2007年 10月 18日
F1:第16戦 中国GP決勝 まさか、まさかの展開に…
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■ 決勝
Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 K・ライコネン フェラーリ 1:37:58.395
2 F・アロンソ マクラーレン + 9.800
3 F・マッサ フェラーリ + 45.800
4 S・ヴェッテル トロロッソ + 53.500
5 J・バトン ホンダ + 1:08.600
6 V・リウッツィ トロロッソ + 1:13.600
7 N・ハイドフェルド BMW + 1:14.200
8 D・クルサード レッドブル + 1:20.700
9 H・コヴァライネン ルノー + 1:21.100
10 M・ウェーバー レッドブル + 1:24.600
11 G・フィジケラ ルノー + 1:26.600
12 A・ブルツ ウィリアムズ + 1 laps
13 J・トゥルーリ トヨタ + 1 laps
14 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
15 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
16 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 2 laps
17 山本 左近 スパイカー + 3 laps
Did not finish
18 R・クビサ BMW + 23 laps
19 L・ハミルトン マクラーレン + 26 laps
20 R・シューマッハ トヨタ + 31 laps
21 A・スーティル スパイカー + 32 laps
22 A・デビッドソン スーパー アグリ + 45 laps

今更、と言う気もしますが中国GPの決勝だけ更新させてください…
リアルタイムで見られるはずもなく、深夜のリピートを当てに帰宅したのが夜11時…
結構疲れていたんですが、まず間違いなく(ワールドチャンピオンがハミルトンに)決まるだろう、いや決まっているだろうと思って、頑張って見ることにしました。

現地映像は…おおっ、雨だ!!これは何か番狂わせがあるかも…と多少期待しながら頑張ってみていたんですが…
周回が進む毎にハミルトンが徐々に2位ライコネンを突き放し始め、ここでこりゃ駄目だ、と脳が判断するや否や怒涛の睡魔が…
この後は、しばし記憶がありません。

…………zzz


っと。と、ふと気がついたら、CS解説陣にわかに騒がしいことに。
なんだろうと思ってみていると、天候がドライに傾き始めてライコネンが猛追!!自分の意識が途切れる前は6秒以上あったライコネンとの差が、なくなろうとしていた瞬間でした。
何が起きたのか自身も状況が把握できない内に、電光石火の早業でライコネンがハミルトンをパス!!!!!!

すげーっっっw(*゜o゜*)w

これはこれで狂喜乱舞のシーンだったんですが…
ふと冷静になれば、彼は3ポイントを取ればチャンピオンが決定する立場。

これごときでは番狂わせは起きない…
そう思った矢先に…今年のグランプリ神様は、とんでもない所でいたずらを仕掛けてくれました。
タイヤがズルズルになりピットロードに向かうハミルトン、ピットロードに向かう大廻の左コーナーをまさか曲がりきれずにグラベルを直進…
っとここまではよくある話。スパでもコースアウトしながら無傷で戻ってくる強運の持ち主ハミルトン。ちょこっとタイムロスをしたかに思われました…が…

なんとそのまま止まってしまったではないですか!!
そうです、止まった場所が悪かった。止まった場所のグラベルが盛り上がっていて、アンダートレイを持ち上げるようになってしまい、いくらアクセル吹かしてもタイヤが空転するばかり…

ハミルトンやロン・デニスが
「車を押せ押せ!!」
と苛立ちの表情でジェスチャーを送りますが、消極的な中国人マーシャルは必死で車を押そうともせず(この辺状況を知っているマーシャルなら是が非でも押したでしょうが)ハミルトンのリタイアが確定!!とんでもないことがおこってしまいました。

ライコネンは、スタートからハミルトンより重い燃料を積んでいたにもかかわらず冷静にレースを組み立てて、今季5勝目一番乗り!!中盤以降、アロンソもライコネンを追いかけるアクションを見せましたが、届かないことを悟ると次戦も同一エンジンで戦わなければならないアロンソはクルージングに切り替えて2位確保へ。

レースはそのまま終了し、完璧な走りを見せつけたライコネンが優勝!!2位アロンソが8点。ハミルトンはまさかのノーポイントで、最終戦ブラジルGPまでタイトル争いはもつれることになりました。
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大躍進は、STR!!ウェットコンディションと言う紛れもありましたが、それでも本家を凌いでヴェッテル4位、リウッツィ6位と大健闘。何でも本家と同じパーツが使えるようになったらしいと言う情報も有りますが、ウエットならBMWよりも速いなんて素敵じゃないですか!!


