2007年 05月 14日
F1:第4戦スペインGP決勝 SuperAguri琢磨がついにポイントを獲得
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Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time
1 F・マッサ フェラーリ 1:31:36.230
2 L・ハミルトン マクラーレン + 6.670
3 F・アロンソ マクラーレン + 17.456
4 R・クビサ BMW + 31.615
5 D・クルサード レッドブル + 58.331
6 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 59.538
7 H・コヴァライネン ルノー + 62.128
8 佐藤 琢磨 スーパー アグリ + 1 laps
9 G・フィジケラ ルノー + 1 laps
10 R・バリチェロ ホンダ + 1 laps
11 A・デビッドソン スーパー アグリ + 1 laps
12 J・バトン ホンダ + 1 laps
13 A・スーティル スパイカー + 2 laps
14 C・アルバース スパイカー + 2 laps
Did not finish
15 N・ハイドフェルド BMW + 18 laps
16 R・シューマッハ トヨタ + 20 laps
17 V・リウッツィ トロロッソ + 46 laps
18 S・スピード トロロッソ + 55 laps
19 K・ライコネン フェラーリ + 56 laps
20 J・トゥルーリ トヨタ + 57 laps
21 M・ウェーバー レッドブル + 58 laps
22 A・ブルツ ウィリアムズ + 64 laps
(文中のタイムや写真はF1-Live.com及びGPUpdate.netを参照)

 色々と書き所の多いグランプリになった、第4戦スペインGP。
 早速スタートから振り返りたい。

 スタート前に、6番手のTOYOTAのトゥルーリがエンジンストールでピットスタートに。1周減算の65周でレースが行われることに。

 スタート。
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 この3戦なかなかスタートの良いマクラーレン勢。4位ハミルトンは3位ライコネンをあっさり喰って3番手。P.P.のマッサはアウトから並びかけるアロンソを1コーナーで弾き飛ばす!!
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 マッサに押し出されたアロンソは無理矢理被せるようにコースに復帰。BMWの2台が止まってくれたから大惨事にならなかったが、アロンソのドライビングは非常に危険だった。如何に母国グランプで何としてでも、と言うのはあるだろうがあれはペナルティものだろう。
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 唖然としたのは9周目。ライコネンがトラブルでストップ。ハイドロ系?電気系?まだサイトに情報は上がってきていないのでなんともいえないが、まさかここでノーポイントで終わるとは誰が思っただろうか。
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 ライコネンもフラストレーションがたまっているだろう。予選のタイムではまだ若干マッサが速い、と言うのもある。そして、去年まで在籍していたポコポコ壊れていたマクラーレンが今年はノートラブル。去年殆ど壊れなかったフェラーリに今年はマイナートラブルが多い…ライコネンが乗り切れていないと言うのもあるとは思うがまさかマシントラブルでノーポイントに終わろうとは…
 ライコネンの試練は続く。
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 散々な日本のメーカーワークス。
 HONDA勢は同士討ち。22周、バトンがタイヤ交換後の1コーナーでチームメイトのバリチェロと接触してバトンがノーズを破損。踏んだり蹴ったり。
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 本日はBMWにも不運が。
 3戦連続4位と安定した成績のハイドフェルド。ピットストップでアクシデント。
 左フロントタイヤをクルーが締めている途中でロリポップマンがロリポップを上げてしまい、ハイドフェルドスタート!!ナットがTOYOTAのクルーのところに転がる。
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 「おいおい、ナットが外れたままだぜ」
手を振るトヨタクルーを無視してコースに出て行くハイドフェルド。1周を超スロー走行を強いられて何とかピットに戻りタイヤを締めなおすも結局リタイアに終わる。

 最後にはドラマが待っていた!!
 変則3ストップ作戦に切り替えたフィジケラ。これで琢磨が8位に上がれるチャンスが巡ってきたのだ!!
 フィジケラが2ストップを終えた時点で、琢磨との差は8秒。それが1周1秒近く差を広げて3ストップ前にはその差を22秒にまで広げる。
 運命の3ストップ目。
 もちろんスプラッシュアンドゴー。
 ロスタイムを考えてタイヤ交換は無し。
 CS解説陣は4秒くらいでピットが終わるだろうと予測。
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 ピットに滑り込むフィジケラ。給油のみ。
 2秒…3秒…4秒…
 リグを抜くのにちょっとひっかかり、4秒9。

 琢磨はどの辺を走っているのか。
 ホームストレートの映像に切り替わる。
 …まだ来ない。
 …まだ来ない。
 …まだ来ない、ってえ゛え゛ーっ、フィジケラが先に画面に映ったぞ!!
 お゛お゛お゛お゛お゛ーっ、来た来た来たあーっっ!!琢磨来たぁぁぁッ!!
 がんばれーっ!!HONDAエンジン、このときだけは2万回転位回ってくれエーッ!!(それはレギュレーション違反です)
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 抑えたぁ!!琢磨抑えた!!いやーすごいっ。昨年まで(最終戦を除く)ダントツビリだったチームとは思えない。ストレートスピードもSuperAguri伸びているんですよね。本当にいいマシンです。何てったって昨年のチャンピオンチーム相手に競り勝ったわけですから!!
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 残り6周をしっかり抑えて、SuperAguri8位で待望の初ポイントゲット!!
 いやぁ、琢磨おめでとう。
 亜久里代表おめでとう!!腸ねん転で緊急入院して心配されたけど、いやいや良かった良かった。顔色は相変わらず浅黒いからよくわからないんだけど…いやいやホントおめでとうございますm(__)m
 最後、3速を失って満身創痍で走行していたデビクルに、ロスベルグが猛チャージを仕掛けるも、何とか1秒2の差を残して5位フィニィッシュ。相変わらずしぶい走りである。
 ヨーロッパラウンドの開幕戦は思った以上に荒れて完走14台、リタイア8台の結果だった。

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 プレカンの様子。マッサとハミルトンがニコニコなのにアロンソの表情は終始強張りっぱなし。ポディウムの時もマッサとハミルトンはニコニコ会話していたが、アロンソはひと言も会話をしていなかった…まあ結果を見れば当然といえば当然か。因みに、レース終了後、一番汗をかいていなかったのはハミルトン。これも何気にすごい。
 アロンソにしてみれば、スタートでマッサに押し出され、第2スティントのハードタイヤギャンブルも外れて踏んだり蹴ったり。そして、気になるのはレースでの安定感は既にハミルトンが上なんじゃないかって思うくらい、ハミルトンはレース巧者。何でも昨日のインタビューで、

「アロンソとのタイム差は燃料搭載量の差、そのものだよ」

なんて言っちゃったもんだからさあ大変。ハミルトン、本気でアロンソを喰おうとしているのかも…恐ろしい新人である。


 色々と見所の多かったスペインGPだが、やはりコース上でのバトルが少ないのが物足りない。それさえ増えれば本当に楽しくて仕方が無いグランプリシーズンだと思うのだが…
 モナコはオーバーテイクは期待できないけど、その分予選からの総力戦に期待したい。


 余談だけど…
 浜ちゃんって、何か幸運をもたらす力でもあるんかね?たまたまなんだろうけど…
 あと、これはあくまで憶測なんだけど…
 地上波の解説のマッチはCS放送の解説をそのままパクっている、ような気がする。
 現地にいるから放送を聴くことは出来ないだろうけど…今宮氏や川合氏から色々教えてもらってるんだろうなぁ… 
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by R-130 | 2007-05-14 00:42 | ∟F1 2007 Final


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