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2007年 07月 23日
F1:GP2第6戦 ニュル第2レースで中嶋と平手が表彰台!!エクレストンはアーセナル買収画策!?
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◇ GP2 第6戦 ドイツニュルブルクリンク

■ 第1レース
1 T・グロック iスポーツ・インターナショナル 1:01:32.032
2 L・ディ・グラッシ ARTグランプリ + 2.274
3 中嶋 一貴 ダムス + 2.723
4 G・パンターノ カンポス + 18.937
5 平手 晃平 トライデント・レーシング + 19.706
6 P・マルドナド トライデント・レーシング + 33.680
7 A・ツァウグ アーデン・インターナショナル + 35.779
8 J・ヴィラ レーシング・エンジニアリング + 36.960
9 N・ラピエール ダムス + 37.478
10 ロルダン・ロドリゲス ミナルディ・チーム・ピケ + 56.548
11 V・ペトロフ カンポス + 1:00.889
12 A・ネグラオ ミナルディ・チーム・ピケ + 1:01.420
13 山本 左近 BCNコンペティション + 1:01.925
14 E・ヴィソ レーシング・エンジニアリング + 1:02.849
15 B・セナ アーデン・インターナショナル + 1:03.189
16 H・タン BCNコンペティション + 1:08.460
17 J・タインチ FMSインターナショナル + 1 laps
18 M・コンウェイ スーパーノヴァ・インターナショナル + 1 laps
19 B・ガルシア ドゥランゴ + 2 laps
Did not finish
20 A・ソウセック DPR + 5 laps
21 K・チャンドホック ドゥランゴ + 9 laps
22 A・キャロル FMSインターナショナル + 17 laps
23 A・ツバー iスポーツ・インターナショナル + 31 laps
24 C・バッケラド DPR + 32 laps
25 L・フィリッピ スーパーノヴァ・インターナショナル + 35 laps
26 S・ブエミ ARTグランプリ + 35 laps

■ 第2レース
1 J・ヴィラ レーシング・エンジニアリング 41:36.640
2 平手 晃平 トライデント・レーシング + 3.589
3 中嶋 一貴 ダムス + 4.056
4 P・マルドナド トライデント・レーシング + 7.710
5 T・グロック iスポーツ・インターナショナル + 9.301
6 L・ディ・グラッシ ARTグランプリ + 10.508
7 G・パンターノ カンポス + 14.375
8 E・ヴィソ レーシング・エンジニアリング + 19.401
9 ロルダン・ロドリゲス ミナルディ・チーム・ピケ + 21.272
10 A・ネグラオ ミナルディ・チーム・ピケ + 22.211
11 山本 左近 BCNコンペティション + 27.499
12 B・ガルシア ドゥランゴ + 30.170
13 A・ソウセック DPR + 30.585
14 A・キャロル FMSインターナショナル + 31.254
15 M・コンウェイ スーパーノヴァ・インターナショナル + 31.285
16 K・チャンドホック ドゥランゴ + 41.090
17 V・ペトロフ カンポス + 42.296
18 C・バッケラド DPR + 56.390
19 J・タインチ FMSインターナショナル + 57.493
20 S・ブエミ ARTグランプリ + 1:29.820
21 A・ツバー iスポーツ・インターナショナル + 1:36.516
Did not finish
22 H・タン BCNコンペティション + 3 laps
23 A・ツァウグ アーデン・インターナショナル + 19 laps
24 L・フィリッピ スーパーノヴァ・インターナショナル + 15 laps
25 B・セナ アーデン・インターナショナル + 23 laps
26 N・ラピエール ダムス + 24 laps

 と、言うことで第2レースでトライデントの平手とダムスの中嶋が2位3位で日本人初のポディウム2人送り込みとなりました!!ちなみに中嶋は第1レースでもポディウムに上がっています。
 第1レースの勝者は、地元のグロック。ポイントリーダの地位を着実に築きつつあります。
 
 ポイントランキングは、1位がグロックで2位のディ・グラッシに7ポイント差の53点。
 中嶋はB・セナとポイントでは並ぶ6位(24点)に上昇しました。



■ エクレストン、アーセナルを買収!?

 サッカー好きとF1好きの八百屋には聞き捨てならない記事が…
 かのバーニー大先生が、プレミアリーグのアーセナルを買収する計画があるそうです。
 オファー金額は1600億円、うーんこの人ならこれくらいならポンと出しそうな金額です。
 まあソースがデイリーミラーなんで信憑性には疑問符がつきますが…

 しかし過去にエクレストンは、フラビオ・ブリアトーレと組んでチェルシーを買収しようとしていた事実を八百屋は知りませんでした(^^ゞ
 買収しかけたところを、現オーナーの脂モビッチさんが横から掻っ攫って行ったんですね…
 うーん、バーニーとブリアトーレがチームを牛耳る姿って…見てみたい気もする。補強は脂モビッチさんの資金力で、インテルのモラッティ会長みたいな補強しそうだなぁ…
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by R-130 | 2007-07-23 08:57 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 06月 29日
F1:クビカはフランスGP出走にゴーサイン!!ブラウンはフェラーリに復帰!?他
□ クビカ、フランスGP出走にゴーサイン

 アメリカGP前のメディカルチェックにも合格していたクビカ。
 今回、フランスGP前のメディカルにも無事合格し、この度フランスGPに復帰する運びとなった。カナダGPのあの大クラッシュから僅か1戦開けての復帰となり、BMW首脳や関係者はほっとしていることだろう。
 ある記者の
「FP1から復帰かい?」
と言う意地悪な質問にも、笑顔でYes!!のクビカ。全開の走行が期待できそうだ。



□ ブラウンはフェラーリで復帰!?役職はチーム代表???

