カテゴリ:∟F1 2007 Quaurify( 14 )

2007年 05月 13日
F1:第4戦スペインGP予選 マッサがアロンソを3/100秒抑えてP.P.
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■フリー走行3回目
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time Laps
1 L・ハミルトン マクラーレン 1:21.233 13
2 F・アロンソ マクラーレン 1:21.312 13
3 R・クビサ BMW 1:21.364 17
4 N・ハイドフェルド BMW 1:21.464 17
5 D・クルサード レッドブル 1:21.556 12
6 F・マッサ フェラーリ 1:21.659 14
7 K・ライコネン フェラーリ 1:21.829 15
8 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:21.845 15
9 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:21.953 16
10 H・コヴァライネン ルノー 1:22.067 18
11 G・フィジケラ ルノー 1:22.140 12
12 J・トゥルーリ トヨタ 1:22.174 25
13 R・バリチェロ ホンダ 1:22.274 15
14 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:22.295 21
15 S・スピード トロロッソ 1:22.314 16
16 R・シューマッハ トヨタ 1:22.570 21
17 J・バトン ホンダ 1:22.744 17
18 M・ウェーバー レッドブル 1:22.759 13
19 A・ブルツ ウィリアムズ 1:23.020 16
20 V・リウッツィ トロロッソ 1:23.367 9
21 A・スーティル スパイカー 1:23.584 22
22 C・アルバース スパイカー 1:23.817 22
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■予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:21.421
2 F・アロンソ マクラーレン 1:21.451
3 K・ライコネン フェラーリ 1:21.723
4 L・ハミルトン マクラーレン 1:21.785
5 R・クビサ BMW 1:22.253
6 J・トゥルーリ トヨタ 1:22.324
7 N・ハイドフェルド BMW 1:22.389
8 H・コヴァライネン ルノー 1:22.568
9 D・クルサード レッドブル 1:22.749
10 G・フィジケラ ルノー 1:22.881
11 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:21.968
12 R・バリチェロ ホンダ 1:22.097
13 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:22.115
14 J・バトン ホンダ 1:22.120
15 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:22.295
16 V・リウッツィ トロロッソ 1:22.508
17 R・シューマッハ トヨタ 1:22.666
18 A・ブルツ ウィリアムズ 1:22.769
19 M・ウェーバー レッドブル 1:23.398
20 A・スーティル スパイカー 1:23.811
21 C・アルバース スパイカー 1:23.990
22 S・スピード トロロッソ no time
(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)


 実はこの所風邪にやられてブログどころではなかったんで、更新が滞っておりました(^^ゞ
 昨日も、布団から這いずり出て何とか予選だけは見ましたが、P3は見られませんでした…

 残念だったのはSuperAguri。Q3進出も不可能ではなさそうなポテンシャルがありましたが、琢磨はトラブル、ディヴィッドソンは攻め過ぎてコースオフ…もったいないですね。
 しかし、Q1、Q2とも本当にノックアウトゾーン間近はタイム差が緊迫していますね。特にQ2の最終アタックではめまぐるしく10位前後のメンツが入れ替わって、走っているドライバーやチームとしては本当に悲喜こもごもだと思います。

 そして、Q3はまた2強4人のドライバーのトップタイムの応酬!!
 最後はマッサがトップタイムを出して、アロンソがそれに迫るも3/100秒足りないというスリリングな展開でした。残念ながら今年はこの2強4人を軸にチャンピオンシップが展開されそうです。


■ バレンシア公道サーキットとシンガポールナイトレースで新たにF1開催

 バーニーさんの考えていることはよくわかりません。
 基本的に1国1GP開催の基本方針を打ち出した矢先に、スペインは早くも1国2GPの"例外措置"と相成りました。確かにバルセロナのスペインGPがアロンソ効果で大成功を収めているだけに、興行的にも美味しいという判断なんでしょう。しかし、基本方針をこうもあっさり覆してしまうと何を信じていいのかわかりませんね。
 また、シンガポールではナイターでのF1が開催されることが決定しました。これはドライバーからも賛否両論上がっていますが、やはり照明の問題が焦点になりそうです。マレーシアでもナイター開催の動きがあり、ますますF1はショーアップされていきます。現場で働いている人たちの意向は無視されながら…
 オールドコースは興行的に美味しくないとの理由で外され、新しい国にF1を誘致させ、年間19-20戦のタイトなスケジュール…これにグランプリ従事者やオールドファンが納得するのでしょうか?新しい国でのグランプリ開催はまだしも、ナイター開催は安全性の問題を充分に考慮してもらいたいものです。
 結局、この件でバーニーさんの懐がさらに潤うだけのような気がしてならない今日この頃です。