 さて、ここに来て来期のシートの情報も入ってきました。

■ ヴルツ、今年限りでの引退を発表
 荒れたレースでこそポイントを拾っていますが、それ以外は大型ルーキーのニコの影も踏めないレースが多く、自身の限界を感じたのかもしれません。ただ、さすが学卒のインテリドライバーと言うこともあってかテストドライバーでは非常に評価の高いヴルツ。来期以降はマシンの開発でF1に携わっていくのかもしれません。
 そして、これに続く発表で驚いたのが、最終戦は、そのヴルツの替わりに中嶋一貴がウイリアムズからF1デビューするそうです。恐れ入りました。ニコと比較されるのは辛いと思いますが、可能性を感じさせる走りをアピールしてもらいたいものです。当然ですが、中嶋一貴も2世ドライバー・来期は2世ドライバーの数が更に増えるかも…

■ TOYOTAラルフを見限る
 別に驚きもしない情報ですね。ラルフファンには申し訳ないですが…
 昨年あたりで首を切られてもおかしくなかっだけに、TOYOTA首脳はよく最後までラルフを我慢して使ったと思います。
 ラルフ本人はF1への残留に自身を覗かせていますが…周囲の評価は恐ろしく低くなっていることが容易に予想されるだけに、ただ同然のサラリーを覚悟しないとF1残留は厳しいでしょう。

■ マッサは契約を延長
 2010年まで、フェラーリとの契約を延長しました。
 とは言え、予想通り最後はライコネンとの差が浮き彫りになってしまいましたね。
 彼に求められるのは、どのサーキットでもコンスタントに成績を残す実力。
 今年は浮き沈みが激しく、駄目なサーキットではまったく期待できない仕上がりだっただけに、このムラをなくさないとチャンピオンシップの獲得は難しいかと思います。

■ フィジケラは来期残れるかどうかの正念場
 噂にあがっているアロンソのルノー復帰のあおりを受けて、フィジケラのシート喪失の危機が迫っています。そうでなくとも、ネルソン・ピケJr.の存在もあり、今季後半はコヴァライネンが実力を見せつけたこともあってか、フィジケラがルノーに残れる可能性は極めて低くなったというのがどのメディアでも報じられています。
 フィジケラは最終戦で、チームメイトを凌駕するだけでなく出来る限り多くのポイントを稼がないと、残留は厳しいでしょう。

■ 空いたTOYOTAのシートに座るのは…
 トゥルーリが、"死に物狂いでアロンソを獲れ"なんてTOYOTA首脳に進言したそうですが、どれだけ札束積んでもアロンソはTOYOTAには来ないでしょう。こんな可能性を感じないチームに来るほどバカじゃあないと思います。
 現実路線では、スーティルやGPチャンピオンのグロッソの可能性が大きいんじゃないでしょうか。スーティルは一度否定されましたが、実力としてはなかなか高いと思います。中嶋一貴は…厳しいでしょうね。マーケティングを考える前に、マシンのポテンシャルを真剣に考えるべきでしょう。

■ ニコがマクラーレンへ…
 アロンソが抜けたときに限り、と言う条件付ですが、その可能性も報じられています。
 もともとハミルトンの存在がなければ、ニコがマクラーレンに収まっていた可能性があっただけに、この噂は全くのデタラメでは無いと思います。絶対売らない、とフランク・ウイリアムズは豪語していますが、過去の例から考えても大金がテーブルに用意されればあっさり放出しそうなので、アロンソの動きに注目です。
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by R-130 | 2007-10-18 14:03 | ∟F1 2007 Final


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