2007年 04月 04日
【速報】:UEFAチャンピオンズリーグ ベスト8 1stleg
注:4日早朝のチャンピオンズリーグの結果を載せています。結果を知りたくない方はこのエントリーを読み進まないでください。結果を知っても良いと言う方は「続きはこちら」をクリックしてください。
 宜しくお願いしますm(__)m
 



 何だかビミョーに忙しくて展望も書けないままにベスト8当日を迎えてしまった…
 まあ、ベスト16で応援&注目していたチームが全て消えるという事態もあり、あまりテンションが上がらなかったということもありましたが…(^^ゞ
 いやいや、しかし、見たらやっぱり盛り上がってしまうのがCL。早速簡単に振り返りたい。


● PSV 0 --- 3 リバプール ○
【得点者】 ジェラード リーセ クラウチ

 第1戦はPSVホームでの1戦。
 ホームPSVは国内リーグで失速。アヤックスに猛然と追い上げられ、優勝に黄色信号が点滅中。怪我人も多く(特に攻撃陣)満足にオーダーも組めず、昨年のように優勝をほぼ手中にし余裕を持ってCLに臨めると言う状況とは明らかに異なり、今年はCLがかなり重荷になっているはずのPSV。
 かたやアウェーのリバプールはカップ戦は年始で早々に敗退し、国内リーグもほぼ4位以内を手中に収めるも2位以上には届かずCLに全神経を集中できる理想的な状態。
 このチーム状況の差がゲームにも大きく出てしまった。

 前半は、何とかチャンスを作りつつ、守りでも相変わらずゴメスのセーブで難を逃れていたPSVだったがそれも長くは続かなかった。
 フィナンの右サイドをえぐったクロス→PSVのDFラインが下がりすぎる→2列目から突っ込んできたジェラードのヘッドでリバプール先制。これでPSVも糸が切れてしまった。
 後半、ファルファンが下がってしまい、代わりにクライファートを投入するも、あまりパッとした見せ場が作れないPSVに対し、リバプールは効率よく攻撃を仕掛ける。
 PSV陣内でのパスミスをリーセがかっさらい、得意の左足で強烈ミドル!!アウトにかかったボールはゴメスから逃げるように左ネットに突き刺さり2点目。
 またしてもフィナンの右サイド深くからのクロスを、今度はクラウチが打点の高いヘッドで3点目。ベニテスはリーグ戦で好調だったクラウチを起用。それまでパッとしなかったがこの1点で存在感をアピール。
 後半途中、ファビオ・アウレリオがいきなり右足首を単独で負傷(アキレス腱?)。リバプール陣営に緊張が走るが、ゲームの内容がガラッと変わると言うこともなくこのまま0-3でタイムアップ。予想以上にリバプールが点を取りまくり、2ndlegを前にして勝負が決まってしまった感のある試合だった。



△ ACミラン 2 --- 2 バイエルン・ミュンヘン △
【得点者】 ピルロ('40) カカ(PK'84) ヴァン・ブイテン('78,'90+3)
【警告・退場】 ジラルディーノ(b) サリハミジッチ(b) ルシオ(b)
※ ジラルディーノがサスペンションで次節出場停止


■ ACミラン 4-3-2-1

         ジラルディーノ

     カカ           セードルフ

 アンブロジーニ  ピルロ  ガットゥーゾ

ヤンクロフスキ マルディーニ ネスタ オッド

             ジダ
【交代】
ジラルディーノ  →  インザーギ ('72)
セードルフ → グルギュフ ('85)
ヤンクロフスキ → カラーゼ ('87)

 失点をしない、と言うメッセージが強く感じられる4-3-2-1。
 3センターハーフの両サイドとSBが連携して相手のサイドアタックを潰す。
 また、ネスタとマルディーニが戻ってきたのは今後に向けた大きなプラス。ネスタは早く試合勘を取り戻したい。
 得点できるかどうかはジラルディーノの出来が鍵???


■ バイエルン・ミュンヘン 4-2-2-2

  ポドルスキー    マカーイ

シュバインシュタイガー サミハリジッチ

   ハーグリーブス  オットル

ラーム ヴァン・ブイテン ルシオ サニョール

         レンジング
【交代】
サニョール → レウ ('68)
ピサロ → ポドルスキー ('68)
サンタクルス → マカーイ ('85)

 出場停止のカーンの代わりは2ndGKのレンジング。どうやらカーン引退後は本格的にレンジングにゴールマウスを託す決断をバイエルン首脳は決断したようだ。ファン・ボンメルの代わりはデミチェリスより若干攻撃的なオットルを起用。守るだけではない、と言うヒッツフェルトのメッセージが感じられる。 


