2007年 06月 08日 ( 3 )

2007年 06月 08日
F1:第6戦 カナダGPプレビュー
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■ ウエブサイト  http://www.grandprix.ca
■ アドレス  lle Notre-Dame Montreal Quebec HC3 1AO Canada
■ コース全長  4.361km
■ 周回数(レース距離)  70周(305.270km)
■ コースレコード  1'12"275/2004年 R・シューマッハー(ウイリアムズ)
■ 決勝ベストラップ  1'13"622/2004年 R・バリチェロ(フェラーリ)
■ 2006年 リザルト
  ・ポールポジション  F・アロンソ(ルノー)/1'14"942
  ・優勝  F・アロンソ(ルノー)/1h34'37"308
  ・ファステストラップ  K・ライコネン(マクラーレン)/1'15"841
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 生観戦派には非常に辛い、北米2連戦が始まります。今年もカナダGPからスタートです。
 モントリオールを流れるセント・ローレンス川沿いに作られた、人工島「ノートルダム島」にある周回路を利用して作られたサーキットです。
 ストレートをシケインやヘアピンで繋いだレイアウトは、完全なる"stop and go"サーキットで、エンジンパワーとブレーキとタイヤのトラクションがポイントになるサーキットです。
 …が、今年はエンジンホモロゲの影響で、回転数は19000回転リミットになっているので、よりブレーキへのファクターが大きくなっている点が挙げられる。毎年、ブレーキを巡るドラマが起きやすいサーキット。どりゃあぁああぁっとアクセル吹かして、ドカーンとブレーキ、だけでは駄目なサーキットです。

 また、ちょっと隠れたポイントとしてはランオフエリアが少なく、コースを外れるとすぐカードレール、みたいな箇所もあるので、クラッシュするとすぐにSC、なんて場面も少なくありません。このサーキットもSC介入率は非常に高いです。
 また、川沿いで周りに障害物がないことから、風が強いことでも知られています。追い風・向かい風を把握してセッティングに活かす能力も問われます。

 さて、肝心の2強の争いについてですが、アロンソはこの2戦はフェラーリが強いだろうと、控えめな発言をしていますが心の奥底では、この2戦も取って大きなアドバンテージを築こうと思っているに違いありません。
 一方のマッサやライコネンは再起を誓っています。ここでフェラーリが巻き返せるか、それともマクラーレンが突き放すかで今シーズンのタイトル争いの行方が大きく変わってきそうなだけに、高速サーキットはフェラーリ有利、と言う下馬評が本当なのかどうか、注目したいところです。

 尚、ハミルトンの発言などで物議を醸した事を受けて、マクラーレンはドライバーに緘口令を敷きました。あまり多くは語らせない模様です。しかし、この緘口令。それだけチームにとっては不都合なことを喋られたから統制している、と言う風にしか受け取れないように思えるんですが、いかがなものでしょうか。
 それでは、気になる話題を1つだけ。


■ フランス、2009年は"ベルサイユGP"で復帰!?

 今年でマニ・クールでのフランスGPが終わりになるのはほぼ間違いない"規定路線"でその1年後、どこのサーキットで復帰するのかが話題を呼んでいるが、新たな候補として"ベルサイユGP"案が浮上した。

 これまで、老舗のポール・リカールやパリの中心部(市街地かな?)やディズニーランドが候補として挙げられていたが、新たな候補地に、なんとベルサイユが挙げられたと、レキップ誌は報じている。
 何でもベルサイユは過去に、パリ・ダカのスタート地点に3度なった経歴を持ち、モータースポーツにまったく縁も所縁もないわけではない。ただ、恐らく開催されるとすれば郊外になる可能性が高く、かつてベルサイユ宮殿の責任者を務めていたアルバネル文化大臣は好ましくないのではないと、と言う声明を出している。
 果たして、フランスGPはどこで復帰するのか。ルノーもリザルトが急降下でこのままではフランスGPが消滅する危険も出て来ただけに…何か打開策が欲しいものです。

