2007年 02月 01日
サッカー:バイエルン、マガト監督を電撃解任
 冬のマーケットは1/31で幕を閉じる。今年はレアル・マドリーが余剰人員を整理し、若手を青田買いした以外は大きな動きは見られなかった。細かい部分まで目を通せばなかなか良い補強をしたチームもあるが、それがまた機会があったら触れることにしたい。
 それよりも激震が走ったのは、31日の最終日、選手ではなく監督人事の方だった。
 
 バイエルン、マガト監督を電撃解任!!

 朝の出勤前にPCサイトをポチポチやっていたらこれである。ウリ・ヘーネス恐るべしである。
 しかし、今期のバイエルンには確かにチーム力としては未だブンデスリーガ随一であることは認めるが、それでも同情すべき余地が無いわけでもない。箇条書きで提示したい。

・負傷者の多さ
 開幕からこれまで、ざっと有力どころを羅列すると、ハーグリーブス、イスマエル、ルッシオ、ラーム、ダイスラー、…と主力が軒並戦列を離れていた。

・バラックとゼ・ロベルトの抜けた穴の補填が不十分
 バラックの穴は抜けたまま補填することが出来ず、ゼ・ロベルトの後釜として期待されたファン・ボンメルももともとのプレースタイルの違いもあり、補填できたとは言いがたい。トップ下にコンバートを試みたサンタクルスはおよそ機能せず、現在シュバインシュタイガーがコンバートされている状況だ。こちらはまだ一縷の望みがありそうだがそれでもやりくりには非常に苦労したはずだ。

・新戦力、ポドルスキーの不完全燃焼
 W杯の活躍を手土産にケルンから鳴り物入りでやってきたプリンス・ポルディ。しかしW杯で見せたような輝きは影を潜め、現在バイエルンでもFWのファーストチョイスになりきれていない。この辺はある程度計算されて然るべきなのかもしれないが、何せ今年のバイエルンは例年と状況が違い緊急事態。彼に大きな期待が寄せられていただけにその期待を裏切った罪は重いだろう。

 例年にない大きな変動に見舞われたバイエルンが、何とか首位から勝ち点8差の4位にとどまれているのは、ひとえにマガト監督のやりくりの賜物だと思っていた。陣容を大きくいじって降格の危機に瀕しているハンブルグを見れば、いかにスタープレーヤーを揃えていようと、屋台骨が揺らぐとチームが崩壊する危機をはらんでいることが良く分かる。それをまだマイスターシャーレが狙える3位内につけており、離脱組の復帰や、アーヘンで一躍時の人となったFWシュラウドラッフの獲得でこれから巻き返しを叱ろうとする矢先の出来事菜だけに、チーム内外の衝撃は結構大きなものになりそうだ。
 またCLにおいてもイタリアの競合インテルを押さえてグループリーグを首位で折り返した。この辺の功績ももっと評価しても良かったのではないだろうか。
 ウインターブレイク明けもいいところ無く1分1敗の結果が最終的な解任の決定的要因になったそうだが、これだけ我が強いトップチームのシーズン途中での監督交代劇は、マイナスに作用するところも少なくない。

 ちなみに後任は、オットマー・ヒッツフェルト。暫定で半年の契約と言うことだ。が、果たしてヒッツフェルトが就任して事態が好転するのだろうか?
 バイエルンはひょっとすると今後迷走してしまうかも指令。今後のリーガやCLに大きな影響が及ぶのではないか。非常に心配な一件である。
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by R-130 | 2007-02-01 20:35 | ∟Football otherissue


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