 ソースがビルトなのでいまいち信頼性に乏しいが、ブラウンがフェラーリで復帰する可能性が高まってきたと伝えている。
 しかも、トッドに代わるチーム代表としての復帰。また、ミハエルもチーム内の重要な役職につくと言う憶測が出ており、現状チームに帯同しているのはその"訓練期間"だと言う。
 トッドはチーム代表の座に長く留まる意思がないことを表明しており、その後の座についてさまざまな憶測が流れていた。一説ではミハエルがその座に就くのではないかとも言われていたが、ここに来てフェラーリに復帰する論調が出てきた。
 …HONDAは頑張ってロス爺無しで、再建を図ってください。



□ ラルフ、サラリー減額受け入れても"F1に残る"

 クビカが、「ラルフは来期は、もう高サラリーをもらえないだろう」とメディアにぶち曲げて話題になったラルフのサラリー減額報道。どうやら本人も、減額を受け入れてでもTOYOTAに残る腹づもりを固めたようだ。
 …しかし問題はそういうことではなく、減額云々ではなくTOYOTAがラルフとの契約を延長するかどうかである。
 調子のムラが激しく、また多くの若手がF1の登竜門をくぐろうとしている昨今において、さして能力にインパクトの無いベテランがシートを確保し続けられるかどうかも微妙だ。

 北米での更迭は避けられたらルフだが、自身のキャリアをかけた戦いはこれからだ。



□ BS、持ち込んだタイヤは、ソフトとミディアム

 自分の見解が外れ恥ずかしい限り。
 今回BSが持ち込んだタイヤはソフトとミディアムの2種類。インディアナポリスと同じ組み合わせだ。
 この中でBSのタイヤマンも、
「主軸となるのはミディアムだろう」と認めている。
 今回も、ソフトタイヤをどのようにスティントに組み込んでくるかが鍵になりそうだ。
 抜きどころが少ないので、グリッドも重要になるフランスGP。
 各チームの戦略に注目したい。


F1についてのブログを表示する.

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by R-130 | 2007-06-29 18:03 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 06月 06日
F1:チームオーダー疑惑について考える
 先日、マクラーレンのチームオーダー疑惑に関する裁定は"シロ"であったことは既報のとおりだ。
 この件について、F1ファンのブロガーの方の多くが触れられており、とても興味深く拝見させてもらった。
 まあ、世論を2分している通り、
"チームの選手権がある以上、致し方なく、それにあれはチームオーダーと言うものではない"
と言う意見と
"あれは、チームオーダーだ!!ハミルトンに対してフェアーではなかった"
と言う意見が大筋であろうか。
中には、
「あのように露骨なチームオーダーが出されると、ファンはF1から逃げてしまうだろう」
と、締めていらっしゃる方もいた。

 しかし、先日のモナコの件より露骨な、過去にフェラーリのバリチェロが最終ラップでミハエルに優勝を譲ったレース。あれ以降、ファンが減少したという話は聞いたことがない。あれは、今回より露骨で、言うなれば悪質なチームオーダーである。順位が確定しつつある状況の中で、故意にスピードを緩めてチームメイトに順位を譲ったのだ。これはえげつない。
 それに比べれば、今回など順位がある程度決まる以前の流動的なアクションであり、故意に相手に対して順位を譲る(譲らせる)ような指示ではなかったことは間違いない。

 チームとして参戦している以上、コンストラクターズ選手権が存在し、その上位のチームには、メディアに露出する機会も増えるということで、スポンサーとの契約交渉がスムーズに進むことは疑いようのない事実である。
 今回、モナコにはマクラーレンの冠スポンサーであるボーダフォンやその他スポンサーのお偉い方も現地でレースを観戦していた。また、マクラーレンには、モナコと言う地でチーム通算150勝がかかっていたのだ。
 これらの状況から考えても、チームでの同士討ちなど以ての外で、優勝することでスポンサーを納得させ、チームの価値を更に高める努力が必要な状況だったということが窺い知れる。今や商業とは切っても切れない関係にあるF1社会において、まずはチームの利益が第一なのである。
 確かに、普通に走れば、ハミルトンはアロンソが2回目のピットストップ後、7周くらいコースに留まれたはずである。タイム差が5秒弱、ソフトとエクストラソフトのタイム差を考えれば、逆転が充分可能であったと、机上では計算することも出来る。
 しかしその計算自体がナンセンスだということなのだろう。チーム選手権がある以上、あのようなチームからの"指示=オーダー"は日常茶飯事だろう。

