2007年 03月 09日 ( 3 )

2007年 03月 09日
サッカー:UEFAチャンピオンズリーグ ベスト8の組み合わせ決定
<準々決勝 4月3日/4日、4月10日/11日>

1 ACミラン vs バイエルン・ミュンヘン

2 PSV対リバプール

3 ローマ対マンチェスター・ユナイテッド

4 チェルシー対バレンシア


<準決勝 4月24日/25日、5月1日/2日>

4の勝者対2の勝者

3の勝者対1の勝者


<決勝 5月23日>

(ちなみに左側が1stlegをホームで戦うチーム)


 CLのベスト8の組み合わせが発表された。
 正直、この中にバルサとインテルとアーセナルの名前がないのが信じられない。特にバルサとアーセナルは昨年のファイナリストである。如何にCLが一発勝負の恐ろしい舞台であるかを垣間見ることが出来る事実であろう。
 さて八百屋が危惧していた、プレミア勢が1/4Finalまでに潰し合うと言う最悪のシナリオは避けられたみたいで、どうやら決勝はプレミア勢同士の争いになる可能性も出てきたような気がする。って言うか、プレミア勢の決勝戦なんていつ以来なんだろうか?もし、仮にそうなったとすれば少なくともここ20年はない取り合わせなはずだ。

 1/8Finalの目玉は、間違いなくチェルシーvsバレンシアになるだろう。特にインテルを下して勝ち上がってきたバレンシアの勢いと、2ndlegをホームで戦える優位性は見逃せない材料だ。
 簡単に4試合の展望を。


1 ACミラン vs バイエルン・ミュンヘン
 これまた、調子の悪いチーム同士の組み合わせ。中盤の構成力は強いがFWの決定力を欠くミランと、特にこれといったインパクトを持たないがFWの決定力だけで言えばミランの比ではないバイエルン。なかなか予想が難しいが、実はこの取り合わせ。昨年の1/16Finalでバイエルンがサン・シーロでぼこぼこに叩きのめされ(1-5)た苦い思い出のある試合なだけにバイエルンのモチベーションは高そう。目指すはW杯の奇跡を再び?バイエルンの意地に期待したい。


2 PSV対リバプール
 こちらは堅守を売りにするチーム同士の争い。0-0、1-0みたいな展開になる可能性もある。ベニテスとクーマンという知将同士の争いなだけに、用兵やベンチワークを楽しむにはもってこいかもしれないが、プレーはがちがちな可能性も否定できず。ただ、リバプールにはカイトやベラミー、PSVにはコネやファルファンといった素晴らしいFWも在籍しているのでチャンスは逃さずゴールに結び付けてくれるかも。カイトがエールディヴィジ経験者なのと、PSVはまたしてもプレミア勢との戦い。この辺もポイントになるか?


3 ローマ対マンチェスター・ユナイテッド
 両者とも4-2-3-1を軸にフォーメーションを組むチーム。実力・実績ともマンU上位だが、マンUの怪我人の多さがどのように響くか。また、CLに照準を絞れるローマと依然3冠の可能性を残すマンUとでは選手のやりくり方も違うだろうからこの辺の差もどう現れるのか注目したい。

4 チェルシー対バレンシア
 間違いなく1/8Finalの注目カード。チェルシーはプレミア勢の次に引きたくないカードを引いてしまったという気がする。ポルト相手に予想外の苦戦を強いられ、未だ本調子ではないことを裏付けたチェルシー。バレンシアは復帰早々のバラハがまたも戦線離脱し、しかもマルチェナとダビド・ナバーロには処分が下り出場できない可能性もあるだけにボランチが心配だ。アルベルダとウーゴ・ヴィアーナになるのだろうか。
 スカッドを見る限りでは、チェルシー有利だが、インテルを倒してきた勢いと2ndlegホームの地の利を得たバレンシアも侮れないだろう。


