のJで活躍している選手や、ひょっとすれば欧州組も追加があるかもしれない。特に松井あたりは、いい加減呼ばれてもいいような気がするが…


■ FWについて 

 今期絶好調の高原は、代表復帰戦でもゴールをあげ、残念ながら彼抜きにはFWは語れないと言うことが改めて証明された。出場時間も、HSVにいたときより格段に増えて、駆け引きや突破などの引き出しが格段に増えており、この経験とフィジカル的要素は、国内のFW陣では残念ながら太刀打ちできない。
 焦点は、高原のコンビは誰か、と言うことになりそうだ。
 精力的に動き回る巻や、裏への飛び出しを得意とする佐藤は、オシム好みといえメンバーには当確と言えるだろう。これに本田(名古屋)や矢野(新潟)あたりが絡んで来るものと思われる。コンディションが整え我那覇(川崎)や田仲達也(浦和)も滑り込んでくるかもしれない。
 ただ、オシムが召集する傾向として"所属チームでコンスタントに出場している選手"と言うのがあるので、コンスタントに出場しているとは言い難い選手の登録は難しそうだ。


■ MFについて

 相変わらずMFは飽和状態というほどそこそこの選手が揃っており、起用に頭を抱えるセクションである。
 ボランチには、阿部、鈴木(ともに浦和)と言った実力者のほかに、最近は攻撃的MFで起用されているが遠藤(G大阪)や、怪我で出遅れている長谷部(浦和)などもおり、全く困っていない。阿部はどうしても使いたいから、代表でもクラブチームでも別ポジションで起用されており、これが彼のプレーの幅を広げてくれる起用となるか、中田英の様に器用貧乏になってしまうかは今後を見守りたい。
 攻撃的MFには、恐らく中村俊輔が核となる構想があるだろうが、それ以外にも中村剛憲(川崎)や羽生(千葉)ニ川と家長(共にG大阪)もいて、誰をどう使おうか迷うだろう。正直、自分としてはDFを3枚に削ってでもMFを5枚無いしはFWも1枚にして6枚、使ってもらいたいと思っている。
 そして、忘れてならないのが、浦和で復調してきている小野伸二や、ル・マンで相変わらずいい仕事をしている松井と言う実力者の存在である。彼らの経験は、きっと国際舞台では役に立つはずである。小野は、DMFもOMFも出来るユーティリティ性がある(最近運動量が減ってきているのでDMFは厳しいかもしれないが)。この辺をオシムはどのように考えているだろうか。


■ DF、GKについて

 中澤の復帰は代表にとって大きなプラスだろう。フィジカルに優れており、ポジショニングも的確、敏捷性も決して低くない。トゥーリオとややキャラが被るのが心配だが連携が高まればそれ程の心配も無いだろう。
 しかし、2枚岩は決まっても、バックアッパーはやや不安が残る。今のところ坪井(浦和)くらいなもので、他のメンバーの発掘が急務だ。この辺は、強国との親善試合がなかったため、DFの問題点が覆い隠されたままアジアカップを迎えようとしているところに大きな不安を残す。
 また、4バックにした場合の両サイドバックも適任者がおらず、右の加地(G大阪)や左の駒野(広島)は守備の面での貢献が殆ど期待できない。更にはバックアッパーとなるとこれまた発掘が急務になるため、どうしても4バックに固執するなら、
 
  LSB     CB       CB      RSB
  中澤    トゥーリオ   茂庭     坪井
 (横浜M)    (浦和)    (FC東京)  (浦和)

 となるか。また、U-22から選手を引っ張ってくるのもいいだろう。恐らく現在の代表において最大の問題になっているであろうDF、ある意味得点力不足より問題は深刻だ。欧州や南米の列強と対戦すれば、その問題点は浮き彫りなると思われるが、そうなる前にある程度補強を考えてもらいたい。
 GKは、全試合川口がゴールマウスを任されている。少なくともアジアカップまでは川口で行くのか、それても2010年まで任せるのか…この所、GKについては年齢よりも経験を優遇するクラブチームや代表が増えている。オシムもその線で川口を起用し続けているのだろうが、しかしフレンドリーマッチくらいは、45分ずつに分けて新鋭を試すくらいの懐の広さを持ってもらいたい。


