2007年 06月 08日
サッカー:ユーロ08予選、6/2と6/6の結果
 以前に比べて番狂わせが減少し、順当な結果に収まった感のある今回の予選。
 早速グループごとに結果を見ていきたい。

■ グループA

6月2日(土) フィンランド 0 - 2 セルビア
6月2日(土) カザフスタン 1 - 2 アルメニア
6月2日(土) アゼルバイジャン 1 - 3 ポーランド
6月2日(土) ベルギー 1 - 2 ポルトガル

6月6日(水) フィンランド 2 - 0 ベルギー
6月6日(水) カザフスタン 1 - 1 アゼルバイジャン
6月6日(水) アルメニア 1 - 0 ポーランド


 ベルギーが連敗して、予選突破が絶望。前半の驚きフィンランドも、ホームセルビア戦で敗れて一歩後退。そして最大の波乱は、6/6に行われたアルメニア-ポーランド戦。アウェーとは言え、まさかの格下に足元をすくわれ勝ち点を上積みできなかった。
 ポーランドが勝ち点19で首位、2位以下は勝ち点14でセルビア・ポルトガル・フィンランドと続くが、ポーランドは9試合消化と上位では消化が一番多く、セルビア・ポルトガルは7試合。フィンランドは8試合消化。


■ グループB

6月2日(土) フェロー諸島 1 - 2 イタリア
6月2日(土) リトアニア 1 - 0 グルジア
6月2日(土) フランス 2 - 0 ウクライナ

6月6日(水) フランス 1 - 0 グルジア
6月6日(水) リトアニア 0 - 2 イタリア
6月6日(水) フェロー諸島 0 - 2 スコットランド


 イタリア・フランスが順当に2勝し、スコットランドが1試合しかなかったのでついにフランスが首位、2位にイタリアが躍り出た。イタリアは、サンプで爆発したクアリアレッラの2発で完勝、前回のフェロー諸島戦の不完全燃焼を払拭した。6/2のグループBの注目カード、フランス-ウクライナにフランスが勝利してウクライナは2敗目。但し、上位陣より消化試合が1試合少ないのでまだチャンスあり。
 順位は勝ち点18でフランス。以下、勝ち点16でイタリア、勝ち点15でスコットランド、勝ち点12でウクライナ。数字上ではスコットランドにもまだ充分可能性がある。次回の9/8と9/12でフランスは、イタリア・スコットランドと当たるため、この展開如何では混戦・もしくは勝ちぬけが決まるかもしれない。


■ グループC

6月2日(土) ギリシャ 2 - 0 ハンガリー
6月2日(土) ノルウェー 4 - 0 マルタ
6月2日(土) ボスニア・ヘルツェゴビナ 3 - 2 トルコ

6月6日(水) ボスニア・ヘルツェゴビナ 1 - 0 マルタ
6月6日(水) ノルウェー 4 - 0 ハンガリー
6月6日(水) ギリシャ 2 - 1 モルドバ

 ボスコニア・ヘルツェゴビナとノルウェーが連勝し、トルコが敗れたため、2位以下が混戦に。特にボスヘルとトルコの直接対決をボスヘルが制して混戦模様に。ギリシアは前節痛い1敗(vsトルコ戦)を喫したがその後は手堅く勝利し首位安泰。
 1位はギリシャで勝ち点18。2位が3チームで当該チーム同士の結果で、勝ち点13でボスニア・ヘルツェゴビナ、トルコ、ノルウェーの順。但し、トルコは消化が1試合少ない。


■ グループD

6月2日(土) ドイツ 6 - 0 サンマリノ
6月2日(土) ウェールズ 0 - 0 チェコ

6月6日(水) ドイツ 2 - 1 スロバキア


 ギグスが6/2のチェコ戦を最後に代表を引退。チェコはスコアレスドローの痛い引き分け。
 ドイツはしっかり2勝をマークして、首位固め。
 順位はドイツが勝ち点19。以下チェコが勝ち点14、アイルランドが勝ち点13。それより下はほぼノーチャンスに。