 さて、最後にこのところ入ってきたニュースを少し取り上げたい。


■ ロベルト・カルロス、レアルと契約更新を断念 
 マルセロの加入に、ミゲウ・トーレスの成長もありLSBの後進も順調に育つ中、ロベカルがレアルとの契約を更新しない方針を明らかにした。その後も欧州でプレーするか、ブラジルに戻るかは今のところ未定。しかし、ロベカル程の実力者なら、ドバイを始めとするサウジアラビアのクラブからオファーが殺到すると思うのだがその辺はどう考えているのだろうか。日本には…来ないだろうなぁ。来てほしいけど。

■ マケレレ、移籍の可能性
 今シーズン限り契約が切れるチェルシーのマケレレ・本人はチェルシーでユニフォームを脱ぎたいと公言しており、2年契約を望んでいるようだが、なんとチーム側が提示した契約は1年限りのものだったことにショックを隠せなかったとのことだ。モウリーニョは、将来中盤の底に、若きナイジェリア代表、ジョン・オビ・ミケウを据える方針で実際、モウリーニョの今シーズンの我慢の起用がここに来て花を開きつつある。CLポルト戦での後半マケレレに交代して入ったミケウは守備だけでなく、精力的に動き回りパスも正確で中盤にダイナミズムをもたらしていた。これは間違いなくモウリーニョがアンカーに要求する意図を酌んでおり、今後アンカーがマケレレに代わりミケウが先発する算段が整った上での、マケレレの提示であることが予想される。
 果たしてマケレレは残留を選ぶのか、それとも再度移籍市場に身を投じるのか?
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by R-130 | 2007-03-09 23:07 | ∟UEFA CL 06-07
2007年 03月 09日
サッカー:UEFAチャンピオンズリーグ Best16 2ndleg バイエルンvsレアル・マドリー観戦記
 八百屋の2ndleg生観戦は、バイエルンvsレアル・マドリーの1戦。ミランvsセルティックも気になったが、前節同様ガチガチになることが予想されたので、打ち合いになりそうなこちらの試合を生観戦した。斜陽の2チームが果たしてどのような戦いを見せてくれるのか。試合は開始早々から大変な事に…

■ バイエルン 4-4-2

    ポドルスキー     マカーイ

           ファン・ボンメル

シュバインシュタイガー     サリハミジッチ

           ハーグリーブス

ラーム  ルッシオ    ヴァン・ヴイデン  サニョール

              カーン
【交代】
・ポドルスキー → ピサロ   ('69)
・サニョール → ゲルリッツ   ('85)
・シュバインシュタイガー → デミチェリス   ('87)

 ポドルスキー→ピサロは1stlegと変わらない采配。何故ピサロはスタメンにならないのか。
 後半途中、ファン・ボンメルが退場になり、守備固めにデミチェリスを投入。
 サニョールとゲルリッツは時間稼ぎ。

【得点者】
マカーイ('1) ルッシオ ('66)

【警告・退場】
ポドルスキー(b) ファン・ボンメル(b/s)



■ レアル・マドリー 4-3-1-2

    ラウール   ファン・ニステルローイ

         イグアイン

ガゴ     ディアッラ     エメルソン

ロベルト・カルロス エルゲラ セルヒオ・ラモス トーレス

             カシージャス
(フォーメーション表記したが自信なし、エメルソン・イグアイン・ラウールのポジションが良くつかめなかった)

【交代】
・エメルソン → グティ   ('32)
・イグアイン → カッサーノ   ('46)
・ガゴ → ロビーニョ   ('75)

 前半途中でエメルソン→グティ。ガゴ・ディアッラのWボランチに2列目にイグアインとグティ。
 後半開始ともに切れのなかったイグアインに代えてカッサーノに託すも大きな効果はなし。
 最後はなりふり構わずロビーニョを投入するももはや打つ手なしの状態。
 レジェスやベッカムがいれば…レアルファンよりもカペッロがそう嘆いていたかも。