 
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by R-130 | 2007-06-08 23:51 | ∟F1 2007 GP Preview
2007年 06月 08日
News:コムスン、関連会社に事業譲渡
 最近、人が殺されただの自殺しただの物騒な事件が多かったが、今日はちょっと目先の変わった事件と言うか出来事があったので取り上げてみたい。

 まずは、親会社がグッドウィルである介護事業最大手、コムスンの裏技から。

 介護事業所の指定を不正に取得したとして、厚労省は"最後の切り札"として、全ての事業所の新規指定や更新を認めないとする審判を下したのに対し、グッドウィルは、コムスンの事業を子会社の日本シルバーサービスに譲渡するという裏技を炸裂。これで、厚労省の処分を交わしてこれまで通り事業を続けるという"奇策"に打って出た。

 これは間違いなく以前から練っていた対策だと個人的には思わずにいられない。

 24hの介護サービスを売りに爆発的に事業を拡大してきたコムスン。この親会社のグッドウィル社長の折口氏は、防衛大卒業後あのバブル時代の象徴ともいえる"ジュリアナ東京"を企画し、ジュリアナ亡き後も、ヴェルファーレとして復活させた人間であるという。そんなある意味"切れ者"がやりくりしている会社である。転ばぬ先の杖は持っていたということか。

 しかし、この裏技に対して違法性が無い為、厚労省は容認するしか手立てがないという。
 しかも介護事業は、ここ10年でクローズアップされ、急速に市場が拡大している。法整備が追いついていないという現状もあり、このようなパイオニアが、色々な抜け道を作り出すのはある意味当然の帰結とも言える。
 24h介護が売りの裏には、莫大な経費を抱えながらも大きな利益を出すために、架空の書類や申請をすることで水増し請求などを行い、結果、今日のような急激な成長を作り出してきたのだろう。

 ただ、都市部を中心に、コムスンの事業が継続できないとなると、コムスンのヘルパーを必要とされる多くの方々が途方にくれることになっただろうが、この裏技による回避で、評価されるという皮肉な一面も浮かび上がった。

 介護事業を食い物にしているグッドウィルのやり方は許せないが、多くの介護を必要としている人間を支えている事実は揺ぎ無い事実で、今後はこれまで欺いてきた監査を、政府(と言うよりは自治体になるのかな)としてはより厳しく行っていくと共に、法の抜け穴を作らせないような更なる法整備が必要と言うことだろう。

 不正は不正として糾弾してしかるべきだが、なんかいつものように強い口調で糾弾できない不思議な感覚にとらわれたニュースだったので、ちょっと取り上げることにした。
 後日時間があれば、陸自の監視問題についても取り上げたいと思う。
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by R-130 | 2007-06-08 00:17 | News
2007年 06月 08日
サッカー:ユーロ08予選、6/2と6/6の結果
 以前に比べて番狂わせが減少し、順当な結果に収まった感のある今回の予選。
 早速グループごとに結果を見ていきたい。

■ グループA

6月2日(土) フィンランド 0 - 2 セルビア
6月2日(土) カザフスタン 1 - 2 アルメニア
6月2日(土) アゼルバイジャン 1 - 3 ポーランド
6月2日(土) ベルギー 1 - 2 ポルトガル

6月6日(水) フィンランド 2 - 0 ベルギー
6月6日(水) カザフスタン 1 - 1 アゼルバイジャン
6月6日(水) アルメニア 1 - 0 ポーランド


 ベルギーが連敗して、予選突破が絶望。前半の驚きフィンランドも、ホームセルビア戦で敗れて一歩後退。そして最大の波乱は、6/6に行われたアルメニア-ポーランド戦。アウェーとは言え、まさかの格下に足元をすくわれ勝ち点を上積みできなかった。
 ポーランドが勝ち点19で首位、2位以下は勝ち点14でセルビア・ポルトガル・フィンランドと続くが、ポーランドは9試合消化と上位では消化が一番多く、セルビア・ポルトガルは7試合。フィンランドは8試合消化。