 それに、この件を"チームオーダー"として立証するのは極めて困難だろう。今や、チームの無線をFIAが把握しているのはどのチームも知っている事実だ。このFIAの"無線傍受"からいち早く逃れようと考えたフェラーリは、"暗号"に無線の本当の指示を託しているという。
 普通の人が聞いたら、何気ない会話でもフェラーリ内部では、重要な指示になっているという。
 そんなカモフラージュもあるわけで、立証するには内部の人間の証言が不可欠となる(否ドライバー)。そんな証拠をつかむ等不可能に等しく、今後、それこそ最終ラップでチームメイトに順位を譲る、と言う露骨なことでもない限り、チームオーダーを立証することは難しいだろう。いやそれでも立証は難しいかもしれない。ドライビングエラーやトラブルだと言い張れば、それで済むのだから…

 どうしても規制したければ、FIAが"定義"するしかないだろう。
 ただ、定義にはどこまでがOKでどこからがNGかをきっちり白黒つけれるかが争点になるだろう。
 いずれにしても、チームオーダーはありうる話だ。もともと、サラリーが違う時点で、2人のドライバーがイコールであるとは言いがたいのだから。
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by R-130 | 2007-06-06 03:03 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 06月 02日
F1:"チームオーダー疑惑"のマクラーレンはお咎めなし ラルフはシーズン中シート喪失の危機、他
■ マクラーレンに無罪判決!! … F1-Live.com
 チーム側の人間の証言でもない限り、チームオーダーの立証は難しい、と、常々指摘していた通り、やはりこの件も限りなくクロに近い"シロ"の判決だった。
 やはり、この手の問題は状況証拠や、一部の発言だけでの立証は困難であることを、改めて再認識させられる1件だった。わざわざF1-Live.comのリンクを引っ張ってきたのは、そのリンク先には読む気も失せる様な、長々としたFIAのプレスリリースの和訳が記載されている。
 語弊を恐れずに、1行で要約すれば、"セーフティーカーの出動の可能性があるため、ハミルトンを(早めに3回目の)ピットに招き入れた"と言うことになる。
 そう、何とでも理由はつけられるのだ。後付けでも何でもできるのだ。
 ただ、1つ言えることは、FIAのプレスリリースが単なる茶番でしかないことを誰もが知っているということである。こんな馬鹿げたリサーチをチームの関係者以外誰も受け入れるはずが無い。ハミルトンも然りだ。

 ちなみにこの1件に、賛否両論、F1ドライバーOBたちからもコメントが寄せられている。
 マクラーレンの取った作戦を、評価しているのは、ジャッキー・スチュワートとナイジェル・マンセル(!!)。
 逆に批判したのは、デーモン・ヒル。意外にも、厳格にチームオーダーを出すことで有名なウイリアムズ出身のドライバーが意見が分かれたのに驚いた。
 もっとも現役時代のマンセルなら、こんなオーダーが出れば激高していたに違いないと思うのだが…あっ、ラジオ無視して走り続けたか、うん、間違いない。


■ ラルフ、シーズン中にシート喪失の危機!?代役に、スーティル!?

 ここまで、最悪のシーズンを送っているTOYOTAのラルフ・シューマッハ。個人的主観で、シーズン中の更迭もありうる、なんて書いたら本当にそんな噂が飛び出してきた。
 まあ、ソースがまたしてもビルトなんで眉唾物ではありますが…
 しかし、代役にスーティルって言うのも、ねぇ。何でもスパイカーは、ヴァースタッペンをテストするとかしないとかで今盛り上がってるので、個人スポンサーを持ち込める、ヴァースタッペンをシートに収めるために、スーティルをTOYOTAに押し込む…ってそんな話はありえないか。
 でも、ラルフのマネージャーも、「そんなことがない(=シーズン中の更迭)と信じたい」と弱気な発言。
 もともと、回りにサポート、もっと端的に言えばちやほやされないとポテンシャルを発揮できないラルフにとって、今みたいな逆風状態は非常に厳しいかと…
 クビカがラルフについて「今みたいにF1でお金をもらえることはもう無いだろう」とコメントしているようで…うーん、言っている内容って何気にすごいけど、もっともだと思いますです。


■ マックス・モズレーはナイトレースに待った オーストラリアもナイトレース導入案を"無視"

 お金大好きバーニーさんとは対照的に、マックスさんはナイトレース導入に慎重論を唱えている。
「安全性について慎重に調査を行い、可能かどうかを判断しない限り、F1でナイトレースを開催することは出来ない」
とは、マックスさん弁。うーん、今回ばかりはあんたの言うこともとても説得力があるよ。
もっとも、アロンソも、
「スペインは安全性を考慮してシケインが出来た。なのに、時代に逆行するかのように、ナイトレースを導入しようとしている。個人的には、夜にF1を開催するのは不可能だと思っている。」
と、ナイトレース反対派だ。
 上記の二人の言うことは、もっともだといわざるを得ない。