【得点者】
ファン・ニステルローイ ('83)(PK)

【警告・退場】
セルヒオ・ラモス(b) グティ(b) ディアッラ(b/s)



 何度も書いて恐縮だが斜陽の2チームの試合。共に名門・常連ながら国内リーグの優勝が難しくなりつつあるだけにCLに照準を合わせざるを得ない状況なのも面白い。
 特にレアル・マドリーはこの大一番の後にクラシコを控えているだけに、カペッロの去就にも注目が集まる。彼の監督人生初の更迭があるのか?暗い、と思われそうだがその辺も注目の1戦だった。

 前半。
 開始11秒と言う、CL新記録で得点を奪ったのはバイエルンのマカーイだった。
 レアルボールでキックオフ後、ロベカルのトラップミスをサリハミジッチがスティールして猛然とレアル陣内へ。併走していたマカーイにラストパスし、フリーになっていたマカーイが落ち着いてレアルゴールへ!!いきなりの先制点にミュンヘン・フースバルシュタディオンが大沸騰!!カペッロがトリボーテの守備的布陣で臨んだゲームプランは僅か11秒で修正を余儀なくされる。
 その後試合が落ち着きつつあったが、レアルは先制されたショックか落ち着きを欠き、その後もカウンターでマカーイやポドルスキーがカシージャスと1対1になるシーンがあったが、シュートが甘かったのとカシージャスが何とかセーブし前半はそれ以上の失点を許さなかった。
 レアルは、トリボーテで望んだ為中盤からのボールのつなぎのリズムが悪く、ガゴが出しどころにあぐねたパスを悉くバイエルン側がカットしていた。カペッロの指示だろうが、両サイドバックも失点を恐れてか攻め上がりを自重し、カゴとのパスの出しどころに窮し、ラウールが何度も自陣まで戻ってきたおかげで、バイエルンは失点の脅威から更に遠ざかることに成功した感の前半だった。
 バイエルンは先制後、実質リードの状態になり無理な仕掛けは自重するも、カウンターの道筋はしっかり確保し隙あらば更に追加点を狙う構えだった。

 後半。
 クディ加入後、攻撃にリズムが出てきているが後一歩が足りないレアル。そんな中、バイエルンの攻撃でペナルティエリア内レアルのCB(エルゲラ?)が手にボールが当り明らかにハンドだったが、主審は笛を吹かずにCKの判定。しかしそのCKをルッシオがまたしても頭で合わせてバイエルンが2点目をゲット!!これで実質レアルに引導を渡した。
 失うものが無くなったカペッロはロビーニョを投入して、更に攻撃の活性化を図るが、バイエルンのしたたかな試合運びに0点のまま時間が刻々と過ぎていく。
 そんな中、投入したロビーニョがPKを獲得。このプレーがPKに値するかどうかは微妙だが、先ほどのハンドの判定を流した分の"おあいこ"判定だろうか?
 PKの時に、キッカーが蹴る前にエリア内に入った入らないで、ファン・ボンメルとディアッラが口論に。2人ともその前にプレーでイエローをもらっており、ここで2人とも2枚目のイエロー提示で退場。ファン・ボンメルの次節出場停止は痛いがここは時間稼ぎのパフォーマンスだったか?
 PKはここぞと言うときにPKを外すと評判のファン・ニステルローイが落ち着いて決めて1点差。このときの残りが10分少々。
 ここで老獪な海千山千のヒッツフェルトは、バイエルンはデミチェリス・ゲルリッツを投入して巧みに時間稼ぎを行いついに時間切れ。バイエルンが2-1でAGG3-2でベスト8進出を決めた。
 しかし、正直サッカーの内容としては、それ程見るべき内容があると言うわけでもなく、やはり斜陽の2チームらしい試合展開であった…