■ グループE

6月2日(土) エストニア 0 - 1 クロアチア
6月2日(土) ロシア 4 - 0 アンドラ
6月2日(土) マケドニア 1 - 2 イスラエル

6月6日(水) アンドラ 0 - 2 イスラエル
6月6日(水) クロアチア 0 - 0 ロシア
6月6日(水) エストニア 0 - 3 イングランド


  注目のクロアチア-ロシアは申し合わせたかのようなスコアレスドローに終わり、その他の試合は4強が波乱なく勝利を収め、混戦の状況は変わっていない。イングランド代表は、オーウェン、ベッカムが復帰。ベッカムは6/2のブラジルとの親善試合も加味すれば3アシスト。怪我から復帰のオーウェンも格下エストニア相手ではあったが1ゴールと、低迷する代表の光明になったようだ。しかし、彼ら2人は明らかにベテランの域の選手であり、これが代表にとって大きな前進とは言えないはず。平たく言えばエリクソン体勢に戻っただけの話で、ランパードとジェラードの共存問題も棚上げのままである。
 イングランドは9月のホームでのイスラエルとロシア戦で正念場を迎える。彼らにEURO予選突破の筋書きは出来上がっているのだろうか。
 順位は首位勝ち点17。2位は同じく勝ち点17でイスラエル。3位勝ち点15でロシア。4位勝ち点14でイングランド。但し、イスラエルは他の3チームより消化が1試合多い。


■ グループF

6月2日(土) デンマーク 3 - 3(中断) スウェーデン
6月2日(土) ラトビア 0 - 2 スペイン
6月2日(土) アイスランド 1 - 1 リヒテンシュタイン

6月6日(水) リヒテンシュタイン 0 - 2 スペイン
6月6日(水) スウェーデン 5 - 0 アイスランド
6月6日(水) ラトビア 0 - 2 デンマーク

 
 この予選で大きなトピックスとして取り上げられた6/2のスカンジナビアダービー。
 スウェーデンが前半の序盤で3点を取って勝負を決めたかに見えたが、ここからデンマークが怒涛の反撃。3点を取り返して試合が終わるかと思われた89分に、デンマークのMFポウルセンのファールが一発レッドでスウェーデンのPKの判定。
 これに観客の1名が切れて審判に殴りかかって(ちなみにこの審判は今年のCL決勝を主審で裁いたファンデル氏)試合が中段。現状試合はUEFA預かりとなり、裁定待ちの状態だ。ただ、デンマークに厳しい裁定が下ることは間違いないだろうし、今予選の突破は絶望的とも言えるだろう。
 スペインは格下ながらアウェー連戦を連勝で飾り2位浮上。ユーロ予選最大の驚きと言われている、躍進著しい北アイルランドはこの2日間は試合が無かった。
 順位は1位が勝ち点15でスウェーデン、2位も勝ち点同じく15のスペイン。3位に勝ち点13の北アイルランド。4位が勝ち点10でデンマークだ。但し、スペインは7試合消化、スウェーデンと北アイルランドは6試合消化、デンマークは5試合消化に留まっている。が、スウェーデンは中断試合の勝利が濃厚で更に勝ち点3を上積みし、前述の通りデンマークの通過は現実的に厳しいだろう。北アイルランドに奇跡があるのかが焦点になりそうだ。


■ グループG

6月2日(土) アルバニア 2 - 0 ルクセンブルク
6月2日(土) ベラルーシ 0 - 2 ブルガリア
6月2日(土) スロベニア 1 - 2 ルーマニア

6月6日(水) ルクセンブルク 0 - 3 アルバニア
6月6日(水) ブルガリア 2 - 1 ベラルーシ
6月6日(水) ルーマニア 2 - 0 スロベニア


 オランダに試合がなく、その間にブルガリアとルーマニアがしっかり勝ち点6を稼ぎ、この上位3チームの争いとなってきた。
 この中で一番面白い試合をしているのがルーマニア、一番つまらない試合をしているのがオランダと言うのが専らの評価である。
 3チームともまだ負けがなく、今後も混戦が予想されるが、選手層や地力を考えればオランダが一歩抜けており、ポイントは次節のオランダ-ブルガリア、10/13のルーマニア-オランダ戦になりそうだ。
 順位は首位が勝ち点17でルーマニア。次いで勝ち点15のブルガリア、それに勝ち点14のオランダが続く。オランダは上位2チームより消化が1試合少ない。



 今節は波乱らしい波乱もなく順当に決まった試合が多かった。
 今後の見所は、

・グループAの2位争い(首位ポーランドも脱落の可能性はあり)
・グループBのイタリア・フランスの2強だが、喰いついているスコットランドが残れるかどうか
・グループCの2位争い(この面子だと首位のギリシャは通過が固そう)
・グループDの2位争い(ドイツの首位はほぼ鉄板)
・グループEはイングランドがユーロ本選に出られるかどうか(これは結構スリリング!!)
・グループFはもたつくスペインを、北アイルランドが蹴落とせるかどうか(スウェーデンは固そう)
・グループGは、オランダ・ルーマニア・ブルガリアの3チームによる椅子取りゲーム

 になりそうだ。
 次節は、ヨーロッパのサッカー開幕時期にカードが組まれているので、波乱の可能性もある。期待して待ちたい。
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by R-130 | 2007-06-08 00:02 | ∟UEFA Euro 2008


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