 また、2010年以降の開催を取り付けるためには、2008年のグランプリをナイトレースにしなければならない、とバーニーさんに言われたオーストラリアは、政府がこの発言を半ば無視するかのようなコメントを発表。
「ナイトレース?冗談だろう」
「この提案に対して、まったくお金をかけるつもりは無い」
と、言い切っている。


 はてまた、商業の権化と化したF1サーカス。
 端的な表現で言えば、お金が勝つか、安全性が勝つか、その結果はまだ先になりそうだ。

 ちなみにヴァレンシアの市街地サーキット。本当の開催には、F1誘致に積極的な州知事の当選が不可欠だったが、先ごろ、当選を果たし、無事開催の契約が締結された。
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by R-130 | 2007-06-02 00:38 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 05月 01日
F1:Ayrton Senna da Silva
 1994年5月1日。
 ちょっと古いF1ファンなら、忘れることの出来ない日であろう。

 そう、ファンの人でも、そうでない人でも、
 この日が来ると、何か、こう気持ち的にふるえるものがあるかもしれない。

 もうあれから今年で13年になる。
 当時は地上波しか中継がなく、中継時には毎回楽しみに深夜の時間を待っていたものだ。

 しかし、その日だけはカッコいいオープニングもなく、突然の現地映像。
 聞けば、セナがクラッシュにあい重体との報。

 
 何度も流されるクラッシュのシーン。
 タンブレロを直進し、ウオールに殆ど減速もしないままクラッシュして止まった後
 少し、カナリアカラーのヘルメットが動いた気がした。



 "大丈夫だろう"


 きっと誰もが思ったに違いない。
 確かに大きなクラッシュだった。
 しかし、
 きっとまた、ロスマンズカラーのレーシングスーツに身をまとい、
 サーキットに戻ってくる、
 そう思っていた。

 
 現地の中継から、再開のレース映像へ。
 ライバルのいなくなったイモラを、次代のチャンピオンになるミハエルが独走し、
 片山右京が頑張っているシーンも映し出されたが、何処か空虚。
 何かが違うと思っていた矢先、

 急に現地映像がカットイン。


 セナ、事故死の報道だった。


 実況のCXの三宅アナや今宮氏、川合氏が涙に暮れ
 恐らく日本だけでなく全世界のファンが涙したであろう瞬間。

 母国ブラジルのサッカーの試合途中に、この朴報が流れると
 誰が言うでもなく試合が中断され、選手や関係者、スタジアムの観客全てが黙祷した言う逸話もある。


 あれから13年。
 安全性が飛躍的に高められ、コースがどんどん改修され、
 プライベーターが活動しにくくなり、メーカーの代理戦争の様相を呈してきたF1を、
 セナはどのような思いで、空から眺めているのだろう。


 
 自分がセナの技術で一番に思いだすもの。
 それは、鈴鹿のスプーンカーブのセナ足。
 エキゾーストサウンドがCDに収められたものを購入し、
 何度も聞きほれたものだ。

 あの、自力TCSといおうか。
 アクセルのパーシャルとONの繰り返しは、
 他のドライバーには真似できない芸当だった。


 これだけ思いをこめて書いているようで、
 実は自分はセナファンではない。
 それでも、彼の死はあまりにも痛すぎた。
 F1を見始めたとき既に絶頂であった彼が、
 絶頂のまま、サーキットから姿を消してしまったのだ。
 
 最近になって、彼のドライビングを映像で見る機会があった。
 レギュレーションなど様々な違いはあるとは言え、
 やはり彼のドライブには舌を巻く。

 恐らく、誰も彼の真似を出来るものはいないだろう。


 そして、あの超絶な技術を繰り出しつつも、
 妙に人間的だったところ。
 それも、今でも心に残っている理由かもしれない。


 「それでもF1は続いていくのです」

 今宮氏があの時言った様に
 今もF1は続いている。


 自分もあの後も毎戦欠かさず見ている。

 セナは、あれから様変わりしたF1を
 どんな思いで見つめているのだろう。
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by R-130 | 2007-05-01 00:00 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 04月 28日
F1:開幕3戦を見終えて、"ここが驚いた"私撰ベスト5
 2007年のF1もフライアウェイの序盤3戦が終わり、ヨーロッパラウンドへの長いインターバルへと突入しました、が、F1をご覧の皆様にとって今年の開幕3戦はどうでしたか?
 ミハエルのいないGPと言うことで開幕前は色々と言われておりましたが、蓋を開ければハミルトンが3戦連続表彰台とかやっちゃったもんだから、早くも"チャンピオンの可能性もあり"なんて報道に火がついております。まだ、1勝もしていないと思うんですが…
 やはり、その時代時代のスタードライバーが引退しても、なんだかんだ言ってF1って盛り上がるんだなぁと、つくづく思ってしまいました。だって開幕したらミハエルの話題なんか殆ど出てきませんでしたから…特にもう現れることはないであろうミハエルの現役の走りを最初から最後まで見て、賛否両論あるかと思うけど、その走りや実績に関しては文句のつけようのないスーパードライバーとの引退とあって
「今年は(ミハエルが引退したことで)やっぱり色々と尾を引くかなぁ」
なんて言わなかったけど心の中では思っていました。でも、開幕してみれば見事なまでにメディアは取り上げなくなったので、ちょっとびっくりしています。