 尚、ヒッツフェルトはこの半年だけの暫定政権であるところを改めて強調。今年の夏で監督を辞することを改めて強調している。
 後任候補として、マテウス(現ザルツブルグ監督)、クロップ(現アーヘン監督)、クリンスマン(元ドイツ代表監督)、フェラー(元ドイツ代表・元ローマ監督)、ブッフバルト(元浦和レッズ監督)や果てはモウリーニョの名前まで挙がるような非常に多くの候補がリストをにぎわしているが、どれも現実味に欠けているの言うのが現状だそうだ。バイエルン首脳陣は、リーダーシップのある若い監督を希望しているようだが、クリンスマンは代表時代にバイエルン首脳と悉く反目しあった仲であり、このオファーを受ける可能性は今年インテルが゛優勝を逃す可能性よりも低いだろう。
 また、"現実路線への転換"を名目に大枚をはたいて補強をした今シーズンの結果がこれと言う、散々なカペッロも更迭も秒読み段階だ。カペッロも更迭については「会長に任せる」のひと言にとどめており、クラシコでも敗戦すればいよいよ更迭の可能性が高まるだろう。ただ、バルサもCL敗退を余儀なくされており、クラシコには高いモチベーションで望んでくるかもしれない。勝つことは容易なざる事に違いは無い。これまでカペッロを擁護していたレアル首脳がどのような行動を取るか。この1週間が見ものである。
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by R-130 | 2007-03-09 22:29 | ∟UEFA CL 06-07
2007年 03月 09日
サッカー:絶叫の後半戦!! UEFAチャンピオンズリーグBest16 2ndleg
 UEFAチャンピオンズリーグ 1/16Final 2ndleg。
 1stlegが全試合僅差だったため、どの試合も目が離せない好ゲームになったがどうやら試合のドラマは後半に訪れた試合が多かったようだ。

○ バイエルン 2 --- 1 レアル・マドリー ●
AGG 4-4 だが、アウェーゴールでバイエルンがベスト8進出

 1stlegの終了間際のファン・ボンメルのゴールが予想以上に利いたバイエルンの結果だった。
 いきなりのサプライズは開始5秒から。
 マドリーボールで始まり、ロベカルのトラップミスをサリハミジッチがかっさらい、縦に走り抜けるマカーイと並走しながら右サイドを突破。開始早々でマークの受け渡し云々も決まらないままに、エルゲラがマカーイを捕まえきれずに、ゴール前でフリーに。サリハミジッチ→マカーイでゴール!!その間開始から僅か11秒!!ミュンヘンのフースバル・スタジアム(今はもうアリアンツ・アレナって言わないんですか?)が大沸騰。この時点でAGG3-3ながらアウェーゴールでバイエルンがリードする。
 ガゴ・エメルソン・ディアッラのトリボーテで失点を防ごうとするカペッロのゲームプランは早くも白紙にしなければならなくなり、エメルソンに代えてグティを投入し、幾分リズムを取り戻すもバイエルンゴールを割るには至らない。
 後半、イグアインに代えてカッサーノを投入するもゲームを支配するには至らず、逆にコーナーキックからルッシオに決められて2-0に点差を広げられる始末。最後はガゴ→ロビーニョへの変更もニステルのPKで1点を返すのが精一杯でタイムアップ。
 レアル・マドリー最悪の16強で姿を消す展開となった。


