2007年 02月 23日
F1:2/22 バーレーンテスト1日目
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1. フェリペ・マッサ - フェラーリF2007 - 1:31.778(+0.000) - 86周
2. キミ・ライコネン - フェラーリF2007 - 1:31.901(+0.123) - 47周
3. ジェンソン・バトン - Honda RA107 - 1:32.097(+0.319) - 84周
4. ルイス・ハミルトン - マクラーレン・メルセデスMP4-22 - 1:32.194(+0.416) - 82周
5. ペドロ・デ・ラ・ロサ - マクラーレン・メルセデスMP4-22 - 1:32.628(+0.850) - 48周
6. セバスチャン・ベッテル - BMWザウバーF1.07 - 1:32.646(+0.868) - 97周
7. ヤルノ・トゥルーリ - トヨタTF107 - 1:32.784(+1.006) - 34周
8. ニック・ハイドフェルド - BMWザウバーF1.07 - 1:32.815(+1.037) - 49周
9. ルーベンス・バリチェロ - Honda RA107 - 1:32.920(+1.142) - 100周
10. アンソニー・デビッドソン - SUPER AGURI Honda RA106 - 1:33.396(+1.618) - 74周
11. ヘイッキ・コバライネン - ルノーR27 - 1:33.579(+1.801) - 113周
12. ネルソン・ピケJr. - ルノーR27 - 1:33.807(+2.029) - 92周
13. マーク・ウェバー - レッドブル・ルノーRB3 - 1:34.076(+2.298) - 27周
14. デビッド・クルサード - レッドブル・ルノーRB3 - 1:34.594(+2.816) - 30周
15. ラルフ・シューマッハ - トヨタTF107 - 1:35.254(+3.476) - 35周
16. ビタントニオ・リウッツィ - トロ・ロッソ・フェラーリSTR2 - 1:36.345(+4.567) - 25周

* タイムリザルトはルノーより。

(文中のタイムや写真はF1-Live.comを参照)



 ついに開幕前の最後のテスト、シャキールサーキットでのバーレーンテストが始まった。
 日程は第1弾が24日(土)までで、来週の火曜日の28日から第2弾がとり行われる。
 今回は、昨日までバレンシアでテストをしていたウイリアムズとスパイカーを除く9チームが参加している。
 気温23度と言うコンディションは奇しくも去年の開幕戦の予選のコンディションと全く一緒。と、言うことで昨年のQ2のベストタイムを調べてみると…

 F.Alonso  (Renault)  1'31.215

 でした。(^^ゞ
 で、今年はタイヤ性能が大きく後退したにもかかわらず、トップタイムのマッサはコンマ5秒のところにまで迫っているところを見ると…
 今年の開幕戦の予選タイムは昨年を上回ることは間違いないでしょう(^^ゞ
 タイヤ性能の落ち込みは、サーキットの特性が様々だから一概に比較できないものの、BSの関係者曰く「1.5秒から2秒程度の落ち込み」と推測されていた。そのタイムラグが、すでにコンマ5秒のところにまで迫ってきている、しかも予選の本気モードとは思えないラップで。
 FIAがどれだけスピード抑制のために手を打とうと、それをはるかに凌ぐスピードで開発が進んでいるのだから本当にF1はすごい世界である。恐らく、エンジンホモロゲの足枷も、エアロダイナミクスの更なる追求で補われてしまうだろう。

 さて、初日は多くのチームがトラブルに見舞われた模様。
 まず特有の砂漠の砂埃でスピンしたのがベッテル(BMW)。
 さらにトヨタ、Honda Racing F1、マクラーレン、レッドブル、トロ・ロッソの各チームに技術的なトラブルが発生。またBMWザウバーのニック・ハイドフェルドのF1.07にはマシンリアエンドにオイル漏れが起こり、コース上にマシンを止めてコクピットから降りたハイドフェルドが、自らトラブル個所をチェックするという一面もあったようだ。

 さて、殆どトラブルもなく走りきれたフェラーリの1-2の次に、今年初めてと言って良いだろう、HONDAのバトンが3番手につけた。バトンもバリチェロもRA107に対して今のところポジティヴなコメントしか残していないが、このコメントが真意のものかどうかはこの2週間のテストで明らかになるだろう。
 ルノーのタイムが落ち込んでいるのはロングラン重視のテストを行っているから。セットアップ方向のテストはなかった模様でそれは明日以降にとり行われる模様だ。
 しばらくF1ネタを取り上げていなかったので、気になるネタを数点取り上げたい。