 (コメント・TB出来てなくて本当に申し訳ないです。改めてコメント・TBにもお伺いしようと思っています) 
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by R-130 | 2007-05-13 07:55 | ∟F1 2007 Quaurify
2007年 04月 15日
F1:第3戦バーレーンGP予選
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■ フリー走行 3回目
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time Laps
1 L・ハミルトン マクラーレン 1:32.543 12
2 K・ライコネン フェラーリ 1:32.549 16
3 N・ハイドフェルド BMW 1:32.652 15
4 R・クビサ BMW 1:32.755 15
5 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:32.900 20
6 F・マッサ フェラーリ 1:32.950 12
7 F・アロンソ マクラーレン 1:33.235 11
8 M・ウェーバー レッドブル 1:33.399 14
9 G・フィジケラ ルノー 1:33.602 17
10 H・コヴァライネン ルノー 1:33.605 21
11 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:33.614 14
12 A・ブルツ ウィリアムズ 1:33.658 17
13 V・リウッツィ トロロッソ 1:33.700 18
14 J・トゥルーリ トヨタ 1:33.724 22
15 D・クルサード レッドブル 1:33.826 14
16 J・バトン ホンダ 1:34.023 20
17 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:34.082 21
18 R・バリチェロ ホンダ 1:34.397 17
19 S・スピード トロロッソ 1:34.791 12
20 R・シューマッハ トヨタ 1:35.144 11
21 C・アルバース スパイカー 1:35.395 22
22 A・スーティル スパイカー 1:35.436 18
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■ 予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:32.652
2 L・ハミルトン マクラーレン 1:32.935
3 K・ライコネン フェラーリ 1:33.131
4 F・アロンソ マクラーレン 1:33.192
5 N・ハイドフェルド BMW 1:33.404
6 R・クビサ BMW 1:33.710
7 G・フィジケラ ルノー 1:34.056
8 M・ウェーバー レッドブル 1:34.106
9 J・トゥルーリ トヨタ 1:34.154
10 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:34.399
11 A・ブルツ ウィリアムズ 1:32.915
12 H・コヴァライネン ルノー 1:32.935
13 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:33.082
14 R・シューマッハ トヨタ 1:33.294
15 R・バリチェロ ホンダ 1:33.624
16 J・バトン ホンダ 1:33.731
17 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:33.984
18 V・リウッツィ トロロッソ 1:34.024
19 S・スピード トロロッソ 1:34.333
20 A・スーティル スパイカー 1:35.280
21 D・クルサード レッドブル 1:35.341
22 C・アルバース スパイカー 1:35.533
(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)


 すみません、バタバタなので端折ってアップい゛す(^^ゞ
 FP3は、SuperAguriのディヴィッドソンが速い!!全体で5番手のタイム。予選に大きな期待が持てます。ただ琢磨がディヴィッドソンにえらく遅れているのが気になります…
 マッサは区間タイム速いんですが、タイムを揃えられていない、と言う批判がちらほら。いやいや予選は速いと思いますよ。


■ 予選

 午前中よりも日が差し、路面温度も上昇してのセッション開始。
 Q1。
 琢磨のQ2進出に期待が高まるが、16位バトンと僅か17/1000秒の差で予選落ち。しかしディヴィッドソンとはコンマ7秒も離れており、この辺を考慮すれば琢磨はバーレーンで乗れていない!?ということなんでしょうか。しかし、16位を巡る争いは非常に熾烈を極めました。

 Q2。
 マッサがやはり圧倒的なタイムで、最速タイムをマーク。1-2戦の雪辱に燃えていますし、ここで失地回復しておいてヨーロッパラウンドは気持ちよく迎えたいものでしょう。
 そして驚くべきはハミルトン。ミスらしいミスも無くライコネン・アロンソを抑えて2番手。オンボードカメラ見ていても実に落ち着いています。本当にすごい新人です。
 10番手争いは、1分32秒9を巡る攻防に。めまぐるしくリストが入れ替わる中、8位フィジケラから14位ラルフまでのタイム差がコンマ4秒。本当に今年の中段はだんごです。ディヴィッドソンもQ3進出はならず。FP3のタイムも更新できませんでした…タイヤを激しくロックさせていたので、ちょっと午前中に比べてバランスが変わったのかもしれないですね。 