 さて、前置きがちょー長くなりましたが不満はこれくらいにしておいて、(前置きは"ここが驚いた"の番外編と言うことで(^^ゞ)2007年の開幕3戦を見終えての、○○に驚いたを私的に5つ選んでみました。皆さんはどうお思いでしょうか?結構似てしまっていると思いますが、よかったらご一読ください。


■第5位 : HONDAがあまりにも遅いのに驚いた

 斬新なカラーリングやエコロジーへの取組で、サーキット外では色々と注目を集めていたHONDAだったがトラック上では開幕前からあまりポジティブな噂は聞こえてこなかった。
 テストのでのタイムも、トップタイムから大体1.5-2秒落ちのところを走っていたので、大丈夫かなぁ、と思っていたら全然大丈夫じゃなかった。
 昨年に、体制変更して(ジェフ・ウィリス切って)中本STDを据えて風通しをよくした結果、風がよく通り過ぎてアイデアの良し悪しをよく吟味しないまま、ニューマシンに具現化した結果、こうなってしまったような気がする。
 風洞上の数値はなかなかよかったらしいが、風洞の数字だけではかれないのが空力の難しいところ。ピーキーな空力に、マシンの挙動が安定しないというのが、技術上の問題と言うことだ。
 しかし、よくよく考えたら、シャーシ屋さん、誰かいるんでしょうか?経験豊富なシャーシデザイナーがHONDAにどれだけいるのか首をひねってしまう。昨年の駄作ぶりの責任をジェフ一人に押し付けちゃったけど、それも違うんじゃないの?と思う。ジェフがいなくなってマシンが上向いた、なんて記事もありましたがあれはたまたまだと思う。ジェフが至ってマシンは向上していたと思うし、ジェフがいなくなったからRA107は大変なことになっているような気がする。
 後は、バトン。あんなチームのことを考えない発言をするドライバーはチームの士気を著しく低下させる。来年は交代させるべきだ。ヨーロッパのジャーナリストが最近、おとなしくエンジンだけ供給していればいい、なんて記事を書く人が増えてきている。そう言われない為にも、RA107Bは正念場のマシンになると思う。


■第4位 : ルノーがあまりにも遅いのに驚いた

 HONDA以上に遅くてびっくりしたのがルノー。ドライバーが変わればこうもマシンって遅くなるの?と間違って捕らえられちゃうほど、アロンソの離脱とともにマシンのポテンシャルは著しく低下した。
 技術的な理由は、BSタイヤがうまく使えていない(昨年のルノーはMIタイヤを1番うまく使っていた)、昨年のギャップに苦しんでいる、と言うことらしいが、マシンそのものが駄作だ、と言う可能性も否定できないくらい今年のマシンは遅い。もともと、エンジンがパワフル、と言うわけではなくトータルバランスで勝負のルノー、だっただけにある1線を超えると著しく挙動がナーバスになる今年の車、全体的なタイムの落ちが激しいのは言うまでもない。
 可愛そうなのは、そのマシンの悪さを隠すかのようなコヴァライネン批判。ハミルトンがしっかり走ってしまったせいもあり、特に開幕戦はクソミソ言われていたけど、あんなふらふらするマシンをミス無く走らせるほうが難しいわけであって、コヴァライネンが悪いわけじゃないと思うぞ。昨年のテストではレギュラードライバーに勝るとも劣らないタイム連発していたんだから。
 アロンソも結果論だけど、いいタイミングでマクラーレンに移籍したいとうことか…


■第3位 : マクラーレンが驚くほど早く、フェラーリとのギャップを縮めてきたことに驚いた

 テストや開幕戦のアルバートパークを見る限り、フェラーリがマクラーレンより2歩くらい先を行っているなぁ、と言う印象があったが、なんのなんのセパンでは大きく巻き返し、バーレーンでも思ったほどフェラーリとの差は無かったマクラーレン。開幕後はもたつくのがマクラーレンのお家芸だったが、今年は壊れることも無くコンストラクターズでも、フェラーリをリードしてヨーロッパ凱旋するという、予想以上の出来を披露した。
 この理由は、

① ニューウィーが離脱して、良い意味でワンマン体制から脱却でき、クルーの多くが良い緊張感を持って仕事が出来ている
② アロンソ効果

と言うことだろうか。ニューウィーの離脱は非常に大きいと思っていたが、今年のマシンはニューウィーの遺産を上手に活かしているだろう。過激な部分は過激に、コンサバな部分はコンサバに。うまくバランスの取れたマシンだと思う。
 そして、アロンソがモチベーターとなってチームを鼓舞しているシーンが多く見受けられるのも好材料だ。これはバトンとは全く逆で本当に素晴らしいと言わざるを得ない。ある意味ミハエルにも通ずるものがあるんじゃないだろうか。
 この辺は、ライコネンも見習って欲しい気もする。性格が違いすぎるから無理だろうけど…。