■ バレンシアテスト、ウイリアムズは好タイムをマーク
 
 2/19-2/21の日程で、ウイリアムズとスパイカーがバレンシアでテストを行った。前回のバレンシア合同テストのベストタイムは、マクラーレンのハミルトンが出した1分11秒1。今回のウイリアムズは、11秒6までタイムを縮めてきており、間違いなく本家TOYOTAよりはマシンの素性がよさそうである。(ウイリアムズはテストの中で空タンクでのアタックをすることが稀、トヨタが出した11秒2のタイムは空タンクの可能盛大との噂が流布しているので、単純比較できないと思われる)。
 一方のスパイカーはどうやっても13秒台がいいところ。トップチームから2秒落ちは昨年と対して状況が変わらず、今年もテールエンダー争いは間違いないだろう。ただ、信頼性は充分あると言うことなので、レースが荒れに荒れればあわよくば1ポイントくらい…と言う可能性は無くもないかも。


■ RB3が実は"駄っ作"の可能性

 岡部いさくさんの言葉を借りたのに特段の意味は無いが、RB3が"駄っ作"ではないかと言う噂が広まっているそうだ。
 まず、両ドライバーが口にした「決定的なグリップ力の欠如」。このグリップ力の欠如は昨年のHONDA、TOYOTAが最後まで苦しみ改善できなかったことからもわかるように、基本的なマシンコンセプトに問題を抱えていることを意味する。ちょっとやちょっとの改良でグリップ力が向上するとは考えにくく、バルセロナテストで最終日にクルサードがマークしたタイムは、"空タンク"だった可能性が極めて高くなった(って、皆空タンクで走っただろうと思っているだろうけど…)
 また、電気系統に深刻な問題を抱えており、TCSとギアボックスとエンジンブレーキの連動性に大きな問題を抱えているようだ。またシームレスシフトもスムーズに稼動しているとは言いがたく、初期トラブルと言うよりは、マシンそのものにトラブルを抱えてしまっていると言う可能性が高い。
 ニューウィー先生のマシンは、たまーにこのような"外れ"が存在する。つぼにはまれば、他の追随を許さない劇的な速さを披露するが、外せば2流になってしまうことも過去にはあった。ドライバーにも色々な意味で負荷をかける設定が多く、かつてニューウィーのデザインしたマシンをシェイクダウンしたクルサードが「殆ど寝ているようなスタイルでドライブしなければならず、まずはマシンを運転できるようになるのに多くの周回を費やさないと…」と、クルーに漏らした話は有名である。
 RB3が失敗に終わると、元々ルノーエンジン用に作られたRB3を流用したSTR2はさらに駄作である可能性は高い。ニューウィー先生デザインの新車は前途多難のようである。


■ リチャーズ、マクラーレンのBチームになる可能盛大!?

 来期からプロドライブを率いてF1参戦を果たすボスのデイヴィッド・リチャーズは、マクラーレンと接触したのでは、と言う噂が広がっている。またリチャーズは、F1参戦にあたり、マシンをデザインしてマシンを走らせることを否定。カスタマーシャーシとエンジンの供給先を見つけて参戦することを表明している。現に、リチャーズが所有するファクトリーの規模では、F1のマシンをデザインするのは不可能といわれており、また当のリチャーズもマシンを作るような気配は全く見せていないようだ。
 実際消去法で行けば、マクラーレンしか残らないと言うのは以前にもお話したが、ここに来てBMWのマリオ・タイセンが「エンジンは来期以降、2チームに供給する以降がある」と言う話をしたようだ。マシンについては、タイセンがカスタマーシャーシの導入に否定的なスタンスを持っているので"表面上"行わない方針のようだが、こうも付け加えた。

"状況の進展を分析し、それに応じて決める"

つまり、BチームとしてBMWのマシンを走らせる可能性もあると言うことだ。
果たして、リチャーズはどこのメーカー及びチームと手を組むのだろうか?
 
 
 


 
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by R-130 | 2007-02-23 21:28 | ∟F1 2007 Test


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