■ システム・戦術について

 フルコート・マンマークを好むオシムにとっては、4バックだろうが3バックだろうがあまり関係ないことかもしれないが、U-22代表が3バックで固定しているのに対して、オシムは4バックと3バックの併用をしているところを見ると…恐らく相手のFWの枚数で4バックか3バックを決めるのだろうけど…現状のスカッドから考えれば、3バック固定のほうがいいような気がする。そもそも、U-22とA代表でDFの枚数が違うナショナルチームなんてそうは存在しないはず。この辺は、コミュニケ不足、と指摘されても言い逃れで着ない実情だ。
 加えてサイドバックに適任者がいないことを考えても、3バック+Wボランチで、相手のシステム次第でDFラインを3枚とボランチを1枚加えた4枚にする等で柔軟に対応できる策をとったほうが、より攻撃の幅が広がるように思える。この連携が整えば、いざと言うときにトゥーリオや中澤のオーバーラップを可能にするはずだ。
 DFを1枚削れば必然的にMFは5枚使うことになり、サイドアタックを得意とする選手を配したり、ポゼッションを高める為の選手を配すると言うバリエーションが取れる。現状の4バックでは、必然的にサイドアタックが軸となる戦術になるが(あくまで現状のオシムの用兵での話)、現状再度アタックが機能的に働いているとは言い難く、より強い相手と戦えばその欠点は顕著に現れるだろうから、戦術に柔軟性を持たせる為にも、3バックと5MFの3-5-2を推奨したい。
 また、オシムの戦術も、今尚全容がつかめない、流動的というか臨機応変と言うか、形容し難いものであるのにも問題がある。各国、もしくは著名なクラブチームの戦術と言うものは得てして、簡潔に表現・説明できるものであると自身は考えており、今の日本代表がどのような戦術を柱に列強と戦おうとしているのか、未だ見えてこない。
 良いように解釈すれば、相手に合わせた臨機応変さを追及したサッカー、と言うことになるだろうが、列強国相手にそのような模様眺めの戦術など通用するはずもなく、この辺はジーコに通ずるものがあり、非常に危険な状態だ。彼も、複数のプランを用意しておらず、特定の選手に依存すると言う危険なスタイルを標榜していた為、特定の選手のコンディションが悪いと何も出来ずに終わると言う最悪のシナリオを体現してくれた監督である。
 オシムは特定の選手に依存していないように見えるが、前述のようにフィールドで長時間プレーしている選手が割りと存在する。テストマッチで、前半と後半で選手をごろっと入れ替えるような采配で、いろいろな可能性を試してほしい気もする。そういう意味ではジーコに通ずるものがなくも無い。
 明確な戦術があるからこそ、選手は個々の能力を充分発揮できるものである、と自身は考えており、この辺をオシム監督はどのように采配を振るうのか今後に注目したい。


■ 最後に   もっと強国のテストマッチを

 アジアカップ前の壮行試合のキリンカップは、コロンビア代表とモンテネグロ代表に決まった。
 …ぶっちゃけて言えば、もっと強い相手を連れてきてほしかった。
 正直メンバー次第では、この相手でも日本は苦戦するだろう。ただ日程的にもビッグネームが来日する可能性は極めて低く、あまり実りのあるテストマッチになるとはお世辞にもいえない環境が揃っている。
 新生日本代表の、最初の試練はアジアカップと言うことになる。
 この真剣勝負の舞台で、06年のW杯で見せた、DFラインのモロさと得点力不足が、この1年でどれだけ改善されているのかに注目したい。
 しかし、欲を言えばこの真剣勝負の舞台に挑む前に、もう少し強国を相手に試合を積み、自国の問題点を見つめなおしてほしかった。
 この1年、正直各下ばかりを相手にもっぱら攻撃面の修正に奮闘していたようだが、各下のざる相手に練習をしたところで本番にどのように通用するかははなはだ疑問である。
 協会は、アジアカップの惨敗を予見し、次期監督候補をリストアップする必要もあるだろう。この1年が、新生日本代表の礎を築くための1年だったとは思えない節も多い。
 オシム監督は、内容を伴った結果を残し、是非我々のような性根の悪い批評する人間たちを黙らせてもらいたいものである。
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by R-130 | 2007-04-23 09:03 | ∟サッカー日本代表
2007年 03月 28日
サッカー:北京五輪2次予選 vsシリア戦「ぴちぴち感」で快勝!?
○ U22日本代表 3 - 0 U-22シリア代表 ●  東京・国立


