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2007年 06月 20日
F1:第7戦 アメリカGP決勝 もうルーキーとは言わせない!!
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■ 決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 L・ハミルトン マクラーレン 1:31:09.965
2 F・アロンソ マクラーレン + 1.518
3 F・マッサ フェラーリ + 12.842
4 K・ライコネン フェラーリ + 14.422
5 H・コヴァライネン ルノー + 41.402
6 J・トゥルーリ トヨタ + 1:06.703
7 M・ウェーバー レッドブル + 1:07.331
8 S・ヴェッテル BMW + 1:07.783
9 G・フィジケラ ルノー + 1 laps
10 A・ブルツ ウィリアムズ + 1 laps
11 A・デビッドソン スーパー アグリ + 1 laps
12 J・バトン ホンダ + 1 laps
13 S・スピード トロロッソ + 2 laps
14 A・スーティル スパイカー + 2 laps
15 C・アルバース スパイカー + 3 laps
Did not finish
16 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 5 laps
17 V・リウッツィ トロロッソ + 5 laps
18 N・ハイドフェルド BMW + 17 laps
19 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 60 laps
20 R・バリチェロ ホンダ + 72 laps
21 D・クルサード レッドブル + 72 laps
22 R・シューマッハ トヨタ + 73 laps
(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)

 第7戦アメリカGP決勝は、マクラーレンのルーキーハミルトンが、2戦連続のポールトゥウィンを成し遂げました!!ってこんなルーキーは未だかつていなかったんじゃないでしょうか。少なくとも近代F1においてはありえない話だったと思います。また、クビカの代打出場のBMWのヴェッテルが、展開に助けられた感はありますが8位ポイント獲得で最年少ポイント獲得記録を塗り替えています。これも何気にすごい話です。

 それでは簡単にレースを振り返りましょう。

 スタート。
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 マクラーレン2台がセオリー通り壁を作ってマッサの進入を許さず。1位ハミルトン、2位アロンソのまま1コーナーへ。
 第1スティントでミディアムタイヤ装着の奇策に打って出たライコネンは、イン側の厳しいラインでのアプローチを強いられ減速が著しく、ハイドフェルドだけでなくコヴァライネンにもやられる。ミディアムタイヤでタイヤの温まりも悪かったのも影響したか?まあ、ライコネンは新品のソフトタイヤを持っていなかったのでこの辺のチョイスの真意を聞きたい気もする。
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 後方では割と激しい接触が。
 クルサードとラルフあたりが接触してバリチェロあたりも割を食うという展開。
 ラルフはサスペンションが折れて即リタイア。
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 琢磨はオーバーテイク後の3コーナーで右リアタイヤをダートに落としてスピン。そのままグラベルにハマってリタイア。何とこの前に、イエローフラッグ振動時に追い越しをしたと言うことでペナルティが課せられていたのだが、ペナルティ消化前にリタイアしてしまったため、フランスグランプリの予選グリッドが10グリッド降格の"持ち越しペナルティ"が課せられることに。なんとも厳しい…マニクールでオプションが美味しければ、予選はそこそこに走ってフレッシュのオプションを2-3セット残すという荒技もありかと思いますです。

 レースの数少ない(カナダGPと比べると…ねぇ)見所を。
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 コヴァライネンの後で我慢のレースが続いていたライコネンだったが、ハイドフェルドがピットに入った後は猛然とプッシュしその差をつめる。
 そして、コヴァライネンがピットアウトした周に、ハイドフェルドまで交わして一気に4位に浮上。久々ライコネンらしさが見えたレース。その後もユーズドソフトタイヤでマッサを激しく追い上げる。
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 ライコネンがマッサに並びかけるシーンもあったが、オーバーテイクまでには至らず。しかしライコネンらしさを感じるレースだった。次戦以降に期待したい。

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 チームメイト同士といえばこちらはもっとタフだった。ハミルトンとアロンソの2秒以内の攻防。
 ロン爺も、「チームオーダーは一切なし」とレース後公言したとおり、一応正々堂々のバトルになったようだ。
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 アロンソもハミルトンに並びかけた瞬間もあったがやはり抜くには至らず。
 2年連続チャンピオンの後方からの突き上げを73ラップ凌ぎきった。

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 クールに喜ぶハミルトンと、目が笑っていないアロンソ。
 今はまだこんなポーズも出来るんだろうけど、その内こんなシーンも見られなくなるんじゃないだろうか…


 ハミルトンの2戦連続ポールトゥウィンで終えたアメリカGP。
 北米2連戦の赤銀直接対決は事実上、銀組の圧勝と言う形で幕を閉じた。
 正直ここまで差がつくと予想していた人は少なかったのではないだろうか。
 特にチャンピオンシップでは、ライコネンはハミルトンにかなり離され厳しい状況が続いています。何せこの新人は未だ1度もポディウムを外していない。競馬で言えば連対率100%!!すごすぎます。アロンソとのポイント差も10に拡がり、着々とトップの座を固めつつあります。


 チーム状況としては、進歩の度合いが遅いフェラーリがBMWにキャッチアップされつつあります。まだガチンコで戦えばフェラーリが負けないでしょうが、展開如何ではBMWの後方に沈む可能性も充分に出てきました。
 一時は今年はもう駄目かとも言われたルノーですが、ここに来て3強の後まで追いつくことが出来たようです。レッドブルの速さもなかなかのものですが信頼性がないのがたまに傷。TOYOTAも新サス投入でパフォーマンスが向上。
 SuperAguriは投入したリアウイングがいまいちみたいですが、素性は良さそう。このマシンもどうやらコーナーリングの多いサーキットとの相性が良さそうなので今後はそれなりに期待が持てると思います。


 最後にクビカについて。
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 こんな横断幕もあるほどクビカは人気で、何よりポーランドからの応援団を至るサーキットで目にすることが出来ます。そのクビカですがフランスGPでは復帰が濃厚です。ヴェッテルもデビュー戦POINT獲得と言う若さにして非凡な能力を見せ付けましたが、タイセンはクビカが復帰できる状態になれば、ハイドフェルドとクビカのコンビで行く、と公言しているように恐らく今グランプリのみの出走になるものと思われます。既にFIAのメディカルチェックはパスしているので、マニクールで乗るな、と言う理由はないはずです。

 
 本日からシルバーストーンでの合同テストを経て、1週間開いてフランスGP、そして連戦でイギリスGPとなります。マニクールは見納めの可能盛大!!シルバーストーンも展開次第では見られなくなる可能性もありますので、心してみたほうがいいかもしれません(それほどでもないか…)
 個人的には、HONDAの新車がどれほどのモノかに期待したいです。ほぼぶっつけで持ってくるので初期トラブルとかバリバリ出るでしょうけど、それでも今よりマシになることを願っています…頼みます…マジで…
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by R-130 | 2007-06-20 01:13 | ∟F1 2007 Final