 Q3。
 上位4台はQと変わらない顔ぶれ。その後ろにBMW勢が続きます。
 恐らくこのタイムを見る限り、今回上位勢はほぼ同じ戦略でしょう。セクタータイムを見ていると、うねうね曲がるセクター2でライコネンがちょっと苦戦しているようなのでこの辺がマッサとの差なのかもしれません。
 マッサは今回は「ハミルトンに同じ隙は見せない!!」と息巻いていますので、決勝の走りが注目です。まあ、タイム的にハミルトンとコンマ3の違いがあるので、普通に考えれば抜かれる心配も無いと思いますが、最近注目を浴びているタイヤマネージメントの部分でどのような優劣差が出るのか非常に楽しみです。

 バタバタでしたが、バーレーンGP予選のエントリーでした(^^ゞ
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by R-130 | 2007-04-15 07:47 | ∟F1 2007 Quaurify
2007年 04月 07日
F1:第2戦 マレーシアGP予選
■ フリー走行3回目
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time Laps
1 L・ハミルトン マクラーレン 1:34.811 14
2 F・マッサ フェラーリ 1:34.953 15
3 F・アロンソ マクラーレン 1:35.311 11
4 R・クビサ BMW 1:35.385 16
5 K・ライコネン フェラーリ 1:35.498 7
6 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:35.770 16
7 N・ハイドフェルド BMW 1:36.160 20
8 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:36.195 19
9 R・シューマッハ トヨタ 1:36.245 20
10 M・ウェーバー レッドブル 1:36.257 17
11 D・クルサード レッドブル 1:36.273 13
12 V・リウッツィ トロロッソ 1:36.297 18
13 G・フィジケラ ルノー 1:36.434 15
14 A・ブルツ ウィリアムズ 1:36.473 16
15 S・スピード トロロッソ 1:36.501 14
16 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:36.545 18
17 J・バトン ホンダ 1:36.658 20
18 H・コヴァライネン ルノー 1:36.876 6
19 R・バリチェロ ホンダ 1:36.972 19
20 J・トゥルーリ トヨタ 1:37.473 16
21 A・スーティル スパイカー 1:38.018 20
22 C・アルバース スパイカー 1:38.225 20
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■ 予選
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:35.043
2 F・アロンソ マクラーレン 1:35.310
3 K・ライコネン フェラーリ 1:35.479
4 L・ハミルトン マクラーレン 1:36.045
5 N・ハイドフェルド BMW 1:36.543
6 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:36.829
7 R・クビサ BMW 1:36.896
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:36.902
9 R・シューマッハ トヨタ 1:37.078
10 M・ウェーバー レッドブル 1:37.345
11 H・コヴァライネン ルノー 1:35.630
12 G・フィジケラ ルノー 1:35.706
13 D・クルサード レッドブル 1:35.766
14 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:35.945
15 J・バトン ホンダ 1:36.088
16 V・リウッツィ トロロッソ 1:36.145
17 S・スピード トロロッソ 1:36.578
18 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:36.816
19 R・バリチェロ ホンダ 1:36.827
20 A・ブルツ ウィリアムズ 1:37.326
21 C・アルバース スパイカー 1:38.279
22 A・スーティル スパイカー 1:38.415

(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)の


 P3は、ハードタイヤでセッティングを煮詰め、ある程度セットアップが固まったらソフトタイヤでアタックラップのシミュレーションを行う、と言う流れが定着しつつある。
 今回のタイヤは、ミディアム(便宜上、以降はソフトで表記)とハードの2種類。
 ただしソフトの美味しいところは1周もつかもたないか、と言うほどライフが短いらしく、タイヤに厳しいマシンの場合、セクター3でタイヤがたれるという傾向があるようだ。HONDAのようにウイングをでかくしてマシンを押さえつけているようだと、必然的にタイヤにかかる負担も大きく厳しい状況になりそう。
 さて、P3の順位はすっかり開幕戦と同じような顔ぶれに。マクラーレンが躍進し、BMWも続いている。よくなったような気がしていたルノーは中段に沈み、SuperAguriは日本勢トップの8番手。HONDAは今回も非常に厳しい。
 ライコネンはエンジンを気にして省エネ走行。トラブルは大丈夫だろうか?