 今までの2次予選の中では一番良い出来だったと思う。
 シリアがゾーンディフェンスだったということもあり、動き回る日本にとっては好都合の相手だった。
 前半、いきなり先制されたかと思いきや、これは相手のファールでノーゴール。これに救われた。
 その後前半は日本ペース。家永のミドルを皮切りに、セットプレーから平山のヘッドで2-0。平山はその後もミドルをバーに直撃させるなど、なかなか調子が良さそうなところをアピール。
 後半も序盤はシリアに攻め込まれたがそれを落ち着いて交わすと後は日本のペース。カウンターから平山が3点目。その後も得点につながりそうなシーンが続出し、(得点できない、と言うところが何とも日本らしいが、今回は3点取ったからまあ…)観客も満足の1戦ではなかっただろうか。

 ぴちぴち感ってこういう事ですか、川淵さん???

 ただ、2次予選最大の難敵と言われていたシリアもやる気が無いのか、特に守備がザル。ゾーンといえば聞こえが良いが、皆ボールウオッチャーになってて中盤の激しいプレスが無い。これでは日本もやりたい放題である。ただ、比較的フリーでボールをもてたというのもあるのか、精度の高いパスも多く、非常に多くのチャンスメイクが出来ていたことは素晴らしい。平山も、真ん中に構えるだけでなくポジションチェンジしてサイドに流れたりして、リズムを作ろうとしていた動きは評価できると思う。
 しかし、楽観できないのがこの五輪予選。開催国中国は無条件で出場するため、アジア枠は3つ。これを、韓国、オーストラリア、イランなどと争うことになる。最終予選は3つのグループに分かれるため、必然的に1グループは上記の3チーム+日本のうちの2チームが入るという死のグループが出来上がる。五輪代表の真価はそこで問われるだろう。

 しかし、五輪代表は3バック。A代表は4バック(3バックもやるけど)。これって統一した方が良いような…反町監督はサイドバックに適材がいないと言い切って3バック固定。これは正解だと思う。1トップでも2トップでも、決め事作れば3バックで対応できるはず。
 オシムさん、どう思います?  
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by R-130 | 2007-03-28 21:53 | ∟サッカー日本代表
2007年 03月 25日
サッカー:キリンチャレンジカップ ペルー戦 2-0で勝利も消化不良
 2007年、日本のA代表初試合は、横浜国際競技場で、ペルーを迎えて行われた。
 観客60400人。やはりある程度役者が揃えばそれなりに集まるのか。この辺はJFAの思惑通り?

 2軍のペルー相手に、過密日程は懸念されつつもそれなりのメンバーを集めた日本代表。そもそも2007年は強化試合が非常に少ない。アジアカップで早期敗退すれば、もう片手で数えるほどしか試合が出来ないのである。欧州組も招聘したことだし、何とか有意義な試合にしてもらいたいと思っていた。


■ 日本代表スタメン 4-4-2

        川口

加地  中沢  トゥーリオ  駒野

     鈴木   阿部

  中村          遠藤

      巻   高原

 
 06年のW杯から変わっているようで意外に変わっていないような気がするスタメン。トゥーリオにしても鈴木にしてももう次代で呼ばれるのはわかっていたようなものだし、川口はいつまで使うんだろうと思ってしまうし(最近GKは世界各国で年齢以上に経験を重んじる傾向はあるが)、遠藤は何でOMFなんだろうって思ってしまう。本当に4バックでいいのかって思ってしまうし、加地や駒野はSBとしての守備の資質があるのかと疑問に思ってしまう。
 と、ちょっと愚痴って落ち着いたところで、試合を振り返りたい。

 前半。
 最初は、中盤がルーズでペルーにボールをもたれるシーンも多く、やはり懸念したとおり両SBの守備力が低い。サイドを彼らに任せれらず、中沢やトゥーリオが引っ張り出されるシーンも目立つ。が、何とかその時間帯をしのぐと、徐々に日本がペースを握る。
 OMFがボールを所持しているところを、阿部や鈴木が追い越していくシーンも見られ、LSBの駒野は攻撃面では多少の貢献を見せていた。攻撃面での連携と補完性は、若干向上したように感じられる。(と言うか、ペルーの右サイドがお粗末だったというのもある)
 得点シーンは、セットプレーから。それまで2回遠藤が蹴っていた左サイドからのFKを今度は中村が蹴ってそれに、巻が後ろからうまく出て行って頭で合わせて先制!!後は流れの中で点を取れるかが焦点に。