 前半。
 序盤からミランがペースを握る。
 中盤は完全にミランが掌握。ピルロを起点にカカ、セードルフがチャンスメイク。守りでも、バイエルンのサイドアタックをガットゥーゾ+オッド、アンブロジーニ+ヤンクロフスキが潰し決定的な危機を未然に防ぐ。ただ、印象としてはものすごくエネルギッシュに動く反面、この運動量が最後まで続くのか…疑問を感じた。
 一方のバイエルンは、ミランに押し込まれてじっと我慢のサッカー。それでも、オットルがミドルを放つなど、敵陣深くに攻め込めないなりにバイエルンの攻撃プランが見え隠れする。この辺はヒッツフェルトの指示なのだろう。ラームはオッドを、サニョールはカカを見ており、バイエルンのサイド攻撃は殆ど見られず。
 中盤まではしっかりしたサッカーを見せてくれる中、大ブーイングはジラルディーノ。度々訪れるポストプレーの機会で悉くチャンスミス。落とし所が悪く、2列目の飛び出しを作れない。数少ないチャンスもモノにできず、殆ど見せ場も作れないままインザーギと交代させられている。ちなみに、オフサイドでノーゴールになったシーンで、線審に暴言を吐いてイエローカードを頂戴し、次節出場停止。
 得点シーンは前半40分。セットプレーをバイエルンがクリア→オッドがクリアボールを拾う→バイエルンDFがラインを上げる→オッドがアーリークロス→2列目からピルロが飛び出す→ヘディングでゴール!!
 ミランはオフサイドポジションに2人の選手がいたが、プレーには関与していないのでオフサイドはなし。しかしピルロのヘッドは見事で、ループ気味にバイエルンゴールへ。カーンなら弾き出したかも…という邪推は野暮か。

 後半。
 後半10分くらいまではミランが主導権を握るが、やはり懸念された中盤のスタミナが消耗し始めるとともにバイエルンが巻き返しを図る。
 特に見事だったのが、ヒッツフェルトの用兵。カカにかまっていて消耗したサニョールに代えてレウ、今日も殆どボールに絡まなかったポドルスキーに変えてピサロ。この采配がズバリ的中する。
 サニョールから代わったレウが右サイドを突破し、何度もクロスを上げるようになる。この攻撃にミランがクリアで逃げるシーンが多くなり、コーナーを蹴る機会が増えた。セットプレーは背の高いDFがいるバイエルン有利。バイエルンが主導権を握り始める。
 そんな中バイエルンに同点ゴール。
 セットプレーからサリハミジッチがFK→ピサロが頭で落とす→ピサロとマカーイにミランのマーカーが集まりヴァン・ブイテンが一瞬フリーに→ヴァン・ブイテンの左足でゴール!!同点!!ミランは失点を恐れての守備的布陣だったが、セットプレーから失点を喫してしまった。
 84分。ペナルティーエリア内をドリブルで駆け抜けるカカにルシオがスライディング。ボールに行っていたように見えたプレーだが審判はPKの判定。非常に厳しい判定だったが、これをカカが決めてCLゴールランキングトップに躍り出る7点目を叩き出し、ミランが1点リードに代わる。バイエルンは、またロシア人審判に文句をつけそう。
 これで終わると思われたロスタイムにドラマは待っていた。
 ビミョーなジャッジにもめげることなくバイエルンが攻め続ける。
 ロスタイム3分間のまさに3分。ハーグリーブスのロングボール→サンタクルスがつぶれてマーカーを1枚潰す→ピサーロがマーカー3枚をひきつける→またしても、ヴァン・ブイテンが一瞬フリー!!→ヴァン・ブイテンが左足を振りぬく→ニアポストに絞っていたジダのごくごく僅かな隙間を抜いてゴール!!
 なんとなんとロスタイムでバイエルンが得点して2-2の同点に!!ガットゥーゾが主審に3分過ぎてるだろ!!と抗議するがもちろん認められず。そしてそのままタイムアップ。
 意外や意外、2-2と言うスコアは誰が予想しただろうか。ベスト16に続き、またしてもアウェーで2ゴールを得たバイエルンが、やや有利な状況でミュンヘンに凱旋する。


 この試合のポイントは、解説の宮内氏の言うとおり監督の采配にあった。
 特に中盤の運動量が落ちた後半。ミランは早く動くべきだった。グルギュフなど早めに入れるべきだっただろう。アンチェロッティは恐らく先発のメンバーを大いに信用していたと思うのだが、前半のハイペースと後半流れが代わり始めたところで動くべきだった。この辺は腰の重いアンチェロッティには致命傷になった。
 その辺、ヒッツフェルトは老獪と言うべきか、流石だった。動きの鈍ったサニョールの交代と、ポドルスキーは将来を見据えて我慢の起用+ピサロとの交代でピサロに効果的な動きをさせてマーカーをひきつける。この辺は流石だろう。サンタクルスはマカーイのままでも良いだろう、と思っていたが最後につぶれてマーカーをしっかり剥いでいたのでその辺は仕事をしたといえるだろうか。
 いずれにしろ、アウェーゴール2点と言う大きなアドバンテージを手土産にミュンヘンに凱旋する。


意外に点が入ったこの2試合。7ゴールも生まれるとは思わなかった。
今夜はいよいよ、注目の2試合。八百屋は、ローマとマンUの試合を期待。特にゼロトップと言うこれまでに無い戦術をマンUはどのように対処するのか。キブ+メクセスの鉄壁の守備をマンUがどのように崩すのかに期待したい。    
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by R-130 | 2007-04-04 06:58 | ∟UEFA CL 06-07


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