 予選。
 Q1で、シフトトラブルのウイリアムズのヴルツと、マシンのまとまらないHONDAのバリチェロ、P3で好調だったSuperAguriのディヴィッドソンがノックアウト。
 ウイリアムズのシフトは、TOYOTAエンジンとのマッチングに苦しみ未だにトラブルが絶えないようだ。ディヴィッドソンはセクター2でミスした模様。セクタータイムが大きく落ち込んでいた。琢磨はぎりぎり16位でQ2進出。SuperAguriは今回もそこそこ勝負が出来る車に仕上がっている模様。

 Q2。Q2最速はアロンソ。1'34"057。次いでマッサ→ハミルトン→ライコネンの順。マクラーレン勢はセクター2の区間タイムが異様に速い。中・高速コーナーが非常に安定している証拠。フェラーリはセクター3が速い。長いストレートが2本あるのでここで稼いでいるのか?フロア問題も何のその、相変わらずストレートスピードが速そう。
 上位陣には直接関係無いが、トップスピードで琢磨やディヴィッドソンがトップ5に顔を出しているのに対して、HONDAワークスのバトン、バリチェロが下位に沈んでいるのが今のチームの現状を如実に表しているだろう。HONDAのマシンバランスの改善には非常に時間がかかりそう。昨シーズンよりも非常に根深い問題を抱えている。
 驚きはルノー。今回は2台ともQ2で脱落。新型パーツの効果が表れた、様な気がしただけだったのか。この位置からだと、巻き返してもポイントを取るのが精一杯だろう。セパンとの相性のよかったルノーだが今年は厳しいようだ。

 Q3。マクラーレンのハミルトンとアロンソが異なるタイヤでバーンアウトラップをこなす。レースシミュレーションにはもってこい。タイヤの磨耗のチェックに勤しむ。
 マクラーレンとフェラーリはドライバーでストラテジーを変えている模様。最速のマッサと2番手のアロンソは第1スティント短め。3番手のライコネンと4番手のハミルトンは前者よりやや長目と推測される。
 BMW勢の間を割って、ウイリアムズのロズベルグが6番手。昨年の開幕当初のような光る走りをまた見ることが出来るだろうか。
 予選は何とか走っているTOYOTA勢が8-9番手。10番手にレッドブルのウェバーとなった。
 くどいようだが、Q2の最速はマクラーレンのアロンソ。それをマッサが抑え切れるか、それがこのレースの鍵になりそうだ。ライコネンは、エンジンに不安を抱えながらの走行となる。コンサバに3位ポイント狙いが妥当な作戦だろうか。
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 やっぱり主役はこの3人と言うことになるのだろうか?
 決勝に期待したい。(また、生で見られないんですが…涙)
 
 
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by R-130 | 2007-04-07 21:37 | ∟F1 2007 Quaurify
2007年 03月 18日
F1:第1戦オーストラリアGP予選 ライコネンがP.P.そして予想外の大健闘SuperAguriは…
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Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 K・ライコネン フェラーリ 1:26.072
2 F・アロンソ マクラーレン 1:26.493
3 N・ハイドフェルド BMW 1:26.556
4 L・ハミルトン マクラーレン 1:26.755
5 R・クビサ BMW 1:27.347
6 G・フィジケラ ルノー 1:27.634
7 M・ウェーバー レッドブル 1:27.934
8 J・トゥルーリ トヨタ 1:28.404
9 R・シューマッハ トヨタ 1:28.692
10 佐藤 琢磨 スーパー アグリ 1:28.871
11 A・デビッドソン スーパー アグリ 1:26.909
12 N・ロズベルグ ウィリアムズ 1:26.914
13 H・コヴァライネン ルノー 1:26.964
14 J・バトン ホンダ 1:27.264
15 A・ブルツ ウィリアムズ 1:27.393
16 F・マッサ フェラーリ 1:26.712
17 R・バリチェロ ホンダ 1:27.596
18 S・スピード トロロッソ 1:28.305
19 D・クルサード レッドブル 1:28.579
20 V・リウッツィ トロロッソ 1:29.267
21 A・スーティル スパイカー 1:29.339
22 C・アルバース スパイカー 1:31.932

(文中のタイムや写真はF1-Live.comを参照)