■第2位 : ハミルトンが3戦連続表彰台に登ったのが驚いた

 ある程度実力があることは予想できたとしても、2強4人のドライバーがいながら3戦とも3位以内を確保しているのに驚きを隠せない。
 しかもアルバートパークでは、スタートでアロンソをぶち抜くシーンを見せ付けての3位。セパンでは、マッサを撃墜しての2位。シャキールでは老獪にミス無く走って2位と、安定感は正直、2強4人のドライバーの中で1番だった。今年はデ・ラ・ロサで…なんていっていた自分が恥ずかしくなるくらい、この人は速かった。デ・ラ・ロサなら3位2位2位なんてリザルトは不可能だったと思う。
 しかし、まだ優勝はしていないわけだし、将来的にF1を背負って立つ人材だとは思うけど今年のワールドチャンピオン候補とか祭り上げちゃうのはどうかと思うぞ。本人は、あのレース運びを見る限り、メディアのそんなアゲアゲムードに乗ってしまうような若造ではなさそうなのでさほど心配していないが、開幕3戦では見せていない、GP2時代の切れ味鋭いオーバーテイクをライコネンやマッサに挑めるのかどうか、非常に注目している。F1は非常に抜きにくいとは思うが、そういうシーンを今年見られるのかに注目したい。


■第1位 : SuperAguriが開幕戦でQ3まで残ったことに1番驚いた

 2007年と言う現代においても、F1に痛快サクセスストーリーはあったということだ。
 グランプリウイークが始まろうとする火曜日にニューマシンの全体お披露目。11チーム中当然一番最後のニューマシン発表。もちろんシェイクダウンもままならず(RA106ハイブリッドでパーツ類はテストしていたけれど)、そのマシンがQ3に残るなんて、世界中の誰もが予想していなかったはずである。
 それが、金曜日から走り始めたら速い速い。常に中位以上のタイムで我々を盛り上げてくれ、
「初のQ1突破なるか!!」
なーんて期待もピークに達していたら、とんでもない!!琢磨はQ2で10位から落ちなかったもんだからさあ大変。
誰も給油準備していない。作戦も立てていない。でも嬉しい!!
Q3後は、優勝したかのようなクルーのお出迎え。琢磨はクルーに担がれて満面の笑み。こんな痛快な絵物語が開幕戦で見られたことは、本当に驚きだった。
 スパイカーなんか、シコシコテストしていたのにSuperAguriの影さえ踏めなかったわけだから、この躍進は本当にすごい。
 ただ、ポイントが取れるのは開幕3戦までかなぁと思っていただけに、ノーポイントとはちょっと残念。ヨーロッパラウンド以降は各チームマシンの熟成度も上がるだろうから、ポイントは段々ハードルが高くなるんじゃないかと思う。
 でも、また我々に夢を見せてほしいなぁ…


 こんなことを書いていても、スペインGPは後2週間後。
 待ち遠しいですねぇ…
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by R-130 | 2007-04-28 17:40 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 04月 18日
F1:誰だ!!こんなクソオープニング作ったのは…
 こんな夜中にアップする記事だからろくな記事ではない、と言うことを断った上で本題。
 F1の開幕戦から、多くのブログで取り上げられていた地上波のCXのオープニング。かなり酷い、と言うことは聞いていたんだけど、見ないまま3戦が過ぎ…はたと思い出して、
「よし、見よう」
と言うことで、You Tubeで検索…
しっかりアップされていました(^-^;やっぱり暇な人、いるんですねー。まあすごく助かるんですけど。

http://www.youtube.com/watch?v=ISAdU0NweQM


 なんだこゃ。今までの3DCGの方がよっほどいいじゃないかい。何、このアメコミ崩れの2Dアニメキャラは?設定は?理解に苦しむぞ…
 こういう風にすれば、初心者にもわかりやすい…わけないか。誰だこんなオープニング作ったのは、誰だOK出したディレクターは。多分スタッフF1のことそんなに好きじゃないでしょ。じゃなきゃ、こーはならないって。


 Queenが泣いてるぞ、マジで…
 だからCXは中途半端なミーハー局なんだよなぁ…
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by R-130 | 2007-04-18 02:54 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 03月 26日
F1:F1-Live.comでの拾い物
 F1-Live.comで、映像の拾い物をしました。
 往年のプロスト・セナのバトル画像です。
 何とも懐かしい…と言うか、激しいバトルです。
 と言うか、セナの被せ方が半端じゃない…
 こんな激しいドッグファイトを現代でも見たいですねー。

 ただ、地上波の実況付なので、某F氏の品の無い実況が耳障りです。
 音声オフで楽しむのも一つですね。
F1 PROST SENNA LES DUELS - racing-live
F1 PROST SENNA LES DUELS - racing-live
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by R-130 | 2007-03-26 09:04 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 03月 14日
F1:SuperAguri SA07がついにベールを脱ぐ
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(文中のタイムや写真はF1-Live.comを参照)

(以下、SuperAguriのプレスリリースより)