■ グループB

6月2日(土) フェロー諸島 1 - 2 イタリア
6月2日(土) リトアニア 1 - 0 グルジア
6月2日(土) フランス 2 - 0 ウクライナ

6月6日(水) フランス 1 - 0 グルジア
6月6日(水) リトアニア 0 - 2 イタリア
6月6日(水) フェロー諸島 0 - 2 スコットランド


 イタリア・フランスが順当に2勝し、スコットランドが1試合しかなかったのでついにフランスが首位、2位にイタリアが躍り出た。イタリアは、サンプで爆発したクアリアレッラの2発で完勝、前回のフェロー諸島戦の不完全燃焼を払拭した。6/2のグループBの注目カード、フランス-ウクライナにフランスが勝利してウクライナは2敗目。但し、上位陣より消化試合が1試合少ないのでまだチャンスあり。
 順位は勝ち点18でフランス。以下、勝ち点16でイタリア、勝ち点15でスコットランド、勝ち点12でウクライナ。数字上ではスコットランドにもまだ充分可能性がある。次回の9/8と9/12でフランスは、イタリア・スコットランドと当たるため、この展開如何では混戦・もしくは勝ちぬけが決まるかもしれない。


■ グループC

6月2日(土) ギリシャ 2 - 0 ハンガリー
6月2日(土) ノルウェー 4 - 0 マルタ
6月2日(土) ボスニア・ヘルツェゴビナ 3 - 2 トルコ

6月6日(水) ボスニア・ヘルツェゴビナ 1 - 0 マルタ
6月6日(水) ノルウェー 4 - 0 ハンガリー
6月6日(水) ギリシャ 2 - 1 モルドバ

 ボスコニア・ヘルツェゴビナとノルウェーが連勝し、トルコが敗れたため、2位以下が混戦に。特にボスヘルとトルコの直接対決をボスヘルが制して混戦模様に。ギリシアは前節痛い1敗(vsトルコ戦)を喫したがその後は手堅く勝利し首位安泰。
 1位はギリシャで勝ち点18。2位が3チームで当該チーム同士の結果で、勝ち点13でボスニア・ヘルツェゴビナ、トルコ、ノルウェーの順。但し、トルコは消化が1試合少ない。


■ グループD

6月2日(土) ドイツ 6 - 0 サンマリノ
6月2日(土) ウェールズ 0 - 0 チェコ

6月6日(水) ドイツ 2 - 1 スロバキア


 ギグスが6/2のチェコ戦を最後に代表を引退。チェコはスコアレスドローの痛い引き分け。
 ドイツはしっかり2勝をマークして、首位固め。
 順位はドイツが勝ち点19。以下チェコが勝ち点14、アイルランドが勝ち点13。それより下はほぼノーチャンスに。


■ グループE

6月2日(土) エストニア 0 - 1 クロアチア
6月2日(土) ロシア 4 - 0 アンドラ
6月2日(土) マケドニア 1 - 2 イスラエル

6月6日(水) アンドラ 0 - 2 イスラエル
6月6日(水) クロアチア 0 - 0 ロシア
6月6日(水) エストニア 0 - 3 イングランド


  注目のクロアチア-ロシアは申し合わせたかのようなスコアレスドローに終わり、その他の試合は4強が波乱なく勝利を収め、混戦の状況は変わっていない。イングランド代表は、オーウェン、ベッカムが復帰。ベッカムは6/2のブラジルとの親善試合も加味すれば3アシスト。怪我から復帰のオーウェンも格下エストニア相手ではあったが1ゴールと、低迷する代表の光明になったようだ。しかし、彼ら2人は明らかにベテランの域の選手であり、これが代表にとって大きな前進とは言えないはず。平たく言えばエリクソン体勢に戻っただけの話で、ランパードとジェラードの共存問題も棚上げのままである。
 イングランドは9月のホームでのイスラエルとロシア戦で正念場を迎える。彼らにEURO予選突破の筋書きは出来上がっているのだろうか。
 順位は首位勝ち点17。2位は同じく勝ち点17でイスラエル。3位勝ち点15でロシア。4位勝ち点14でイングランド。但し、イスラエルは他の3チームより消化が1試合多い。