○ ACミラン 1 --- 0 セルティック ●
AGG 1-0 でACミランがベスト8進出

 日本人ファンが注目した1戦、ACミランvsセルティックの試合は延長戦までもつれ込むも1-0でミランが競り勝ち、常連の面目を保った。
 この日もミランは中盤を厚くする4-3-2-1のシステムで望み、1トップのインザーギはこれまた殆ど見せ場らしい見せ場を作れなかったが、3センターハーフが中盤を掌握し、カカとセードルフがチャンスメイクだけでなくフィニィッシュに絡む活躍を見せる。しかしミランの怒涛の攻撃は、マクマナスの壁やボルツのファインセーブに阻まれ、なかなか1点が奪えない。
 セルティックは、1stleg以上に攻めあぐね、左手小指骨折の中村も、因果関係はともかくとして動きに全く精彩を欠いていた。ミランの弱点であるDFラインを、中村もマクギーティも揺さぶることが出来ず、ガットゥーゾ・アンブロジーニのフォローも素晴らしく、殆どチャンスらしいチャンスが作れなかった。
 延長にも連れ込んだ、延長前半3分。レノンのミスをカカが逃さずボールを奪い、そのまま50メートルドリブルで独走。そのスピードとタッチ数の多いやわらかいドリブルに、ディフェンスに入ったマクマナスも飛び込めず、ファーサイドのシュートコースを消すのと切り替えして右足で打たれるのをケアするので精一杯。その隙に更にカカはドリブルスピードを上げてペナルティエリア内に侵入。ボルツが飛び出したところをカカはボルツの股間を抜くシュートでついに183分目にして初のゴーが生まれた。やはり1点がものをいう世界になると、個人技の差がもろに出るのがよくわかる展開だった。
 延長後半、ストラカン監督はきれの無い中村を下げてミラーを投入し、パワープレーに出るも及ばず。八百屋が日本人だから言うのかもしれないが、ここは中村は下げずに中盤を1枚削ってでもFW3枚入れて、パワープレー+FKのチャンスに賭けて欲しかった。まかり間違って1点でも入ればアウェーゴールで(延長戦でもアウェーゴールが有効になるとは知りませんでした…)勝ちあがれるだけに、その可能性を放棄して欲しくなかった。
 いずれにしろ、セルティックはベスト16で敗退。セルティックの新しい歴史に、中村俊輔が貢献したのは間違いなく、またこのようなビッグコンペティションに日本人が出場したのも中村俊輔が初めてである。セルティックも、日本人選手も、これからはこのラインが今後の指標となるだろう。


△ アーセナル 1 --- 1 PSV △
AGG 2-1 でPSVがベスト8進出

 アーセナルはやってしまった。
 怪我人に苦しみ、ジウベルト・シウバがCB、デニウソンをDMFの抜擢する急造システムでもゲームを支配しながら、またしても点が取れ無いという展開が続く。
 PSVも必死に守って数少ないチャンスに賭けるもこれはアーセナルDF陣がしっかり跳ね返しスコアレスの展開で試合が進んでいく中、PSVはアレックスの痛恨のオウンゴールでアーセナルに先制点を献上。AGG同点で、アウェーゴールも無いので全くの同点となった。
 しかし、残り10分のところでPSVはアーセナル陣内の左サイドの深いところでFKを得て、そのFKにものすごい高い打点でアレックスが合わせて同点に!!脅威のアウェーゴールをゲットに成功。アーセナルはこれをひっくり返すには後10分で2点が必要となりこれで戦意喪失。そのまま1-1でタイムアップし、バルセロナに続き昨年のファイナリストは今年はベスト16で姿を消すと言う大波乱となった。
 ちなみに、この試合の前得点(内1点はオウンゴール)を叩き出したPSVのCBのアレックス。チェルシーからのレンタルって知ってました?来期は変に補強するより彼を呼び戻す方がよっぽどためになると思うのは八百屋だけだろうか?やや、攻撃的なきらいがあるのはモウリーニョ好みではないのかな?