鈴木亜久里 チーム代表

「ウインターテストの期間はSUPER AGURI F1 TEAMにとってとてもいいものだった。SA07の新しいパーツの信頼性の評価など、予定していたことはほとんど終えることができた。時間と予算の関係でできないこともたくさんあったが、それを考えても、ここメルボルンに持ってくることができたマシンにはとても満足している」

「(佐藤)琢磨は1シーズンをSAF1チームで過ごした経験があり、チームの理念やスタイル、そしてスタッフのことも良く理解している。ニューマシンがあれば、今年はもっと結果を出すことが出来るだろう。アンソニー(デビッドソン)はHRF1チーム(Honda Racing F1チーム)で5年間テストドライバーを務めた経験があるので、その豊富な経験を生かしてくれると思う。F1ではまだ3レースしか経験がないが、マシンの技術面を評価する知識と経験を持ったドライバーなので、いいパフォーマンスを見せてくれると思う」

「去年の今頃は、まだグリッドに2台のマシンを並ばせるために奮闘していた。初めての年で、チームにとってはすべてが新しい経験だった。今年はシーズン前に準備を行うことができ、チームの誰もがスタートを待ちきれない気分でいる。僕は琢磨とアンソニーが再び共に働き、SAF1チームで彼らの最高のパフォーマンスを見せてくれることを楽しみにしているし、シーズン開幕戦からポイント獲得を目指す。シーズン末にはグリッドの中程にマシンが並ぶようにしたいというのが僕の目標であり、これは現実的な目標だと思っている。また、このスタートの段階からファンの皆さんが僕たちに声援を送ってくれることを願っている」

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 ついに11番目、最後のチームとなったSuperAguriが新車SA07を開幕直前の水曜日に、ピットレーンで公開した。
 渦中のRB3とSTR2のカスタマーシャーシ問題が議論を呼ぶ中、SA07もRA106のモディファイバージョンではないかと言う噂がまことしやかに囁かれていた。蓋を開ければ、SA07はRA106に酷似する点を結構持っている。
 サイドポンツーンから後方の処理は良く似ており、バージボードやフィンも似たようなものがついている。この辺の処理はRA106(もしくは107)の処理がかなり流用されているものと思われる。
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 しかし大きく異なる点は、上に掲載した、F1-Live.comでも写真がわざわざ抜いているようにフロントウイングにある。この処理は、RA106にもRA107にも見られない処理だ。マシンの基本的な設計は本田技研工業が受け持っており、どうしてもマシン設計のアプローチは似てしまうのは致し方ないだろう。RB3がマクラーレンに似ているのも、やはりニューウィーがデザインしているからに他ならない。
 SA07は事前に噂されたRA106のコピーではなく、オリジナルマシンである、と断定しても良さそうだ。ファンとしてはほっと一安心だろう。少なくとも、RB3とSTR2のように突っ込みどころ満載のマシンではないと八百屋は思う。

 SA07はブランニューではなく、SA05の進化型であると発表が行われている。SA05の進化型と言うことは、当然SA06の流れも組む内容になっているものと思われる。そう、去年の最終戦でセクター2では全体で5番手のタイムを叩いたあのSA06Bの流れを組むマシンである。
 しかし、ここに一つ議論の余地がある。
 果たして、インテルラゴスのSuperAguriの快走は、SA06Bが成熟したからなのか、それともミハエルが履いていたの同様のBSのソフトタイヤがラップタイムに貢献したか、と言うことである。
 鈴鹿から飛躍的にドライバビリティが向上したSA06Bの評価は極めて難しい。ミハエルが、他のドライバーより1周1秒速く追っかけられたのは、勿論ラストグランプと言うモチベーションもあると思うが、ひとつにBSのソフトタイヤがベストマッチしていたことは無視できない事実だ。このタイヤの恩恵にSuperAguriも預かったと言われている。
 果たしてSA06Bはマシンとして早かったのか、もう5年以上前になるアロウズのマシンの正常進化が、現在のグランプリトンドを追随できるものなのか、この答えは今年、導き出されることになる。

 HONDAが昨年ラスト2戦で攻めたエンジンを投入したため、エンジンにおいては他メーカーをリードしているとも言われている。このパワーユニットを活かしつつ、独自の路線を進み、まずはスパイカーやSTRらテールエンダー争いから脱することが出来るのか?
 テストも出来ず、ぶっつけ本番で臨むSA07は最初は厳しいと思われる。しかしヨーロッパラウンドに移る頃には、他チームとバトルが出来る程度にまで競争力が上がることを期待したい。
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 ついに11チーム、22台のマシンが出揃った。
 開幕は目前だ!!
 