 ほぼ快晴のコンディションで始まった予選。
 Q1では、お馴染みの昨年のワースト3チームが最初にコースインして、その後続々とコースインする恒例の展開。最初はSuperAguriの2台もタイムが伸び悩み、やはりQ2進出は難しいかなぁと思っていた矢先、2回目のアタックラップでディヴィッドソンが8位、琢磨12位と余裕の通過ラインに。そして、今回のQ1はトップから17位までが1秒1の間に入る大混戦となった。その混戦の中、HONDAのバリチェロがノックアウト。レッドブルのクルサードもマシントラブルか、トップから1秒9遅れてノックアウト。その他、スピード、リウッツィ、スーティル、アルバースがノックアウトして行った。かつて3チームでテールエンダーを温めていたうちの2チーム、スパイカーとSTRはSuperAguriの大躍進をどのような気持ちで眺めていたのだろうか…
 そして、参戦2年目にして2台ともQ2進出を開幕戦でやってのけたSuperAguriには更に劇的なドラマが待っていた…

 Q2は、ピットでトロリージャッキを引きずってスタートしたトゥルーリ、そしてギアトラブルでスローダウンしているラルフと、TOYOTA勢の不振が、Q2の荒れた展開を予想させる。
 そして、優勝候補最有力のフェラーリ・マッサがギアボックスのトラブルでまさかのノータイムに終わり騒然とする中、更にはルノーのコヴァライネンがタイムアタックに失敗。もともと一発のタイムに難があることが指摘されていたルノーだが、コヴァライネンがそのジレンマにはまりQ2でノックダウンしていく。
 そして圧巻はSuperAguri。ギリギリまで琢磨とディヴィッドソンが10位以内に残る健闘を見せていたが、最後の最後でディヴィッドソンが11位に脱落するも、琢磨は10位を死守し、なんといきなりSuperAguriは開幕戦でQ3に挑むという奇想天外な展開が待っていた。
 チームがQに進まないだろうと見て、給油機を用意していなかったのが、このチームの慌てぶりを最大限に表現していたといっていいだろう。チームですら、Q3は夢物語だと思っていたのだ。まさに大波乱である。
 Q2のノックダウンは、その他にブルツ、バトン、ロズベルグ。ワークスHONDAはまさかのSuperAguriに完敗。ラルフはギアボックストラブルを克服してトゥルーリと共にQ3に生き残れたことにメディアもチームも驚きを隠せなかっただろう。どうやら、バーレーンの後にプライベートテストを行ったヘレスでの結果が非常に良かったということらしい。

 Q3では、フェラーリのライコネンが圧倒的なタイムでP.P.を獲得。2位アロンソよりコンマ4以上速いタイムで、燃料の軽さを予想させるタイムだ。2位アロンソ、4位ハミルトンに割って入ったのがBMWのハイドフェルド。戦前の予想通り見事な速さで3位に食い込んだ。クビカも5番手である。
 ただ、タイムを見る限り26秒台はハミルトンまで。5位クビカはハイドフェルドと燃料搭載量が違うのか1秒近い差がある。事実上、フェラーリ・ライコネンをアロンソとハミルトンが追いかける展開になりそうだ。早くも今年の主役と目される二人のマッチレースが見られるのか。
 そして琢磨は燃料をたっぷり積んで10番手。明日は堅実な走りで、後ろをブロックして、あわよくばポイントを稼ごうと言うストラテジーだろう。考えていない割にはなかなか現実的な作戦だろう。


 予選では、ほぼ戦前の予想通りの結果となった。
 3強+BMWの構図は変わらない。ルノーはこのように非パーマネントサーキットでは、尚の事一発のタイムが出にくいだろう。この辺が課題になりそうだ。いくらレースペースが優れていても、前に遅い車に頭を抑えられたらストラテジーも台無しになりかねない。
 テストでふるわなかった、レッドブルとTOYOTA。この2チームは、バーレーンの2週に渡るテストの後ヨーロッパで居残りテストを実施している。それが功を奏しているのかもしれない。フェラーリも同様である。
 