 後半。
 最初はメンバーの交代もなく進み、54分には再びセットプレー、左サイドから中村のFK。ペルーディフェンスが処理をもたつき、振り向きざまの高原のゴールで追加点。2点目はいいが、流れの中から点が欲しい…
 その後、オシムは積極的にメンバーを入れ替えて点をとりに行く姿勢を見せるもけっきっょく今回の課題だった、流れの中からのゴールは奪えずじまいで2-0でタイムアップ。中村憲剛や矢野やU-22代表たちもピッチに立ち、それなりにアピールしたが、後半運動量の落ちたペルーティフェンスを最後まで破ることは出来なかった。


■ 本当に4バックでいいのか?
 オシムはマンツーマンディフェンスを好むと言う論調だが、今回は相手の2トップにもかかわらず4バックを採用してきた。それだけ攻撃的に行くという姿勢の表れだと思うが、前半はやはり両サイドのSBの守備力の低さで何度と無くピンチを迎えていたあたりに不安が残る。
 この際、3バック+2ボランチにして、3バックの1枚がサイドをケアしたときはボランチの1枚が最終ラインに入る(阿部ならその役目がこなせるはず、攻撃的な役目が二の次になるが)パターンでしっかり守り、トゥーリオ、中沢と言う攻撃も可能なCBが2枚いるので、オーバーラップを可能にするためにも3バックと言う選択肢はありだと思う。トゥーリオは中沢に遠慮していたのかそれともチームの約束事だったのか、オーバーラップはセットプレー以外なかった。もともと、この二人はフィジカルも強くセットプレーのヘッドも強く、たまの攻め上がりを持ち味としているだけに4バックにしてしまうとどうしても自陣固定という束縛がかかる。この持ち味を復活させるためにも3バックは検討すべきだ。加地や駒野の動きは残念ながら良いとは言えない。駒野が若干ましと言う程度で、加地は正直よくない。この辺は一考の余地があると思う。


■ 流れの中で点を取る -オシムの考えながら走るサッカー-
 今回、ペルーを攻略するにあたり1つのポイントがあった。それは、ペルー陣内のの右サイド、日本の左サイドである。
 ここでは、何度も相手DFがファールでしか止める術が無く、結果4本のFKが発生している。
 今日のペルーの左サイドは間違いなく弱点だった。
 ここを、プレーの流れの中で把握して、全員がベクトルを合わせて意図的に左サイドを攻略していく、これがオシムの言うところの考えながら走るサッカー、なのではないだろうか。弱いところは徹底的についていく、突破口をつく上で大事な戦術だ。そして、中村のように精度の高いキッカーがたまにサイドチェンジを仕掛けて、手薄な右サイドにボールを振る…このようなサッカーをオシムが目指しているのだとすれば、その考えは正しい。
 また、ブンデスリーガで自信をつけて帰ってきた高原は、ペルーのディフェンダーを弾き飛ばすようなドリブルを披露してくれた。あのようなドリブルをされれば、やはりペルーディフェンスも2枚、3枚と高原に群がっていく。そこで比較的プレッシャーのかかっていない選手がどのような動きをゴール前で見せるのか。巻は?中村は?阿部は?鈴木は?彼らがどのように動くかで、ベタ引きのペルー人ないにも風穴が開くはずだ。現に、阿部が3列目から飛び出すいい動きも見られた。これはオシムが引き出そうとしている戦術であることがはっきりと見て取れる。状況判断+飛び出しは走りながら考えるサッカーの1部だと八百屋は見た。そうすれば、チャンスも少なからず訪れると思われる。
 この辺の試合の流れの中で生まれるチャンスやヒントを選手がどのようにつかんで活かして行くか、今後に繋がる1戦だったと思う。