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by R-130 | 2007-03-14 21:05 | ∟F1 2007 Other issue
2007年 03月 13日
F1:開幕まであと3日!!セーフティーカーのルール変更を考える
 もう、機材は続々とメルボルンじゃないでしょうか?ドライバーも時差対策のため全員集結しているもの思われます。いやはやあと3日で2007年のF1シーズンも開幕!!明日にはSuperAguriの新車も発表されます。

 さて今回も、前回に引き続き2007年のレギュレーションの変更点について考えてみたいと思います。今回は大きな変更があったセーフティーカールールについて。よりシンプルな対処に帰結したつもりが、偉い面倒なことに…ちょっと考えて見ましょう。

【セーフティーカーについての変更点】

1 セーフティーカー導入時に隊列がきちんと組まれるまでピットイン禁止

2 トップと同一周回のマシンの間に周回遅れのマシンがいる場合には

  この周回遅れのマシンを1回前に出し、隊列の最後尾につける


 
 まず1について。
 昨年までは、SCのサインボードが出ると、各チーム一気に無線で「SCはいるからピットインしろぉ!!」と言う指示が出る場面が多かった。すごい時なんか、トップがピットインしてトップで戻ってSCのホールド受けたりすることもあった。いつかは忘れたけど。
 このように、SCの入るタイミングですぐピットに入ればピットのロスタイムを帳消しに出来る「美味しいタイミング」であったことが伺える。現に2台同時に入れて、1台後ろで待機させていても美味しい、と言う決断を下すチームは多かった。フェラーリなんかは、よく2台同時をやっていた。それでトルコGPでは順番間違ってアロンソに優勝掻っ攫われたけど…
 逆に今までのルールで損をするドライバー・チームもいた。それはロングスティントを敢行中のチーム・ドライバー。彼らはコースに留まり。ピットの回数を他チームより減らすことでアドバンテージを得ようとしているのに、このSCがコースインすることで、ショートスティントの方々のピットのタイムロスが消えてしまえば、我々は一体何のためにコースにとどまると言う作戦を取ったのか?と言う嘆きも聞こえてくるというものだ。
 今回、そのおかしな現象面を抑止するために、マシンの隊列が揃うまでピットイン禁止。と言う措置が取られたものと推測する。こうすれば、SC中にピットインすれば、順位は間違いなく最後尾、複数のドライバーがピットインしても最後尾近くまで落ちる計算となる。間違っても、ピットのタイムロスを軽減できたと言うことにはなりにくいだろう。確かにピットのロスタイムがあっても隊列がホールドされているため、ピットアウト後のターゲットとのタイム差はそれほど広がらないかもしれない。しかし、その間には遅いクルマが沢山いる他、そのクルマを交わしてターゲットに近づくためには相当のタイムロスを覚悟しなくてはならないだろう。これで、SC導入でピットが大賑わい、というシーンは減るものと思われる。
 ただ、これには問題が1つ。そうガス欠問題である。隊列が整うのにどれだけの時間を要するのかわからないが、今まさにピットインしようと思った直前にSCが導入されたら、どれだけ低速で周回されようとその時間によってはガス欠もあり得る。この辺の問題は非常にデリケートだ。それも、新ルールの妙だ、と言ってしまえば簡単だが、好調なドライブを全く関係ないところで起きた第3者の事故でパーになってしまったと言うのは、泣くに泣けないだろう。この辺は再考の余地があるかもしれない。

 2について。
 簡単に言ってしまえば、上位の争いの間に周回遅れを挟まないルールと言うことになる。これまでは、SC導入後、1位と2位の車の間に周回遅れが5台挟まっていて、SCout後も2位の車が周回遅れをパスするのに手間取り、道が開ける頃にはトップのタイム差は5秒以上に広がっていた、なんてこともざらにあった。そんな問題を解決するためにこの方式が採用されたのだろう。巷では、アメリカ方式、などとも言われているようだ。
 なるほど、強きをくじき、弱きを助けるいいアイデアのように見えなくもない。上位は周回遅れをはさまず、SCルールで大差がついていても、SCがoutするときはtail to noseになるわけだ。トップにとっては泣きそうなルールだが、見るほうにとっては面白いかも…しかしこれもチームによってはとんでもないとばっちりを喰らうところもある。
 例えば、予選で波乱があったり、天候がめまぐるしく変化して、普段はポイントにありつけそうにもないチームが上位を走ったりしているときがあるとする。しかも、波乱の展開だから後ろとのタイム差が約1分あり、これなら1周2秒縮められてもゴールできる、と言う計算を立てていた矢先にSCが導入されたとする。すると、1分の差といえばもうすぐ周回遅れ、と言うギャップ。上位陣の間に自分の後ろのターゲットが挟まれていたとする。すると今回のルールが適応されて、その車は1位を追い越して同一周回にゲインしてで後方につけることになる。すると1分近くあった差が見る見る10秒を切る差になるのだ。レース再開後1周2秒詰められれば5週で追いつかれる計算だ…
 そう、このルールは弱きを助けるようでいて、そうならないケースも多々あると言うことだ。簡単に言えば、SCが導入されると上位の変動はあっても下位に関しては実力どおりの結果で収まることが多くなると言うことだ。まあ、ルールなんて決まりごとなたげに誰かに有利に働いたり、不利に働いたりするのは致し方ないのだが、なかなか全員が一致する落としどころと言うのは難しいなぁ、と改めて感じた。

 果たしてセーフティカーの新ルール。どのように作用するのだろうか。
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by R-130 | 2007-03-13 23:58 | ∟F1 2007 Other issue