 そして、最大の驚きはSuperAguri。まさかまさかのQ3進出、しかもワークスHONDAを抑えての大激走は誰も予想し得なかった"快挙"である。
 今年のSuperAguriに八百屋は厳しい目を向けていた。
 以前のエントリーでも指摘していたようにSA06BがブラジルGPで激走したのは、BSタイヤの恩恵が大きいと思っていた。しかも、今年のマシンはRA106のコピーだと騒がれていた。実際冬のテストはHONDAからRA106をハイブリッド化して借り受けての走行だっただけに、その噂は現実味を持って受け入れられていた。
 今年は2年目のSuperAguri。去年は1年目だったこと、参戦を急遽1年前倒ししたことで、ある程度の甘えが許されるような風潮があった。しかし、今年は2年目。甘えは許されないと思っていた。その矢先にカスタマーシャーシの噂が浮上。もしSuperAguriがRA106改を持ち込んだら、流石の日本チームでも糾弾しようと思っていた。そんな甘い考えでF1を戦ってほしくないと言う気持ちもあり、それでは、海外のメディアからSuperAguriはただの道楽である、と言う意見に反論できなくなるからでもあった。
 クラッシュテスト不合格や、スポンサー獲得の難航など、非常多くの困難を抱えながらも今週半ばにようやくSA07が発表。RA106(1部RA107)に酷似しているところもあったが、フロント周りなどは違っていたため、八百屋的にはこれならOKだと思った。(少なくともRB3とSTRよりは全然いいと思う。)しかし、テストが全く出来ていないことから、とにかく序盤はテールエンダーから免れないだろうと思っていた。

 しかし、蓋を開けてみればどうだ!!
 まだまだこんな新興チームが夢を見られるような土台がF1にもあったというのか。並み居る有力チームを押しのけて、更にはワークスHONDAも眼中にない、と言った感じで次元の違う走りを見せて(次元=去年との比較と言う意味での次元)琢磨がQ3まで生き残るという快走劇を披露してくれた。
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 琢磨もこのグランプリウイーク、常にディヴィッドソンの後塵を拝していただけにここぞと言う時に前に出られたのはことのほか嬉しかっただろう。もし順位が1つでも違えば、Q3進出は無かったのだから。
 SuperAguri、恐れ入りました。あなたたちのことを過小評価していたことを謝ります。もう10年以上も前になるような気がするこの下位チームの快走。この下克上を今シーズン1戦でも多く見せてもらいたい!!

 そして琢磨。明日の決勝はバトルもしてもらいたい気もするが、クレバーな走りも心がけて欲しい。明日は何と言っても開幕戦。波乱の可能性も充分にある。10番手と言うポジションから考えても、走っているだけでポイントが転がり込む可能性もあるのだ。淡々と走れ、とは言わないが不用意に仕掛けて自滅だけは避けてもらいたい。彼が、色々な意味で更に上の階段に上がる為の大きな試練だと思う。ファイターも素晴らしいが強くないとポイントは取れない。日本人がF1と言う第一線で少しでも長く活躍してもらいたいためのお願いでもある。

 そして、噂にあがっていたコリン・コレス率いるスパイカーは、SuperAguriのみを異議申し立ての行動に出た。RB3とSTR2については、同シャーシを使用しているかどうかの確認が取れなかった、と言うのが理由らしいが、あんなのエンジンとその周り、ギアボックスと後方処理以外は酷似しており、あちらの方がコピーと言われても仕方ないと思うが、SuperAguriのみの提訴と言うことは、やはりコリン・コレスはSuperAguriの大躍進がことのほか気に入らなかったからだろう。これを"クロ"と判定すれば、RB3とSTR2もクロになるだろう。そうすれば3チーム6台が最悪グランプリから除外される可能性もある。それを考慮すれば、そしてSA07は前述の2台のようにコピーだ、とは言えない形状も持ち合わせており、恐らく裁定は"シロ"だと思う。思う、としか言えないのはこれを決めるのはFIAではなく裁判所である、と言うところ。この辺の諸々の事情が加味されない可能性が高いので、絶対シロとはいえないのが実情だ。

 SuperAguriを取り巻く環境はポジティヴなものばかりではないが、まずは明日の決勝に集中してもらいたい。ディヴィッドソンも11位なのだ。うまくすればどちらかがポイントにありつける可能性は高い。
 ライコネンとアロンソを初めとする新勢力の対決を楽しみつつ、SuperAguriの快走にも期待したい、明日の決勝である!!
 (生で観戦できないのが何とも悔やまれます。今日の予選も生で見られませんでしたし…くうぅーっ!!)
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by R-130 | 2007-03-18 00:02 | ∟F1 2007 Quaurify