■ グループF

6月2日(土) デンマーク 3 - 3(中断) スウェーデン
6月2日(土) ラトビア 0 - 2 スペイン
6月2日(土) アイスランド 1 - 1 リヒテンシュタイン

6月6日(水) リヒテンシュタイン 0 - 2 スペイン
6月6日(水) スウェーデン 5 - 0 アイスランド
6月6日(水) ラトビア 0 - 2 デンマーク

 
 この予選で大きなトピックスとして取り上げられた6/2のスカンジナビアダービー。
 スウェーデンが前半の序盤で3点を取って勝負を決めたかに見えたが、ここからデンマークが怒涛の反撃。3点を取り返して試合が終わるかと思われた89分に、デンマークのMFポウルセンのファールが一発レッドでスウェーデンのPKの判定。
 これに観客の1名が切れて審判に殴りかかって(ちなみにこの審判は今年のCL決勝を主審で裁いたファンデル氏)試合が中段。現状試合はUEFA預かりとなり、裁定待ちの状態だ。ただ、デンマークに厳しい裁定が下ることは間違いないだろうし、今予選の突破は絶望的とも言えるだろう。
 スペインは格下ながらアウェー連戦を連勝で飾り2位浮上。ユーロ予選最大の驚きと言われている、躍進著しい北アイルランドはこの2日間は試合が無かった。
 順位は1位が勝ち点15でスウェーデン、2位も勝ち点同じく15のスペイン。3位に勝ち点13の北アイルランド。4位が勝ち点10でデンマークだ。但し、スペインは7試合消化、スウェーデンと北アイルランドは6試合消化、デンマークは5試合消化に留まっている。が、スウェーデンは中断試合の勝利が濃厚で更に勝ち点3を上積みし、前述の通りデンマークの通過は現実的に厳しいだろう。北アイルランドに奇跡があるのかが焦点になりそうだ。


■ グループG

6月2日(土) アルバニア 2 - 0 ルクセンブルク
6月2日(土) ベラルーシ 0 - 2 ブルガリア
6月2日(土) スロベニア 1 - 2 ルーマニア

6月6日(水) ルクセンブルク 0 - 3 アルバニア
6月6日(水) ブルガリア 2 - 1 ベラルーシ
6月6日(水) ルーマニア 2 - 0 スロベニア


 オランダに試合がなく、その間にブルガリアとルーマニアがしっかり勝ち点6を稼ぎ、この上位3チームの争いとなってきた。
 この中で一番面白い試合をしているのがルーマニア、一番つまらない試合をしているのがオランダと言うのが専らの評価である。
 3チームともまだ負けがなく、今後も混戦が予想されるが、選手層や地力を考えればオランダが一歩抜けており、ポイントは次節のオランダ-ブルガリア、10/13のルーマニア-オランダ戦になりそうだ。
 順位は首位が勝ち点17でルーマニア。次いで勝ち点15のブルガリア、それに勝ち点14のオランダが続く。オランダは上位2チームより消化が1試合少ない。



 今節は波乱らしい波乱もなく順当に決まった試合が多かった。
 今後の見所は、

・グループAの2位争い(首位ポーランドも脱落の可能性はあり)
・グループBのイタリア・フランスの2強だが、喰いついているスコットランドが残れるかどうか
・グループCの2位争い(この面子だと首位のギリシャは通過が固そう)
・グループDの2位争い(ドイツの首位はほぼ鉄板)
・グループEはイングランドがユーロ本選に出られるかどうか(これは結構スリリング!!)
・グループFはもたつくスペインを、北アイルランドが蹴落とせるかどうか(スウェーデンは固そう)
・グループGは、オランダ・ルーマニア・ブルガリアの3チームによる椅子取りゲーム

 になりそうだ。
 次節は、ヨーロッパのサッカー開幕時期にカードが組まれているので、波乱の可能性もある。期待して待ちたい。
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by R-130 | 2007-06-08 00:02 | ∟UEFA Euro 2008