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2007年 06月 25日
サッカー:アンリを売却したアーセナルと、アンリを獲得したバルセロナ
■ バルセロナがアンリを獲得!!プジョルは重傷で全治3-4ヶ月

 昨年も噂に上ったアンリがついにバルセロナへの移籍が実現!!これには驚いた人も多いのではないだろうか。何でも移籍金は40億円と破格!!こんなに安い選手なのか?となんとも信じられない気持ちである。
 恐らく今年殆どプレーできなかった為に市場価値が下がった、と言うのも大きな理由のひとつかもしれない。。
 これによって、良くも悪くもアーセナルは大きな転換期を迎えたということ。これまでも急激な若手路線への変更で戦績が著しく不安定だったが、チームの象徴でベテランの域に達しつつあるアンリは残していた。しかし、そのアンリを放出した裏には様々な意図や思惑も見え隠れする。
 まずは、ヴェンゲルと相思相愛だったはずのアンリを放出したのにヴェンゲルの意思がどれほど含まれているかだ。チーム首脳の意思とヴェンゲルの意思に隔たりがあるのだとすれば、ヴェンゲルがもうすぐ切れるであろう監督としての契約の延長にサインする可能性は低いかもしれない。
 また、今年の4月に電撃的に辞任したデイン副会長の辞任による余波の可能性も否定ではないだろう。アーセナルに25年在籍し、クラブの発展に尽力したデインが辞任した理由は、アメリカの大富豪クローンキーによる買収騒動に発端がある。
 デインは更なるチームの発展のために、このアメリカ資本の参入を歓迎する意志を見せていた。しかしチームの首脳陣はこれに否定的な態度を貫き、結局買収話は立ち消えとなった。この結果を受けてデインはチームに失望し辞任したと言う。

 また、去年からオープンしたエミレーツの新スタジアムに膨大な資金を投入しているため、市場に積極的に動くためには資金作りが必要だったと言う説もある。今シーズンは、カーリングカップこそ、若手主体のチームで準優勝と成果を出したが、CLはベスト16で敗退、プレミアも首位からは程遠い4位と結果らしい結果が出なく特にCLの早期敗退による収入の見込み違いが、アンリ売却の背中を押したと言う憶測もある。しかし、それにしても40億とは安すぎる感もあるが、チームとしてはこの時を逃せば更に価値が下がるかもしれないと言う先を睨んでの放出だったかもしれない。

 さて、アンリを売却し、アリアディエールもミドルスブラに売却したFWは補強が急務。
 一番の候補はアヤックスのバベル。アンリとは多少タイプが違うが、CFもウイングも出来る選手。最近伸び悩んでいるが、逸材であることに変わりはない。その他にも、フンテラールやF・トーレスらの名前も挙がっている。トーレスに関しては、リバプールもご執心で、
「60億のオファー」や「ルイス・ガルシア+40億」と言う説がメディアを賑わせている。


 一方のアンリを獲得したバルセロナとしては、FWの余剰人員の整理が必要になってくるだろう。
 一番可能性のあるのは、ジュリ。既に戦力外として通知されたとの情報もあり、退団が確実視されている。
 また、グジョンセンの放出もありうるかもしれない。一説ではプレミアでの復帰の可能性を探っているらしい。本人が希望すれば移籍も容認する構えのようだ。
 また、数々のFW獲得競争に敗れ、ミランが必要に狙っているエトーも放出の可能性がゼロではないかもしれない。今年内乱を勃発させた"問題児"エトーも条件が良ければ放出して、新たなFWを獲得するかもしれない。当の本人はバルサ残留を希望しているようだが…

 ただ、エトーがCFのプライオリティーであることは間違いないだろう。サブにアンリ、と言うと語弊があるかもしれないが、エトーを使いつつアンリは様子を見ながら、と言う感じか。左のウイングも出来るので、ロナウヂーニョの出場の負担を軽減することも出来る。いずれにしろ、1人・ないしは2人ほど、カンプ・ノウを去ることになるかもしれない。

 その他のバルセロナの動きとしては、有能なCHの獲得が急務となっている中、モナコのMFのヤヤ・トゥーレの獲得が決定している。移籍金は約5億との事。
 アーセナルのCBコロ・トゥーレの実弟としても知られており、身体能力は折り紙つきだ。やや、スピード感にかけるとの指摘もあるが、のびしろ等を考えても悪い補強ではないだろう。本当なら、アルベルダやシャビ・アロンソと言った実力者を据えたいところだろうがクラブチームが手放すはずもなく、これからの逸材を獲得するに至ったものと思われる。

 また、先日の親善試合で重傷を負い、開幕までに間に合わない可能性の高くなったプジョルの件もあり、本格的にCBの補強に乗り出している。
 特に今注目を浴びているのはローマのキヴ。インテルとの激しい獲得競争が繰り広げられている。
 インテルとは一度話し合いが決裂したかのような報道があったが、再度モラッティ会長がキヴと会談の場を設けた模様で、今後の進展が注目される。
 また、バルサの経営陣がローマ入りしており、間もなく30億円程度でキヴの獲得に合意するだろう、と言う報道もなされている。
 バルセロナにとっては、CBもLSBも場合によってはDMFも出来るキヴは、喉から手が出るほど欲しい存在だろう。30億円と言う買い物も決して高くは無いはずだ。


 リーガ・エスパニョーラも全日程が終了し、いよいよ移籍市場が激しく動き始めた。
 今後の動向に注目していきたい。
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by R-130 | 2007-06-25 23:51 | ∟Football otherissue