○ マンチェスター・ユナイテッド 1 --- 0 リール ●
AGG 2-0 でマンチェスター・ユナイテッドがベスト8進出

 マンUvsリールの試合は八百屋は見ていないので明言を避けたいが、今期CL最後の舞台となるラーションがグッバイゴールでリールを1-0で下し、AGG2-0でベスト8進出を決めた。
 しかし、マンUはここに来て怪我人続出。この試合予想通りLSBで出場したシルベストルが肩の脱臼、サハがハムストリング、スールシャールは膝、フレッチャーは足首の故障。そしてラーションは予定通り2/12でヘルシンボリに帰還し、いよいよシーズン前半で八百屋か指摘していたコマ不足が現実味を帯びてきた。特にスールシャールとフレッチャーは今期中の復帰が厳しい状況で、プレミアとCLの2足の草鞋を現有戦力でどうやりくりしていくかに注目が集まる。


 ベスト16を見終えて、一番驚いたのはPSVがアーセナルを沈めたことだろう。昨年のファイナリストがベスト16で、しかもPSV相手に涙をのむことになろうとは誰が予想しただろうか。と、言いつつ結構雑誌なんかではPSVにも充分勝機がある、と書かれてあって実際そのとおりの結果となった。
 アーセナルはアンリを始めとする怪我人にも苦しめられた。当のアンリも、2ndleg後半に出場もさしたる見せ場も作れずにまた別の箇所を怪我して離脱。アーセナルは今期無冠でシーズンを終えることになるだろう。
 バルセロナもまさかのベスト16敗退。リバプールがシーズン後半に急激に調子を上げてきた、と言うのもあるが、残念ながら今年のバルセロナに去年のような強さが戻らなかったのが最大の敗退理由だろう。ホームで2失点と言うのも大きな敗退理由だ。同様にスペインのもう一つの雄であるレアル・マドリーも、ホームで2失点し結局敗退の憂き目にあっている。
 インテルのベスト16敗退も驚くべき事象だろう。このチームもやはりホームでの2失点が最後まで響いた。世界選抜とも言える陣容でセリエAを席巻しているインテルも、CLと言う特殊な舞台で結果を残すのにはまだ時間を要するということか。しかしこのメンバーでベスト16で敗退してしまうのも、信じられないと言う気がしてならないが…
 ちなみに、この試合の終わりに両軍も見合いの大乱闘に発展した事件で、バレンシア川ではブルディッソを殴って鼻を骨折させたダビド・ナバーロ、ブルディッソを蹴ったマルチェナ、インテル側では、ブルディッソ、コルドバ、マイコンが、そしてインテル・バレンシアの両チームに何らかの制裁がかけられることが決定された。ちなみに、ダビド・ナバーロは確か試合に出ていなかったはず。それなにのあの乱闘では一番目立っていたのだからいただけないとしか言いようがないだろう。
 何とも後味の悪い試合になってしまった。

 
 UEFAチャンピオンズリーグ 1/16Final 2ndleg。
 1stlegが全試合僅差だったため、どの試合も目が離せない好ゲームになったがどうやら試合のドラマは後半に訪れた試合が多かったようだ。

○ バイエルン 2 --- 1 レアル・マドリー ●
AGG 4-4 だが、アウェーゴールでバイエルンがベスト8進出

 1stlegの終了間際のファン・ボンメルのゴールが予想以上に利いたバイエルンの結果だった。
 いきなりのサプライズは開始5秒から。
 マドリーボールで始まり、ロベカルのトラップミスをサリハミジッチがかっさらい、縦に走り抜けるマカーイと並走しながら右サイドを突破。開始早々でマークの受け渡し云々も決まらないままに、エルゲラがマカーイを捕まえきれずに、ゴール前でフリーに。サリハミジッチ→マカーイでゴール!!その間開始から僅か11秒!!ミュンヘンのフースバル・スタジアム(今はもうアリアンツ・アレナって言わないんですか?)が大沸騰。この時点でAGG3-3ながらアウェーゴールでバイエルンがリードする。
 ガゴ・エメルソン・ディアッラのトリボーテで失点を防ごうとするカペッロのゲームプランは早くも白紙にしなければならなくなり、
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by R-130 | 2007-03-09 19:38 | ∟UEFA CL 06-07