■ 中村+後1枚の人材
 中村俊輔が2得点に絡む活躍、といえば聞こえがいいが、やはりまだ流れの中では彼が活きているシーンは少ない。それは、合流して間もない、という時間的な問題もあると思うが、最大の問題はこの試合でも露呈したが、今尚キープレーヤーにボールを任せせてしまおうとする1面が見られることである。簡単に言えば、かつて、中田英にボールを預けるのだが誰も有機的な動きをしていなかった、と言う問題に酷似している。
 今回も、俊輔にボールを渡して満足しているシーンが散見された。流石の俊輔も、見方がしっかり動いてくれないと自慢の精度の高いパスも宝の持ち腐れとなる。中心選手が悪いように機能する典型である。
 ともすれば、中村俊輔に代わる後1枚の人材が必要となる。残念ながらその答えは遠藤ではない。それはオシムもわかっているはずである。
 ここで取り沙汰されるのが、タイプは違うが小野伸二や松井大輔になるのではないだろうか。
 小野はまだ復調しているとは言いがたいので、召集には慎重になるべきだが、ル・マンである程度の実績を残している松井は今呼ばずしてどうするのか?と言うところだろう。家長あたりにその役割を託すのかもしれない。経験を積ませるという意味ではいいかもしれないが、残念ながら経験値が松井と家永では雲泥の差だ。松井の経験は、閉塞した状況の中でのサイド攻撃に光明を見出すことが出来るプレーヤーだ。是非一度呼ぶべきだ。
 小野に関してはもう言うまでもないだろう。俊輔よりも視野は広いはずだ。プレーの幅も、トルシエ時代にサイドもやらされ、フェイエではボランチもやり、広いはず。OMFで、その経験は十二分に活かされる筈である。後は小野がどのようにコンディションを高められるか。過密日程に怪我し易さと、否定的な条件が多いが是非、日本代表のためにも復活を果たして欲しい。彼ほどのスキルを持った選手はそうはいないのだから。


 2-0と言う勝利の中にもも、課題は多かったと思うが八百屋的には収穫も多かったと思う。欧州組を交えた中で問題点が更に明確になったというべきか。流れの中での得点をとる方法や手段が、見え隠れしたこの試合。反省点を活かして是非次の試合に活かして欲しいものだ。

 余談だが、オランダ代表が6月にアジア遠征する。日本も是非オランダのような強国と戦って欲しいと思うのだが…日程決まっているから無理なんだろうなぁ。正直、オシム政権以来強国と当たっていないからディフェンスの問題点が置き去りになったままだと思う。大丈夫かなぁ。
 まあ、点取る方が先だ、と言われればそうなんだけどね。
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by R-130 | 2007-03-25 00:02 | ∟サッカー日本代表
2007年 03月 24日
サッカー:ペルーは2軍で来日 CWCは開催国枠承認へ
 今日のペルー戦。噂では、ゲレーロやピサロやファルファンと言った欧州で活躍している選手が来日するという"口約束"があったらしいですが、蓋を開けたらやっぱり有名どころは誰も来ませんでした…。所属クラブが貸し出しを断ったのか(ルール上断れませんが、あってないようなものなので…)もとから呼ぶつもりも無かったのか…JFAはまたも騙されました。いいようにやられています。もう協会の威厳はありませんね。寂しい限り。

 また、クラブワールドカップでしつこく日本が要請していた"開催国枠"がついに認められる運びとなりました。やはり空席が目立つスタジアムを埋めるためにはFIFAも承認せざるを得ないといった実情があったようで…これで暫くクラブワールドカップは日本でやると宣言したようなもんでしょうね。これって明らかに、日本へのリップサービスとしか思えませんから。
 因みに2007年まではクラブワールドカップは日本でやることが決まっていますが、2008年以降は一応白紙のようです。メキシコも開催に名乗りを上げています。

 これで、今年のクラブワールドカップは今年のJの覇者が参加することが可能になりました。もし、浦和か川崎がアジアチャンピオンズリーグを制覇して、今年Jで同一チームがJも制したら、Jの2位のチームがクラブワールドカップに出られるそうです。ひょっとすれば…クラブワールドカップにJリーグの2チームが出られる可能性もあるかも知れないと言うこと…

 うーん、嬉しいような、なんかおかしいような、複雑な気分…

 
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by R-130 | 2007-03-24 20:05 | ∟サッカー日本代表