2007年 04月 08日 ( 1 )

2007年 04月 08日
F1:第2戦 マレーシアGP決勝 ハミルトンすっげえぇぇぇ
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Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・アロンソ マクラーレン 1:32:14.930
2 L・ハミルトン マクラーレン + 17.557
3 K・ライコネン フェラーリ + 18.319
4 N・ハイドフェルド BMW + 33.777
5 F・マッサ フェラーリ + 36.705
6 G・フィジケラ ルノー + 1:05.638
7 J・トゥルーリ トヨタ + 1:10.132
8 H・コヴァライネン ルノー + 1:12.015
9 A・ブルツ ウィリアムズ + 1:28.924
10 M・ウェーバー レッドブル + 1:33.556
11 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
12 J・バトン ホンダ + 1 laps
13 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
14 S・スピード トロロッソ + 1 laps
15 R・シューマッハ トヨタ + 1 laps
16 A・デビッドソン スーパー アグリ + 1 laps
17 V・リウッツィ トロロッソ + 1 laps
18 R・クビサ BMW + 1 laps
Did not finish
19 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 14 laps
20 D・クルサード レッドブル + 20 laps
21 C・アルバース スパイカー + 49 laps
22 A・スーティル スパイカー + 56 laps

(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)



 直前の雨天の予報は見事に外れ、3日間とも晴天+高温多湿という過酷なコンディションで迎えた決勝。
 昨日のQ2で、アロンソが滅法速いタイムを出していたのが非常に気になっていたが、それがやはり現実のものとなってしまった。

 スタート。
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 偶数列がレコードラインのため、偶数列のマクラーレン勢の伸びがいい。アロンソがマッサの前に出る。そして、マッサがライコネンを牽制しようと若干マシンをアウトに振ったのが最大のミス。
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 この瞬間、ハミルトンがインを強襲し、マクラーレンの1-2体制の出来上がり!!この瞬間、フェラーリの惨敗のシナリオが出来上がってしまった。
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 ハミルトンがフェラーリ2台をホールド。
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 その隙に、アロンソは1周約1秒フェラーリから逃げていく…
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 これに我慢できないマッサが、ハミルトンに猛烈にチャージをかける。
 インから、アウトから、自分の方がマシンも腕も上だといわんばかりに大きなモーションから揺さぶりをかける。しかし、ハミルトンは全く動じない。
 これに更に焦れてしまったマッサは、4コーナーで強引にインに飛び込むもオーバースピードでコースアウト。ライコネン、ハイドフェルドにも抜かれて5位転落。
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 マッサはこの後ハイドフェルドに仕掛けることも出来ず、また、2度タイヤ交換でもハイドフェルドとの入れ替わりはノーチャンス。5位のままレースを終え、折角うなぎ登りだった自身の評価を下げる結果なるどころか、ハミルトンの大物振りを引き立ててしまうピエロ役になってしまった。恐らく自他共に、セパンの主役と思っていたマッサがとんだ道化師役とは…F1とはつくづく皮肉なものである。
 
 ハミルトンはこの後第1スティント、第3スティントともライコネンのプレッシャーにさらされるが、これを跳ね除けて2位フィニィッシュ。更に評価を上げ、インパクトは正直ミハエル以来ではないだろうか。正直落ち着いている点ではジャック・ヴィルヌーブをも超えているような気がする。アロンソとの超強力タッグの誕生である。

 BMW勢は、クビカがギアトラブル+第1スティントでタイヤパンクで18位と言う散々なレースだったが、同僚のハイドフェルドはトラブルに見舞われることなく、そしてマッサを抑えて4位入賞。クビカには無い安定した走りで、BMWにまたも5ポイントをもたらしている。

 ポイント獲得が期待されたウイリアムズのロスベルグは、残り14周目まで6位を走っていたが原因不明のトラブルでストップし、ポイント獲得はならなかった。しかし、非常にいいペースで走れており、本家TOYOTAよりここでも速さを見せ付けた。

 レースペースに自信ありのルノーは、辛くもフィジケラが7位、コヴァライネンが8位とギリギリでW入賞。しかし、一昨年、昨年の強さは微塵も感じられなかった。

 そして堂々の優勝はアロンソ。マクラーレンに2005年のブラジルGP(J-P.モントーヤ)以来の優勝をプレゼント。
 ウイニングランのあとは、お約束の、たらったらったらったらったうっさぎーのダーンス♪を披露…今年もやるのね。
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 ロン爺とハウグ爺が揃って降りてきた。嬉しいんだろうなぁ。
 ちなみに、ロン・デニスは1回目のピットサインを出すとき、サインボード出すところまで降りてきていました。今回は並々ならぬ気合が入っていたんでしょう。

 日本勢最上位は、TOYOTAのトゥルーリが7位入賞。
 以下、11位HONDAバリチェロ、12位HONDAバトン、13位SuperAguri琢磨、15位TOYOTAラルフ・シューマッハ、16位SuperAguriディヴィッドソン。琢磨はスタートで大きく出遅れるも13位まで持ち直すあたりは流石。今年はしっかりレースが出来る車になっています。
 HONDAは…ウイング立てすぎで、コース上ではTOYOTA抜けませんでした。やはり問題はかなり深刻のよう。ヨーロッパラウンドでの大きなアップデートに期待するしかなさそうです。
 尚、TOYOTAのラルフには、サラリーの減額を受け入れないと来期のシートは無し、と言う通告がチームからあった模様。F1に留まりたければこの通告を受け入れるしかないでしょうねぇ。他に雇ってくれるチームがあるとは思えないし…


 今回のレースは非常にタイヤファクターに謎な部分が多かったのが印象的だった。
 ソフトもハードもそれほど差が無い、と言う触れ込みながら、ソフトはたれが早い、と言うのが昨日までの定説だったが、一夜明けると第1スティントは18台がソフトタイヤでのスタート。以外にソフトでもいけるということが判明し、ほぼ全車がソフトでスタートした。
 しかし、第2スティントではタイムが上がらず、第3スティントのハードタイヤに履きかえるとまたしてもタイムアップするというなかなかタイヤの状況が読めないレースだった。
 この辺の不確定要素をいち早く物にしたチームが、非常に美味しい思いをしそうな気がする。この不確定要素を最初につかむのはどのチームだろうか?


 第3戦、バーレーンGPはもう今週末行われる。インターバルが無いため、各チームの状況はさほど変わらないままに入る事になるだろう。
 マクラーレンが予想以上に戦力を上げ、フェラーリに負けるとも劣らない速さを身につけたと言っても過言ではないだろう。
 シャキールでも、フェラーリとマクラーレンのマッチレースが見物だ!!
 
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by R-130 | 2007-04-08 23:30 | ∟F1 2007 Final